自我の基本概念
みなさん、こんにちは。Gallup認定ストレングスコーチの加治です。このポッドキャストは、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を、プロコーチの目線でお伝えしている番組です。
今日のトピックは、ストレングス・ファインダーの資質解説シリーズということで、「自我」という資質について取り扱いたいなと思います。
ストレングス・ファインダーは、アメリカのGallup社が開発した才能の診断ツールになるんですけれども、177個の質問に答えていくことで、自分の才能、つまり強みのもととなる資質をですね、
知ることができるというものになるんですけれども、今日はその中で、自我という資質を取り上げます。
この自我という資質はですね、ストレングス・ファインダーの34ある資質の中でですね、影響力の領域というところに属する資質になっています。
この資質を持つ人っていうのは、自分の存在感を示してですね、他者から認められるっていうことに強い動機を持っているという、そんな資質なんですけれども、
自然に自我を持っている人がやってしまいがちな行動というのは、周囲からの評価とか、注目を得るために積極的に行動するとか、
他者からのフィードバックとか賞賛を、もうまさにモチベーション・エネルギーのもとにするみたいなところだったり、
あとは自分のアイディアとか意見っていうのをすごく積極的に主張して、影響力を発揮しようとするっていうところが自然に出てくる行動としてあったりします。
自我を持っている人が好きなことっていうのは、他者から感謝されたりだとか、成果が認められる、承認される、そういうところにあるんですね。
逆に嫌いなことは、自分の努力が無視されるとか、全然認められないとか、そういうところになってきますね。
自我を持つ人っていうのは、よくこんなセリフを言ったりだとか、あるいは頭の中でこういうことを考えたりするなっていうところで言うと、
もっと私の意見を聞いてほしいとか、評価されるとやる気がつながるなとか、注目される場に立つと力湧いてくるとか、そんなふうに感じたり思ったりするっていうところがあったりします。
この自我という資質を表すキーワードとしては、承認欲求とか存在感とか、フィードバックとかモチベーションとか、そういったものが挙げられるかなというふうに思いますね。
この資質っていうのは当然強みになる一方で、使い方を間違えちゃうとですね、ネガティブに働いちゃうということもあるわけで、
自我の場合はですね、自分が認められたい、承認されたい、そういう思いが強すぎるあまりに、あるネガティブな状況に陥ってしまうということがあったりします。
例えば他者の意見とか感情を軽視する、無視する、強引に言っちゃう、自分の承認を求めて強引にやっちゃうとか、
批判とか無視されるとか、そういうところに対しても過剰に反応するみたいなところが出てしまったりだとか、
チームよりも自分の成果みたいなところを優先しちゃう、そういうところが出てくるとネガティブに採用しちゃってる状態かなというふうに思いますね。
こういうのって自分の存在を、存在感を示したいっていう自我の本能から来るものだったりするので、
ネガティブな側面を意識していくことで強みに転じるための対策を取っていくことが重要かなと思います。
ストリングスファインダーは類似する資質っていうのも多くあるんですけれども、自我っていうのはすごく独自で際立っている資質の一つなんですね。
達成欲と自我って何が違うの?みたいなことを聞かれることもあるんですけれども、達成欲っていうのは
結果とか目標達成に喜びを感じるんですけれども、自我っていうのは周囲から認められること、そこに重きを置いているっていう違いがあったりしますし、
責任感とどう違うんですか?っていうところで言うと、責任感っていうのは約束を守る。もう一度自分がやると決めたとか、はいって言ったみたいなことに対してコミットしてっていう資質なんで、約束を守ることに価値を見出すんですけれども、
自我っていうのはその約束がどのように評価されるかっていうところを意識するっていうところがあるんです。
自我の利点と欠点
なのでこういう違いとかを理解することで自分の資質がどういうふうにユニークなのかみたいなところをさらに深く知ることができるかなというふうに思います。
ではですね、自我という資質を強みてして生かしていくためにはどうすればいいのかというところも考えていきたいんですけれども、
その特性をですねポジティブにやっぱり磨いていくっていうことが非常に大切ですね。
一つはフィードバックを活用するというところです。他社からのフィードバックを積極的に求めていくっていうところですね。
それを成長の糧にしていく。ただ時には批判とかあまり自分が期待するようなフィードバックを得られないということもあると思うんですけれども、
そうした批判だったりっていうのも冷静に受け止める心構え、それをしっかり持つっていうのも重要かなと。
で、もう一つはリーダーシップをどうと発揮していくということです。
自我という強みは、証人を当然求めて動いていくというところがあるわけなんですけれども、
ゆえにですねリーダーシップを非常に取ることがうまいみたいなところもあります。
チームを交付するとかリードする、そういう役割を担っていくっていうのがいいと思います。
自分の影響力を他社のために使っていく、そうすることで信頼をどんどん得ていくことができるかなというふうに思います。
3つ目にですね、注目されることをエネルギーにするというところを意識してやるということですね。
自分が得意な分野みたいなところで成果を上げるというところに集中して、
その過程で得られる証人、自分が得意なところでやるんで当然良いプロセスで結果を出していくとかっていうのもあると思うんですけど、
そういうところで証人を得ながら自分をモチベートしていく、エネルギーに変えていく、そういうのが大事かなというふうに思います。
この自我という資質を持つ人っていうのはですね、自分の影響力で周囲に変化をもたらして、結果として自分も認められたいというところを強く願っているというところがあるわけなんですけれども、
自我を強みに変える方法
その大きな影響を与えることを望んで独立心に富みながら、組織とか周囲の人々に影響を与えるその大きさに基づいてプロジェクトにどんどん優先順位をつけて動いていくというところがあります。
なので重要な人間であるように見られるということに関心を持っていて、終始、自分がかかることによる違いとかそういうのを生み出そうとするというところがあるんですね。
そして結果として他者から認知されることで、証人されてモチベーションが上がっていくというところ。
より多くを求めていくし、より多くのものを生み出そうとするし、賞賛に値するようなことをしようというふうに動いていくんで、
そのためにはですね、他者から重要な人物であるというふうに思われたいというふうに願って、自分のベストを引き出してくれる、進化がわかる、なんかそういう相手聞いてとかパートナーみたいなところを必要とします。
認められて人に話を聞いてもらって評価される、目立つことが好きで優秀な人と付き合うこと、注目とかプレッシャー、そういうのもすら楽しむ、好んでやっていくというところがあるんで、
逆に人の目に入らないとか、無視されるとか、好きなようにできないみたいな状態を嫌っていくっていうところがあるので、そういうところ注意していただくと良いんじゃないかなと思います。
以上ですね、今日は自我という資質についてお話をしていきました。
ストレングスファインダーは、資質一つだけでその人を語ったりレッテルバリするものではないので、資質の組み合わせだとか、34の資質全体のバランスとか、そういったものからその人ならではの強みを見つけていくというものになります。
私は、ギャラップ認定ストレングスコーチとして、才能とか強みを見つけるストレングスコーチングをご提供してますので、ご興味ある方はプロフィール欄をご覧ください。
それでは次回もどうぞお楽しみに。コーチング中毒のカジでした。