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皆さんこんにちは、コーチング中毒パーソナリティーの梶です。このボットキャストは、ビジネスパーソンの皆さんが日々直面する課題やモヤモヤをクリアにするためのヒントを、プロコーチの目線でお伝えしている番組です。
今日のトピックは、誰にも言えない悩みを、なぜコーチになら打ち上げられるのかというテーマについてお話をしたいというふうに思います。
皆さん、誰にも言えない悩みって一つや二つあるかなというふうに思うんですけれども、仕事のことだったり、人間関係とか、将来への不安とか、胸の内にしまっておきたいけど、誰かに話したい、そんなふうに思ったことないでしょうか。
今日は、なぜコーチングの場ならそういった悩みを安心して打ち上げられるのかというその理由についてお話をしていきたいなというふうに思います。
ここで言うコーチングっていうのは、いわゆるプロのコーチ、社外とかの利害関係のないコーチからコーチを受けること、コーチングを受けるということ、そこを指して言っています。
まず考えてみていただきたいんですけれども、普段悩みを誰に相談したりしてますかね。
家族だったり、友人とか知人だったりするでしょうか。
確かに身近な人たちというのは、私たちの支えにもなってくれますし、非常に相談しやすい関係性、近い関係性であったりするっていうのはあると思うんですけれども、
ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんですね。
家族に相談すれば、もしかしたら心配を何かかけてしまうかもしれないとか、友人に話せばその友人との関係が何か変わってしまうかもしれないとか、
職場の知人だったらその情報が広まっていってしまうかもしれないみたいな、既存の人間関係があるからこそ逆に本音を話しづらいということってあると思うんですね。
ここでプロのコーチの出番なわけです。コーチングっていうのは、そういった既存の人間関係から完全に切り離しされたリスクフリーな環境、そこで行うのがベストかなというふうに私は思っています。
まず第一にコーチングは完全な守秘義務が守られているというところですね。プロのコーチには厳格な倫理規定というのがあって、ICFが定めるものがあるんですけれども、そのセッションで話された内容が外部にもらえるということは基本的にはないですし、
この話が職場に知られたらどうしようとか家族に聞かれたら恥ずかしいみたいな、そういう心配というのは一切不要なんですね。
第二にコーチっていうのは完全中立的な立場にいますと、クライアント側の上司でも部下でも家族でも友人でもないと、そういう利害関係のない第三者だからこそ偏見なくクライアントの話を聞くことができるというところがあるんですね。
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しかもここで話したことが既存の関係者に何か影響を与えるという、そういう心配もないというところがあります。
そして第三ですね、コーチングは否定されるということがほぼないというふうに思っていただいてよいかと思います。
それは間違っているとかですね、そんなことを考えるなんておかしいよといった、そういう否定的な反応とかっていうのはコーチングにおいては一切ないので、むしろあなたのですね、考えとか感情を丁寧に聞いてそれを理解しようとするというのがコーチの役割なわけです。
こういう安全な環境でクライアントが普段口に出せないような、そういう本音を語ることができるようになるということなんですね。
そういう環境で話すということをしていくと一体何が起こるかというところなんですけれども、多くの場合ですね、話していくことで頭の中が整理されて新たな気づきというのが生まれていきます。
これをオートクラインというふうに呼ぶんですけれども、コーチはそのプロセスを促進するようなスキルを持っているんですね。オートクラインを起こすような問いかけを行っていくということです。
つまり話しているうちにですね、自分で自分の問題の解決策を見つけ出すということがあるんですね。話していて思いましたとか、話していてちょっと今気づいたんですけどみたいな、そういう反応するクライアントの方って非常に多くて、僕もコーチング提供している中でそうやって言われるとものすごく嬉しいというのがあったりします。
これはオートクラインが非常によく効いているという状態を指します。さらにですね、誰にも言えなかった悩みを吐き出すということはすごく大きなストレスを解消するということにも当然なっていきます。やっと言えたとか、言ってすっきりしたという経験をしたことがある方って、これまでいろんな悩みを抱えて外に出せなかったのを出したときってすごくそういう経験がすっきりしたような経験があるんじゃないかなというふうに思います。
ビジネスパートの皆さんにとってはですね、特に部下を持つ立場のマネージャー層の方々、部下とのワンオンとかで相手の本音を引き出せていますでしょうか。もしかしたらあなたの部下もですね、誰にも言えないような悩みを抱えているかもしれないというふうに思います。
コーチングの場で実践されているような安全で開かれた対話の場を作るというのは、部下との信頼関係を作る上では非常に重要なところではあるもののですね、やはりそこには上司と部下という関係性があって、完全にやっぱりリスクフリーな関係状況というのは作るのは難しいかなというのはあるとは思います。
やはり理想的には社外のコーチングを受ける利害関係のない第三者にリスクフリーな環境でコーチングを受けるというのがベストではありますが、当然会社においてワンオンを導入しているとかそういうところたくさんあるでしょうし、上司と部下でのワンオンというのはあると思うので、その中では上司としてはやはり部下にそれ自体が評価だとかそういったところには使うものではなくて、言ったことはしっかり守るよというところだったり、
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これ自体が部下のための時間であって、成長支援するための時間だから、なるべく自由に本音で話してくれということを言った上でワンオンをやっていく、そういう心掛けをしていくと良いのではないかなというふうに思います。
そして当然ワンオンの中でコーチング的な要素を入れていくのであれば、部下の話を否定したりしないで、まず受け止めて、そして解決策をこっちから押し付けるみたいなことをするのではなくて、部下自身が自分で答えを見つけられるような質問をしていくということですね。
これらの姿勢が必ずビジネスの場面でも良い結果につながっていくようなアプローチになっていくと思いますし、生かしていけるコーチング的な視点かなというふうに思います。
以上、今日は誰にも言えない悩みをなぜコーチなら打ち明けることができるのかというテーマについてお話をしてきました。
コーチという関係性は、第三者のリスクフリーな関係であるときに最も効果を発揮しやすいというところですね。
次回もビジネスパーソンに役立つ情報をお届けしてきますので、どうぞお楽しみに。
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それでは次回のエピソードでまたお会いしましょう。
コーチング中毒のカジでした。