1. ゆうこ|読書ラジオ
  2. 【LIVE】最近読んだ本と手相
2023-11-29 1:01:30

【LIVE】最近読んだ本と手相

#ライブ配信
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00:11
こんばんは、ゆうこです。
昨日、久しぶりにライブやってみたんですけど、
なんかすごい楽しかったので、
今日もやってみようと思ってやってます。
昨日、参加していただいた人に、
たくさん面白い本とか占いのことも教えてもらって、
その紹介してもらった本は、早速Amazonで買ったんですけれど、
占いの話も結構盛り上がってですね。
それで今日は気になって、自分の手相占いをiPhoneのアプリでやってみたんですよね。
AI手相鑑定Libraっていう、Libraで合ってるのかな?アプリなんです。
それで、聞き手はまずどちらですか?という質問があって、
私は聞き手が右手なので、右手の写真を撮るところから始まるんですよね。
聞き手っていうのは、肯定性を占うらしいです。
聞き手じゃない方、私の場合左手なんですけど、
左手は先天性らしいんですよね。
それでそれぞれやってみて、
その手相診断が結果が出るわけですね。
私の場合、
まず右手の肯定性っていうのは、
もう一つ星座も入力するんですよね。
だから手相と星座でその人を占うっていうアプリなんですけど、
私の場合は、星座なので、
右手と左手と星座で占うと、
潜在能力を秘めた聴くばりの達人と出ました。
五角形のレーダーチャートがあって、
リーダーシップ、コミュ力、論理的思考、想像力、空気読み力の五つがあって、
03:07
それぞれ10までスコアがあるのかな。
私の場合はリーダーシップが10、一番高かったですね。
コミュ力が6、論理的思考が7、想像力が6、空気読み力が4。
半分以下。
空気読めない人間なんですね、きっとね。
天様、こんばんはでございます。
ちょっと今日は手相の話をしてます。
私は実は左手が先天性を占うと言われている、
利きとは逆の手である左手はマスカケなんですよね。
マスカケってご存知ですかね。
地平線みたいにピーと一本線入ってるっていう。
これは噂によるとトヨタミヒヨシもこのマスカケの手相を持ってたという、
結構珍しいそうなんです。
昨日のアーカイブ聞き途中だった?
今日は手相なんですね。
そうなんですよ。
天下統一してもらって。
そう、なんかね占いがちょっと今ブームなんですよね、私の中で。
多分すぐこのブーム終わるんですけど。
ちょっと手相。
でも天様もいつもなんかツイッターに楽しいなんか診断やってくれてるから、
それを毎回楽しんでます、実は。
昨日の金色のくだりめっちゃ笑ってました。
マグカップの。
天様忙しいと思うから、来られのいいところでいいですよ。
06:00
でですね。
なんかねやっぱり先天性と後天性でね、全然診断結果が違ってて、
後天性の特徴は誠実なんですって。
サービス精神、旺盛な気配りの達人で、先天性は独立。
頭脳面積で我が道を貫き通す自信家っていうことですね。
しし座の特徴は純粋な心を持つカリスマ、自信あふれるリーダーなので、
私はこの、左手の先天性の独立、我が道を貫き通す自信家、
しし座のカリスマ、自信あふれるリーダーという特徴なんか、
潰すかのように対極である気配りの達人という後天性を身につけたっていう。
ながら劇してますね。癒されておきます。
あ、どうぞどうぞ。
あの適当に喋ってるのかね。
だからきっと、もともと持ってる気質がすごく強かったんでしょうね。
それをなんか調整しようとして、後天性の気配りとかそういうのが発達したんじゃないかななんて思いながら、
この結果を見てましたね。
常に自分は正しいと思っている節がある。
ず、ぐさ。
人から指図されるのは嫌い。
相手の話に耳を傾けるの苦手。
もう泣きそう。
あの、妹のけいこちゃんが知ってる私はこっちなんだと思うんですよね。
そう、我流を通し融通が効かない。
周囲の人から付き合いにくい人だと思われている。
ほんと、あの小学校中学校、高校の時の友人はみんな私のことそう思っていると思いますね。
そう。
で、後天性はというとですね。
あ、切れちゃった。
そう、慎重で常識的な人。
真逆やないかいっていうね。
ん?僕は昔、武将で例えると黒田寛兵衛と言われたので、
09:04
秀吉タイプの裕子さんに左遷される運命だった。
何でしたっけ?黒田寛兵衛って秀吉がなんか牢獄にぶち込んだ人でしたっけ?
V6の岡田くんがね、ぶち込まれたそう。
そうでしたね。
いやでもどっちか言うとね、黒田寛兵衛の方がなんかみんなに好かれてますよね。
秀吉、若い時はどうだったかわかんないけど、
往年の秀吉はもうめちゃくちゃ天上天下唯我独尊みたいなね、そう言われてるから。
私も例えるなら黒田寛兵衛がいいな、秀吉より。
ね。
なんかあの、昨日はね、椎茸心理学っていう占いを見てて、
本当に年に1回あるかないかぐらいですね、占いをしてみるっていうのはね、
すごいこうふとした表紙にこうやってみたくなって、で満足してそっと閉じるっていう。
まあ年末だからそういうことなのかなと思いますけどね。
で、杏・杏はですね、私昨日もちょっと話しましたけど、美容室に行くと出してくれるので杏・杏はそこでバックナンバー3つほど見させてもらったりして、
楽しんでるんですけど。
まず見るのがですね、後ろからめくって、
あの、何ページかな、次の回の紹介の手前パートぐらいにですね、
僕の姉ちゃんっていう増田美里さんの漫画の連載があるんですよね。
私増田美里さん好きなので杏・杏を見るときは真っ先にこの僕の姉ちゃんを開くんですよ。
しっかり者の姉とおっとりタイプの弟、2人暮らしの部屋で今夜も会話が始まりますっていう。
僕の姉ちゃんっていうのは、2人とも社会人なんですけど、姉ちゃんと弟、2人が漫画のね、古山の中にいます。
12:03
この2人しか出てこない。ほぼこの2人が机を挟んで話してるだけの日常漫画なんですけど、面白いんですよ。
設定としては、お父さんとお母さんが、なんだっけな、海外、海外婦人感化してるんですよね。
それで、2人で留守番してるっていう。
で、姉ちゃんはしっかり者なんですけど、結構自由で、私が思う通り生きていくみたいな。
イケメンとかね、可愛い男の子は大好きなんですよ。
で、そんな姉を持つ弟なので、いつも姉の言動に振り回されたり、常に何か姉ちゃんが言うとクエスチョンマークが浮かぶみたいな。
あんたまだ女の子とわかってないね、的な扱いをされる弟なんですよね。
で、これドラマ化もされていて、黒田花ちゃんと杉名洋介くんでドラマやってて、このドラマもめっちゃ好きなんですよ。
インテリアがすごい素敵で、俳優さんもね、2人ともいいし、ドラマも面白いんですよね。
今回の僕の姉ちゃんはですね、タイトル効果、効き目っていう意味の効果ですね。
姉ちゃんが帰ってきて、まずどう?って言うんですよね。
僕が普通ただいまだろ?って言うんですけど、がんむしで変わった?とかって言うんですよ。
でもそうすると完全に姉ちゃんのペースで、僕はかみった?とか言うんですけど、ちげえだろ?みたいな話で。
実は姉ちゃんはピラティス初めて3日目の効果が出てるだろ?っていうのを聞きたかったんですけど、
いやそんなすぐ効果出ないでしょ?みたいな。
ここから姉ちゃんの姉ちゃん節が始まるんです。
人って効果が欲しい生き物なのね?とか。
僕はこういうのにはだいたい学んでるんで、乗っかることに決めてるわけです。
まあ確かにな。
そうすると姉ちゃんがけど?とか言いたいんです。
15:00
ここからいつもの格言みたいなのが出るんですよ。
努力と効果が比例しないこともある。
僕は例えばって聞くんです。
で、ちょっといい感じの後輩くん?好きだった剣道部の先輩に似てる?って言ってみただけでご飯に誘われた。
で僕は、で?本当に似てたの?
本当に似てたの?
で、姉ちゃん、そもそもうち剣道部なかったわ。どうしよう?って。
で、てんてんてんっていう漫画。
まあ姉ちゃんいつもこんな感じなんですよね。
なんか普段のネタを持ち出しておいて、実はその後に自分の言いたい話を言うみたいな。
あとね、姉ちゃんのテクニックがすごいんですよね、いつもね。
簡単にご飯に誘われる術っていうのをね、何通り持ってんだろうっていう人ですね。
で、全然なんか参考になることないんですけど、なんかそれこそ癒されるっていう感じ。
そう、できる方なんですよ。
だから多分この僕の姉ちゃん読んでる人のほとんどが僕視点で見てると思うんですよね、この姉ちゃんをね。
で、はぁーって思ったり、呆れたりね、思ったりするんですけど。
だからタイトルは僕の姉ちゃんなんでしょうね。
はぁーって言われたらそう。
こういうことをね、できる人だったらね、良かったなぁとか思いますよね。
あとはね、今話題の、あの、あやしまりこさんが美女入門って言ってたんですけど、
すごいなぁとね、理事長だっけ?理事長になるって言って、そんなことよくできるなぁと思って見てたら、
すごいなぁって思いましたね。
で、あの、
この方、日大のね、関連で、すごいなぁとね、理事長だっけ?理事長になるって言って、そんなことよくできるなぁと思って見てたら、
パオハラで訴えられる。
だから、その日大問題が出てからもうこの美女入門ちょいちょい読んでるんですけど、
全く日大ネタが出てこなくてですね。
ほぼ、あの、おいしいご飯の話、ダイエットの話、美容の話、で、友達の男の話みたいな。
18:05
こんな人がよく、アメフトのなんか理事長やるって言ったなぁと思って、すごいびっくりしてるんですけど、
逆にこれぐらい大局にある人の方がいいのかなぁなんて思ってたんですけどね。
ちなみに今回の林真梨子さんのエッセイは、彼氏の出現というタイトルでしたね。
すごい、家の近くに安くておいしい鉄板焼きの店を見つけて、秘書と日大の秘書と3人で行ったという。
で、その林真梨子さん自身の秘書と日大の秘書と話した、彼氏の話なのかな。楽しそう。
ところで最近、食欲の秋とか、おしゃれな秋という言葉が主語になっていると思いませんか。
おしゃれな人は一年中おしゃれだし、食べるのが好きな人はずっと食べてる。
確かに。もうSNSがね、こんだけ普及したら、食欲の秋どころじゃないぞうね。食欲のエブリデイですよね。
おしゃれな秋とかじゃないもんな。確かに鋭い。
で、まあこういう個室に行くと、個室は高いねと。鉄板焼きのお店とか。
林真梨子さん、昔ツイッターでフォローしてましたが発想が面白かった印象です。
そうそう。この人ね、面白いんですよね。でね、ずっと変わらないんですよね。
良くも悪くも変わんないから。だからずっとアンガンのエッセイ担当できるんだろうな。
で、個室に入るとすぐ近くで聞こえてくる有名人の噂話。
それを聞いてると、ちょっと自分が陰厳な人間になったみたいで嫌。聞くつもりないな。
そう、恋人同士の体重めぐってのイチャイチャも。
21:02
全部、羨ましく彼氏の出現の話をしてるイチャイチャに聞こえる。
聞かなくてよかったことはこの世にいっぱいある。
確かに。天様も確かに。
本当にね、全部知りたくなっちゃうんだけど聞かなくていいことたくさんあるんですよね。
だいぶ乗ってきましたね。
このまま一人で喋り倒してやろうかなと思いますが。
林真梨子さんに沼ってしまいそうなくらい確かに。
最近はね、山喋り倒しちまいましょう。
任せろ。
最近なんかどんどん配信もなんかなくなってきて、
最近はですね、山内真梨子さんのパリ行ったことないのっていう小説を読みましたね。
ちょっとあらすじを読んでみると、
女性たちの憧れの街、パリ。
ずっとパリに行くことを夢見ていながら臆病させる。
年齢も教具も様々な寸人の女性たちがパリへの思いを通して結びつき、
トーストとして生きることになった。
パリの魅力はどこかで綺麗だった。
子どもも産みたくなって、産みたくなって、
絶対にその美しさを本気に生きることはできる。
その境遇も様々な10人の女性たちがパリへの思いを通して結びつき、やがて思わぬところで開講することに
随一の章篇が花束のように束ねられ、特別な旅へ導かれる大人のおとぎ話
山内真理子さんは、あの子は貴族っていう小説も書かれていて、これは映画化されていたと思いますね
パリ行ったことないのっていうのはですね、えっとさっきも
ラスジに出てたあゆ子が、まあ最初と最後出てくるから
女役なのかなっていう感じで、第一部はあゆ子以外にもですね、パリ行ったことない女の人が出てくるんですよね
それぞれみんな、パリ行ってみようかな、行きたいな、なんですけど
24:09
行かない理由が必ずあるんですよ
それはその人たちにとってはとても重大なことで、そのためにパリ行ってないんだけど
まあバイアスみたいな感じなんですよね、要するに取るに足らない理由とも言えるんですよ
本人にとってはとってもなんか大事なことだったり、大きな壁なんだけど
ちょっと見方を変えたりすると、え、行けんじゃん、みたいな
そんなことに気づいていてですね、あゆ子も含めてみんなが最終的にはパリである
つながりで集合するっていう
面白い、あ、この人はやっぱパリ行ったんだ、みたいな
あ、あの人も結局パリ行ったんだ、みたいな
そういう動機を遮る何かはみんなにありそう、面白そう、そうそうそう
天才もさすが、鋭い、そうなんですよ
パリ行ったことないなんだけど、みんななんかいろいろ、パリ以外でもこういうことあるんですよね、きっとね
なんか、まあ私の場合は転職したいとずっと思ってたんだけど、転職してないのなんですよね
だからその理由ってなんだろうっていうと、私にはすごく重大で結構でかいことなんだけど
これを人に話すと、え、そりゃいいじゃん、みたいになるわけです
そう、それがね、あのパリに置き換えられて話されているっていうことかもしれない
はいはいはい、そうそうそう
この小説はね、読んだほうがいいなとも、理由はもう一個あってですね
話が面白い以外にも、解説をね、カヒミ・カリーさんが書かれてたりするんですよ
あの知っている人は知っているだと思いますけど
カヒミ・カリーさんっていうのはね、もうそれこそあのパリで住まわれている方なんですね
20代後半にパリに移住して、10年住まわれてたそうです
27:00
で、日本に戻って結婚されて、でニューヨークに行ったりね、そう
だからね、そんなカヒミ・カリーさんが解説寄せるほどの小説ってことでね
で、カヒミ・カリーさんの視点で、このパリ行ったことないのに絡めた話をされているっていうのもすごく面白いんですよね
で、カヒミ・カリーさんも子供の頃にパリに憧れて、それで移住されたそうなんですよね
で、パリ行ったことないの側の人じゃなくて、パリ行ったことない私たちが憧れるパリにいる人
ちょっと気になってきたから買ってみようかな
ぜひぜひ
え、でもちょっと待って、待って待って
てんさまがこのパリ行ったことないのっていう小説読んでたら、ちょっとキュンとするかもしれない
待てない
どうぞ、じゃあどうぞ
これね、すごくね、あの心地いい
なんか私もパリ行ったことないのに何言ってんだって感じなんだけど、なんか
フランス映画って独特の雰囲気があるじゃないですか、なんかこう気だるい
で、フランス語自体も
なんていうの、すごくスローモーションの中国語のように聞こえてなんか
音楽聞いてるみたいな感じがするし、そもそも
なんか、ぬるま湯な感じがすごくするんですよね
読んだら僕がキュンしちまいそうだ、しちまえよ
ぬるま湯と
なんかね
感覚としてはね、すごくこう
温度の低い
お風呂のお湯に
甘ったるい白濁の入浴剤入れて
昼間からずっと使ってるみたいな
そんな感覚なんですよね、どんな感覚やね
あざぶじゅばん
ありがとうございます
でもね、なんかあざぶじゅばんね
パリに憧れたことがない人でもきっとこの作品を読んだら登場人物たちに共感するだろう
30:07
フランス語っぽく見える
あざぶじゅばん
エコーかけたほうがいいな
そして読み終わった後また一歩先に踏み出そうという気持ちになるかもしれない
それが世界のどこだとしても
この女性たちがいろんな言い訳を
まあ取っ払って結局パリに行ったように
なんか言い訳を縦にしてやらずにいることをやってみようかなって思える本なんですよね
あとは
今このコロナが明けて
私たちは3年近く不要不急の移動制限っていう期間を味わったわけですよね
それはもうまさに
夜に足らない理由ではなく
行きたくても行けない移動制限だったわけですよね
自分でなんとかできる理由とかではなく
世界中が我慢していたっていう期間を経験したわけですよね
最近ひまりんの国文広一郎さんの
ポッドキャストを聞いていたときに
移動制限をするっていうことを
岸弁っていう哲学者かな
っていうのは人の持つ自由とか人権を奪う行為であるみたいなことを言って
それで炎上したっていう話があったんですけど
移動を制限されるっていうのはさっき黒田岸弁の牢獄ぶち込まれた話を見ましたけど
その行為自体は自由とか人権を奪いかねない行為かもしれないんですよね
国文さんの本一冊だけしか読んだことないけど聞いてみたい
ぜひいい声の人でしたよ
そこかい
だから
そこかい
そうだから
このコロナで移動制限を強いられた私たちが
今読んでみるとまた違った
移住とか移動とか旅行に対する憧れがすごく高まってると思うんですよね
33:05
だから余計に染みる部分があるのかなと思いながら読んだ本でしたね
やっぱり言ったことないの山内まりこさん
とっても素敵な想定で
表紙のイラストにはスノードームかなと思うんですけど
パリのエッフェル塔に雪が降ってるようなそんなイラストが書かれています
ぜひ一冊手元に持っていてほしいなと
そんなおすすめの本でしたね
もう一冊はですね
金原ひとみさんの持たざる者ですね
妻子と離別したグラフィックデザイナーのシュート
シュートのかつての愛人で現在はシンガポールで家庭を営むチズル
チズルの妹で自由奔放に暮らすシングルマザーのエリナ
エリナとイギリスで出会い
駐在院の夫の帰国が決まった明かり
震災、私別、家庭環境の変化
ある日突然日常は歪む
人はそれをいかに受けて生きていくのか
立場の違う4人の葛藤を描くことで
現代社会の風潮を照射した傑作小説ということで
金原ひとみさんの持たざる者は
震災の後のお話なんですね
グラフィックデザイナーのシュートはもしかしたら震災がなければ
放射線の悲惨っていう話がなければ
グラフィックデザイナーの仕事を続けていて
かわいい生まれたばかりの子供と
その妻と離別することはなかったのかもしれない
間接的にシュートの生活を壊したわけですよね
もう子供たちと別れて一人で住みながら
馬鹿高い育費を払っていくシュートは
これまで絶好調だった仕事も手につかなくなっちゃうんですよね
自分がいいと思っていたデザインがいいと思えなくなった
36:02
何を見てもこれでいいと思えなくなった
自信を持って仕事をすることができなくなった
そしてもう仕事を休んでしまいます
もともと住んでいたタワマンにもいられなくなって
六畳一間のアパートに引っ越すんですよね
ここで自分の体調と心身面を整えながら
再帰できる状態へリハビリしているところに
かつての愛人でシンガポールで家庭を営むチズルから連絡が入るですね
そのチズルからご飯行こうよって誘われてですね
ほいほいと言って
あの時こう思ってたんだよみたいな打ち明け話を2人でするんですよ
でもう盛り上がっちゃってやっぱり
そもそももう離婚した直後の仕事も何もない
今の俺にはもう何もないという人のもとに
自分が一番キラキラ輝いていた時の愛人が出てきてご飯誘われたら
もうほいほい言いますよね
でもあの時のあなたは素敵だったとか
今のあなたも素敵よぐらい言われちゃったら
言っちまうだろ?
言っちまうよな?
みこ
気持ちはわかるでしょ
でなぜチズルがね
シンガポールで駐在している旦那を置いて一時帰国した時に
全く連絡とってなかったのになぜ連絡とってきたんだってことですよね
でチズルにもチズルの事情があるんですよ
それが私別なんですけどね
チズルはチズルでいろんな意味でシュートは忘れられなかったわけですね
それはどういう理由だったのかとか
あのここは結構ねえげつない話でしたね
でチズルの妹で自由奔放に暮らすシングルマンさんのイリナ
イリナはですね震災前にシングルマザーになっていて東京で住んでたんですけど
39:01
震災を経て放射性の飛散の話で
日本に入れられないってことでピョーンとイギリスに行っちゃったんですよね
で元旦那はえっと外資系のコンサルティング会社かなんかで働いていてめっちゃリッチなんですよ
だからエリナの生活費もそのイギリスに行くお金もそこのアパートの費用とかもすごいこう助けてくれるので
エリナもある意味自由なんですよね
でずっと自由奔放に育ってきて日本で
でみんながエリナに憧れるわけですよ姉のチズルでさえも
エリナはそういう自分をよくわかっていて自由奔放に生きている自分が周りから憧れられて受け入れられているということもわかっている
自分っていうのは割と唯一無二の存在でみんなは私のようになれない
私はみんなが気にするようなことは全く気にしないみたいな
そういう自我があったんですよね
それがイギリスに行ってしまった途端
イギリスと日本の文化の違いだったり
そのイギリスでいることのマイノリティであるということも相まって
今まで自分の個性だと信じて疑わなかった自分の自由奔放さだったり
誰とも違う私みたいなものがどんどん薄れていって
実はイギリスでは自分はマジョリティで特に特徴のない普通の女なんじゃないかみたいな
どんどん自分の価値みたいなものが下がっていくような感覚を覚えるんですよね
そんなエリナとイギリスでママ友である駐在員のアカリは
夫の駐在についてきてイギリスに行ったんですけれども
英語を覚えることもできず
子供を現地の学校に通わせることもできず
ママ友と楽しく話すこともできず
イギリスの女性っていうのは基本的に働いている人が多い中で
働いてないのって言われるのがめっちゃ辛い
家にこもってサブスクで日本のドラマばっかりを見て
夫の駐在期間の終了を待つ
42:04
日本に帰ってみると夫と駐在しているぐらいなので
夫は経済力ある人なんですよね
夫が実の父親と母親のために建てた2世帯住宅
自分たちがイギリスに駐在している間は
夫の父親と母親だけで住んでいるはずが
なぜか夫の兄夫婦が占領してしまっていたと
兄夫婦は働かず家事をすることもなく
注意が逆転のだらしない生活をしていて
あかりが大事にしていた子供のおもちゃだとか
自分たちの寝室さえも占領されてしまっていて
盛りだくさん、そうでしょ
そういう立場の違う4人の葛藤を描いているわけですね
金原ひとみさんっていうのは
面白いなと思うのは
人って何かの出来事に直面した時に
抱く感情っていうのは一つじゃないと思うんですよ
例えば友達の赤ちゃんを見て
かわいい
羨ましい
よだれが出てて汚い
いろんな感情をその一瞬で人は抱くと思うんですよね
妬みもあるかもしれないし
感動もするかもしれないし
両極端な感情だったとしても
一瞬でそれをこう感じ取ってると思うんですよ
その中で一番強い感情だったり
自分が受け入れられる感情を表現したり
自己認識すると思うんですよね
例えば妬みの感情を受け入れたくないから
感動の感情を受け入れて感動したことにするみたいな
そんな一瞬の感情の収捨選別みたいなことを
人はしてるんじゃないかなと思うんですよね
選ばなかった方の感情っていうのは
消えることはなくて
ずっといるかもしれない
ずっと心とか頭のどこかに残っちゃうんですよね
あの時私寝たましいって思ったなって
見たくない感情ほど
45:02
ここにいるよって存在感示してくるみたい
金原ひとみさんっていうのは
そうやって収捨選別しなかった
捨てたはずの感情
自分がこう
見たくない目を背けたくなる
どちらかというと
ネガティブな感情に
焦点を当てる小説家さんだなと思うんですよ
だからこの設定もね
もしかしたらそれこそ山内真理子さんが
言ったらハッピーエンドになるかもしれない
だけど金原ひとみさんはそれを許さない
自分が選んだ感情で心地いい感情じゃなくて
捨てた方の
実はそっちが本当なんじゃないのっていう方に目を向けて
そこに真っ向から向かっていく物語を書かれるので
何それ面白い分析だ
ライブだからねもう言いたい放題ですよ
それがこのあらすじに書いてある
現代社会の風潮を照射した傑作小説
ごめんなさいねコメント荒ぶりまくって
ありがとう
お姉さん忙しいのにずっと相手してくれててありがとね本当に
人にはいろんな出来事が起きるわけですよね
震災に直面したり
家族との私別家庭環境の変化
これって誰にも起きることでそこから
光の部分に光の感情に
もしくは可能性に焦点を当てて
ストーリーにしていくそういうこともあれば
そうではない部分に焦点を当ててストーリーにする
二極じゃないと思うんですけど金原ひとみさんの場合は
後者のアプローチを取られたのかなと思います
だからこそ真理を突かれているようで
実はそうなんだよなってやっぱり思わざるを得ない
否定したくてもしきれないものがここには書いてあるんだなと
48:01
今すら暇なんていない
良いこと言って
そうだから悪意もあるし
妬みとか尊みとか
憎いとか呪いのようなものが書いてあるんだけど
散々読んでやっぱり思ったのは
これが人だよなってやっぱり思うんですよね
良いことばっかりじゃない
こういうこともなんていうか
そうねそれも含めて人だし
そういうことも抱きしめて生きていくんだろうなって
平野圭一郎さんが文人主義の中でそんなこと言ってましたね
せいだく問わず処理しきれる大人になりたいなって思えてくるな
そうですねそうそう
いろいろあるからね
とにかくなんでもこう
来るもの来いってことですね
雑食でねなんでも咀嚼してみるとかね
私の場合はそういう時は必ず海にたどいてしまうんですけど
海ってこう入ってみるとすごい透き通ってきれいな部分もあるし
砂が舞ってドロドロの部分もあるし
水温もね海面に近いところは夏は暖かいけど
下に潜っていくとすごく寒かったりするんですよね
それでもこう自分の体を動かしていると水温も混ざり合っていったり
泳いでいくうちに透き通った場所に出たりとか
いろんな体験をするんですよね海ってね
そんな風に私はたどいてしまう
さんさんこんばんは
天様なるほど
さんさん
昨日も来ていただいていたような気がしますありがとうございます
51:07
今日はあの
手相の話と
最近読んだ山内まりこさんのパリ行ったことないのっていう話と
金原ひとみさんの持たざる者のお話をしてました
ちょうど話し終わってしまった
さんさん昨日もねちょうど終わりのところで来ていただいて
毎回申し訳ないなぁと思う気持ちがあります
あともうすぐ1時間なのでね
あと5分ぐらい話して終わろうかなと思っていたところでした
でまぁその2冊が読み終わってですね今読んでるのは
君のお金は誰のためっていう田内真奈子さんの
本ですね
さんさん金原ひとみさん読んだことないので読んでみます
インスタさっと拝見しました
ジェーンスーさん入ってておおーと思いました
インスタ見ていただいたんですねありがとうございます
さんさんもジェーンスーさん好きなんですか
そうですねインスタにも君のお金は誰のためっていう
投稿も上げたかなと思うんですけど
やっぱりあのライフステージが変わっていくもしくは
変わりかけている時にお金の不安っていうのがどうしても
大人になればなるほど付きまとってきて
それこそさっきのパリ行ったことないので話したような
自分の足枷になることもあるんですよね
さんさんスーさんとブレイディみかこさん好きです
あーそうなんですね
ブレイディみかこさん私ね2冊持ってるんだけどまだ読めてないな
スーさんの本はね結構読んでて
ポッドキャストもたまに聞いてますね
54:02
貴様いつまで女子でいるつもりだ問題
あれでファンになった気がする
お金に関する学びっていうのをここで深めたいなと思って
結構その子供向けの本かもしれないんですけどね
学校では教えてくれないお金と社会の本質がわかるという本をね今
どれぐらいだろう5分の1ぐらい読んだところかな
これ物語調になっていて
主役の主人公の僕と一緒に読者が
お金の本質を学んでいけるっていうそんな本ですね
だからすごく読みやすいしですね
自分ごととして読んでいけるような仕掛けの本だなと思います
田内学さんっていう方は東京大学の工学部を卒業されて
大学院も修了過程まで行かれて
その後ゴールドマンサックスに入社すげーな
で2019年に退職して
執筆活動を始められたっていうことですね
ドラゴン桜2も監修協力されたそうですよ
ふむふむ
でこの君のお金は誰のためっていう
本読みまーすみたいな投稿をねインスタでしたら
田内さんにいいねってされてめっちゃビビりましたね
最近はXもインスタもなんか本人が結構見てるから
なんかびっくりしますね
小説家さんとかも結構ねすぐあのいいね結構くれるんですよね
だから古内和泉さんだったかな
マカンマランの小説読みました的な投稿したら
いいねって言ってフォローされるっていう
もう震えがきましたね私
みんなのメンタールームっていう野村さんしたらさんのポッドキャストよく聞いてるんですけど
57:09
さんさん僕もスーさんにコメントもらったりしてビビりましたすごい
コメントもらうってやばいですね
これは本人なのかなとかすごい思っちゃいますよね
いいな私もスーさんにコメントもらいたいな
ね野村さんしたらさんのポッドキャストのみんなのメンタールームのめっちゃ面白い回があって
それをXでなんかつぶやいたらリツイートかなんかしてくれたのかな
ちょっと感動しましたね届くんだと思ってね
昨日ライブに参加していただいてた大好きさんがバーミアンかな
ポテトが少ない問題の話されていて
それもXで一生懸命つぶやいて社長の目に留まるのを期待してるって言ってて
今本当にダイレクトにその当事者の人とつながれちゃうからすごい世界ですよね
だからやっぱちゃんと投稿するときはちゃんとした内容にしなきゃいけないなぁなんて思いましたね
私は基本的には批判とか批評みたいなことはしなくて
割と当たり障りのない感想を投稿する
感想とかね本とか番組の感想はそういう当たり障りのない内容にしてるんですけど
ちょっとあんまり鋭いこととか言わない方がいいんだなぁなんて改めて思ったりしましたね
傷つけますからね
書いてる人も人ですからねなって
やっぱ見てるんだと思いましたね
ということでそろそろ1時間なのでこの辺で終わりにしようかなと思います
さんさんね昨日も来ていただいて
今日もありがとうございます
ライブほとんどやらなかったんですけど
やったら結構聞きに来てくれるので楽しくてちょっとやってみてます
1:00:05
天様お疲れ様ですありがとうございましたいやこちらこそです
本当にずっと付き合ってもらってすいません黒田官兵衛のあたりからね
さんさんいやいやありがとうございましたありがとうございました
天様来ますよ
天様忙しいからなぁ
いろんなことをしてるからね
インスタとかでね活動楽しみにしてますよ
ということで
1時間今日もライブやってみました
また時間があるときはちょっとやってみようかなと思っているので
聞きに来てもらえたら嬉しいです
さんさん天様ありがとうございました
他にあの聞いていただけた人がいたらありがとうございます
ということでこの辺で終わりにしたいと思います
ではでは
01:01:30

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