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2024-05-06 13:31

読書ラジオ『自分とか、ないから。』しんめいP

いつも聴いていただきありがとうございます。

⭐︎本紹介
自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 (サンクチュアリ出版) https://amzn.asia/d/j099OKW
(配信の冒頭部分は本の説明文・あらすじを読み上げています。)

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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、しんめいPさんの、自分とかないから、教養としての東洋哲学という本について話してみようと思います。
発売たちまち十半。ぶっ飛んでるのになぜか論理的、生きづらさがマシになるかもしれない。それが東洋哲学。
人生でやりたいことって何だろう?本当の自分って何だろう?そんな全自分迷子に送る衝撃の哲学本がここに誕生。
全ての答えは東洋哲学にあった。東洋の哲学者たちはとにかくみんなキャラが濃くてバグってる。
でも、そんな彼らの教えは、どう生きればいいかという人類普遍の悩みを打破する考え方をぶっ飛んだ方法で、しかも論理的に導いてくれる。
無我、空、他我、善、他力、密教。知れば知るほど、この世界や自分の見え方が変わってしまうのが東洋哲学の面白さ。
本書では、インド、中国、日本からブッダ、リュウジュ、ロウシ、ソウシ、ダルマ太子、神蘭、空海、7人の哲学者たちの教えをご紹介。
あなたの悩みにあったお気に入りの哲学者がきっと見つかるはずということで。
東洋哲学の概念とかキーワードごとに、7人の賢人がね、生きづらさ、どう生きればいいのかという人類普遍の悩みに対して答えのようなものを示してくれているというのを、
かなり現代語訳にポップに説明した本ということですね。
自分探し、まさかの答えということで。
新名Pさんについてもちょっと説明しておいたほうがいいかなと思いますが、
新名Pさんは大阪府出身、東京大学法学部卒業。大手IT企業に入社し、海外事業で世界中飛び回るも。
仕事ができないことがバレてひそやかに退職。
鹿児島県にある島に移住して教育事業をするも、仕事ができないことがバレて滑らかに退職。
一発逆転を狙って芸人としてR-1グランプリ優勝を目指すも一回戦で敗退し引退無職に。
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引きこもって布団の中にいたときに東洋哲学に出会い衝撃を受ける。
その時の心情を綴ったノート。東洋哲学50冊読んだら本当の自分とかどうでもよくなった話が少し話題になり、なぜか出版できることになり今に至る。
ちょっと面白おかしく書いてますけど、かなり笑えない経歴ですよね。
東大卒業してもうたぶんなりものりで入社して即戦力だぐらいで海外事業で世界中飛び回っていたのに、仕事ができないで退職。
起業しても仕事ができないで退職。
なぜか芸人としてR1グランプリ目指すも一回戦敗退、引退無職。
引きこもって布団の中にいるっていうかなり切実ですよね。
そんな中出会ったのが東洋哲学で本当の自分とかどうでもよくなった話ということで。
自分とかないからっていう。
自分探しとかやってるけど自分とかないからっていう。
自分に言ってるのか同じ悩みを持つみんなに言ってるのか。
そんな投げかけをしている本ですね。
東洋哲学の7人の賢人とその概念について、かなりポップにわかりやすく新米Pさんの解釈をタブに入れて面白おかしく説明してくれている本ということね。
私はこういう、そもそも東洋哲学とか西洋哲学とか興味あってちょこちょこ勉強してたり。
このおかしく言ってるっていうのがすごくいいですね。
真剣に考えてるだけバカバカしくなってくるみたいなね。
世の中って基本的にそんなもんだろうってどっかで思っているので、こういう本は大好きです。
7人の賢人出てきますけれども、ブッダは皆さんご存知のあの人ですね。
いろんなところで大仏になっている人ですね。
ムガという概念について語っていて、これこそが自分なんてないということですね。
ブッダの生い立ちからなぜムガの境地に至ったのかみたいなことを書いてありますね。
続いて出てきたのがリュウジュですね。
リュウジュの章では空と書いて空について語られています。
この世はフィクションであると。
フィクションであると捉えると、悩んでるバカらしくね?みたいな。
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そんなことで書いてありますね。
このリュウジュっていう人は私知らなかったですね。
そしてシンメイBさんによるとこのリュウジュはですね、かなりの論破大好き人間ということで、インドのヒロユキというふうに書いてあって。
この章が一番面白かったな、この本の中で。
続いて3章ではタオ、道について書いてありますね。
ありのままが最強ということで。
老死と早死について書いてあります。
続いて4章については禅ですね。
ここではダルマ大師のことが書いてあって、言葉はいらねえですね。
このダルマ大師の章もめっちゃ面白かったですね。
言葉はいらねえってね、何も言えねえ、言葉はいらねえ、説明できないみたいなね。
この人の前でその禅の考えを貫き通すダルマ大師ってことで、これめっちゃ面白かったです。
続いて第5章、たりき。
ダメな奴ほど救われる神蘭ですね。
諦めると空がやってくる神蘭、ダメ人間を清めるってことで。
面白い。
第6章は密教ですね。
欲があってもよし、これはもう空海。
空海は陽キャ、密教は超ポジティブ、悟ったらみんな一生と書いてあって。
空海はあの、あれですよね、この前漫画の阿雲についても話しましたけど、
空海って日本が生んだ超天才の一人っていうことでね。
密教ってめちゃくちゃ難しいらしいんですよ。
で、かなり危険な教えなんで、限られた人にしか密教って送伝されないらしいんですけれども。
空海はその密教を伝説によると、1日?3日ぐらいで全て得得してしまったという。
本当かどうかわかんないですけどね。
みんな天才ですよね。
こんな悟りを開いたりした人たちばっかりなんで天才なんですけど、
それを新明Pさんが面白おかしくいじってるんですよね。
だるま大師の回なんてかなりいじっててね、面白おかしく話してるんですけど、
だからこそ表題作になってる。表題もなってますけども、
自分とかないからとかね、自分探しとかもやるだけ馬鹿らしくねみたいな。
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人生ってそもそも難しいが基本だからみたいな。
真面目に向き合うだけなんか無駄じゃねみたいな。
そんな脱力っていうんですかね、かなり脱力系な東洋哲学の本だったなと思いますね。
この本を読むに至ったのはですね、メディアヌップの佐々木レさんが読みますって言ってて、
じゃあ私も読もうと思ったんですけど、やっぱりなんというか、
東洋哲学っていかにして自分がこの生きづらさから解放されるのかみたいな、
究極的に追求した考え方なんですよね。
だから人間関係だとか、ほとんど人間の悩みは人間関係に尽きるなんて言いますけれども、
貧困だったりね、自己実現とか、いろんな悩みがありますけれども、
どうやったらそこが解放されるのかっていうのをいろんな角度で考えたり、
あとは修行という形ですね、どういう痛みを乗り越えたらとか、
どういう苦しみを乗り越えたら真の苦しみから逃れられる、解脱できるのかみたいなことをね、
本当に真剣にやった人たち、東洋哲学の2000年以上の歴史があるわけですよね。
仏教っていうと、なんかね、今の良くないニュースとかがあるから、
宗教っていうとね、全てなんていうか、あんまりイメージないんですけど、
学問なんですよね、東洋哲学って特に。
昔の偉いおっちゃんたちが私たちが悩んでるようなことでも、めちゃくちゃ真剣に悩んでて、
そこから解放される方法を考えに考え抜いたものが、東洋哲学、仏教だったりするわけなんで、
それを学問として学ぶっていうのはですね、結構私はいいことなんじゃないかなと思っていて、
ただ、どうしても難しいので、それはそうですよね、
もう数限られた人しか悟りを開くことができないような難しいことをどうやって人に伝えていくか、
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考え抜いた中で編み出された経典だったりの言葉ってめちゃくちゃ難しいんですよね。
読んでみる価値ありだと思いますね。
自分探しとかね、自分って何なんだろうとか、
なんでこんな生きづらいんだろうとかね、思ってる人、
自分を探してみる価値ありだと思います。
自分探しとかね、自分って何なんだろうとか、
なんでこんな生きづらいんだろうとかね、思ってる人、
自分とかないから、考える前にちょっとこれ読んでみようよっていう本でしたね。
私はすごく面白くて、7人の賢人がいるのでね、
どっかに1人ぐらいはね、この考え方いいなって人が見つかるんじゃないかなって思います。
ということで、今日は自分とかないから、新銘Pさんの本について話してみました。
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。
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