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今日も一日ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者がNFTやWEB3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日もいきなり本題に入るんですけども、今日は建築×ファンビジネス、そこにNFTを持ってくると、みたいな、そんな話をしたいなと思います。
メインは建築×ファンビジネス、ファンみたいな、そんな話ができたらなと思っています。
突然ですけども、ちょっと今から問いかけをします。
例えばですけども、東京スカイツリーですね。東京に住んでいる人だったら、誰もが知っている東京スカイツリー、あれ誰が作ったかって知ってる人いますかね。
東京スカイツリー、あれを誰が建てたかですね。当然、どっかの建設会社が建てたんだなっていうのは、想像つくと思うんですけども、その建設会社の名前言えますかね。
あとは、大阪で言うと、アベノハルカスっていう高いビルがあるんですけども、ホテルとか商業施設とかが入っているビルがあるんですけども、あれ誰が作ったか、どの建設会社が作ったかってわかりますかね。
それら答えられる人ってほぼいないと思うんですね。正解は、東京スカイツリーであれば大林組という建設会社が作ったものになります。
大阪のアベノハルカスというビルは、竹中公務店という建設会社が作ったものになります。
この会社の名前すら聞いたことない人っていうのが割と多くなのかなと思います。
他の例で見てみますと、例えば車のプリウス、有名ですよね。車の種類ですね。プリウスっていう、これは製品名ですよね。プリウスっていう名前の車。
これどこが作ったか、どこの車メーカーが作ったかってわかりますかね。正解はトヨタですよね。
もうちょっと言うと、お菓子のじゃがりこ。じゃがりこは私好きなんですけども、じゃがりこはどこのお菓子メーカーが作っているかわかりますかね。正解はカルビーです。
もう一つ言うと、例えばビールのスーパードライ。スーパードライはどこの飲料メーカーが作っているかわかりますかね。答えはアサヒですね。
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今の感じでプリウス、トヨタ、じゃがりこ、カルビー、スーパードライ、アサヒ、それらが結びついた人ってどれくらいいますかね。
全問正解はできる人は少ないかと思うんですけども、今3問中、1、2問くらいは正解できたっていう人はそこそこいるんではないかなと思います。
っていう風に、割と有名な製品とか食べ物とか商品ですね。っていうのは、割と高い確率でそれを作った人っていうのが、我々消費者にもひも付いているんですよね。
プリウスを作った人はトヨタという会社だとか、じゃがりこを作っているのはカルビーという会社だとか、そういうのがひも付いているわけです。
なので、基本的にはプリウスファンの人はトヨタファンなわけですよね。じゃがりこファンの人はカルビーファンだし、スーパードライファンの人はアサヒファンだし、っていうのがちょっとこじつけかもしれないですけど、少なからずそういった面があります。
じゃあ一方で一番最初に出した事例ですね。スカイツリー、東京スカイツリー好きな人って、そこそこいると思うんですよね。好きな人とか、特別好きっていう人はなかなかいないと思うんですけども、見ててうわ高えぇなとか、あの建物すげぇなとか、で実際登ってみてなんかいいなとかっていう風に、東京スカイツリーを好きになる人っていうのは当然結構な数いると思います。
ただそれにもかかわらず、その人たちはそれを作った人が誰かっていうのは知らないんですよね。で、先ほど言った通り大林組という建設会社が作ったんですけども、そのことはほぼ誰も知らない。
安倍の遥かす、大阪の高いビルなんですけども、安倍の遥かすに行ってお買い物して楽しんで、上の展望台とか行って楽しんで、安倍の遥かすすげぇなとか、あそこは楽しいとこだよねみたいな感じで、安倍の遥かす好きな人っていうのはそこそこいるかと思います。
でもそれを作った人は、作った人が誰かっていうのは知ってる人はもうほぼいないっていう風な感じで、建設会社っていうのは自分は当然商品を、建物という商品を作るんですけども、で、その建物を好きになってくれる人は当然いるんですけども、それと自分たちの会社っていうのを全く紐付けられてない業種であるんですね。
そこが割と課題、課題というか建設会社が持っている大きな課題の一つなんじゃないかなと私は思っています。
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ここでその課題に対して解決する一つの策としてファンを作るっていうのが一つあるかなと思います。
先ほども言っていましたけど、プリウスファンイコールトヨタファンみたいなそんな関係を作るみたいなことですね。
要はその建物のファンっていうのはいるんですけども、そこに紐付いた建設会社のファンっていうのは当然いないわけです。
そこをうまく結びつけてファンを作ってあげる行為っていうのが今後の建設業に対して重要なんじゃないかなと思っています。
もう一個違った側面で建設業に建設会社にファンができない理由っていうのが一つあるかなと思っています。
それは建設現場のマイナスイメージっていうのがあるかなと思います。
皆さん建設現場ってどういう印象をお持ちでしょうか。
見たことある人いると思うんですけども、街中で白い壁に覆われて、
白い壁の中からドゥドゥドゥドゥみたいな大きな音とかガンガンガンみたいな大きな音が鳴っていたり、
あとはその白い壁の一部分が出入り口になっていて、そこから工事をしている車が出入りすると。
その車もなんか汚ねえなみたいな、そんな車が出入りしていると。
音も立てているみたいな、そんなイメージがあるんじゃないかなと、一般の人に対してはあるんじゃないかなと思っています。
一方でその建物が出来上がった後はどうなのかというと、先ほど出した東京スカイツリーとか阿部のハルカスみたいに、
出来上がった後はなんかでかいなとか、施設内を利用して楽しいなとか、出来上がった建物に対してはプラスな印象を持つと思う反面、
出来上がる前の工事中の風景というのはマイナスの印象を持つ人が多いかと思います。
そこが建設業にファンがつきにくい理由の一つかなと思っています。
ちょっと話が戻るんですけども、それを解決するのは建設業にファンをつけることかなと私は思っています。
じゃあどうやってファンをつけるのかというと、何回か前の放送でも話したんですけども、
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建設のプロセスを公開するという手法を取ることで、建設業だったり建物だったり建設会社のファンを作れるのではないかと朧げながら思っています。
具体的に一つ挙げると、先日の放送でも挙げたように建設途中の工事現場の写真を撮って、その写真をNFTとして販売するというのはちょっと安直な意見かもしれないですけども、一つあるのかなと思います。
前日の放送でも例に出した清水建設という建設会社がやっている現場図鑑というインスタグラム。
あれは割と上手いやり方で、建設現場を写真家さんに切り取ってもらって、それを公表することによって建設現場の中を知ってもらって、
その中はすごく美しいところなんだというイメージを持ってもらって、建設会社であったり建設現場であったり、建設物のファンになってもらうような要素が少なからずあるんだろうなと思います。
それをNFTと絡めてやれば、もっと強固なファンコミュニティみたいなのが出来上がるのではないかなと思っています。
当然、NFTを持ったユーティリティとしましては、そういうコミュニティが出来上がるという側面も一つありますし、
その施設、建物が出来上がった後に、建物の施設を優先的に優遇して利用できるような権利を付与するというのもユーティリティの一つかなと思います。
そういった形で建設プロセスを第三者に切り取ってもらって、それをNFTとして販売することで、そのNFTの購入者のファンコミュニティを作り上げるみたいなのは、
まだ空想の意気を出しないですけれども、すごい可能性があることかなと思っています。
それによって、プリウスならトヨタみたいな感じで、東京スカイツリーなら大林組、阿部のハルカスなら竹中公務店みたいな感じで、
建物と施工者、もしくは設計者がユーザーにとって紐づくような関係で存在しているみたいな世界が出来上がるのかなと思っています。
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それによって建物の価値というのも、建物が持つ価値というのがファンコミュニティ分付加されて、
より価値の高い高付加価値な建物を我々建設業者が提供できるみたいな流れにつながれば良いのかなと思っています。
ちょっと分かりづらい話だったかと思いますが、今日は建築×ファン、それにNFTを活用するみたいな話をしてみました。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それでは今日はおしまいにしたいと思います。お疲れ様でした。
またね。バイバイ。