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2023-02-27 13:55

#010 建設業×プロセスエコノミー(中編)


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今日も一日、ありがとうございました。この放送は、NFTにハマった建築設計者が、NFTやWeb3、ドキドキ建築の話をする放送です。
今日は先週の金曜日の放送に引き続いて、建設業×プロセスエコノミーという話をしようと思います。
おそらく後半になって、マニュアル構成で、今日で話が終わるかなと思います。
早速、本題に移るわけですけれども、先週の金曜日に放送した内容では、建設業×プロセスエコノミーの要素というか、考えられるポイントとしては4つあるとお話しました。
それ以上あるかと思うんですけど、その時は4つ目です。
1つ目は図面がプロセスエコノミーにマルタイズできるのではないかという点。
2つ目が図面の進化系なんですけども、建物の3次元モデルというのも使えるんじゃないかという話。
3つ目が建設現場を何かしらの形でマルタイズできないのかというお話。
4つ目は少し抽象的になるんですけども、建物が設計してから建築現場で作る長いプロセスを使ってマルタイズできないかという4つのポイントを紹介しました。
そのうち、最初の①と②、図面と3次元モデルについては前回金曜日の放送になりますので、興味ある方はそちらを聞いていただけたらと思います。
今日の放送では③と④について詳しく説明したいなと思っています。
まず③の建設現場をマルタイズポイントにするというのはどういうことかというと、1つあるのが建設現場で建物が出来上がるプロセスを時間ごとに切り取って、
例えば写真なんかで収めて、その出来上がる過程を収めたものを何かしらの方法で配布する、売るといったことが考えられるなと思います。
そこでうまくやっているのが、今実例としてあるんですけども、建設会社の清水建設という会社がやっている
現場図鑑というインスタグラムがあります。これを聞いている皆さんもインスタグラムをやっている人がいれば現場図鑑で調べてみると出てくるかなと思います。
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それ現場図鑑では何をしているかというと、建設現場にプロの写真家さん、プロかどうか分からないんですけども、一応名乗せれた写真家さんを建設現場に入れて、写真家さんに写真をパシャパシャ撮ってもらって、それで1日1枚ぐらいですかね、建設現場の写真をアップしてもらうということをやっています。
それで何が良いかというと、まず写真家さんが撮る写真ですので、画角ですとか絵の切り口とかいうのがすごい素晴らしくて、一つの写真、一つのアート作品として見ても素晴らしいものだと思います。
またそこに建設現場、建物が出来上がる過程であったり、時には実際に作業している作業員さんが写っていたりするんですけども、作業員さんの姿であったりが映り込むことによって、建設現場の中身というのを知ることができます。
そこにも非常にすごい価値があるなと思っています。
私は建設業の仲の人なので、あまり同じ気持ちとしては見れないんですけども、建設現場って白い壁に囲まれているイメージがあるかなと思います。一般の人が見ると。
その白い壁の中では何が起こっているのか見えないんですよね。
何かガガガガガとか音がしたり、うるさかったり。
時には砂埃が飛んでいたりとか汚いなとかいうイメージがあって、大きい工事の車がすごい出入りしたりとか、そういった感じであまりプラスのイメージを持つことは少なくて、
一般の方からするとマイナスのイメージが多いのではないかと予想しています。
そんなところ、そういう現場図みたいなインスタグラムがあると、実は建設現場の中身というのが、こういう世界が広がっていたのか、実は綺麗な場所だったのか。
あとは、作業人さんがアースミューズを新しく一生懸命作っていたなと、そういった内面が見えるので、建設業の魅力アップにもつながるのかなと思っています。
そのあたりの切り口で、直接マネタイズできるかは分からないんですけども、間接的にマネタイズできるポイントがないのかなと考えています。
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それをやると何がいいか、あともう一つマネタイズポイントとはちょっと別の話なんですけども、これをやるといいことがもう一つありまして、
実際に作業をする人に対してもいいことがあるんです。
これ建設現場を公開するということなんですけども、それは何をやっているかというと、建設現場に第三者を入れるということになるんですね。
その第三者が建設現場を公開することになるんですけども、第三者を入れることによって建設現場はきれいになるというか、ちゃんと仕事をしなきゃいけないという監視にもなると思います。
当然、どんな仕事でも仕事が他の人から見られているのと全く見られずに仕事をするのとではちょっと緊張感が違ってくるのかなというのは確かに誰しもあるかなと思います。
途中で途切れてしまって申し訳ないんですけども、建設現場に第三者を入れることで建設現場の緊張感が生まれて、
より良いものを作ることにつながりますし、より安全に災害なくものを作ることにもつながるかなと思います。そういった良い面もあるかなと思います。
今言ったのは、新水建設という会社がやっている現場図鑑というインスタグラムまで上げたんですけども、それと同じようなことが建設現場においてできるのではと思っています。
そこには当然お金的な価値を生む場合もあるけど、建設の魅力をアップするみたいな、そういった価値を生むことが大事だと思っています。これが③の建設現場的なプロセスエコノミーになります。
次、④の建設ができるまでの長いプロセスを使って何かをマネタイズするというのは、これは例えば西の方がよくやられているように舞台とかを作っている途中で、
その製作過程を売り出して舞台の製作資金にするというやり方を簡単にマネできるものではないと思うんですけど、マネするようなものになります。
例えば先日西野さんが新しい舞台を今企画しているんですけども、それの予算会議というのを一般に公開して、そこでその視聴資金ですね、見るための費用というのを視聴者に確か500円だったと思うんですけども、
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一人500円払って2000人ぐらいの人が見て100万円の収益を上げるみたいなことをやっていました。これと同じようなことが建築の場でのプロセスでもできないかなと思っています。
例えば建築の、それができるのはおそらく有名な、本当に町のランドマークとなるような有名な建物であればそれができるのかなと思います。
例えば、東京スカイツリーとかはもう東京に住んでる人なら誰でも知ってますし、日本人で見ても知らない人は少ないぐらいの注目、国民的な建物になるかなと思います。
例えばそれの東京スカイツリープロジェクトの建築が始まります。ただいま設計中ですみたいな段階で、これの設計段階の会議を公開しますとか言ったらおそらく1000人ぐらいの人は集まるんじゃないかなと思います。
それで地震の参考値で言うと500円、集めると50万円が集まる。その資金で伸びた社員を支援するみたいなことができるかなと思います。
あとは、よく公共の建物なんかでは、最近やられてるんですけども、根底をして設計者・施工者を決めるというのがよくあります。
例えば、私は兵庫県に住んでるんですけども、兵庫県庁を建て替えます。その建て替える新しい県庁の設計者を決めますみたいなコンペがあった場合、
当然、何組か設計事務所が応募して、各オノマで素晴らしい提案をする。最後は審査会みたいなのをするんですけども、それぞれにプレゼンしてもらって審査員がいて、審査員。
こういった場も、ちょっと有料で公開するというのは何かありのような気がします。一部は今、そういうコンペの無料で公開するという事例はありましたけども、そこすらもお金を取ってもいいんじゃないかなと思っています。
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みたいな感じで、建築の設計であったり施工であったりの長いプロセスの中で、そこを切り取って公開することでお金を得るということは何かできそうな気がしています。
ということで、本日は03と04、建設現場をプロセスエコノミーにすると、建設の長いプロセス、製作プロセスをプロセスエコノミーにするというような説明をさせていただきました。
という感じで、しゃべってみれば見るほど、いろんなところにお金を稼ぐ方法がつながってあるなというふうに感じます。
これはすなわち、建物を建てる資金が増えるということで、良い建物が作り出せる可能性が高くなるということにつながりますので、ここを進めていけば、価値ある建築が作れるのではと思ったりしています。
以上で、建設費をかけるプロセスエコノミーの話は終わりなんですけども、1つちょっと話を忘れたことを思い出しました。これは明日の放送に合わせようと思います。
金曜日の放送の終わりに、これら4つをやるためには1つ大きな課題があると言いました。その課題について、次回、明日、しゃべろうかなと思いますので、もし興味がありましたら、明日の放送も聞いてもらえると思います。
3回に向かって、引き延ばしてしまって申し訳ありません。
それでは本日は以上としてしたいと思います。
はい、それじゃあね。バイバイ。
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