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今日も1日ありがとうございました。この放送は、Web3にハマった建築設計者が仮想通貨やNFT、メタバースなどのWeb3の話と、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、LLACハウスのポテンシャル徹底解説の②をお話ししたいと思います。この②は、ポジティブな面でのポテンシャルについてお話ししようと思います。
今日お話ししているのが、10月17日の木曜日なんですけども、10月14日の月曜日に、LLACハウスがグランドオープンしました。
コワーキングスペースですね。グランドオープンして、オープンイベントが行われて、それに私も行ってきたんですけども、実際に家族を連れて。
その行ってきた時に感じたこととか、今までずっと思ってきたこととかをちょっとまとめて、LLACハウスのポテンシャルを徹底解説というシリーズものでお話ししていけたらなと思っています。
1回目は前回の放送になるんですけども、敷地環境編をお話ししました。興味がある方はそちらも聞いてもらえたらと思うんですけども。
今日は敷地のメリットみたいなことは前回話したので、施設自体の、施設周りで見たポジティブなポテンシャルっていうのを今日お話ししたいと思います。よろしくお願いします。
ポジティブなポテンシャルは大きく3つあるなというふうに思っています。もっとあると思うんですけど、絞ると3つかなと思っています。
ざっと言うと、1つ目がコワーキングスペースを活用した地方創生事業の課題を解決し得る点ということですね。これは過去にもお話ししたことあると思うんですけども、その話をざっとまとめようかなと。これが1点目。
2つ目は育ってきているステークホルダーですね。2つ目のポテンシャルは育ってきているステークホルダー。これをちょっとお話ししたいと思います。
3つ目は、これは新しく話すことなんですけども、子どもを対象者に入れているということですね。子どもを対象者に入れている。子どもをステークホルダーとしてみなしている。そういった表現のほうがいいですかね。
子どもをステークホルダーとしてみなしている。これが挙げられるかなと思います。ということで、1から3まで順に説明していきたいなと思います。
まず1点目のコワーキングスペースを活用した地方創生事業が抱える課題を解決し得るポイント、点というのがポテンシャルの1つとしてあるかなと思います。
これは何なのかというと、これは過去放送でもお話ししたんですけども、コワーキングスペースを活用した地方創生事業の課題は大きく2つあるなと思いまして、
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1つ目は外から人を連れてくること。2つ目はコミュニティを形成すること。この2つが大きな課題として立ちはだかってくるのかなと思います。
これはコワーキングスペースを活用した地方創生で結構事例としてはいっぱいあるんですけども、その事例をいろいろ見ていく中でそこでつまずいている事業が多いというのと、
そこを解決してうまくバーンと解決したプロジェクトというのは本当に全国的に有名なプロジェクトとして名を連ねるプロジェクトになるかなと思っています。
1つ有名なのは徳島県の上山町のコワーキングスペース。ちょっと名前忘れちゃいましたけど、それはこの両者2つをうまく解決することでコワーキングスペースとしても盛り上がってますし、
その成功事例として全国的に有名なコワーキングスペース×地方創生事業の事例になっています。
なので、外から人を呼ぶというのとコミュニティを形成するこの2つを解決すること、これがコワーキングスペース×地方創生の重大なミッションになるわけです。
そういった点でLLACハウスを見てみるとどうなのかと。LLACハウスはこの2つをどう解決できるんだというと、
割と将来性あると思っていて、LLACハウスの成り立ちから見るとこの2つは割と楽勝というか、そんなに苦もなく解決できるのかなと思ってます。
というのも、LLACハウスの大元をたどるとフリーランスの学校という、フリーランスとして働いていくぞと、そういったスキルを身につけるぞと、お金の稼ぎ方を勉強していくぞという集団が
フリーランスの学校というコミュニティがありまして、そこを起源としてそれをやっている運営会社がLLACというNFTプロジェクトを立ち上げて、
そのNFTプロジェクトとしてもコミュニティが形成されてきて、そのNFTプロジェクトが初でこのコワーキングスペースを立てるという事業が生まれました。
という感じで、もともとネットで全国に散らばるネット会員ですね、ネットコミュニティがいて、それが発信したコワーキングスペース事業なので、
もともとコワーキングスペースに興味ある方が全国に散らばっている環境が今現時点であるわけです。
そのような中で外から人を集めようとなったら、容易に外から人を集められる環境が今現時点でも整っているのかなというふうに思っています。
なので、そのコミュニティとしての居場所という側面をLLCハウスに持たせることができたら、普段ネット上でみんな集まってDiscordというチャットルームに集まってコミュニケーションを取っているんですけれども、
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それのリアル版がDiscordに立ち寄るという行為のそのリアル版がLLCハウスに立ち寄る、LLCハウスに行くという行為につながるので、
外から人を呼び込むというのはその動線としてはあるのかなというふうに思っています。
2つ目のコミュニティ形成も言わずもがなで、もともとオンラインでのコミュニティがありますので、コミュニティ形成という点でもそんなにハードルは高くないのかなと思います。
コミュニティ形成の中でも外から来た人のコミュニティというのは今言った通りでありまして、今度は地域コミュニティの形成というのはどうなんだと、そういった目線で見ても、これはたまたまか狙ってかあれなんですけれども、
ファウンダーの周平さんという代表の方が、建設地の周辺に住んでいる、建設地の周辺の島の出身なんですよね。島の出身であって、今現在も住んでいるというところから地域の人たちと顔なじみなんですよね。
そういったところからも、地域のコミュニティというのも形成しやすい環境になると。外からのコミュニティというのも、もともとのオンラインコミュニティを発端とした感じで形成しやすい。
あとはそれを二つを結ぶだけなので、コミュニティ形成および外から人を呼び込むというのは、そういった環境や土壌というのはもう既に整っているのかなというふうに思っています。
なので、一つ目のポテンシャルとして、コワーキングスペースかける地方創生が抱える課題というのは、LLCハウスは解決し得るポテンシャルがあるというのが一つ目のポテンシャルとしてお話しさせていただきました。
次の二つ目の座っているステークホルダーというお話なんですけども、これも他の事業、他のコワーキングスペース事業と全く違う差別化ができるポイント、ポテンシャルかなというふうに思っています。
ステークホルダーはいろいろあると思うんですけども、ここで今現時点でのメインのステークホルダーというのは誰なのかというと、
コミュニティメンバー、NFTコミュニティメンバー、LLCハウスコミュニティメンバーかなと思います。
その人たちが育ってきているんですけども、どういうことかというと、
例えば普通のコワーキングスペースだとステークホルダーはどんな存在なのかというと、
一つは会員がありますよね。そこで働く人、お金を払って会員になって働く人。
この人はどんな感じなのかというと、コワーキングスペースがオープンしたら会員になります。
オープンしたんだ、こんなところにオープンしたんだ、じゃあ行ってみようかなと興味を持って会員になる。
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ここからがステークホルダーの始まりですよね。会員になる、これが始まりですよね。
LLCハウスは全く違うフェーズをたどっていて、
まず始めのステークホルダーとしての関わり方は施設のアイディアを出す、ここから始まっているんですよね。
このフェーズが始まったのが去年の2023年の始まりぐらい、1月、2月、3月とか、そのあたりかなと記憶しています。
このあたりにコワーキングスペース立てようぜってなって、もともとLLACというNFTコミュニティがありますから、
その中で立てようぜっていう話が生まれて、そこからいろんな人がこういう機能があったらいいとか、こういうデザインとかあったらいいとか、
建築知ってる人は図面模型作ってみましたとか、図面描いてみましたとか、3D作ってみましたとか、そういったものが企画の段階からあふれてきていて、
これらは本当にコミュニティメンバー全員が、全員がというか、LLACハウス、その時から興味を持つメンバーの方々が好きたい放題、言いたい放題アイディアを出して、まず始まったプロジェクトなわけです。
そこで4月か5月の段階で、じゃあちょっとアイディアをまとめますんで、アイディアを募集しますと、いついつまでに締め切りで、いついつまでにアイディアを投稿してくださいって言って、
集めたアイディアが120件ぐらい集まったんですよね、コミュニティメンバーから。要は120人の人がアイディアを出すという行為に参画してくるわけですね。
っていうので、まず第一段階目、ステークホルダーとしての第一段階目のフェーズはアイディアを出すというフェーズから始まっているわけです。
その次に何が起こったかというと、年末ぐらいですかね、その年の年末ぐらいにクラファンをやりますと。
LLACハウスが何千万かかるんで、その一部を苦面するためのクラファンをやります。
って言ったら、先ほどアイディアを出す人とかを筆頭に、もともとLLACコミュニティにいた人とか、コミュニティにいない人たち、そこで新たに知った人たちっていうのが、
今度クラファンに参加するわけですね。
その時点で、まず二段階目として、事業に出資するというか、事業にお金を出すっていうステークホルダーになるわけですよね。
これまた新しいですよね。
その次としては、ここからは育っていくフェーズなんですけども、
ファウンダーの周平さんをはじめとして、音声配信とかTwitterのスペースとかボイシーとかで、LLACハウスのことをお話しするわけですよね。
その度に人が集まって、LLACハウス完成したら行きたいよねとか、こういう施設になったらいいよねっていう意見を交わし合うんですね。
そこでもまた再び、そういった点で成長していくわけです。
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今年の4月なんかは、5月かな、今年5月か、なんかは建物の浄灯式と呼ばれて、建物の半分ぐらいが出来上がるタイミングがあるんですけども、
そこでもリアル現地に行って浄灯式、お祭りですよね、を味わったり、
現地に行けなかった人も、今日浄灯式が行われました、おめでとう、現地に行けなかったけどおめでとうみたいなSNSの投稿がバンバン流れていて、
そこでも浄灯式を祝うっていう行為をステークホルダーがしているわけです。
その行為によってもステークホルダーがどんどん育ってきているなと。
同じように先日行われたグランドオープンのイベントも、当然私のように直接リアルで会場に行った人もいれば、
行けなくてもTwitterとかで投稿したりとか、あとはDiscordのチャットでワイワイしてたりとか、
そういった面でもいろんな形でステークホルダーが関わっていると。
で、今この段階ではまだオープンというかコワーキングスペースとしてまだ機能していない段階なんですよね。
これから機能して実際に会員になって、実際そこの場で働くというフェーズがこれからあるんですけども、
こんな感じで最初アイデアを出すから始まって、今までどんどん育ってきていて、
じゃあ今オープンしましたと。これから会員として訪れることができるし、
イベントがあったらそのイベントに参加することもできるし、
そんな感じで普段とは違ったコワーキングスペースの会員なんですけども、
普段とは違った変遷を遂げて育ち方をして、ステークホルダーが育って今に至るという点が
めちゃめちゃここからどうなるのかと、ここからステークホルダーたちがどう振る舞うのかというのが
めちゃめちゃポテンシャルを秘めてるなというふうに思っています。
ポテンシャルの2つ目です。育ってきているステークホルダーですね。
最後に3つ目は子どもをステークホルダーに含めているといったことを最後お話ししようかなと思います。
この3つ目の子どもをステークホルダーとして含んでいるという点も、
普通のコワーキングスペースではあまりやらない、考えられないことかなと私は感じています。
というのもコワーキングスペースは要は働く場所なので、働くってのは誰が働くのって言ったら当然大人が働く場所なんですよね。
なので子どもがそこの施設に入るっていうのは普通は想定しないわけなんですよね。
ただLLHハウスはそうではなくて、子どもがそこに立ち入る、そこを利用するということを想定している施設になります。
これはもともと周平さんのビジョンとして、ただ働く場所だけではなくてセミナーとかやったりしますし、
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そのセミナーもどういったセミナーかといったら大人向けのセミナーもあるし、子どもに何かを学ばせるようなセミナーもしていきたいと。
なのでそこでも当初から子どもを利用する、子どもが利用するっていうビジョンもあったわけです。
そのビジョンを形にさせるように、建物自体も子ども向け、子どもも利用できるような仕掛けがされていて、
子どもとかあとは子連れの大人ですね、子連れの大人が利用することも考えられています。
例えばトイレにはおむつ台があったりとか、あとはロフトみたいなスペースがあるんですけども、
ロフトの階段があるんですけども、普通というか大人だけが利用するところだったら階段に手すりはあまりつけないことが多いかなと思います。
なんですけど、割と重厚な木の板の手すりがついていたりとか、その手すりは角張った感じじゃなくて、
めっちゃ面取りしていて、丸まっていて、子どもがぶつかっても怪我しないようにとか工夫されたりとかしていて、
あとは階段自体も子どもが落ちないような、隙間から落ちないような工夫がなされていたりとか、
ロフトの上から下を覗けるんですけども、その下から下に覗くそこに結構重厚な手すりがついていたりとか、
大人だけが利用するんだったらそんな大げさな手すりはいらないだろうっていうところにもやっぱり割とがっちりした手すりがついていて、
それは本当に完全に子ども向け、子どもがそこに立ち入ることを想定して作られた建築なのかなというふうに思っています。
そんな感じで、これは明らかに子どもを前提にしているだろうという装置が散りばめられているので、
そういった点はやっぱり子ども、そういった点から見ても、子どもを対象としてしていくぞという意気込みというかが感じられる建築であるなというふうに、
これは実際に行って中に入ってみてそう思いました。
この子どもを対象にすると何が将来性あるかというと、
簡単に言うと顧客の層が途絶えないというのが一つあるなと思っています。
短期的な視野で見たら、今働くワーキングスペースとして働く世代っていったら30代、40代みたいな20代をターゲットにして、
その世代が働きやすいような、その世代が求めるような機能を入れ込むというのが短期的な目線で見たらそうなんですけども、
例えば20年後、30年後どうなるかというと、今の30歳は60歳になるわけで、その60歳はさすがに来ないわけですよね、ワーキングスペース。
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それよりかは今10歳の人が20年後30歳になってバリバリ働くようになってから来る施設っていうのを想定すると、
子どもを今からターゲットに入れておいた方が、継続性のサステナブルな事業になる、事業というか施設ですね、サステナブルな施設になるなというふうに思っています。
なので、子どもをステークホルダーにとして加える、事業の対象者として加える、サービスの提供者として加えるっていうのは、
とても理にかなった将来的なビジョンなのかなと思っています。
それをワーキングスペースでやるっていうのは、とても新規性のあることなのかなと思っています。
それなので、3つ目のポテンシャルとして挙げさせていただきました。
ということで今日は結構長くなりましたね、18分経ちましたけども、
今日はLLHハウスのポテンシャルを徹底解説ということで、プラスの面のポテンシャルっていうのをお話しさせていただきました。
プラスの面3つあって、1つ目は一般的なワーキングスペースかける地方創生の課題を解決し得るポテンシャルがあるっていう点と、
2つ目は育っているステークホルダーにポテンシャルがあるっていう点と、
3つ目は子どもをステークホルダーとして含めているっていうポテンシャル、この3つについてお話しさせていただきました。
ということで今日は以上になります。
次回はおそらく明日喋れると思うんですけども、明日はマイナスな面のポテンシャルについてお話しします。
マイナスな面のポテンシャルって日本語、日本というか英語がよくわかんないと思うんですけど、
今日はマイナスな点があると、マイナスに見える点があるというのを断言します。
その上でそれが解決されれば、解決することができれば、
今日話したプラスの面がめっちゃ生きてくるので、ポテンシャルあるよね、そんなお話をしたいなと思います。
なので論点は明日の論点は1個だけです、1個だけ。
マイナスな点が1個これがあります。
まだ他にもあるかもしれないですけど1個これがあります。
それを解決すれば、今日話したポテンシャルがより生きてくる、そんな話を明日できたらなと思ってますので、
お楽しみにしてもらえたらなと思います。
ということで今日はお疲れ様でした。
長々と聞いていただきありがとうございました。
明日も楽しみにしてください。
それじゃあね、バイバイ。