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  2. #047 建築構造設計者の強みを..
2023-05-10 14:49

#047 建築構造設計者の強みを列挙してみる回


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今日も一日、ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者がNFTやWEB3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、建築構造設計者の強みをひたすら列挙してみる、みたいな話をしたいと思います。
この話をしようと思ったきっかけは、昨日の放送でも話したのですが、LLACハウスの計画に微力ながら携わらせていただいている経緯もありますし、
その場でも、自分は大まかに見たら建築の設計者なのですが、その中でも細分化すると構造分野に特化した設計者という立場で喋っているのですが、
そういった経緯もありつつ、あとは今日会社の中で建築の構造設計者の強みをどう生かすかみたいな、5年後、10年後ぐらいの将来を見据えて、どう生かすかみたいな話が出ました。
といったときに、建築構造設計者の強みは何なのかというのを改めて考えてみたいなと思った次第です。
今、ぱっと思いつくのが3つぐらいあるのですが、3つを話している間にも4つ、5つ、6つと思い浮かんでくれればなと思いながら喋ろうかなと思います。
前提として、構造設計者というのはどんなことをしている人なんだというのを喋りたいなと思います。
普通に建築の設計といったら、建物を建てる前に設計図を描く人、建物の形とか外観のデザインとかを決める人というのは一般の方でもイメージがつくかなと思います。
一般の方がイメージされる建築の設計者というのは、だいたい衣装設計者とか建築設計者と呼ばれるジャンルになります。
建物の設計者というのは、細かく分ければいくらでも分けられるのですが、大きく分けると3つの職能に分かれます。
建築設計者と構造設計者と設備設計者と呼ばれる人です。
一つ目の建築設計者は先ほど言ったように、あとは皆さんのイメージにも最も近い建物の間取りとか部屋の種類とか、建物の外観とか内観、中身のデザインとかを決めるのが建築設計者と呼ばれる衣装設計者とも呼ばれる人になります。
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3つ目に挙げた設備設計者というのは、建物内の空調とか水道とかガスとか電気とかそういったもののインフラ的な流れというのを設計して、
当然建物の外にメインの水道管が地面の中通っているんですけど、その水道管から水道を建物の側に引き込んできて、どういうルートで引き込んできて建物を巡らせればトイレとか水道とかお風呂とかが使えるようになるかみたいなルートを設計したりとか、
あとは電気も電柱が建っていて電線が外にあるんですけど、そこから建物に引き込んできてどういうルートで配線すれば電気とかが使えるようになるかみたいなことを設計する。
あとは空調であったらどれぐらいの容量のエアコンをこの建物に入れれば建物内が快適に過ごせるかとか、どこにエアコンを配置したら快適な空気環境になるかみたいなことを設計するのが設備設計者になります。
最後に私の構造設計者は建物が倒れないような強い建物を作るというのをミッションにした設計者になります。
例えば建物っていうのは柱とか壁があるんですけども、それが建物の強度的に重要な役割になっているんですけども、
当然壁が多かったり柱が太かったりしたら強い建物になるんですけども、どれぐらいの柱の太さとかここに壁が必要だねとかそういったものを計算して設計するっていうのが構造設計者になります。
ということで、こういった前提を踏まえた上で、ちょっと前提が長くなりましたけども、構造設計者が持つ強みっていうのをちょっと列挙していきたいなと思います。
ということでどんどん列挙していきたいと思うんですけど、まず一つ目は多分これはほとんどの構造設計者が強みとしているところだと思うんですけど、計算が得意ですね。
先ほども言いましたけど構造設計っていうのは建物が例えば地震が起きたときにどれぐらいの力が建物に作用するとかそういう計算を求めるとか、
その力が作用したときにどれぐらいの太さの柱だったら倒れずに持つかみたいな柱の太さを計算したりとか、
しょっちゅう計算、数字とにらめっこしながら計算をしているんですけども、なので計算は構造設計得意だと思います。
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もっと言うと多分暗算が得意な人が多いような気がします。
私もそれなりに暗算が得意です。
それは別に掛け算区区を例えば30×30まで覚えているとかそういうのではなくて、
大体これぐらいの数字になるなみたいなものを複雑な掛け算であろうが大体これぐらいの数字だろうなっていう風な暗算を求めるみたいなことが得意かなと思います。
一つ目計算が得意ですね。
二つ目は数字を扱うので結構膨大な量の数字を扱うことになるので、数字関係を分析するプログラミングを作るのが得意かなと思っています。
例えばExcelのマクロとかPythonとかで数字のデータを処理するプログラムをちゃちゃっと作るみたいなことをよくやる人が多い印象があります。
なので二つ目は数字関係、数字のデータ分析関係のプログラミングについて強いというのが二つ目かなと。
あと三つ目はこれちょっとマニアックなんですけども、世の中にあるものがどうやって地面に支えられているかっていうのを瞬時に想像できるっていうのがマニアックな強みとしてあるんですけども、
これどういうことかというと、大体の地球上のものっていうのは間接的に地球に支えられているんですね。
例えば当然地面に、今僕地面を歩いているんですけども、地面に歩いている僕は直接的に地面、地球に支えられているといえます。
例えば橋の上に立っている人、今僕さっき川を渡って橋を渡ってきたんですけども、橋の上に立っている人はまず橋、その人は橋の床に支えられてますね。
その橋の床っていうのは橋下駄と呼ばれる横方向の梁、桁に支えられています。
その梁、橋下駄っていうのは橋の柱部分、橋脚とか言うんですけども、梁の柱、橋脚によって支えられています。
その橋脚は地面にくっついている、地面から生えているので橋脚は地面に支えられています。
なのでその橋の上を立っている、歩いている人っていうのは間接的にそういうルートを辿って地面に支えられています。
これは何が何によって支えられているかみたいなことをパッと多分見たら想像がついて分かるっていう能力が構造設計者にはあるのかなと思います。
ちょっとマニアックでしたね。
4つ目は建築のマニアックなものになるんですけども、建物を見たときにこの柱は頑張ってるなとか、この柱はあまり頑張ってないなっていうのも分かります。
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建物を見たら大体が柱と壁と床と、あと梁と呼ばれる床を支える水平の部材があるんですけども、それぐらいで構成されていてそれが見えるんですけども、
この柱はあまり頑張ってないなとか、この柱は頑張ってるなっていうのが建物とか構造体を見たら瞬時に分かります。
なので逆に言うと、この柱はおそらく地震が起きたら最初に壊れるなみたいなのもおおむね分かります。
ちょっとそこまで来ると複雑な計算が必要になる場合もあるんですけども、おおむねこの柱は地震が来たらもし最初に壊れるとしたらこの柱だなみたいな、そんなのが大体分かります。
あとはこれは四角にもなってるんですけども、地震後の損傷度合い、地震が起きて建物が倒れたらそれは当然やばいんですけども、建物が倒れるまでいかなくてもちょっと傾いているとか、
あとは柱にひびが入っているとか、壁にひびが入っているとか、そういう被災地に行ったらそういう建物がたくさんあるんですけども、
そういうのを見たときに、この建物はまだ使える建物ですとか、あとはこの建物は次同じような地震が来たらもう倒れちゃいますとか、そういったことが分かるスキルを持っています。
これは四角にもなっている応急危険度判定士かな、とかいう四角にもなっています。
なので構造設計者は、地震が起きた後の建物を見たときにその建物が健全かどうか分かるっていうのがあります。
あとは間違い探しが得意な人が多い気がしますね。
構造設計、これは多分建築の設計者全般だと思うんですけども、
自分が建てた建物に対して、それで工事現場が始まったときに、工事が始まったときに、
自分が設計したもの通りに工事がなされるかというのをチェックする機会があるんですね。
実際に工事現場に行ってチェックする。
チェックするときにその目が生きて、突然自分が作ったわけなので、自分が作った設計図っていうのは割と頭の中に入ってたりするんですけども、
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現場を見たときに間違いがあったら、あれなんかここ違うなみたいな違和感センサーが働いて、違いますねみたいなことがある。
そういう能力がなければそういうチェックっていうことはできないわけなので、
それをやっている構造設計者っていうのはそういうチェック、正しいものに対するチェック、間違い探し、言ったら間違い探しが得意なのかなと思います。
あとなんだろうな、なかなか思いつかないですね。
ということで、ちょっと10分過ぎたのでそれぐらいにしたいと思います。
私がこの放送を通じて言いたかったのは、この強みが当然今は構造設計という建物の設計にこの強みを生かしているんですけども、
それらの強みを他に生かせる場所はないかみたいな視点を持っています。
今言った強みっていうのは結構割と大部分がAIとかコンピューターによって置き換えられてしまう強みのような気がしていて、
当然置き換えられない強みも何か探していけばあると思うんですけども、
そういったコンピューターとかAIに置き換えられない強みっていうのを探していきながら、
今のフィールドではない、もうちょっと他のフィールドでこの強みを生かせられるようにしていきたいなと。
それは個人的にもそうですし、個人的にフィールドを探すっていうのもそうですし、
それができれば他の構造設計者のみんなもそういうフィールドで、違ったフィールドで活躍する場が得られるわけなので、
構造設計業界にとってもプラスになるのではないかなと思っています。
なのでそういったことを今後も考えていきたいなと思いました。
なので今日はLLHハウスでの経験とか、あとは今日社内で構造設計の強みを生かすにはみたいな、
そんな話をしたきっかけにちょっと強みっていうのを列挙してみた結果、
あんまり良さげな強みが上がらなかったなっていうのが今日の結論です。
ただ今後、良さげな強みっていうのを見つけて、その強みを生かせるフィールドを探していきたいなと思っています。
ということで今日はちょっと長くなりましたけども、以上としたいと思います。
またねー、バイバイー。
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