リノベーションのスタンス
今日も一日ありがとうございました。この放送はAIとWeb3で建築を変える一級建築士のフミが、建築やAIの話と、時々Web3の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日はリノベ担当者と話す時は、1回目は主張して2回目は譲るというお話をしたいと思います。
今日は、私の家の話になります。
建築の話がメインで、AIの話はほぼゼロの放送になります。よろしくお願いします。
私は今、新居を探しており、新居となる中高パンションの物件が決まりました。これを今からリノベーションするというフェーズに来ています。
リノベ担当者と、窓はどうするか、キッチンをどうするか、フローティングをどうするか、そんなところを決めていく段階にあります。
そんな時に気をつけていることの話になりますが、大きなスタンスとしては、向こうに任せる、リノベ担当者に任せるというのが大きなスタンスとして持とうかなと思います。
具体的にどんなやりとりをするかというのがタイトルにあるように、リノベ担当者と話すときは、1回目は主張して、2回目は譲るということを具体的なスタンスというか、行動というか方針として今後も打ち合わせしていきたいなというふうに思っています。
今日はその説明になります。
なぜこのことを思ったかというと、ちょっと気をつけなきゃいけないなというふうに思っていて、私も建築の仕事をしているので、いわば建築の専門家ですし、妻も建築を齧っているので建築のことを知っているんですよね。
その中で多分リノベ担当者側としてはめっちゃやりにくい客だなとか思いながら接し知られていると思うんですけども、そんな中で我々が何かしったかぶりして、ここはこうでしょうとか、ここはこっちの方が、あなたはそういう提案してくるけど、いやこっちはここはこういう方がいいんじゃないみたいなシャシャリ出ることもできるんですよね。
なまじちょっと知識があるんで、それでもできるんですけども、そうはしないように心がけています。
というのも、私は建築を今建築会社にいて建築をやってますけども、家づくりとかリノベーションとか本当に家の空間ですね、そういったところをメインにしているわけではないんですよね。
なので逆で一方でそのリノベ担当者は当然何年何年の人かわかんないんですけども、長い間本当にリノベーションして建築の人が住む空間を作り続けて何年もやっている方なのでその道のベテランなんですよね。
なので当然そのリノベーションとか家づくりとか住まいの空間づくりという点では我々より2枚も3枚も上なわけですよね。そんなだからこそやっぱりその人たちに任せるっていうスタンスが重要なのかなと思います。
なので自分も生じっか知識があるのでしゃしゃり出てしまう時があるんですけども、そういったことは極力抑えてそれでもう委ねる任せるっていうのを基本的なスタンスとしてやっていこうかなというふうに思っています。
主張と譲歩の重要性
特に当然今から家を作ろうと自分の家を建てようとかリノベーションしようとかする人は当然建築のことを知らない素人さんがほとんどだと思いますので、そういった素人さんならなおさら余計なことは口出しせずにその担当者の設計師さんに任せて委ねて信頼していけばいいんじゃないかなというふうに思っています。
ただそんな中で今日のタイトルにもありますように一つだけポイントがありまして、そこは任せっきりにしないっていう点ですね。これちょっと難しいんですけど、任せっきりにしない。
主張は自分の主張はちゃんと言うっていうのがあります。これがタイトルにもありますように1回目は主張して2回目は譲るっていうそういう点にあります。
というのも前回の放送でコストマネジメントの話をしたと思うんですけども、要はキッチンで下げてキッチンで10万下げれば良いフローリングが使えるとかそういった感じで自分が価値が重要視しない場所を下げてグレードダウンしてその代わりに自分が重要視する箇所、例えばフローリングとかにお金を上等にする。
そういったものがコストマネジメントになるんですけども、それっていうのはリノベーション担当者はわからないんですよね。
というのも、お客さん側、我々側が何に重視してキッチンに重視するのかフローリングに重視するのか、壁紙に重視するのかお風呂に重視するのか、それはこっちが発言しない限りわからないんですよね。
なので、向こうが提案してくれるのは当然良い提案をしてくれるんですけども、じゃあキッチンを重要視してフローリングは安いので良いですとか、そういったこちらの好みまでは向こうが把握できないんですよね。
なので、自分の好みじゃない提案をしてきた時は1回目は主張する。これがめちゃめちゃ大事になります。
私たちはキッチンにそんなにグレードが高くなくていいんです。その代わりにキッチンを落としてフローリングが上等にしてくださいとか、そういった感じでそこは主張するべきなんですよね。
なのでその主張は絶対忘れないで任せっきりしないで、こちらが主張するべきところは主張するっていうのは、私みたいに専門家のお客さんでも素人のお客さんでも、そこは共通して持つべき心がけるポイントかなというふうに思っています。
タイトルにもあるように1回目は主張して2回目は譲るっていう、そこをちょっとお話したいと思うんですけども、例えば私のポリシーとしてキッチンは抑え目で、フローリングは上等にしたい。
キッチンを抑えたお金で浮いたお金でフローリングが上等にしたいというふうに考えていたとします。
ざっと言うと、例えば100万円のキッチンを向こうが提案してきましたと、じゃあ100万円高いから80万円にしてくれ、その分浮いた分20万円でフローリングを上等にしてくれってこっちが主張するとしますね。
その主張は正しいんですよ。その主張は合ってるんですよ。で、ここからが問題で、いやこの100万円はもう最低クラスですとキッチンとして最低クラスですと。
なので80万円に落とすと本当になんかボロボロのなんかちょっと使い物にならないような本当に最低グレードのキッチンになっちゃいますよ。
なのであまりお勧めしませんよ。100万円のままにしませんかみたいなそういった提案をしてきたときどう思いますかと。
で、こっちの一時提案は100万円じゃなくて80万円にしてくれ、もっと落としてくれというのが主張。これは正しい主張なんですよね。
ただその返答として100万円はもう下げれませんと。これ以上下げたら結構なグレードダウンになっちゃいますよ。
そういったときはやっぱりそこはいやいやもう何が何でも80万円にしてくれって言うんではなくてそれは向こうが本当に本心から思って提案してくることであればそれはちゃんと受け入れて
信頼して80万円じゃ無理なんだなと100万円以上下がらないならってそこは受け入れて自分たちが譲って100万円を受け入れる。ここの姿勢が大事だなというふうに思っています。
なので結構こっちが要は無理なことを言ったときは本当に向こうは無理ですと言ってくるのでその無理なことを言った発言っていうのはそれは別にこっちの要望として正しいは正しいからいいんですけど
それに対して向こうがダメですとそれはなんか本当に変なことになっちゃいますよみたいなそういった返し方をしてきたのであればそれは素直に受け入れて
こっちが譲るっていう姿勢を持った方がいいと私は思っています。その理由は一番最初の冒頭にも言ったように向こうが本当にリノベーションとか住まい作りっていうのを
調整と信頼の関係
極めてるというかそういうのを長年やってきたベテランでノウハウもあって自分が知らないところリスクとかも踏まえた上で向こうは発言してダメですよっていう発言をしてきてくれるので
そういった時には向こうの提案を飲んでこっちが諦めるっていうことをすべきだなというふうに思います。
ということで今日お話ししたいことは以上なんですけども話をまとめると基本スタンスとしてはやっぱり専門家に任せるっていうのがうまくいく秘訣なんじゃないかなというふうに思っています。
ただ一方でその任せきりではなくて前回の放送でお話ししたコストマネジメントとかでもあるようにこれは重視しないこれは重視するみたいなそういった項目が当然
各々であると思うのでその主張はちゃんとすると。ただその主張をしすぎるとこれは重視しないからもっと下げてくれよって言いすぎるとこれ以上は下げれませんみたいな
例えばここの部屋は重視しないから狭くしてくれよみたいな他を広くしてくれよみたいな感じでもこの部屋これ以上狭くすると何かは使い物になりませんよみたいな
そんなこと言った場合はやっぱりそれを素直に聞き入れて部屋を狭くするとかグレードをダウンするとかそういった要望はちょっと我慢すると
いったことも大事なんじゃないかなというふうに思っています。私自身も今本格的な打ち合わせを先日1回終えただけなのでまだ1週間か2週間に1回ぐらい打ち合わせは続いていきますので
そのあたりのことを意識しながら今後も打ち合わせを進めていきたいなと思います。ということで今日のお話は以上となります。ちょっと聞き苦しかったかもしれませんけども
次はちゃんとしたマイクで撮ろうと思いますのでよろしくお願いします。それではまたねバイバイ