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2024-09-23 11:27

イートイン物置スペース#13

30代男性B型はコンビニのイートインスペースにそこはかとない物置感を覚える
※車の音がたくさん入っています、スペースがなくセブンイレブンの駐車場で録音する30代男性をご想像ください
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この世にはバックヤードの悪魔が存在していると思ってて、 特にそれが顕著に現れているのがコンビニのイートインスペースだと思ってるんですよね。
あのコンビニのイートインスペースの物置館って言うんですかね。 あれがまさにバックヤードの悪魔が潜んでいる、そんな状態を表している場所だと思うんですけど、
今やほとんどのコンビニにイートインスペースってついてるじゃないですか。 軽減税率とかあの辺の話から一気にコンビニに設置されたような印象があるんですけど、
もちろんね、綺麗に整備されたイートインスペースを備えているコンビニも多くて、 たまに僕も一人で出かけた時に購入したご飯を食べたりするんですけど、
繁華街から離れれば離れるほど、とってつけたようなイートインスペースがどうしても増えてしまうんですよね。
カウンターテーブルと椅子数脚だけが置かれたイートインスペースを有しているコンビニのいかに多いことか。
場所はだいたいレジの横とか裏で、コーヒーを購入するお客さんを背中越しに感じながらご飯を食べなければならないっていうあの空間。
あそこにこの要素を足してリメイク、リノベーションしてもらえれば、イートインスペースが快適な空間に一気に様変わりするんじゃないのかなって思う要素がありまして、
そのある要素っていうのが、これ普通のこと言うんですけどね、お店と別色の床と壁、
あとウエスタンドアがあれば、イートインスペースって一気に快適な空間になると思うんですよ。
冒頭からお伝えしている通り、このイートインスペースはバックヤード感が非常に辛いところがあるので、
自分がなんかね、従業員かのような気持ちになっちゃうんですよね。
バックヤードでこっそりご飯を食べているっていう、そんな錯覚を起こしたまま居座ることになっちゃうんで、
その感覚がどうしてもリラックスを遠ざけているんじゃないのかなって。
お店全体と地続きの雰囲気の場所だと、レジで店員さんがね、
忙しく働いているのに、自分だけこんなところでご飯を食べていいのかみたいな。
なんかそう、自分だけズルをしているっていう気持ちにそんな風になっちゃうんで、
イートインスペースを明確に、ここからは顧客側の食事スペースですよって、
そういう風に示してもらえればすごくいいなぁと思ってて、
店内の白っぽい床とは別色のね、ブラウン系のフローリングシートとか、そういうの敷いてもらって、
可能であれば壁紙の一部もそういう色にしてほしい。
そうすれば僕もですね、膝をかっぴらいて、ここでご飯を食べてやるぜっていう前向きな気持ちで食事に臨むことができるんでね。
そしてもう一個の要素で、上スタンドアを設置してほしいっていう話があって、
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これ西武劇に出てくるような、だいたい腰ぐらいの高さに設置された、開閉が自由にできるちっちゃい扉みたいのあるじゃないですか。
あれ上スタンドアっていうらしいんですけど、これがイートインスペースの出入り口にあったら、
もうそこをくぐり抜けただけで異世界っていうか、もう半個室?
一覧の味集中カウンターの大部屋版みたいな。
イートインスペースが独立した空間として成立するんで、これもね、ちょっと是非フランチャイズのオーナーさんがこれを聞いていて、
イートインスペースにかける予算みたいなのがついたら、是非ね、このブラウン系のフローリングシート2取りで約4万円ぐらいで、おそらくイートインスペース全体埋まると思うんで。
あと上スタンドア、Amazonで3万円ぐらいで買えるようなので、どうかご検討いただけないかなと。
こんな具合で今回はね、コンビニにおけるバックヤード感っていうことで話し始めましたけども、
生活をしていると、もうどこにでもバックヤードの悪魔っていうのは潜んでいるなっていうのを最近感じていて、
その漏れ出ているバックヤード感にイラ抜きを使ってしまったりとか、素直に楽しめなくなったりすることがあって、
例えばドンキホーテってお店あるじゃないですか。ところせましと並んだ商品と無数のポップがね、面白いお店ですけど、
あそこも奥に行けば行くほどバックヤードに飲まれていくような、そんな感覚に僕陥るんですよね。
入り口がある1階は窓ガラスから差し込む太陽光とかね、夜だったら街灯が入ってくるんで、
それが開放感を生んでいて、あんまりバックヤードを感じることはないんですけど、商品を見ていくうちによくわかんないパズルとか、
パーティーグッズとか、あまり見たことのないプラモとか、ショーケースに入っているお酒とか、
ドンキでしか売ってないマイナーなお菓子なんかを見つけてどんどんどんどん奥に進んでいったら、
いつの間にかバックヤードの悪魔に飲まれていて、目に見えない存在に吸い込まれているっていう。
もはやお客としての自分を忘れてしまうみたいな、そういう気持ちになるんですよね。これどうすかね、共感してくれる方いるかどうかわかんないんですけど。
あと顕著なのが本屋で、本棚の下が引き出しになっていて、そこに本のストックがたくさん入っているって、
そういうところってあるじゃないですか。この引き出しを開いている書店員さんを目撃してしまうと、一気にこの本屋っていうのがバックヤード感を増してですね。
目の前にあった楽しい本棚も、本棚っていうか書庫みたいに見えてきて、もうおいそれとね、
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本を手に取って、表紙裏表紙をちらちら眺めるなんてことはできなくて、ちょっと仕事中にすいませんでしたって、そそくさと離れることしかできなくなっちゃうんですよね。
こういうバックヤードの悪魔なんですけど、このバックヤードの悪魔のバックヤードって意味を裏側って意味まで拡張して考えると、
ディズニーシーとかも素直に楽しめなくて、ジャンボリミッキー踊っているダンサーからバックヤードをビシビシ感じてしまうんですよね。
日の目を浴びる前には、多分壁一面のあの鏡張りの部屋みたいな、ああいうところで地味なジャージを着てたくさん踊ったんだろうなって、練習したんだろうなって。
ジャンボリミッキーが終わった後、汗を拭いて水分補給して、その休憩時間の合間でも次の新しい衣装の練習をやってたり、実は裏側でするのかなとか。
なんならこのダンサーが着ている衣装ってね、綺麗な衣装を着てますけど、きっといろんな角度から描いたラフ画みたいなものをデザイナーさんが偉い人に提出して、
なぜかわからなかった構造のミスみたいなのを強く叱責されたりとか、そういう苦悩を超えながら、どうにかこうにか形にして、
で、いざ素材を発注するっていう段階で何かトラブルが起きてしまって、なくなく大きな改変をしなければならなくなったりとか、
もっと出したい色があるのにそれに近い素材が見つからなくて、期限が迫ってきたのでどうにか別のもので代替してとか。
多分そういうドラマを超えてこういう衣装があるのかなぁとか、このダンサーが踊っているステージの装飾物も、
もはやほとんど見えない位置のパーツがね、丁寧に塗装してあったりするじゃないですか。 ディズニーのイメージとは無縁の職人肌の武将ヒゲのおじさんがきっとボルトの隙間とかまでこだわって綺麗に塗ったんだろうなぁとか、
そういうバックヤードがちらついてですね。 なんか集中できなくて。
俺が大人になったからなのか、それともいらんことにチャチャを入れるおじさんになったのか、
もっと小学5年生の女子みたいに素直にディズニーシーを楽しめるそんなおじさんでありたいって思うんですけど、
タワーオブテラーで天井が伸びたときに、すげーって声を上げるんじゃなくて、 神妙にうなずいて、よくできてるなぁって、そういう顔しかできないし、
スプラッシュマウンテンで滝壺に落ちた後、感想でね、めっちゃ怖かったなぁとか素直に言えばいいのに、
あれってあんなに怖かったっけとかいう謎の経験マウントというか、 経験アピールをしてしまったりとか、
やっぱちょっとね、これは良くないなと。 どっか自我を挟んで感想を言ってしまうこの感じ気持ち悪いよなぁって思ってたんですけど、
そんな僕らを救ってくれる場所が、やっぱコストコだなって最近気がついて。 コストコって最初からバックヤードじゃないですか。
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もはや気持ちは工場見学しに行ってるようなもので、 お客さんっていう気持ちでね、どっかお店に行ってバックヤード感がこぼれ出ている、
バックヤードの悪魔を見つけてしまうから気を使ったり素直に楽しめないっていう気持ちが 生まれてきてしまうんですけど、
これが元からバックヤードに行っているぞっていう気持ちだったらいくらバックヤードに触れようがね、 もう関係ないんで、
あらからこっちは見に来てますよって、そういう気持ちで臨むことができるんでね。 コストコに立ち並ぶいろんな商品見てね、ここにあるものはどれでも好きに持って行っていいぜっていう、
気前のいいアメリカの太ったおじさんの声が聞こえてくるぐらいの、 そんな雰囲気あるじゃないですか。
なんならバックヤード感丸出しなんで、 感謝のために来た偉い人の気分で回ることだってできてしまうんですよ。
両手を後ろに組んで、コストコの従業員を見てね、ローマ字で書かれた店員さんの名札を見ながら、
ともみはよくやってるなとか、意味ありげに微笑んだりとか、そういう楽しみ方もできるわけですね。
コストコになかなか行けないって人はね、業務用スーパーでもこれできるんで、 さすがに現金のみだとレジが混むようになってきたかって、時代を憂いてもいいし、
冷凍の焼き鳥の発注数がこのお店多いようだけど、 店長は今週この地域でバーベキューが増えるって踏んだのかなって、とにやりできたりするんですよ。
だから皆さんもね、バックヤードの悪魔に苛まれたときは、もうこちらからバックヤードに出向いてしまえば良いんですね。
そしてバックヤード欲を満たしたら、またフロントヤードを楽しむ、 そういう楽しみ方をね、していけば、
良いバランスでバックヤードとフロントヤード、どちらの魅力もね、味わうことができるんじゃないかな。 今日はそんな話でした。
皆さんもバックヤードの悪魔には気をつけてくださいね。 バックヤードの悪魔はね、どこにでも潜んでるんで日常に。
常にあなたの後ろに潜んでいますね。 そう、今も後ろに。
たやまでした。
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