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#519⑤ SCP-6500 - 避けえないもの
2026-09-09 24:56

#519⑤ SCP-6500 - 避けえないもの

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紹介SCP/Tale


タイトル: SCP-6500 - 避けえないもの

原語版タイトル: SCP-6500 - Inevitable

訳者: YS_GPCR

原語版作者: Aethris, Anonymous, DarkStuff, Grigori Karpin, HarryBlank, Placeholder McD, S D Locke

ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-6500

原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-6500

ライセンス: CC BY-SA 3.0

作成年: 2022

原語版作成年: 2021


SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3


©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/


BGMタイトル: Farewell

作者: H.Lang

作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile459.html

DOVA - SYNDROME楽曲リンク: https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play19024.html


1・5・9・13・

17・21・25・29日更新予定


#SCP #SCP財団 #podcast


【活動まとめ】 https://lit.link/azekura

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サマリー

SCP-6500「避けえないもの」の物語は、イバニエス、オコリー、プレースホルダーの3人が、魔法が失われつつある世界を救うために、図書館の奥深くにある「源」を目指す旅を描いています。彼らはセブンフォールドポータルを通り抜け、知識の集合体である図書館のさらに深層にある「黒の保管庫」へと到達します。そこでは、文字通り知識が液体となって流れ落ちる異様な空間で、彼らは世界の真実と向き合い、魔法の都市が彼らに託した「出血の魔法」と呼ばれる力を手に入れます。物語は、彼らが「アラガッダ」と呼ばれる未知の言語と、その先に広がる無限の知識の海へと足を踏み入れるところで幕を閉じます。

図書館への到達とポータルの通過
師匠は剣からぬけぞった。 私はその言語を知っていたとしても、しゃべろうとはしないだろう。話せないが。それは唸った。
ここにはお前の助けになる者はいない。 だから、源へ行かねばならない。
イバニエスはうなずいた。 でしょうね。その源とは何? それは彼女に語った。
ああ、プレースホルダーが言った。 行くのはやめよう。行かなきゃならないわよ。
オコリーは手近な本棚の中身を吟味していた。 見たところ、その内容から力を引き出しているようだった。
そこが物語が終わる場所よ。 彼に見つめられているのに気づいて、彼女は顔を好調させた。
探索も物語も同じようなものよ。 イバニエスは歯をきしらせた。
もしこれが翻訳できたとして、 地球に平和をみたいなことしか書いてなかったら、物に当たり散らしてやるわ。
もしかしたらあらゆるものにね。 もしかしたらそれがその件の目的かもな。
プレースホルダーは考え込んだ。 君を苛立たせて究極の戦士にする。
彼女は彼を無視し、代わりに司書に話しかけた。 私たちにも使える道があったりするんじゃないの?
道ではないな。傷だ。
それは不満げに視察音を立てた。 感染した傷。
絶えて久しい、謝った同盟のただ一つの置き土産よ。 それはセブンフォールドポータルの向こうにある。
それはお前が入るとともに、お前の後ろで閉まるだろう。
図書館はあらゆる知識の場所と繋がっている。 だが、それは口ごもった。
この繋がりは意図して作られたものではない。 そしてできることならば立っていただろう。
それをずっと聞きたかったんだ。 プレースホルダーは言った。
図書館はあらゆる存在し得る現実と繋がっているだろう。 だから多元世界の定数といえる。
我々の世界の魔法が死につつあるからといって、 なんでそれが崩壊するんだい?
まるで考えているかのように巨大な頭が片方に傾いた。 原因もまた多元世界定数に違いない。あるいはそれに近い何かだ。
個人的にはお前たちのせいだと思う。 プレースホルダーはたじろいだ。
つまり私たちに助けをよこすなどありえないと。 そうだ。
ヤスデは床板をひっかいた。 ここはもうすぐすべての想像の中で最後の魔法の砦となるだろう。
お前たち愚か者を助けるために危険にさらすわけにはいかない。
イバニエスは顔をしかめた。
私たちは世界を救おうとしているわ。 少しくらい協力できるはずよ。
今日ここまで協力できたのは偶然だ。
師匠は天井へとその体を伸ばした。 まるで交渉力を見せつけるかのように。
イバニエスは今では真っ赤に染まったカラキョイのローブを脱ぎ捨て、 輝く刃にまだ精悍な自分の姿が映るのを見た。
オーライ、どこにポータルがあるか教えて。
ラウンダーピードはかぶりを振り、頭の赤い雫を払った。
私はお前たちが自分でそれを見つけるように呪うだけだ。
それは深い息を吐き、永生し始めた。
その間、一向はその肋骨が浮き出たように見える喉の中心にある琥珀色の輝きを見つめていた。
我は今、汝らを異なる行動へと急がせる。
そこにて汝は汝の悲しみを知るだろう。
黒き棚にて、なお黒い書物の中。
汝らの内なる黒き穴の中に、すまんな。
一瞬の間を置いて、それは付け加えた。
オコリーとプレースホルダーは即座に歩き去った。
イバニエスはそれについて行くよう彼女に強いる突然の力に抗った。
まるで潮流の中の水泳選手のように。
彼女は問いかけた。
ここに残されたものが全部だったとしたら、どうするの?
師匠の目の緑がほんのわずかに収縮した。
あなたが正しかったとしても、もし私たちが失敗したら、
この場所の外には異常なものは一センチたりとも残らないわ。
イバニエスは多大な努力を払って大広間を指し示した。
そこは四方に広がる通路の中心で、
血まみれの現場を見に生き残った放浪者たちが集まっているところだった。
すべてが死に絶えて、図書館だけが残るとしたら、
その時は図書館だけで十分だ。
ラウンダーピードは平坦な声で言った。
イバニエスがついに立ち去る衝動に屈服すると同時に、
それは大きく円弧を描きながら周囲の群衆に加わった。
ここでオシャレな装飾で区切られています。
黒の保管庫への探索
ラウンダーピードとの、というか図書館パートが終わったというところですかね。
彼らはよく踏み固められた通路、よく整備された庭園を、
そして広大な広間を、明石なトランス状態で歩き抜けた。
利用者たちの集団が海岸の波のように彼らの周りに打ちつけた。
彼らは図書館の深くへ、深くへと。
心は空で、足止みは淀みなく正確に、そして完全に無意識に進んだ。
幾世代も過ぎたギャラリー、古ぼけた書庫、
そして使われていない閲覧室を通り過ぎた、
ついに漆黒の保管庫の扉にたどり着いた時、周りに人はいなかった。
オコリーが鉄に手を触れると、金色の手の輪郭が浮かび上がった。
扉は開いた。空気が変わった。
扉は開いた。心臓が高鳴った。
扉は開いた。扉は開いた。
あらゆる瞬間が一つとなり、扉は開いた。
時が止まった。扉は開き、そして彼らはそれを通り抜けた。
扉は開き、彼らを受け入れたが、それを認識できたのはそれが終わった後だった。
魔法は嫌いよ。
イバニエスが言った。
オコリーは彼女の肩を叩いた。
部屋は大広間を劣化させたものだった。
経年、火災、腐敗により黒化して穴が開いていた。
黒くなる、黒化、黒化け。
真に暗い光の光線が天井の裂け目から砕けた床のタイルに向けて注いでいた。
空となった本棚から、インクのように見える粘性の黒い液体が細い流れとなって、中央の空虚へと注いでいた。
紙片が上方から降り注ぎ、それは底のないように見える穴へと消えていた。
この段階が、プレーズホルダーが言った。
底なしの穴みたいなものになったのは聞いたことないな。
イバニエスは用心深く橋へと近づいた。
それは、比喩?狂気に落ちるとかの?
二人とも彼女のところに来た。
発展の比喩だ。
プレーズホルダーは言った。
移り変わりの、もっと深い知識を得ることの、これは穴よ。
オコリーが言った。
彼女は二人の眼前に歩み出て、明るく笑い、そして後ろ向きにむえと向かった。
二人は彼女が落ちるのを見て、そして手を繋ぎ、彼女に続き歩み出た。
扉が閉じた。
章が変わったっぽいですね。
黒いチェーン、鎖が囲われていて、
テーマというかタイトル、黒の保管庫と書かれています。
落ちた先のお話ですね。
出血の魔法と知識の海
イバニエスは今日、二度目の落下を体験した。
彼女は光から落ちている間、意識して目を閉じていたわけではなかったが、
足が再び固い地面を捉えた時には、意識して開けなくてはならなかった。
彼女が仮面をつけていることに気づいたことに言及するために、口を開けた時にはまだ何も見えなかった。
彼女は指をその縁に走らせ、ひどい日焼けのようにそれを剥がした。
それは使い古した石鹸のように固く、特色のない細い白い陶器だった。
彼女の仲間たちがそばにいた。
彼らの分の仮面を持ち、突然の明るさに目を細めながら、
彼女は仮面を落とし、薄く光る剣を高く掲げた。
オコリーはそれを見ようと身を寄せ、待ちわびていたかのように唾を撫でた。
これはまさに出血の魔法ね。
彼女は威風して囁いた。
これ以上なく強くなっている。
何者もこれ以上の力を得ることはできない。
財団の収容庫にあるアーティファクトの半分が、ただ純粋に力を失ったわ。
2264はもう開かない。
005と963も全く機能しない。
でも、これは?
もしかしたら、それこそが魔法の都市が我々にこれを持たせようとした理由かもな。
プレースホルダーが示唆した。
もしかしたら、これは本当に解決法の一部なのかも。
最確あるものは、ふさわしい場所に置け、というものね。
オコリーは同意した。
望みがあるわ。
そうね。
イバニエスが言った。
これは、シューって鳴るところ以外はすごい剣だわ。
彼女は強調するために音真似をして、それから周囲を照らすために体の前に掲げた。
今日は図書館の中を這い回る運命にあるみたいね。
彼女は不平を言った。
黒い本棚で両方の壁が埋め尽くされた本棚が永遠と続いていた。
地球の局面すら感じられそうなほどの長さだった。
完全に黒い本棚に埋め尽くされている。
完全に。
完全に。
彼らは皆、一様に震えていた。
イバニエスは、そこにある本は皆間違っている。
本棚は間違っている、という明白な感覚を感じていた。
彼女には鋭いほどのイメージが感じられた。
黒く積み上げられた本棚がその増大していく重量で割れ、
崩れて、山となり、
移動しなくちゃ。
彼女は言った。
強くかぶりを振った。
移動しないと、出ないと。
聞こえているか。
彼女は間髪を入れずに大股に前へ進んだ。
来て。
彼女は二人がついて来ているか確認しなかった。
お前たちは我々の秘密を盗みに来たのか。
その声はカラキョイのもののように弱くはなかった。
地震に満ちて、
殻の井戸に響く壊れたベルの音のように響いた。
毒に引き寄せられるネズミのように。
彼女は歩みを早めた。
本棚は死者の指の爪のように空へと伸びた。
本たちは見つめていた。
彼らは好意的ではなかった。
お前たちは我々を知ろうとしているのか。
それとも自分自身を知ろうとしているのか。
それとも汚れた者たちの作る汚物がまだあるかを見に来たのか。
声は嘲笑うように響いた。
それは牢牢とした、破壊的な、笑いの騒々しい流れでもあった。
彼女は闇の中に裸体でいた。
オコリーは遥か後方から声をかけた。
お前たちは我々の住処に来た。
本棚が迫ってきた。
本棚などなかった。
お前たちは全ての美しく、そして滅びたものが流れつく終焉へと来たのだ。
彼女の足音はしなかった。
お前たちは黒の荒がったへと来ている。
そしてお前たちは歓迎されている。
彼女は歩みを止め、目を閉じた。
私のもとへ来たまえ。
声は謳った。
私のもとへ、そして終焉へと。
これは終わりじゃないわ。
彼女は自分の声に驚き、目を覚ました。
そして目を開けた。
水没した知識と啓示
黒い鎖で区切られています。
先ほど安手がいた図書館のさらに下、奥、金書庫みたいな感覚ですかね。
を探索しているというところでしょうか。
もう一チャプター分読んで今日は終わりにしたいかなと思います。
彼女は立っていた。
四人で立っていた。
薄暗い涙のプールに。
水の中には何冊かの本があり。
破滅的な啓示に溺れており。
単語は水を吸ったページから流れ出し、
表面張力の下を泳ぎ回っていた。
イバニエスは闇の中で膝をつき、
指で境界の幕を探った。
毒と、
これ大きい文字、
なんか川から聞こえる謎の声と字の文、
普通の文字が混ざってますね。
もう十分よ。
イバニエスの叫びが広大な地下庫にこだますると、
仲間たちがうろたえて後ずさった。
三人とも彼女を恨めしげに見つめた。
ここにお前の知識がある。
一人が咎めるように言った。
それに溺れるといい。
彼女は瞬きした。
知識。
彼女は水中を睨み、
そして手を伸ばして一冊の本を持ち上げた。
その溶けた中身は、
彼女のジャンプスーツの表面をドロドロと流れ、
彼女はカバーを閉じた。
彼女は単語を読むことはできなかったが、
そこには、
名前が死んだとき残るもの、
と書いてあった。
彼女は目を細めた。
そこの文字は、
我らすべてのうちにある狂気の印刷許可だった。
彼女は深い息をつき、
目を固く閉じ、
そしてもう一度開けた。
表題はシンプルだった。
略奪。
彼女はそれを落とした。
静かな水が、
狂気のしぶきすら上げずにそれを飲み込んだ。
彼女はもう一冊を拾い上げた。
残骸と薔薇。
もう一冊。
朱痴肉輪の模様し、
鯨が海を割るように、
英語の単語が静かな荒がった語から浮かび上がった。
もちろん。
オコリーはイバニエスの肩越しに覗き込むために、
しゃがみ込みながら言った。
荒がった語の文章は、
街の中では自発的に翻訳されるわ。
二人は立ち上がり、
そして四人でプールの中心に輪になった。
これが師匠の言っていたことね。
イバニエスは言った。
彼女は剣を掲げ、ゆっくりと回した。
私たちは水源へと降りなくてはならなかった。
剣は純白の棒となり、
そのため彼らは刻まれた言葉を明瞭に見ることができた。
イバニエスはそれをはっきりと読み上げた。
I will not fade.
私は消えない。
我々はそれを見るだろう。
彼女の三人目の仲間が言った。
そして彼女が三人目の仲間などいなかったことに気づく一瞬の前に、
それは彼女の上に覆いかぶさった黒いチェーンで区切られています。
今日はここまでにしておこうと思います。
今後の展開と考察
うーん、うーんって感じですね。
探索を続けている様子ではありますが、
ファンタジー冒険団、ライラと黄金の羅針盤、ナルニア国物語、
イバニエスが剣に使命を与えられたようなポジションになるのかな?
おこりさんは魔術師ポジション。
プレイスホルダーがどういうポジションなんだろうな。
科学的に論拠を伝えるのかな?
結構論理的に物事を見る役割。
ハリポタでいうハーマイオニーのポジションなのかな?
で、この大きい文字の人が何なんだろうな。
人なのか、まずこれ。
でも四人で立っていたって言ってるから、人型は一旦できるんですね。
何者なんだろう。
前回と今回の前半で読んだムカデ・ヤスデの師匠がいたんですが、
この空間の師匠ポジションなのかな?
アラガッダっていうのも新しく出てきた言葉ですね。
魔術語とかなのかな?
ルーン文字とかそっち系のあれなのか、
そもそも本当にリアルに存在する言語なのか、失われた言語なのかってとこですね。
あと1,2回ぐらいでこの戦士のカードで読んでいるこのページが読み終わるかと思いますが、
まーじでこれちょっと無限ですね本当に。
果てなさそうな気はしますが、地道にちょんちょんと読んでいきたいと思います。
他のオブジェクトとかね、テールとかも読んでほしいって思ってくださる方もいるかもしれませんが、
他の挟んじゃうとまじで私がわけわかんなくなっちゃうので、
一回ちょっと最後まで走り切ろうと思います。
お付き合いください。
では、また次回。お疲れ様です。
24:56

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