SCP-1913-2とSCP-1913-3の無力化に必要と認められたすべての処置は認可します。
改定⑧ 1910年4月12日
すべてのSCP-1913個体は、互いに最低160km離れた財団収容サイトが確立された地域に収容します。
各SCP-1913個体の特定位置は、文書1913-53を参照。
文書1913-53 バージョン1
SCP-1913-1 サイト45 C ラスベガス市 フロア7 厳重収容室703
SCP-1913-2 サイト オーランド市 フロア 厳重収容室
SCP-1913-3 サイト ニューヨーク市 フロア 厳重収容室
各SCP-1913個体は、半径4mの管状ガラスリングの中心に置きます。
ガラスリングの内側は硫黄の粉で満たします。
SCP-1913-1を取り扱う職員は、ラテックスグローブを着用し、常に皮膚への接触を避けます。
保護されていない身体の接触が確認された場合、職員は即座に彼らの手のインクのような物質を洗い流します。
シミが広がり始めた場合、影響を受けた職員を聴講が始まる前に処分します。
SCP-1913-2による怪我が治療できない場合、処分が必要になる場合があります。
興奮を避けるために、職員は目に見える防具や剥衣を、SCP-1913-2の部屋に入る前に取り除かなければなりません。
SCP-1913-3の部屋は、耐爆性及び耐火性にします。
SCP-1913-3のリングへの侵入は禁じられています。
説明
SCP-1913は3体の実体の総称で、それぞれ1、2、3と指定されています。
SCP-1913個体は死の兆候を示さず、致命的な傷を時間ごとに修復するか、死亡した場所の近くに破壊された1時間以内に再出現します。
すべてのSCP-1913個体は異様に対して最大限の嫌悪を示し、援助なしに異様を触れたり横切ったりすることをしたがらない、またはできません。
SCP-1913-1は、高さ20.5cm、重さ8.3kgの知性を持った猫を表現している糖性の象です。
SCP-1913-1の底には、アガサの名前がエッチングされており、白い光沢ペンキが鼻、耳、額に、黒い湿ったインクのような物質が目、口、足の周りに塗られています。
SCP-1913-1は、意思疎通を取ることが可能で、その内部から若い女性の声が発せられます。
SCP-1913-1は、財団職員に対して軽蔑を示しますが、その容器を振ることで恐怖を与えると強力的になります。
SCP-1913-1は、他のSCP-1913個体の能力と追跡理由に関して多くの情報を与えましたが、異様に対する嫌悪感等、情報を隠したり、自身の収容に関して偽の拒否をしたりすることも知られています。
SCP-1913-1の目、口、足を覆うインクは、50.9%の水、48%の灰、0.9%の塩、0.2%の銀で構成しています。
生きている犠牲者の表皮へと接触すると、この物質は犠牲者の穴に吸収されます。
インクの量に応じて影響を受けた箇所は素早く溶解し始めて、最終的に消えます。
全身が分解されるまで重要な器官が消失しようとも、犠牲者はこの工程では死亡しません。
胴体が分解されても、犠牲者の死脂は残ったままで、死脂は完全に消えるまでその機能を続け、通常は床を横切って、近くの物体や足を掴もうと試みます。
SCP-1913-1のインクは、物体、死体、紙や指の爪等の死亡した組織、過去8時間にSCP-1913-1に触れなかった存在に対して拡散することはできないと考えられ、生きた組織の消失を引き起こすことのみ可能です。
犠牲者の血流と接触しない限り、影響を受けた箇所の周りで物質を洗い流すことで影響を防ぐことは十分可能ですが、傷を負う場合があります。
水で薄められると、SCP-1913-1のインクは無害になります。
SCP-1913-2は黒い紙と灰に覆われた生命を持った人型骨格であり、体の形状は女性の姿をしています。
SCP-1913-2の骨格は、その頭蓋と指が大きな犬かのように見えることを除けば人間の構造をしています。
SCP-1913-2は運動に必要な組織が欠如しているにも関わらず、65kphの速度で動くことが可能です。
KPHはキロメートル毎時です。
65kphって何でしたっけ?
時間ですね。1時間の時間。
SCP-1913-2に知性は見られず、ほぼ完全にSCP-1913-1かSCP-1913-3からの命令に従って行動すると考えられます。
特定の性質を引き起こすために、自称1913-3の前にSCP-1913-3は、SCP-1913-2にハクイまたは輸送隊オメガエイト、以前ゆりかごの猫たちとして知られていたオメガエイトの一般的な標準防具を着用した人物を誰でも攻撃するよう指示したと考えられています。
それ以外では興奮させる、または十分な食料を与えられない場合を除き、SCP-1913-2は完全におとなしいです。
興奮すると、SCP-1913-2は犠牲者に対して攻撃し、通常は犠牲者をひっかきます。
しかし、主要な器官の損傷や湿血にもかかわらず、SCP-1913-2は犠牲者を殺すことができません。
犠牲者は非特異性の傷、またはSCP-1913-1のインクの影響等、別の致命的な損傷を受けるまで生命反応を示し続けます。
器官や死士が犠牲者から切り離された場合、それら器官はその犠牲者から独立して生き続けます。
SCP-1913-2の死亡を通じて、その身体からその体から器官が切り離された場合、犠牲者は死亡しません。
SCP-1913-2は、犠牲者が一般的にショックで動きを止める、または別の存在がSCP-1913-2を刺激させるまで、犠牲者に攻撃を続けます。
SCP-1913-2は生存に食事を必要としませんが、犠牲者の肉を食べる傾向を示し、食料が供給されなかった場合、興奮し始めます。
SCP-1913-3は、SCP-1913-2をテリーと呼びます。
SCP-1913-3は未熟なオスの黒毛のラブラドールレトリバーの姿をしており、口、鼻、目がありません。
SCP-1913-3の顔は笑顔に見せかけた複数の凸凹の穴からなり、薄暗い白色光が見えます。
SCP-1913-3は知性を持ち、自身をフレディと称します。
SCP-1913-3は、家庭の事情を超えてSCP-1913-1を追跡する理由を述べることを拒否しますが、SCP-1913-3はSCP-1913-1に傷ついてほしくないと報告しています。
SCP-1913-1からの情報は、SCP-1913-1の形状の物理的変化を示唆しますが、確かめられていません。
SCP-1913-3が物体や生命体と衝突すると、SCP-1913-3はその顔の穴から灰色の炎を発します。
このようにして発せられた炎は、最高1200℃、摂氏1200℃、火氏2192℃にまで達し、非生命体との接触で見られる影響を及ぼします。
これらの炎との接触でついた火は、犠牲者の皮膚を完全に燃やすか、火が消されるまで燃え続けます。
犠牲者はSCP-1913-3との曝露により重度の火傷を負い、通常は視覚、聴覚、触覚を完全に失います。
SCP-1913-3の犠牲者を処分する試みは、犠牲者がSCP-1913-1のインクによって分解されたときのみ成功しました。
非常に大量の異様で妨げない限り、SCP-1913-3は他のSCP-1913個体の大まかな位置を特定することができます。
SCP-1913-3は定期的に気分を変動させ、中立的から攻撃的にまで変わり、時折収容職員を罵ります。
SCP-1913-3は1910年3月24日以降の少なくとも2回の火事の原因となっています。
SCP-1913-1回収
1910年3月24日、SCP-1913-1は地方の南波調査の際にV港から発見されました。
エージェント・クローリーがニューヨーク市への移送を行っていたと考えられる残骸の中からSCP-1913-1を発見しましたが、Sへの航路上にありました。
2体の死体がその残骸の中から発見されましたが、20人の乗員は行方不明のままでした。
SCP-1913-1の特性の研究の後、20体の死体を乗せた救命ボートが幼虫異断体の監視を避けるためにV海に放流されました。
死体は実験中に死亡したDクラス職員が使われました。
航海前の船の破損状態の沈没は機械の状態が原因によるものであると宣言されました。
【遭遇-001報告】
1910年4月2日、SCP-1913がサイトに到着した際、SCP-1913-2とSCP-1913-3がそのサイトを攻撃し、緊急避難規約が発令されました。
SCP-1913-2は繰り返しSCP-1913-3を、SCP-1913-1を乗せた脱出車両へと投げつけ、脱走までに車両に大きな損害を与えました。
SCP-1913-2と-3の-1に対する排他的な関心は、輸送隊オメガ-8の設立と3体の実体の相対的な指定につながりました。
【遭遇-015報告】
SCP-1913-2または-3を捕獲するさらなる試みは失敗しました。また、-2と-3の輸送隊オメガ-8の追跡は止みませんでした。
-2の一定の動き、財団車両の情報の所有、-3の向上的な爆発性は、この実体の収容を困難にしました。
摩水銃、砲水、砲火、発砲が用いられましたが、まだどちらの実体も鎮圧できていません。
【遭遇-029報告】
サイト-45Aで供給品を受けている間、輸送隊オメガ-8への-2と-3の追跡と攻撃は続きました。
輸送隊オメガ-8は予備隊を要請しましたが、到着前に無力化しました。
ヘイワード博士とエージェント・クローリーは屋根へと昇り、SCP-1913-1との撤退を待ちましたが、研究ラボ-1へと追い込まれ、エージェント・クローリーは-1の奪還とヘイワード博士の死亡を阻止しました。
詳細な情報はインタビュー-1913-Aを参照してください。SCP-1913はユークリットへと再分類されました。
インタビュー-1913-A
回答者 エージェント・クローリー
質問者 トキ博士
記録開始
エージェント・クローリー
記録のために発言してもいいかしら。
トキ博士
なんだ。ああ、どうぞ。
ゆりかごの猫たちにヘイワード博士を同行させるのは間違いだったわ。
あの坊やは賢いけども未熟すぎる。彼は学校を出たばかりよ。
彼は高精神作用効果と情報災害の違いも理解していない。
彼は何も間違ったことはしていないけども、だけど彼が、
ごめんなさい、あの坊やのことは好きよ。確かに私は特別目にかけてる。
だけどまずはより安全な犯人を割り当てられていたら十分な心構えができていたはず。
抗議を受けるより経験をしていたのならね。
息をつく
ごめんなさい。胸の中のものを吐き出す必要があって。
構わないよ。
遭遇2-9について尋ねたいんだったかしら。
そうだ。
了解したわ。私たちは必需品だけを要求したの。食料と燃料ね。
4-5で何分も過ごすとは思っていなかったわ。
だけど私たちが全てに対して神経質になっていて、
数日間あの犬と娘に遭遇していなかったから、何かあると思っていたわ。
ヘイワードと私はダッシュワンをサイトのガレージまで運ぶと、
予想通り車両は私たちの背後で爆発した。
奴らは私たちを追ってくると考え、別のサイトに向かい攻撃を待った。
なぜなら奴らは私たちのうちの十二人が出た直後に攻撃をしたようだったから。
そして君はサイト4-5の警報を鳴らし、屋上まで避難しようと試みた、と。
そうよ。そうするか。奴らの行動を許すしか選択肢はなかったから。
でも大したことはできなかったわ。だって研究室に役立つそうなものがないんだもの。
それでも何とか扉を閉じて奴らをやり過ごそうとしたわ。
2はダッシュ3が退くように言うまで扉に体当たりを続けて、扉が吹き飛ぶとスプリンクラーが作動した。
あのあいつ3はまさに目の前まで私に近寄ってきた。
だけど何もしてこなかった。攻撃も爆発も。
あの娘も攻撃も興奮もしなかった。ただそこに座ったの。
私に言えたのはどうしてだけだった。
私は無力であると思い知らされながら長い時間が経った。
奴はこれが勤めでありこの炎は贖いだと言った。
奴らは見ることも聞くことも感じることもただ自身だけが残されていると言っていた。
悪も何もかも見ないのだと。ヘイワード博士には何が起きたんだ。
休止。
あの馬鹿はマイクを奴めがけて投げたの。
それで傷つくことなんてなくその後ダッシュ3は彼にやり返した。
明らかにキレてたわね。
ヘイワードは火傷を負ったけど十分に濡れていた。
だからひどい火傷は防げた。
理由はわからないけどそれから3は2に彼を殺すよう命じたわ。
おそらく奴はあの坊やが眼中になかったか2の方がうまくやれると思ったのね。
あの坊やを捕まえると遠くの壁に彼を投げ飛ばしそして硫黄が入った瓶がその前で割れた。
そうダッシュ2の手が彼の胸を貫き通す前に。
ダッシュ2は彼に向かって突撃したけども止まったの。
3はヘイワードを覆う薬を見るまで2に怒っているようだった。
私はあの薬が奴らをビビらせることができると推理と仮定をしてやってやったわ。
本当に気分が良かった。
だって実際に奴らが私たちから走って逃げていく様を見れたんだから。
あとこれで終わりかな。
面会時間が終わる前に診療所で数人に会いたいんだけど。
確か君はまとめてSCP-1913に関する懸念を共有したいと言っていたね。
それは何だ?
あーそうそうヘイワードがサイト4号でそれについて報告するつもりよ。
彼、しばらくダッシュ1について調べてて何か発見したみたいなの。
SCP-1913がどう機能するのか疑問を持っていたみたいで私たちが知らないことみたい。
緊急だったみたいで私には教えてくれなかったわ。
とても良い情報だと思うわよ。
いい?私がもし知ってたらあなたに話すわ。
だけど私から言えることは、
あいつらがヘイワードの心臓を引き裂くのをこの目で見たってことよ。
そして彼もね。
記録終了。
結び。
ヘイワード博士はこのインタビューの後、1ヶ月の集中治療から解放され、
腕と胴体の3度の火傷と胸に開いた小石の穴を回復しました。
SCP-1913-2またはSCP-1913-3がSCP-1913-1を手にしていた場合に、
4体目の実体の解放または生成された可能性、
さらに1の身体的変化に関してヘイワード博士との議論が行われて、
SCP-1913-1によって確認されましたが、3は否定しました。
ピッチ・ヘイブン・犬・猫・人間型・動物・肖像・炎・知性のタグがついています。
画像はないです。
元ケテル。
2とか3とかのことを2・3って言ってるんですね。
2の特性がインドアフィッシュ。
これ前も言った気がしますね。
ハンター×ハンターのインドアフィッシュの能力を想起させますね。
犠牲者に攻撃を続けます。
しかし、主要な機関の損傷や湿血にも関わらず、犠牲者を殺すことができません。
どれだけズタズタにされても死ぬことはない。
フレディ。フレディと名前2つしか出てないですよね。
どこだどこだ。
テリー。3は2をテリーと呼びます。
いくら攻撃されても死なない、死ねない能力を持っているのがテリー。
テリーは、テリーの見た目は?
黒い髪と肺に覆われた生命を持った人型骨格。
体の形状は女性の姿。
2の頭蓋は、頭蓋と指が犬かのように見えることを除けば人間の構造をしています。
犬人間。狼人間に近いのかな。
が、テリー。
で、3が、顔がないラブラドール。
笑顔に見せかけた複数のデコボコがあって、薄暗く白色光が見えます。
穴か。穴から笑顔。
ん?どう?あんまりイメージできないな。
笑顔に見せかけた複数のデコボコの穴から成り。
笑顔に見せかけた複数のデコボコの穴。
デコボコの穴。
それはもうボコなのでは?全部。
と思うんですが。
んー。
笑顔に見せかけた複数のデコボコの穴。
あんまりイメージできないな。デコボコで穴って。
よく、私が小学生ぐらいの時に流行ったやつ。中学生かな?
あの、殺、死兵の人の顔。
今だったら渋沢さんとかが描かれてると思うんですが。
そこをちょうど鼻のあたり、正中線に沿って真ん中で折ったら
角度によってはめっちゃ笑ってる顔に見えるし
めっちゃ不機嫌そうな顔に見えるしっていうのが流行ったんですが
それに近いのかな?
あれはでも元々の顔がイラストとしてあるからできる芸当な気がするんですけどね。
で、3がフレディ。家庭の事情で1を追跡している。
と言ってるんですね。
んー。でまぁ燃えると。燃えるっていうか火を出すと。
んー。三位一体のSCPオブジェクトって珍しいですね。
分身体とか生み出したものじゃなくて独立してそれぞれ、
おそらくそれぞれの意思を持って動いてるっぽいオブジェクトが連立して
3体分いるっていうのはチームワークがかなり高そうですが。
なんでケテルからユークリッドに下がったんだろうな。
4体目の実態。1の身体的変化。だから1が名前ないんですよね。
2と3が犬ベースなのに、犬ベースなのに対して1が猫なんですよね。
あ、違う。1名前あるわ。アガサ。
アガサ、テリー、フレディ。
うん。関連性がちょっと出てこないですね。
若い女性の声。異様に対する嫌悪感。
1、家庭の都合。1を追跡する。
2は繰り返し3を1を乗せた脱出車両へと投げつけ、脱走までに車両に大きな損害を与えました。
2と3の1に対する排他的な関心は輸送隊オメガエイトの排他的な関心。
2と3は1を破壊したがっている?
2、3、2、3、1、1の話はインタビューでは出ていない。
ちょっとわかんないですね。
異様がやたら出てくるのがポイントっぽい気はしますが。
あと火傷?火傷に異様ってなると火山とか温泉とかを想起しますが。
うーん。ちょっと私の頭ではここが限界っぽいですね。
一旦今日はここまでにしておきましょうか。