紹介SCP/Tale
タイトル: SCP-1659 - 理事会K
原語版タイトル: SCP-1659 - Directorate K
訳者: gnmaee
原語版作者: (user deleted)
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1659
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-1659
ライセンス: CC BY-SA 3.0
作成年: 2015
原語版作成年: 2014
SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3
©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/
BGMタイトル: Farewell
作者: H.Lang
作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile459.html
DOVA - SYNDROME楽曲リンク: https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play19024.html
1・5・9・13・
17・21・25・29日更新予定
【活動まとめ】 https://lit.link/azekura
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サマリー
SCP-1659は、広範な影響を持つ秘密組織であり、特に食文化に深く関わっています。この組織は、研究と外交を通じてその不明な目的を探求します。また、SCP-1659は、「理事会経」と呼ばれる巨大な管理組織に関する規定を持っています。さまざまな国際的影響を持ちながら、独自の活動を展開しています。
SCP-1659の収容と影響
アイテム番号 SCP-1659
オブジェクトクラス ケテル 特別収容プロトコル
SCP-1659-γ実態の居住地と接触を持つのは、レベル3-1659クリアランスのスタッフに限られます。
9マイルステーションプロトコルの協約に基づき、SCP-1659-α実態とSCP-1659-β実態とのすべての接触は、対外業務部門の外交チャンネルと認識されている人物を通じて行われなければなりません。
現在、SCP-1659との外交代表と認識されているのは、ダナミル・アル・カフタニ博士です。
ダナミル・アル・カフタニ博士
SCP-1659が広範囲に拡散しているため、収容はSCP-1659実態が行う活動の真の目的についての公衆の知識の抑制に焦点が合わせられます。
9マイルステーションプロトコルを違反する結果となり得る重大なリスクを伴う活動が優先されます。
プロトコルの要求により、対外業務部門の特例許可がない限り、あらゆる観察以外のSCP-1659の研究は禁止されます。
研究スタッフは毎週、基地のSCP-1659実態のリストと、SCP-1659組織図に最新の情報を反映しなければなりません。
SCP-1659職員の採用選考は、社会学、政治学、外交学、組織理論、そして料理の評価によって行われます。
説明
SCP-1659は基地の全政治的協会、区分を超える準政府機関です。
この組織は最低31万5,449人の、その構成員に理事会経として知られる巨大な管理組織の一員である、という固有の感覚を持つ人物で構成されています。
SCP-1659の影響下にある人物は、この組織の存在以上の知識を説明できますが、それは彼らが所属する特定の小組織と、SCP-1659の一部として行うべき義務の詳細に限られます。
影響下にある人物とのインタビューは、この知識が通常、17から32歳の間に未知の手段によって自然に得られることを示唆します。
対象が一度、SCP-1659の影響を受けたなら、神経系統の損傷か死以外での、基地のどんな手段でも理事会経への知識を抹消することはできません。
全世界の人間が無作為に、SCP-1659に影響されます。
SCP-1659の組織構成は非常に複雑で、最終的な到達点や目的を持たないように見えます。
SCP-1659内の小組織は、組織名と表向きの目的を与えられますが、小組織の構成員の行動はしばしばその目的との関係が認められません。
財団の研究者は現在、1297の小組織を文書に記録しています。
理事会経営の中心的指揮者を別として、別々の小組織同士が関係を持つことは現在できません。
組織階層は定期的に変化し、組織単位は度々再編成されます。
SCP-1659の影響下にある人物は、しばしば無意味と思われる任務に多大な時間を費やします。
文書化された事例は以下を含みます。
スライムモルド生産省の技術者と認知されている引退した電気工は、カナダのトロントにある混み合ったバス停の地面で何度もコインを回しています。
検体制御局で働いていると主張する3人の人物は、スロバキア南西部全域を旅行し、見つけたすべてのムスカルディヌスアベラナリウス、一般名ヤマネを数え、
また、ペルーのリマにある日本大使館からかけられた電話番号をリスト化した文書を送信します。
通話相手が県外だったため、研究者はこれらのメッセージが実際に何者かに受信されたかを判断できませんでした。
第15ビニール化の隊員は、私有するトラックで韓国の南京商道の様々な街の交差点を旅して、交通標識を掃除します。
ボリビアの警察署長であるとSCP-1659実態であることが確認された人々は、彼の家の裏庭で4メートルある粗末なアルミホイル製のアンテナ構造物を解体しては組み立てることを繰り返しています。
自発的にアメリカ合衆国カリフォルニア州モハベ砂漠の辺境に集まった28人の自らを単能衛生闘魚会議の公式会合と称する人物たちは、500kgのTNT火薬に相当すると推定される起爆装置の爆発によって盛り上がりの最高潮に達しました。
居合わせた人々のうち、怪我をした人物の記録はありません。
SCP-1659に影響された人物は、いかなる識別可能な手段によっても彼らに与えられた義務の実行を強制されません。
しかし、対象はほとんど常にSCP-1659によって与えられた任務を実行する高度な動機づけをされており、参加する組織にて組織的結束と高いレベルでの指揮を発揮する振る舞いと姿勢を見せます。
SCP-1659実態の観測される行動は個人レベルでは合理的な目的を持たないように見えますが、広域の関係性分析は、
SCP-1659が世界的商業市場の変動、物理的流行、特に食品関係、不動産開発、難民人口の移動、そして範囲は限定的ですが、軍事力の配置に深遠な影響力を及ぼしていることを示しています。
SCP-1659は彼らが所有権を持つ戦略的に関係性のある民間企業、全ての階層での政府の役職に就く構成員の任務の実行の組み合わせの総和によってこれを成すと思われます。
組織の構成とメンバー
ほとんどのケースでは、SCP-1659の行使する影響力は捉えどころがなく、一般的な社会の期待から著しく逸脱することはありませんが、これは部分的にはSCP-1659が9マイルステーションプロトコルの遵守に同意したことに起因すると理論付けられています。
例外は、SCP-1659が食事・調理技術の流行に発揮する深遠な効力です。
多くの世界で名声を博するレストランがSCP-1659に所有されるか経営されており、フランスのパリにある、いや、日本の大阪にある、スペインのカタロニアにあるがそれに含まれます。
SCP-1659に影響された対象は世界中に存在し、通常3つの確認されているカテゴリーに含まれます。
SCP-1659α。これらの人物はSCP-1659内で指導的立場におり、省庁の長官や重要でない政治的指導者、その他行為の官僚に類似しています。
SCP-1659の約2%がここに分類されます。
このグループの一部がSCP-1659の中央権力であると考えられている理事会経営の一員そのものだと思われており、現在100から120人がいると思われます。
SCP-1659β。推定15%のSCP-1659実体がこの階層に分類されます。
これらの人物は中尉の官僚のような任務を与えられる傾向があり、通常管理的か反独立的な地位にいます。
この集団の多くの人物が世界中の基地の政府におけるあらゆる階層での地位を確立しています。
かつて事例1659a MIKEの発生中に財団から除籍された工作員であるガンビア前首相がその一人だったと思われます。
SCP-1659γ。最も多くのSCP-1659がここに分類されます。
これらの人々はSCP-1659の様々な小組織で共に任務をこなし、従って最も財団の注意を引き付けやすくなります。
SCP-1659γ実体は様々な出自の人々からなりますが、高い割合で短期労働者、習慣者、精神病院の患者、あるいはその他の伝統的な社会の体制から外れて生きる人々です。
外交的コンタクトとプロトコル
SCP-1659の戦略的な狙い、あるいは目的は、もしあるとしても現状は不明です。
HOY-1659-A キューマイルステーションプロトコルの概略
財団の研究者は1983年、ハンガリーのブダペストで、17人の無関係の人々が宝器やモップ、その他様々な清掃用具を持って野良犬を追いかけている報告の調査の後に、SCP-1659を発見しました。
これらの報告は、この街でソビエト連邦の組織的な経済についての協議が行われるのと同時期になされました。
1983年から1997年にかけて、現場研究は通常の機密手段によって行われ、SCP-1659の勢力範囲と、それの既存の社会に与える潜在的な影響は、本質的に抑止不能である、との情報がもたらされました。
そのために、SCP-1659はケテルに分類され、脅威優先度名簿14の位置づけを割り当てられました。
その性質から、調査責任者フランス・フランツ・H・アンブローズ博士は、SCP-1659との間に正式な外交関係の樹立を試みました。
1998年9月1日、理事会経営第0領事館の公式なコンタクトを主張する手紙が、アンブローズ博士の住所に配達されました。
手紙は、SCP-1659の財団との公的な関係を結ぶための議論を受ける旨から始まり、会合は同年内に計画されました。
1998年12月18日、アンブローズ博士と財団の交渉班は、アメリカ合衆国カリフォルニア州キューマイルステーションの放棄された居住区に到着し、SCP-1659の指示に従い、
この場所を選んだ理由は、我々はここにレストランを建設しようと思っているからでした。
研究者にイタリアのスカンピアに住む自転車修理工として記録されているSCP-1659実態であるバレンティーナ・ラコーニ女子と面会しました。
ラコーニ女子は、第0領事館財団担当代理講師として現れたただ一人のSCP-1659実態でした。
ラコーニ女子は、国際外交の実践における広範な知識を実証し、財団の代表の要求に応じて、いくつかのSCP-1659省組織に詳細な位置を指定して任務を実行させることで、SCP-1659内での自らの地位を実証しました。
数日後、財団の代表とラコーニ女子は、SCP-1659が自発的に収容下に入る時期について議論しました。
議論は1998年12月22日に合意に到達し、その後、直ちに9マイルステーションプロトコルとして監視司令部と理事会経営自体の間で批准されました。
19人分のコードネームでのサインを記入したプロトコルの写しが、ロバに乗ったメッセンジャーによって、メキシコのグアダラハラにある財団に指定を受けた施設に届けられました。
参加調印者たちが規定した合意点
9マイルステーションプロトコルの序文は、財団とSCP-1659の共通の目的は、人類文明の理性的な合意の現実性を保つことであると規定しています。
財団とSCP-1659の目的の視点は違うものの、共通の同意に達するには十分に目的を共有しているとプロトコルの基礎に言及されています。
SCP-1659への要求
プロトコルの下、SCP-1659は自らの存在の影響下にないいかなる人物、もしくは組織の活動にも従事しない。
SCP-1659は、いかなる重大な資産への損害や人命の損失を引き起こす活動にも従事しない。
例外は自衛のためあらかじめ定められた自己防衛の状況であり、その場合にも直ちに財団職員や報告を行わねばならない。
SCP-1659は常にその影響下にある人物を世界の推定総人口の0.1%未満としなければならない。
SCP-1659の規定
SCP-1659は、指定された財団職員をその組織の構成員としてはならない。
財団への要求
財団の研究者は全てのSCP-1659γ実態の行為を観測し、文書化してもよい。
財団の研究者はプロトコルの要求に違反する差し迫った状況であると判断されない限り、このような活動を妨害してはならない。
財団のスタッフは理事会経営のガイドラインに沿い、第0領事官の許可を得たSCP-1659の影響下にある人物を検査とインタビューのために財団施設へ輸送してもよい。
財団は1年に少なくとも30人をこの目的のために利用することができる。
財団はいかなるSCP-1659実態に対しても自衛のため以外には、加害、強要、脅迫、その他の不当な妨害行為を働いてはならない。
双方の調印者への要求
9マイルステーションプロトコルの条件は、3年ごとに中立地帯で開かれる双方の代表による協議によって再検討しなければならない。改正は双方の代表者による合意によってなされる。
どちらの代表者も他方に相手の全面戦略、戦略資産、人員レベル、あるいは高レベルの方針についての情報開示を求めてはならない。
このレポートの執筆時点では、SCP-1659による9マイルステーションプロトコルの違反は観測されていません。
テレパシー・人間型・未就用・概念・生命・知性・知識・精神影響のタグがついています。
画像が1枚。SCP-1659の小組織心理戦管理課の組織図。
英語で書かれてますね。
ホワイトボードっぽいのに。
プリントがAA3くらいのプリントがバーンと貼ってあって。
枠、大きい枠が組織図。組織図かこれ。
人物相関図みたいな感じでいろいろぐちゃぐちゃになってはいますが、上から下、縦になってはいますね。
ちょいちょいポストイットが書かれていますが。
ポストイットの方は鉛筆書きかな。ちょっと字が薄くて見えないですね。
結局何?
やたら接続詞というかあれが多くなかったですか?
なんとかのなんとかのなんとかのってすごい続いた気がするから、結局何が主語で何が述語なのかわからないような文章が多かったイメージですけど。
SCP-1659は基地の全政治的協会区分を超える準政府機関です。
構成員に理事会経として知られる巨大な管理組織の一員であるという固有の感覚を持つ人物で構成されています。
ややこしいな。
この組織は最低31万5,449人のその構成員に理事会経として知られる巨大な管理組織の一員であるという固有の感覚を持つ人物で構成されています。
構成員にいらなくなった。
その構成員に、最後構成されています。構成構成でダブっちゃってる気がするけど。
理事会経、これでもあれですね。危険団体とかじゃないんだな。要注意団体とか、SCP財団に連なるSPCみたいな感じの存在として認知されてないのかな。
タグがないので、このオブジェクト、この報告書一つで完結してるんでしょうか。理事会経。
何を持っての経だ。
何かの頭文字なんですかね。
理事会経が、いろんな組織、小さい組織がいっぱいある。
実態の観測される行動は、個人レベルでは合理的な目的を持たないように見えますが、広域の関係性分析は、世界的商業市場の変動、文化的流行、不動産開発、難民人口の移動、いろんなことに低打してますよっていうことですね、簡単に言っちゃうと。
犯罪関係はちょっとわかんないですが、基本的には世界のためになるような、世界経済を動かしたりとか、流行、食品関連って言ってますね。不動産、難民人口の移動、軍事力の配置。
あれかもしれないですね。
あれこれ、手を出している、手を出せる組織。イルミナティとか、秘密結社感が強いですね、やっぱり。
SCP財団もいろんなところにスタッフというか職員が潜入していたりとか、調査していたりとかしていると思うんですが、それより大規模な存在なのかな。
Hungaryのブダペストで17人の無関係な人々が、宝器やモップ、その他様々な清掃用具を持って、野良犬を追いかけている報告の調査の後に、SCP-1659を発見しました。
Hungaryのブダペストで17人の無関係な人々が、宝器やモップ、その他様々な清掃用具を持って、野良犬を追いかけている報告の調査の後に、SCP-1659を発見しました。
この下りいる?
野良犬を追いかけている報告の調査の後に発見しました。
報告の調査の後に発見しました。
この17人の人々が、清掃道具を持って野良犬を追いかけている下り、何?
何?
これらの報告は、この街でソビエト連邦の組織的な経済についての協議が行われるのと同時期になされました。
なんか、意図的にノイズを増やしているようなイメージがすごい強いですね。
あれかな、日本の、海外どうかわかんないですけど、日本の契約書あるあるで利用契約とかのやつ、めちゃくちゃ長ったらしい言葉を、難しい言葉をたくさん使ってわけわからんくさせてとりあえずサインさせようみたいな
そんな印象がうっすらとありますね、私は。
結果的には両者サインして、協力関係を現状は保っている状態ではありますが、ケテルはケテルと。
最悪、最悪っていうか、全然SCP財団乗っ取れそうですしね。
でも要注意団体ではないんだな。
今後もしかしたら牙を剥くかもしれないですし、逆にこっちが先に手を出す可能性も全然ありますね。
というところで、今日はこの辺にしておきましょうか。ではまた次回お疲れ様です。
22:13
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