収容施設はサイトの外、地下70kmにあり、緊急プロトコルが失敗に終わったときに備えて核兵器が配置されています。
それぞれのSCP-1124は密閉された防音・耐熱の1m×1m×1mの鋼鉄製の起爆性倉庫に収容されています。
隔離したSCP-1124は、それぞれ運動と熱を検知する装置が備わった鋼鉄製の収容室で保存されます。
どのような実験でも、SCP-1124を1つより多く使用することは禁じられています。
実験は前日の職員、サイト管理人、O5理事会からそれぞれ承認を受けることになっています。
研究には無人機をイリーナへ送ることが勧告されています。
実験室内の防衛設備が効果がなかった場合、実験室は即座に閉鎖され、トリフルオロメタンスルホン酸で満たした後に焼却することになっています。
トリフルオロメタンスルホン酸…
終了プロトコルの間、参加した研究員は実験室に残ることになっています。
成熟するまでにSCP-1124-Cの破壊を試みていますが、現在成功する兆しは見えません。
子孫は3m×3m×3mの耐酸化チタンシートの収容装置に保存されています。
収容装置は常に完全にトリフルオロメタンスルホン酸で満たし、再生利用しなければなりません。
装置は毎月、溶けたまたは破壊された箇所を特製チタンシートで貼り替えることになっています。
この保守点検作業は40分で完了しなければなりません。
説明
SCP-1124-Cの研究基地イリーナの近くで発見された金属の物体です。
最初のSCP-1124は削除済み、産脈にあった容器から回収されました。
容器の中身は凍息類の形をしており、正確な重さは1.0268kgです。
SCP-1124は熱と圧力の影響を受けません。
生物学的な物理的接触による外部刺激に対して反応は示さず、
SCP-1124を活性化させるには削除済み。
知的生物による生物学的接触に対してより激しい反応を誘発する傾向にあります。
毎日視聴画面から監視カメラを通じてタンク1124-Cを観察していますが、はっきりとした形への具現化は明らかになっていません。
最近では幼虫に似た姿をしています。
SCP-1124-Cはすべて金属的な外見をしています。
SCP-1124はたびたび収容装置をかじり喰らい尽くしますが、鋼鉄の折に対する損害は許容の範囲内です。
僅かな成長でさらにより多くのものが消費されることから、収容に関するさらなる研究が必要と考えられます。
研究員のボディースーツの裂け目から1体の活性化したSCP-1124が転移して削除済み。
監視カメラはSCP-1124が素早く合金ケースを内部から食い破って外へ出ると、研究員の口へと飛び移る様子を映していました。
この機動性については付属体によるバネ運動だと推測されますが未確認です。
収容処置後、研究員は自身を1124-C装置に封印してフェイルセーフ機能を作動させ、SCP-1124-Cを収容しました。
タンク1124-Cからの静止画。
クリックできますが特に何かが出るわけではなさそうですね。画像差し止めされちゃったかな。
被害報告1124職員修了書類を参照してください。
SCP-1124の詳細は通信データと複製映像を参照してください。
X-23C イリーナ
6555 X-23
着陸船 通信データ
13時31分45秒
サンダース
サンダース博士 オーディオログ A20 任務成功の報告
サンプルは収納されている。ガラス容器と思われるものが削除済み。
山脈で発見された。
グリッドの南 8-4
東 2-3だ。
ローバーに到着するまで約4分かかる。
34分23秒
予定より早くローバーに到着した。
全員揃っており説明を受けている。
イリーナ到着まで1時間かかる。
14時25分12秒
我々は今エアロックの中にいる。
荷物は放棄した。
ブリーン研究員が回収した容器をドーム セータに届けていると報告。
テータかな?
T-H-E-T-A
14時40分2秒
通信を中断。
深夜ですね。
AM3時35分10秒
ブリーンと出会ったが容器についてはまだ何も聞いていない。
最後まで残しておくといいさと言っていた。
彼がなぜあのきっかいなことに抵抗できたのかは知らない。
おそらくは彼を起こしたからだろう。
6時58分19秒
再びブリーンと会った。
この時私は通信機を音を大きくした。
ブリーンが何かを言っている。
ブリーン
宇宙からごきげんよう。
サンダース
何をバカなことを。
7時5分19秒
彼はテーブルに容器の中身をいくつか置いた。
ブリーンは容器はガラスではないと言っている。
しかし材料が何であるかははっきりとは言わなかった。
容器は卵の形をしており模様はなく滑らかだ。
それぞれの端に蓋がついており、静かに引っ張ると外すことができる。
そこには接着剤やネジ等のようなものはついていなかった。
ただ着脱する。
10分22秒
卵の中身は小さな銀色のイカのように見える。
手足は切り離されている。
目や口は見受けられない。
ブリーンは一つを振り回したが、予想とは違い手足が動くことはなかった。
固いようだ。
12分1秒
ブリーンは解剖を始められなかった。
外殻があまりにも固いからだ。
まるで像か何かのよう。
26分45秒
ブリーンは熱や冷気を当て、さらに粉砕機にも入れたが、どれにも反応は見られない。
投げ飛ばされるとくしゃみをするだけだ。
27分30秒
彼は冗談で、我々がくしゃみをしなければならないんじゃないか、と言った。
ブリーンは私にその名誉を与えやがった。
28分23秒
くしゃみをすることはできなかったので、唾を吐いた。
影響はないようだ。
これらはただの像なんじゃないだろうか。
28分56秒
助けてくれ。付属物が動いてやがった。
なんだよ、あの恐ろしいす…
1時 解読不能の雑音
通信終了
1時0分0秒の通信については、フロック1124 オーディオAを参照。
音声ファイルが11秒分ありますので確認していきましょう。
ホイ1124 オーディオA
なんか工場っぽい音がしますね。
何かをシューッとゴーっていう音とそれに
もう一回聞いてみましょうか。それに続いて
金属物が擦り合わされるような音がシャキンシャキンみたいな
本当にあの大きい機械がピストン運動してるとかそういう機械が動いているような音と
あとは
なーんって言ったらいいかな。これもまあ機械音と思えば思えるんですが
何らかの叫び声のような
およそ人間では出し得ないような
わーみたいな声が一瞬聞こえて途切れました。
クリーチャー系の声かなっていう印象を受けました。
SCP-1124 ホイA
2000年 月 日
ネバダ州の空軍基地にシャトルがない状態でイリーナ着陸船が戻ってきました。
対象によって周囲警戒がかけられた後、6555-X23は組織によって回収されました。
6555-X23の中には誰もおらず、搭載容量を超えたSCP-1124が容器の中に入った状態でした。
それ以来、テータ及び局に連絡する試みは失敗しました。
調査のために無人機が展開されました。
SCP-1124 ホイB
研究用無人機 X23-Eはイリーナの研究用隔離室へと再び侵入することに成功しました。
無人機が通信消失するまでに未確認のSCP-1124が発見されました。
SCP-1124複製映像 Cを参照してください。
SCP-1124複製映像 C
格納 格付番号 112401 概要
小さく それぞれ正確には1.0268kg ほとんどが不活性です。
金属的な外見をしています。
異なる塩水型の覆いがあり、完全に対象です。
生物学的な接触により活性化すると推測されます。
熱特性なし
解剖学的には一般的なクモに類似しています。
SCP-1124の生産物には、姿によって僅かなさな柄に熱特性に違いがあるが、共通する点として金属的な角張った造形と区切られた手足がある。
より高い熱特性だとあまり角張ってはおらず、区切られてもいない。
いくつかの身体の特徴は以前現場で収容した動物に似ており、大抵は爬虫類に影響を受けているようだ。
の気温は-208から-223度で、地表重力はおよそ44.88メートル毎秒毎秒。
イリーナの生命維持装置は機能していない。
イリーナ内部の重力安定化装置も機能していないようだ。
の大気は地球のほとんどの金属を腐食させる。
SCP-1124は空気を必要とせず、現在未確認の有機物と金属で構成されている。
次の文章が線で修正されています。
イリーナの活性サンプルがイリーナでは前述の状態で状況で制限されていたことと、
研究用無人機の機能が制限的なため、環境要因によりSCP-1124の能力が影響を受けるか確認する実験が要請されている。
修正されているってことは要請が取り消されたんでしょうかね。
映像記録1124Cエリア
研究員は一つのSCP-1124の収容器を運んでエリア1124Cへと入った。
バランスを崩す
研究員の足の近くの視覚に雫が見える。
ごく少量の血がケースの上に付着する。
ケースが回りながら床を滑っている。
両手でケースをつかみ、動きを止める。
ケース表面に小さな穴が見える。
研究員は片手で穴を覆うが、すぐに痛みでひるむ。
SCP-1124-1の特徴に一致した個体が細い穴から出てきて、3秒ほど停止する。
とどまり、SCP-1124を見続ける。
SCP-1124は穴へと戻っていく。
ユニット1124-Cの近くにある備品棚から緊急用フィルムを作り出し、箱にかがみ込んでケースに巻き付ける。
SCP-1124はケースからの口へと飛び出す。
混乱した様子で、独房1124-C内を走ると、フェイルセーフのボタンを叩く。
ユニット1124-Cの扉が施錠され、ユニット内はトリフルオーロメタンスルホン酸と霧で満たされる。
よし。
の頭部は僅かに膨らむ。
わ、崩れ落ちる。
頭蓋骨が頭部の皮膚の隙間から見える。
頭蓋開口部から血が溢れ始める。
この時点で映像は散でぼやけるが、タンク内は完全に満杯になる。
高い金属音が鳴った後、風船が割れたような鈍い音が鳴る。
関連文書
イリーナの略歴 プロジェクト・タンタロス グレイドラゴン事件 グレイドラゴン事案
イリーナ、すなわちサイトX19は、危険な動きをしていると推測される惑星の研究・実験のために設立されました。
の位置のため、イリーナにはリスク対策や利便性は重要ではありませんでした。
の待機は、どんな収容違反が起きようとも即座に終了させました。
研究と処分への試みが失敗に終わって10年後、SCPはおとなしくなりました。
この30年の猶予期間の間に、SCPの起源に関する研究・実験は一切行われませんでした。
収容手順に変更はなかったが、SCPはユークリットに改定されました。
SCPの非常に得意なおとなしい行動は、この時には解明できませんでした。
SCPのほとんど静かな状態は、財団がセクターの問題に関係した直後からなりました。
財団が抱える地球外の問題は、民間の技術の進歩によりの公式が発見されたことによる反応と、その後のセクターへの入職でした。
2000年2月1日
SCPは、SCP-1124の容器が入ったポットが、ネバダ州にある削除済空軍基地に着陸した時に再び活性化しました。
その結果、グレイドラゴンジアンとして知られるサイトと削除済収容所の破壊が引き起こされました。
ポットが削除済空軍基地に到着した時、収容室内のSCPの熱と行動が変化して、サイトのブロックの警報が鳴りました。
SCPの警備に割り当てられているDクラスは、収容室内の動きについて報告しています。
SCPは収容室を破壊すると、すぐにサイト職員を見向きもせずに、直接イリーナ着陸船の方向へと向かっていきました。
警報は大将の元にも届きました。
大将は削除済を装備した隊に着陸船へと向かうSCPの妨害を命じました。
この結果、任の犠牲者が出ました。
それぞれ、SCP-1124のアルファポットを1つ運んでいた機動部隊アルファ2とデルタ5は、SCPによって妨害、壊滅させられました。
財団は甚大な損害をこむりました。
機動部隊イオタ5が多くのSCP-1124を回収した後、これらのポットが他組織によってプロトコルを破るための用道として送られたものだと判明しました。
ブリーンは容器はガラスではないと言っている。材料が何であるかはっきりとわからなかった。
容器はガラスではない。
ブリーンは解剖を始められなかった。外殻があまりにも硬いからだ。
ブリーンは熱や冷気を当て、さらに粉砕機にも入れたがどれにも反応が見られない。
投げ飛ばされるとくしゃみをするだけだ。
投げ飛ばされるとくしゃみをするだけだ。
これはアメリカンジョークか何かですか。
うんともすんとも言わないみたいなことかな。
彼は冗談で我々がくしゃみをしなければならないんじゃないかと言った。
んー、ちょっとくしゃみのくだりあんまりわかんないですが。
唾を吐いた影響はない。助けてくれ。付属物が動いてよかった。
なんだよあの恐ろしい姿かな。
1124はいろんな複製体というか増えるんですかね。
許容量を超えた1124が容器の中に入った。
なんかいまいちイメージがぼんやりしてますね。画像がちょっと欲しいところではありますが。
おそらくは1124っていう金属、液体金属型が大元のオブジェクトがそれぞれ別の形をとっていて、それぞれ別の特性を持っていてっていうのがこのリストなんでしょうね。
人の姿をしていますとか。
んで結局何。
わずかながら熱特性に違いがあるが、共通する点として金属的な角張った造形と区切られた手足がある。
より高い熱特性を持つものはあまり角張っていない。
大抵は爬虫類に影響を受けているようだ。
ポリゴンポリゴン2、ポリゴンZみたいなことですか。
はじめは角張っているけどだんだん丸くなっていって。
より生命体としての完成度を上げている。
魔法しているのか食らっているのかっていうところがちょっと問題ではありますね。
穴が開いていた穴を塞ごうとした口へと飛び出すフェールセーフのボタンを叩くサンと霧で満たされる。
口の中へと入った入られたものの頭部はわずかに膨らむ崩れ落ちる。
頭蓋骨が頭部の皮膚の隙間から見える。頭蓋回頭部から血が溢れ始める。
風船が割れたような鈍い音が鳴る。
じゃあ中に入って操るとかではないのかな。
シンプルに口の中からこうぷくっと膨れて破裂して殺す。
何のために?
敵対存在なのかな。
こっちもこっちで捕まえていろいろ実験しようっていうことをしているので、
初めに手を出したのはお前らやろって言われるとうーんなんですが。
プロジェクトタンタロス・グレイドラゴンジアン
別のオブジェクトがあって、
このオブジェクトがどんどん静かな場合、
財団が抱える地球外の問題は民間の技術進歩により、
黒塗り修正されているオブジェクトは1124の容器が入ったポットが着陸したときに活性化しました。
その結果グレイドラゴンジアンとして知られる破壊が引き起こされました。
何かしらこの隠されているSCPオブジェクトと関連性がある状態ですね。
危険な動きをしていると推測される惑星の研究、実験のために設立されました。
まあ宇宙戦争系でしょうね。
宇宙生命体、金属生命体が地球を侵略しに来たのか、
たまたま何らかの不時着なのか、それとも他に目的があって、
明確な壊滅を目的としているんじゃなくて、というところでしょうか。
収容違反に起因する一連の事案の後、プロジェクトタンタロスが始まりました。
1124との関係をこのプロジェクトで判明しました。
アルファポット、1124のアルファポットを運んでいた機動部隊は、
この黒塗りSCPによって妨害・壊滅させられた。
これもあるいは親、同じ同族、守るべき存在、大切な武器、アイテムといったところですかね。
こちらも前回のホワイトドッグに続き、5500のSCPリスト、オブジェクトリストから読み上げておりますが、
異性からの最悪ですね。
これ以上はちょっと広げられそうにもありませんので。
不死身の爬虫類は以前に取り上げたことがありますし、結構長めで別オブジェクトなので、
またリクエストがあれば読むかなぐらいの感じです。
では、SCP-1124でございました。