追加情報
D-4F-68Aは標準仕様の探索用録画・録音装置を装備していました。
探索はサントップ監視所内に暫定的に設置された監視基地に駐在するウィリアムズ博士と補佐チームにより監督されていました。
ログ開始
ウィリアムズ博士
テスト、テスト、異常はない?
D-4F-68A
はい?
ハロー?
少しの間
博士?
問題ないわ。
SCP-3333へ進行してちょうだい。
ウィリアムズ博士とD-4F-68Aの近さにより若干の音声フィードバックがある。
D-4F-68Aは梯子を登り、SCP-3333へ入る。
見えるものを報告して。
えー、そうですね。今侵入しました。
でもここは空です。
こんな感じですか?
いいわ。ありがとう。
若干の間
少し喋るのをやめて。
間
ありがとう。登り続けてちょうだい。
D-4F-68AはSCP-3333をおよそ1時間登り続ける。
オーライ、ちょっとテストをしましょう。
D-4F-68A、もしよかったらドアを開けて外へ出てくれるかしら?
オーケー、博士。
D-4F-68Aはドアを開ける。
強い風が即座に部屋に吹きつけ、D-4F-68Aを反対側の壁に叩きつけ、家具が動く。
D-4F-68Aはなんとか部屋を横切り、ドアを閉める。
息も絶えだいに。
なんだったんだ、今のは。
今は外に出ない方が良さそうね。
了解。
D-4F-68AはSCP-3333を登るのを再開する。風の音が聞こえる。
SCP-3333の内装に変化はない。
D-4F-68Aはおよそ3時間登り続ける。
10コピーを減るごとに、D-4F-68Aは簡単な掛け算を用いた認識テストを行う。
ベースラインからの変化は見られない。
数時間後、D-4F-68Aは休息し、レーションを取る。
この時点で、ビデオ録画の分析によると184コピーのSCP-3333を登ったことになる。
今が一番良いタイミングね。
D-4F-68A、もう一度テストして頂戴。
オーライ、博士。
D-4F-68Aは認知テストを行う。ベースラインからの変化はない。
D-4F-68AはSCP-3333を184コピー登っているが、これは高さ673mに相当する。
若干の上昇距離の差は観測されるが、予想より遥かに小さい。
博士?何?これは何のためですか?
テストの目的?
えっと、無害だとは思うけど、このテストは空気の薄さを測るためや。
空気の薄さ?
空気が薄くなると脳が…
そうね、脳の働きが鈍くなるわ。基本的には。
パニック。
私は死ぬのですか?
違う違う。テスト結果は地表と変わってないわ。できるだけ登って頂戴。
分かりました、博士。
問題ないわ。
問題ないわ。
魔石。
登るのを再開してD-4F-68A。
D-4F-68Aはさらに4時間登り続ける。東寺にD-4F-68Aはキャンプを立てて眠る。
翌朝、D-4F-68AはSCP-3333を登るのを再開する。
博士、あれが見えますか?
何?
あそこ、あの頂上に人がいませんか?
SCP-3333から南西の尾根に2つの小さな人影が見える。
彼らは動かずに立っているように見える。
これらの人影はD-4F-68Aの視点からしか見えず、ベースキャンプからは見えない。
双眼鏡のようなものはありませんか?見なくては。
カメラもズームさせて、私たちにも見えるように。
あった。
D-4F-68Aは双眼鏡を用いて人影を見る。
ベースキャンプはD-4F-68Aのカメラを通してズームインしようと試みたが、解像度が低すぎて何も明らかにならない。
見えません。ピントが合ってません。ああ、くそ。
人影は振り向いて尾根の向こう側に行ってしまう。
双眼鏡の反射を見られました。
確かなの?
彼らまっすぐ私を見ていました。
まあ、一人はこっちを指さしていたように見えました。
わかったわ。
D-4F-68AはSCP-3333を登り続けるように指示される。
人影に関してベースキャンプで議論がなされるが、合意にはいたらない。
D-4F-68AはSCP-3333の345番目の繰り返しまで登り続ける。
他の人影は発見されない。
D-4F-68Aは朝までキャンプする。
翌日、D-4F-68Aはカメラとマイクを起動するのをしばらく忘れていた。
その後少しして、D-4F-68Aは不安と落ち着いた。
その後少しして、D-4F-68Aは不安と落ち着かなさを感じると証言した。
毒、引き返させてくれませんか?
ここは何かがおかしいです。
それは確かなの?
わかりません。でも、でも、何かがおかしい。
この壁に書かれているもの、それと、
壁には何も書かれてないわ。
えっと、何かが見えるんです、毒。
何て書いてあるかわかりませんが、確かになります。
了解。ここまで来たんだから、進んでちょうだい。
D-4F-68AはSCP-3333を登り続けるが、
時折、基地へ引き返す許可を求める。
申請はすべて、却下される。
ビデオ映像が壁の文字やミーム効果に関して分析されるが、何も見つからない。
527コピー目で、SCP-3333の周辺環境は劇的に変化する。
3トップ監視所の複数のコピーが格子状に接続され、
ドアを通じて行き来可能である。
自然光や空、地面といったものは見えない。
完全な暗闇であり、はしごや跳ね上げ扉を備えた監視所のコピーは存在しない。
これは、これは変です。毒。降りさせてください。何も見えません。
落ち着いて。頼むから。
非常用のヘッドランプと懐中電灯がバックパックにあるわ。それを使って。
D-4F-68Aはライトの電源を入れようとする。
点灯しない。
D-4F-68Aはバッテリー挿入箇所を確認するよう指示される。
それは空である。
バックパック内の予備バッテリーを使うように指示されるが、
D-4F-68Aはそれを見つけられない。
何もない。何もかもおかしい。引き返させてくれ。頼む。
ダメ。前進して。
待て。何かが。何かが見える。何かが見えます。毒。
何?何が?
D-4F-68Aのカメラには何も見えない。
わ、わからない。おかしい。
D-4F-68Aはパニックし始める。
降ろさせてくれ。毒。ここから出なくては。
帰ってきたら撃たれます。何が見えるのか報告して。
D-4F-68Aのカメラとマイクが同時に設定されている。
D-4F-68Aのカメラとマイクが同時に切断される。
何?D-4F-68A?D-4F-68A何が起きたの?
録画を切ったの?何が起きたの?
D-4F-68Aのビデオ録画の分析からは、通信切断の原因はわからない。
装備の故障は考えづらいと結論された。
D-4F-68A消失の状況とSCP-3333上部に未知の異常なオブジェクトが存在する可能性を鑑み、さらなる探索が申請され、承認された。
探索②
ミッション内容
D-4F-68Aの消失の原因の探索
D-4F-68Aにより発見された異常現象の再発見
SCP-3333に存在する異常な実態の童貞
職員MTF MOD-0
特徴的固有空間
追加情報
MTF MOD-0のメンバーは全員標準仕様のサバイバル装備と記録装置を装備していた。
特殊な装備は必要ないと考えられた。
全てのバッテリーとバックアップは3回チェックされた。
ウィリアムズ博士はベースキャンプから監督に当たった。
ログ開始
MOD-1チェック
MOD-2チェック
MOD-3チェック
MOD-4チェック
MOD-5チェック
MOD-1OK
OK、全員頭型構造物への通常アプローチだ。
2名が前へ、1名が中間、2名が後衛だ。
行くぞ
チームは全員、SCP-3333を登り始める。
付近の稜線に人影は見えない。
天候は曇りで、風の音が聞こえる。
機動部隊が登るに従い、風は少しずつ止む。
数時間の上空の後、MOD-4とMOD-2はD-4F-68AがSCP-3333を出ようと試みた部屋に到達する。
家具類は乱れたままであり、動かされたようには見えない。
MOD-1
ここが例の場所ってわけだ。
MOD-0のメンバーは集結し、SCP-3333外部の探索を行おうと試みる。
MOD-2がロープを結びつけられ、SCP-3333を出る。
恐怖はなく、MOD-2はなんなく外に出る。
MOD-2
何もないぞ。博士?
ウィリアムズ
ウィリアムズ
おかしいわね。やんだのかも。探索を続けて。
MOD-1
了解。機動部隊のメンバーはSCP-3333を出て探索を開始する。
SCP-3333の周辺環境はサントップ監視所のそれと同一である。
植物、動物とも生物は見られない。人型存在も見られない。
機動部隊は数時間探索し、SCP-3333で再開する。
3
ここには何もないな。
4
植物もない。おかしいな。
ウィリアムズ
3、わかりません、毒。何かが床にあって、つまずきました。それで…
1、全員どこにいる?
10個。2、MOD3。3、MOD5。4、MOD2。5、MOD4。
これぐちゃぐちゃになってますね。
言ってる人と宣言してる、10個してる人のナンバリングがバラバラになってます。
1、お、MOD1のマイクとカメラが突然切れる。
2、MOD1、ハロ、MOD1のカメラとマイクが再起動する。
1、お、俺にも。
3、あー、何?何を見たの?
4、わかりません、おばけみたいな、浮かんでて。
5、ここは何か変です。
2、いや、我々は。
4、ここは危険です。
何の話をしてるの?
3トップ監視所以外にはカメラには何も映っていない。
何かがあなたたちの近くにいるの?
1、いや、これはそうじゃなくて、毒。
4、あそこだ、見えますか、毒。
何も見えない。
見えないわ、何なの?
3、こ、ここは危険です。
2、何かがおかしいです。
1、荒行き。
あ、あ、あそこだ。
何なの?
1、これは、これは、何と言えばいいか。
ま、機動部隊からのフィードからは何も見えない。
1、これは、その、え、3、城みたいに見えます。
いや、違う、山だ。
4、山だ、幽霊みたいな山。
でも、これは違う。
5、これは燃えている山だ。
6、山だ、煙を吹いて。
煙と灰の塔。
3、見えた。
1、俺にも見えたぞ。
5、行かなくては全員撤退。
オール。
了解。
機動部隊MOD0はSCP-3333の頂上から撤退し、素早くSCP-3333を下る。
数日後、ベースキャンプに到着し、デブリーフィングを行う。
彼らはSCP-3333の頂上での出来事について混乱を示し、再侵入に強い抵抗を示す。
状況とMEME媒体の存在の可能性を鑑み、機動部隊MOD0の反対を押し切り、特殊高MEME工作員がさらなる探索のために投入される。
探索3
ミッション内容
SCP-3333の頂上を探索し、内部のMEME的異常存在または媒体を発見、無力化する。
職員
MEME対抗スペシャリスト0アンダーバー
無を歩く者
追加情報
スペシャリスト0アンダーバーは盲目、老和であり、手に埋め込まれたシグナルシステムを用いてコミュニケートする。
通常仕様のレーションが支給された。他の装備は不要であった。
ウィリアムズ博士と機動部隊MOD0が作戦を監督する。
ログ開始
0アンダーバー
基地を離れる
ウィリアムズ
何か必要があったら言ってね。
了解。
スペシャリスト0アンダーバーはSCP3333を上昇し始める。
MOD5
ウィリアムズ
私はこれは好ましくないと。
もし、あなた方ダメチームを尻尾巻いて逃げ返らせるほど怖いものがあるのだとしたら、まさにアネットを呼び出した価値があるわ。
MOD5は返答しない。
スペシャリスト0アンダーバーは登り続ける。
部屋、おかしい。
乱れ、戦闘?
違うわ、私たちよ。
OK。
数時間が経過する。
外、誰か。
見ている。
以前に出会った連中よ。もしあなたがまだ登り続ければ…
進んでる。
まだ、ついてくる。
おかしい。
違う。
他の何か。
どういう意味?
わからない。
スペシャリスト0アンダーバーはさらに数時間登り続ける。
この時点で、スペシャリスト0アンダーバーは12時間以上登り続けている。
休息は必要ない?
誰か、まだ、いる。
危険。
安付、不使用。
スペシャリスト0アンダーバーは100ミリグラムのアンフェタミンを摂取し、登り続ける。
外、見える?
いや、見えないわ。
カメラの端に動くものがチラリと映る。
何かが窓越しに見ており、カメラがそちらの方向を向くと隠れる。
風は強く、外に出れそうにもない。
何かが…
奴ら、気づいてる。
スペシャリスト0アンダーバーは登る速度を上げる。
チラリと映る何かが時折、SCP-3333の外に見える。
小さなサラサラという音が風に混じり、時折聞こえる。
MOD5
スペシャリスト、撤退して。
ダメだ。
スペシャリストは速いペースで登り続ける。
およそ1時間後、スペシャリストと彼らはSCP-3333の頂上に着く。
血液、光、ない。
スペシャリストは歩き始める。
彼らもライトは点けない。
カメラには何も映らず、スペシャリストの足音だけがマイクに聞こえる。
大きなバタリという音が遠くに聞こえる。
ここ。
間。
無害。
スペシャリストは歩く速度を上げ、突然止まる。
いくつかの小さなサラサラという音が聞こえるが、それらは素早く消える。
体。
スペシャリストがしゃがみ込み、服が擦れる音が聞こえる。
サラサラという音が、より大きく、近くで再び聞こえる。
MOD5
逃げろ、スペシャリスト。
ウィリアムズ
アネット
何かを潰すような音がいくつか聞こえる。
体。
血液。
間。
内臓、筋肉、滑らか。
柔らかすぎる。
間。
硬い、金属。
サラサラという音は、より大きくなり、どんどん近くなる。
それらはスペシャリストを取り囲み、重なり合い、鳴り続く虫の歯音のようになる。
MOD5
逃げろ、スペシャリスト。
それは放っておけ。
行け。
金属。
言葉。
土芯という音。
エラーになってますね。
エラーというか、TTTTTTETETETETEUNW4
あの、通信がいかれたのかな。
スペシャリストが送る信号が、不具合が起きてます。
ウィリアムズ
アネット、アネット。
スペシャリスト、ゼロ、アンダーバン。
ライト、ライト。
消えた。
ライト、どこ?
アネット。
山、ある。
撤退しなくては。
ライト、どこ?
アネット。
スペシャリストのライトが点灯する。
スペシャリストは地面に横たわっている。
ライトは積み上げられ、腐敗の進んだ筋肉、臓器、
骨を映し出す。
金属のドッグタグがスペシャリストの手に掴まれているのが見える。
それには、
機動部隊MOD5
グラハムパーセル
と書かれている。
データ削除
封印データ
メッセージ