1. SCP話
  2. #426 SCP-5500 - 作者の死 ①【..
2025-09-17 42:35

#426 SCP-5500 - 作者の死 ①【リクエスト】

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紹介SCP/Tale


タイトル: SCP-5500 - 作者の死

原語版タイトル: SCP-5500 - Death of the Authors

訳者: Red_Selppa

原語版作者: Ihp

ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-5500

原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-5500

ライセンス: CC BY-SA 3.0

作成年: 2020

原語版作成年: 2020


SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3


©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/


BGMタイトル: Farewell

作者: H.Lang

作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile459.html

DOVA - SYNDROME楽曲リンク: https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play19024.html


1・5・9・13・

17・21・25・29日更新予定


#SCP #SCP財団 #podcast


【活動まとめ】 https://lit.link/azekura

サマリー

SCP-5500は、超常現象に関連するオメガ個体の死を通じて発生する現実不全シナリオについて議論しています。財団は、この現象に関連する人物を調査し、さまざまな影響を解明しようとしています。このエピソードでは、SCP-5500オメガ個体の観測やスワンエンジンとの関連が語られ、リュクス博士が神経系のコントロール能力を行使した結果、重大な影響がもたらされます。また、著者の死がアノマリーへの影響を引き起こす様子が詳述されます。さらに、ジャック・ブライト博士によるSCP-963の利用が引き起こした事故の詳細と、著者の死に関連する現象について考察されます。特に、創作物の存在が著者の消失とどのように結びつくかが論じられます。

SCP-5500の目的と影響
アイテム番号 SCP-5500 オブジェクトクラス アポリオン
特別収容プロトコル SCP-5500の発生を理由に、終末論的枕れたベールプロトコルが実施されています。
多元宇宙が壊滅状態にあるため、大衆は超常現象や財団の存在を認知しています。
財団のあらゆる調査は、すべての SCP-5500オメガ個体に死をもたらした首謀者を発見することに焦点を置いています。
その現在の目的と、5500オメガ個体の死に関連する人物について調査が進行中です。
情報伝達のため、本ファイルや関連文書の随所で非文字調査プロトコルが使用されています。
下線が引かれた赤文字のテキストは、ミーム暗号化が施されており、首謀者や殺害方法について判明した情報を、基地・宇宙の上位に存在する実体のみが見られる形で伝達しています。
説明 SCP-5500は、複数の SCP-5500オメガ個体の死により引き起こされている、現在進行中のZ系クラス現実不全シナリオであり、
少なくとも9245個の宇宙に影響を及ぼしています。
SCP-5500オメガは、財団の観測課にある大多元宇宙圏よりも上位の現実世界に存在している人型実体、あるいは人類です。
これらの実体は創作的執筆という手段を介して、我々やその近隣の現実を改変する能力を有していますが、その影響度は不明です。
SCP-5500オメガ個体が死亡すると、それまでその個体が影響を与えていた宇宙や実体に甚大な刑事上的バックラッシュが発生します。
SWANエンジンの実験
影響範囲は事例ごとに異なり、その死の可烈さに比例しています。
SCP-5500オメガ1が自然死と見られる死を迎えた事例では、少なくとも4名の人間と3体のSCPオブジェクトが死亡しました。
SCP-5500オメガ1の死の原因は心臓麻痺でした。
一方で、SCP-5500オメガ56の殺害は、観測されたすべての宇宙において境界線イニシアチブの完全な壊滅、並びに基準宇宙におけるイギリスの人口喪失を引き起こしました。
死因 複数の多面体物体を強制的に接触させられたことによる腹部の裂傷
SCP-5500-Aは第3世代のSCP-5500オメガ観測装置です。
さらなる情報は機密指定を受けており、以下のアドレスにハードコピー形式でのみ保管されます。
画像が1枚。 財団による2033年イングランド探査の際にウィンザーサッカー場で撮影。
SCP-5500オメガ56の死からおよそ2ヶ月後。
サッカースタジアムなのは間違いないんですが
誰も人がいなくて、後ろにこれはなんて言ったらいいんだ
木 草花が生えていない木
枝だけの状態のものを逆にして映しているような影が空にありますね
半透明の影って言ったらいいのかな ただその木っぽい枝にあたる箇所もすごいうねうねしていて
木というよりは何か細胞的な プランクトン的なものを想起させるようなビジュアルになっています
Kクラスシナリオ インタラクティブ サメ殴りセンター サーキック シンクレア博士 ハーマンフラー ブライト博士 メタ ワンダーテインメント博士
世界オカルト連合 人間型 境界線イニシアチブ 放浪者の図書館 現実改変 生命 異次元 知性 空想科学部門 語りのタグがついています
リクエストいただきましたありがとうございます なぜこんなにタグがついているのかというとですね
まだまだ続くんですよこれ軽く見たんですが さらなる情報は機密指定を受けており以下のアドレスにハードコピー形式でのみ保管され
ますという感じで これクリックできるんですけど次のページ次のページっていう感じで広がっていってるん
ですね あまりちゃんとは読んでないんですが終盤というか3,4ページぐらいジャンプすると
ちょっとTRPGチックというかテキストの選択肢がいくつかあって どれをクリックしますかっていうのが
広がってるっぽいです ですのでまたしばらくはこの SCP-5500を複数回に分けてやっていく形になるかと思います
先ほど言いました複数選択肢の場合は私個人の考えで 実況プレイじゃないですけどやりながら進めていきたいと思っておりますので全ての
選択肢等を見たい方はおそらくこれもね 長いやつというか結構有名オブジェクトっぽい気がするので
youtube だったりネットで考察だったりその全選択肢パターンとかあると思いますので そちらをご確認いただければと思いますと言いますことで
さらなる情報は機密指定を受けており以下のアドレスにハードコピー形式でのみ保管されます をクリックします
SCP-5500 ペンの手動犬を握るより良い世界修正されています
殺人兵器を作るための空想科学理論 執筆者キャサリン・シンクレア博士
ジャック・ブライト博士他 縮約版
ようやく だが俺たちは神を見つけてしまった
それが SCP-001 だ ホラー作家の一団みたいに悪趣味な奴らだ
蒸気は悪名高きS・アンドリュースワンの提言からの引用です 少なくとも一部はより大きな財団で入手が可能です
そちらにいる君たちにはピンとこないだろうが第4の壁のこちら側にはあまり 情報がないのだよ
そう私も 神は実在します
ただしもしそれらが真実なら神はどれだけ小さく見積もっても執筆し 物を考えることができます
そしておそらくは見ることも 蓋を開けてみれば神の多くは禁止だった
オカルト研究部門と世界オカルト連合の国天プログラムが先駆けとなった
声優投写理論に関する知見 星に幽霊の優で投げるうつですね
声優投写理論に関する知見
並びに2023年のオペレーションウォールブレイクにおける技術革新を利用するプロジェクト
SWANは財団のリソースを用いていわゆるホラー作家と呼ばれる実態を直接的に観測し
あわよくば制御することを目的としていました
オペレーションウォールブレイクはサイト19を発射地点として用い第4の壁を突破する試みであった
関係者のほぼ全てが死亡し生存者も発狂してしまったがカウンセリングにより回復した
SWAN
これが実際のところ何の頭文字を指しているのかは全く不明である
ブライトがこれを提案しバクロニムは後で思いつくだろうと言った
利用
端的な要約
SWANエンジンは一時的に使用者を殺害します
しょっぱなでどうして資金供与を断られなかったのか私には到底見当もつかない
2分以上あらゆるバイタルサインを停止させることにより魂は肉体から離脱することが可能となります
軽事情的上向き情報の利用によりSWANエンジンは魂を上位次元へと吸い上げます
しばしば上位次元は涅槃や天国のような場所であるとみなされます
しかしSWANエンジンは一時的に意識を基地財団多元宇宙
ノンファウンデーションマルチバースKFMから完全に離脱させ
S&U SWANの提言において提唱されたホラー作家の実態が棲む現実へと移行させ
SWANエンジン内の人間の意識を対象とする実態の意識に一時的に相乗りさせることで観測を可能とします
しかしコミュニケーションや交流は不可能です
少なくとも第一世代では
次世代のSWANエンジンはそこからさらに進んで著者実態との交流を可能とし
財団に有益な物語力
財団に有益な物語力を形成する術について提案を持ちかけることを目的としていました
我々はハッピーエンドを望んでいた
彼らが我々を操り人形にしているのか
ただ観測しているだけなのか我々にはわからない
ブライトは前者であると
ウエストは後者であると考えていた
あれから何年も経ったが私は未だ結論を出せずにいる
実験記録
SWANエンジンの最初の試験はキャサリン・シンクレアを被験者として実施されました
当時のシンクレア博士の同僚が観察したイベントの書き起こしは以下の通りです
シンクレア博士
エンジンのコンパートメントに入ったわ
打ち上げの準備をして
ウエスト博士
機体薬を注入する
日時は2024年4月1日15時32分
レイノルズ研究員
ちゃんと戻ってこられるようにしてくれよジョン
大丈夫よモンティ約束する
ブライト博士
機体薬が効くまであと3、2、今だ
バイタルサイン消失移行完了だ
タイマーを開始3分で蘇生を開始する
脳内スキャンはオンになっているか
あちこちに活動あり通覚需要帯がおかしなことになってる
出力結果を見せてくれ
プリントアウト
感覚右手に痛みを検知
感覚ムカつきと苛立ち
感覚四角小さな部屋
2脚の椅子1脚の机
感覚四角一体の人型存在エラー
感覚エラー超過現実
エラー超過現実
エラー精神不全寸前
エラー感覚変頭痛
エラー感覚心の中の毒白
レイノルズ
引き戻すぞ時間だ
ブライト博士
薬を排出酸素を供給アドレナリンを注入
著者実体との交流
バイタルサイン再開
変則的なノウハウを検知
認識災害性音声パターンを検知
コンパートメントを開かないでください
再通知コンパートメントを開かないでください
ウエスト博士
なんでこんな感覚が
レイノルズ
頭が頭が割れる
ブライト博士
一体何が起きているんだ
私は何も感じないが同僚がしっかりしろ
刑事上労働摘出中
脳の活動が正常に戻りました
レイノルズ
ジーザス
髪が真っ白じゃないかキャサリン
キャサリン博士
私は見たのモンティ
私は神を見た
奴は腕にギプスをはめていた
私レイノルズ
ジーザス
喉も血まみれだ
何があった
ブライト博士
あまり自信はないが
消化現実実態が
私たちになり変わろうとしているんじゃないか
私は
くそこれは
くそ
基地の全SCP-5500オメガ個体の殺害に
スワンエンジンが関わっていることから
首謀者が発見されるまで
財団は本装置の使用を認可しません
画像が一枚
ジョナサン・ウエスト博士
彼の前方にあるのが初期のスワンエンジンの試作機である
2025年
白衣の男性が一人立っていて
映画とかで言うところの
タイムマシンっぽいような形をしていますね
あのスパイダーバースの
あとはあれかな
あのベイマックスの
トランスポーションじゃないわ
テレポテーション装置
丸いやつ
でっかい丸いやつで
ドーナツ型ですね
真ん中が開いてて
その円の先に写真はなんか銅色というか
橙色黄色っぽいアルミホイルの
でけえ板みたいなのを
博士が見つめているような状況ですね
ベイマックスとか
スパイダーバースとか言いましたが
まんまそういうことっぽいですね
パラレルワールド
多元宇宙の中で上位的な世界
上位存在がいるという状況
その者たちが我々
この財団がいる規定世界の中の
SCPオブジェクトとか
現実改変とかを施していると
予想をつけているわけですね
つまりは要するところの
我々の現実世界を観測している
実在を理解しているって言ったらいいのかな
私たちはこのSCP財団っていうのを
フィクション創作として楽しんでいるんですが
その創作の中のキャラクターが
我々作者読者の存在を認知した状況でしょうか
神って言ってるんですね
このスワンエンジンというのを使うと
財団世界側の使用者
スワンエンジンに乗り込んだかどうか
ちょっと分かりませんが
どんな形なのか分かんないけど
それを使用したら
肉体的な死を経験すると
その結果魂が上位次元へと吸い上げられる
スワンエンジンによって
我々がいる世界へと行くと
そこで一時的に完全に規定世界から離脱させ
ホラー作家の実体が住む現実
こっちですね
私たちが今こうやって私が話していて
皆さんが聞いていらっしゃる
この世界へと移行させ
このスワンエンジン内の人間の意識
財団世界側の肉体的に死んだ
博士側の世界の魂を対象となる実体の意識
だからホラー作家
このSCPオブジェクトを作った作家の中に
一時的に相乗りさせることで観測を可能とします
だからその意識対意識対で
コミュニケーションを取ることは
この第一世代では不可能でしたが
上の世界上位次元世界にいる実体に
乗り移ることはできるんですね
肉体的な支配権はどうなるんだろうか
著者実体との交流を可能とし
財団に有益な物語力を形成する術
ハッピーエンドを望んでいた
彼らが我々を操り人形にしているのか
ただ観測しているだけなのか我々にもわからない
私は未だ結論を出せずにいる
キャサリンがシンクレア博士が実験をしたと
いろいろエラーが起きて
奴は腕にギプスをはめていた
あまり自信はないが超過現実実体が
私たちになり変わろうとしているんじゃないか
なり変わる
ちょっとまだよくわかんないですね
読み進めていくうちに
わかるタイプなのか
読み進めてもわからんタイプなのか
そこからではありますが
もう一記事文読んで
今回は終わりにしましょうかね
はいでは
スワンエンジンの使用とその影響
基地の全SCP-5500オメガ個体の殺害に
スワンエンジンが関わっていることから
首謀者が発見されるまで
財団は本装置の使用を認可しません
クリックできます
SCP-5500インシデント報告
スワンエンジンの使用に関連する
CKクラス現実再構築シナリオ
2027年10月ある一体の
SCP-5500オメガ個体の活動を観測するために
スワンエンジンが使用されました
観測によればこのSCP-5500オメガ個体は
物語を創作中でした
創作プロセスへの暴露が
いかに述べるイベントを引き起こすと
考えられています
物語の創作を観測した際
オペレーターであったリュクス博士が
意図せずSCP-5500オメガ実体の
神経系のコントロール能力を
行使してしまった結果
実体は椅子から立ち上がり
床でつまづいて転倒しました
その後リュクス博士はエンジンから排出され
オペレーター室から2歩出たところで倒れ
おそらくは心霊バックラッシュによって
死亡しました
著者の死とアノマリーの変化
27個以上の近隣宇宙において
SCP-3732は突発的に色が消失した後に崩壊し
花崗岩性であるにもかかわらず
炭素を主体とする非異常性の塵へと変化しました
さらにリュクス博士が研究していたアノマリー
SCP-4879などに同様の変化が起きました
遭遇した著者実体の中に
リュクス博士と類似する実体が含まれていたこと
その実体が以降の試験で確認できなくなったことは
特筆すべきです
その後数週間
SCP-5500オメガ実体の観測は
ここから先の文章が修正されています
修正前の文章
オメガ実体の観測は
一部の個体の精神的ストレスが
増大したことが原因で
即座に拒絶されるようになりました
このことから当該実体群は
仲間の死を知っているものと推測されます
修正され注釈
クリニカルな冷淡さなどクソくらい
世界は終わりなんだ
奴らは泣いているよ
みんな泣いてる
ジョナサン・ウエスト博士の手記
まさにこの時
我々は彼らが不死でないことを発見した
彼らは死ぬこともある
確かに筋は通っていた
彼らは人間だった
人間は死ぬ
だがこれは恐ろしい可能性をほのめかしている
二つの死が多元宇宙からアノマリーを消し去った
知らせを聞いた時は
冗談抜きで吐いてしまったよ
まあフィクションの法則に支配される
宇宙で生きていくというのはいいだろう
しかし世界を操り
形作っていた存在が死ぬと
こうなってしまうというのでは話が変わってくる
弔う死体すら残らない
魂さえ生き残れるかどうかわからない
さらに言えばこれは全く筋が通っていない
空想科学的モデルによれば
著者の死後も作品自体や作品内にあるものは残ることになっている
なぜ我々はそうでない
インシデント報告
スワンエンジンの使用に関連する
CKクラス現実再構築シナリオ
2027年11月
スワンエンジンは不適切な手順でシャットダウンされました
それによりスワンエンジンが
オペレーターなしで起動した結果
ロートはSCP-5500オメガ個体の意識に突き刺さり
我々の次元へと引き下ろしました
結果としてサイト43
過去のインシデント以後
スワンエンジンのメンテナンスを
行っていた場所の全域で
連鎖的な心臓発作が発生しました
死者は出ませんでしたが
全ての職員は心臓麻痺の感覚を覚えながら
映画館で座って
猫のような人形実体群が遊んでいる光景を見た
と報告しました
その後ハーマンフラーの不気味サーカスに関連する
全てのオブジェクトおよび人物
サーカスに関連する複数の異次元エリアを含む
は崩壊し炭素を主体とする土煙へと変化しました
監督司令部公式発表1203
機密チャンネルを開く
0512
一度なら偶然
二度なら攻撃
3体のscp5500オメガ実体が死亡し
それと共に世界から多くのものが奪われた
リュクスの仕事や3732についてはあまり言いたくはないが
まだ目をつむれる範囲だ
サーカスはそうではない
053
同意する
1時間後に投票手続きに入ろう
万丈一致だろうな
空想科学については今後何らかの被害が起きる前に解散し
スワンエンジン
アクロニムを使うつもりはない
にも手ついと大なたを振るうことになるだろう
必要であれば文字通りに
3分間0512からの返答が記録されなかった
053
12
エラー0512生命反応なし
053
一体何だ
インシデント
scp5500アルファ
2027年12月25日
互いに関連性のある複数のアノマリー
及び財団職員が突発的に
CKクラス現実再構築シナリオの被害を受けました
影響を受けた者の例を以下に挙げます
056
0512
ジャック・ブライト博士
scp963によって生成された複製を含む
scp321
scp590
この事件が発生したのは
ブライト博士がスワンエンジンの日課メンテナンスを
行っているDクラス職員の肉体を
scp963で乗っ取り
装置の破壊を試みたのと同時でした
ブライトはscp963をスワンエンジンの
生物学的コンポーネントに使用しようと試み
結果としてケージ状ロートは意識を
ロート内部へと引きずり下ろし
過負荷を受けて自己崩壊しました
スワンエンジンの生物学的コンポーネントについて注釈
2020年7月サーキックカルト残党との
取引の一成果として
我々は多くのバイオ技術を獲得した
そして生物的な動力源を組み込むことが決定された
というわけだ
あの匂いはどうにもならなかったが
過負荷を受けて自己崩壊しました
ブライト博士が起こした行動の意図は不明です
心理学的ファイルからは
自殺願望が確認できますが
SCP-963の性質上
自己終了は不可能でした
そうその通り
我々はよその宇宙からブライトを一人引き入れた
ブライトは納得しているだろうか
スワンエンジンが破壊されたにも関わらず
同様のCKクラス現実再構築シナリオは継続しており
現在のZKクラス現実付前シナリオにまで発展しています
SCP-5500オメガの一体である
SCP-5500オメガ62との会話が試みられました
付随文書を参照してください
画像が一枚
SCP-3732の崩壊によって生成された塵
人の右手おそらく男性の右手が塵を
なんて言ったらいいんですか
救っている様子ですかね
というこっちゃ
物語の創作を観測した結果
オペレーターであったリュクス博士が意図せず
神経系のコントロール能力を行使してしまった
意図せず無意識的にやめろってなったっていうことですかね
物語作るな
ホラー的な展開作るなって思っちゃったのか
その結果
実体は椅子から立ち上がり床でつまずいて転倒しました
実体なのでこっちの世界の我々ですね
作者が転倒しました
その後リュクス博士はエンジンから排出され
オペレーター室から2歩出たところで倒れ
おそらくは心霊バックラッシュによって死亡しました
27個以上の近隣宇宙において
SCP-3732は突発的に色が消失した後に崩壊し
下降岩性であるにも関わらず炭素を主体とする非異常性の塵へと変化しました
これ実体はなくなってしまったのかな
書いてないですね
実体の死をトリガーにその実体というか作者って呼びますけど
実体のことを作者の死をトリガーに
その作者が関わった作品のオブジェクトだったり
人物だったりが塵になったという認識ならわかるんですが
そういうわけではなさそうな気もしますね
さらにリュクス博士が研究していたアノマリーに同様の変化が起きました
遭遇した著者実体の中にリュクス博士と類似する実体が含まれていたこと
遭遇した著者実体の中にリュクス博士と類似する実体が含まれていたこと
遭遇した
その実体が以降の試験で確認できなくなったことは特筆すべきです
その後数週間オメガ実体の観測は一部の個体の精神的ストレスが増大したことが原因で即座に拒絶されるようになりました
当該実体群は仲間の死を知っているものと観測されます
これあれか?作者世界?我々の世界って言ったけど違うのかもしかして
軍隊になってるっぽいななんか情報共有がすごいされてるような印象ですね
感覚が繋がっているレベルに近いような気がしますね
即座に拒絶されるようになりましたって言ってるから
情報伝達がすごい速やかかつ全域に広がっていると見ていいと思うんですが
まさにこの時我々は奴らが不死ではないことを発見した彼らは死ぬこともある
彼らは人間だった
二つの死が
二つの死は
彼ら神著者の死と
それに相乗りしたリュクス博士のことを言ってるのかな
二つの死が多言宇宙からアノマリーを消し去った
知らせを聞いた時は冗談抜きで入ってしまった
現実再構築シナリオの発生
フィクションの法則に支配される宇宙で生きていくというのは良いだろう
フィクション世界の人間っていう自覚はまあまあまあいいでしょうということで
SCP財団というねむちゃくちゃな組織をやってるので
それぐらいの超異常は飲み込んで叱るべきだと思いますが
しかし世界を操り形作っていた存在が死ぬと作者が死ぬと
こうなってしまうというのでは話が変わってくる
弔う死体すら残らない
魂さえ生き残れるかどうかわからない
さらに言えばこれは全く筋が通っていない
空想科学的モデルによれば著者の死後も作品自体や作品内にあるものは残ることになっている
なぜ我々はそうでない
そうですよね
うーんなんでだろう
不適切な手段でシャットダウンされました
それによりエンジンがオペレーターなしで起動した結果
これロートロートって言ってますが
情報なのかロートなのかどっちでも読み方はいいっぽいんですが
まあロートにしておきましょうか
オメガ個体の意識に突き刺さり我々の次元へと引き下ろしました
結果としてサイト43の全域で連鎖的な心臓発作が発生しました
死者は出ませんでしたが
全ての職員は心臓麻痺の感覚を覚えながら映画館で座って
猫のような人型実体群が遊んでいる光景を見た
これ何だろうな猫のような人型実体群が遊んでいる光景
トムとジェリー
キャッツ
猫のような人型実体
トムとジェリーは猫だもんな
キャッツか
その後ハーマンフラの不気味サーカスに関連する全てのオブジェクト及び人物は崩壊し
炭素主体とする土煙へと変化しました
ハーマンフラーの不気味サーカスも
その作者が関わったものなのかな
リュクス博士と
scp48793732ハーマンフラーの不気味サーカス
もろもろこのリュクス博士が哀乗りした人が
協著者あるいは単品単品って言ったら失礼ですね
単独の著者なのかというところでしょうか
でもここから下なんだよな
05も消えてるんだよな
互いに関連性のある複数のアノマリ及び
財団職員が突発的に現実再構築シナリオの被害を受けました
現実再構築シナリオっていうのが何なんだ
いないものとされたっていうことかな
財団員は何かしら特別な薬とかで
現実改変が起きたことを把握しているけど
みたいなことですかね
これは一般人にはそのものが
そもそもいないものとして扱われてたとか
そういう感じでしょうか
05612ジャック・ブライト博士321590
とうとう消えてしまったと
ジャック・ブライト博士はこれも有名な人なんですが
SCP-963がおそらくこれなんですけど
自分の魂を複製するって言ったらいいのかな
そのネックレスだかペンダントだか
だったはずなんですけど
その中にジャック・ブライト博士の意識があって
そのネックレスペンダントをつけた人物が
意識を乗っ取られて
ジャック・ブライト博士になるっていう
オブジェクトだったはずなんですよ
ジャック・ブライトの事故
なので実質的な不死の存在だったにも関わらず
SCP-963によって生成された複製を含む
ジャック・ブライト博士が被害を受けたということですね
この事件が発生したのは
ブライト博士がエンジンの日課メンテナンスを
行っているDクラス職員の肉体を乗っ取り
装置の破壊を試みたのと
同時でした
ブライトはSCP-963を
エンジンの生物学的コンポーネントに
使用しようと試み
結果として
生物学的コンポーネントサーキックカルト残党との
取引の一成果として
我々は多くのバイオ技術を獲得した
そして生物的な動力源を組み込むことが決定された
生物的な動力源
はいはいはい
エンジンの動力を
電気とか熱とか
自然現象的なものだけでなく
生物バイオマス発電みたいなことでしょうか
何かしらの
だから我々で言うというか
私がイメージしやすいのは
ハムスターが歯車にひたすら回して歯車創業
なんて言ったらいいの歯車発電
するイメージですかね
それにその生物に
さっき言った乗っ取りアイテムを
ブライト博士乗っ取りアイテムを使おうとしたんだ
これは装置の破壊を試みるとは
また違うんじゃないのか
結果として意識をロート内部へと引きずり下ろし
刑事上ロートは意識をロート内部へと引きずり下ろし
過負荷を受けて事故崩壊しました
ブライト博士が起こした行動の意図は不明です
心理学的ファイルからは自殺願望が確認できますが
性質上事故終了は不可能でした
この実験自体が上の次元の生命著者に
精神を相乗りさせる
ただ相乗りした
財団世界側の人物はほぼほぼほぼほぼというか
100%の割合で亡くなっている
消滅しているから
そのエンジンにつながっている生物の意識を
ブライト博士が乗っ取るということは
ブライト博士の意識が上に行って
結果としてブライト博士も死んでしまうんじゃないか
という意識からの自殺願望が確認できます
著者の死の影響
というところですかね
でこの事故終了は不可能でしたのとこに
注釈があるんですよね
そうその通り我々は他の宇宙から
ブライトを一人引き入れた
ブライトは納得しているだろうか
これはこの実験の後の話なのかな
ジャック・ブライト博士
この世界のジャック・ブライト博士が
完全に消滅した複製体も含む
ブライト博士が全員いなくなって
いやでもブライト博士のアイディアとか
知識は必要だから
他の宇宙から他の宇宙でも複製されているような
ブライト博士がいると思うので
そこから一人連れてきた
この処置にこの世界にもともといたブライトは
納得しているだろうか
っていう懺悔の注釈なんですかね
これ注釈って言っていいのかな
さっきから言ってるけど
おそらくこれ我々世界のものしか見れないやつですよね
赤字はそうですって前のページで書いてましたけど
ああスワンエンジンが破壊されたにも関わらず
同様のCKクラス現実再構築シナリオは継続しており
現在のZKクラス現実風前シナリオにまで発展しています
エンジンが破壊された
生物学的コンポーネントがやっぱり死んじゃったんですね
おそらくエンジンに使っていた生物をブライト博士が乗っ取って
結果的にブライト博士ごと生物が死んでしまった
土煙になってしまったのでしょう
おそらくにも関わらずこのCKクラス現実再構築シナリオ
だから関連する人物オブジェクトが
アノマリが土煙に塵になってしまうという状況は継続しており
現在のZKクラス現実風前シナリオにまで発展しています
SCP-5500オメガの一体であるオメガ62との会話が試みられました
付随文書を確認付属文書を確認してください
次のページがだからオメガ62との会話なんですね
パッとこの上の著者に接触した結果
関わっていたものが諸々消えてしまうっていうのは
以前も取り上げたかと思いますが
藤田和弘先生
牛よと虎とか
カラクリサーカス月光常令
壮望亭壊すべし
等々の名作を書かれている作者さんですが
月光常令ですね
その中で私がパッと連想したのは
あれはおとぎ話の世界で数年
数百年に一度とかだったっけな
ちょっと感覚は忘れたんですが
おとぎ話世界の中の月が青くなってしまう
その青い月の光を浴びてしまうと
凶暴化してしまうみたいな
でおとぎ話の世界から現実世界
我々の世界に飛び出して暴れ回ってしまう
その暴れ回った状態で1週間だっけ
3日だっけ何日か経過すると
物語の主要人物が出てくるんですけど
主要人物がいない物語って読まれる価値がない
読む人がいなくなってしまう
っていうことで
その存在自体がなくなってしまう
デスアピア消滅って
確かRubyが振られてたんですけど
という印象を受けますね
そのそもそもその物語がないものとして
扱われてしまうっていう
現実改変があるんですけど
月光条例というお話の中にね
あれめちゃくちゃ面白いんで
ぜひ皆さん読んでください
でそれを想起したんですが
イメージ作者著者の死と関係あるのないの
みたいなところが結構でかいですね
そもそも著者なのみたいな
俺ってあの人が著者なのっていうような存在も
消えてるっぽい関連関連で広がっていくようであれば
もう取り返しつかないことになりそうですが
まぁ実際問題なってるのかもしれないですね
ZKクラス現実不全シナリオにまで発展しているので
だからこれは現在財団世界側の規定世界側の人たちの
意見でしかないので
もしかしたらこの著者側
ホラー作家我々上位次元側の世界で
この人たちがスワンエンジンを使用したことにより
何らかの異変インシデントが起きているのかもしれないですね
その結果として作品たちが消滅せざるを得ないような状況に
陥っているのかもしれないというとこまで読んだというわけで
では次回はオメガ62との会話から
2、3記事ずつぐらいですかね
だいたい現在40分なので
20分ぐらいで止めるつもりだったんですが
読んでいて考察考察というか雑談が花咲いちゃって失礼しました
ではまたしばらくちょっと長めのオブジェクトになるかと思いますが
お付き合いください
リクエストscp5500です
また次回お会いしましょう
お疲れ様です
42:35

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