1. SCP話
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2024-03-12 27:29

#253 SCP-4601 - 逆襲のレッド・メナス!

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紹介SCP/Tale

タイトル: SCP-4601 - 逆襲のレッド・メナス!
原語版タイトル: SCP-4601 - Revenge Of The Redd Mennace!
訳者: FattyAcid
原語版作者: Boogey_Man23, Nickthebrick1
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-4601
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-4601
作成年: 2022
原語版作成年: 2019
ライセンス: CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©︎SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/

#SCP #オカルト #SF

サマリー

SCP-4601はアメリカ製のクイント消防車であり、知性を持ち、自律的に操作しています。彼はニューヨークの街を巡回し、燃えている炎を見つけると放水を行います。あるテレビ番組の撮影現場での事件をきっかけに、財団はSCP-4601の存在に注目しています。エージェント、ケリー、クロス、ポーク、ハーパー、ハンター、マーテル、トラン、ロドニーが関与しています。SCP-4601、MTFα-27、Mr.R、インフェルノ、Mr.バーンズ、インフェルノギャング、消防署も関わっています。

SCP-4601の特性と初出現
アイテム番号 SCP-4601 オブジェクトクラス ユークリッド 特別収容プロトコル
収容努力は、一般大衆が持つSCP-4601の存在に関する知識を制限することに焦点が当てられています。
現在の収容方針は、人目のない指定された場所で制御された火災を発生させることで、SCP-4601を人工密集値から遠ざけることです。
SCP-4601による異常な振る舞いを目撃した人物に対しては、その程度に応じた記憶処理薬を投与します。
注意 上記のプロトコルは、作戦Bの結果に対する完全な評価の後、更新される予定です。
HOY-4601-3を参照してください。
説明 SCP-4601はアメリカ製のクイント消防車です。
外観上の小さな損傷、塗装上の深い溝状の削れ、
前後バンパーの小さな凹みとすり傷、左フロントガラス表面の顕著な傷などを除き、運用状況は良好であり、類似の消防車両と物理的に大きな差異は見られません。
SCP-4601は知性を有するような振る舞いを見せ、車両及び付属の消火装置を完全に自律的に操作することが可能です。
また、発話能力も有しており、その際は不機嫌そうな男性のトーンの声で話します。
その主要な行動はニューヨークの街中を活発に燃えている炎を見つけるまで巡回運転することです。
炎を発見すると、SCP-4601は装着されている放水装置から日元に対し積極的に放水を行います。
保位4601-1 初期発見
SCP-4601は2009年10月24日夜、料理対決を主題とするテレビ番組の撮影現場で発生した事件をきっかけに財団の注目を引きました。
SCP-4601の異常な行動
番組収録中にSCP-4601が出現し、大規模な物損事故が発生しました。
撮影現場から回収されたカメラ映像には事件の一部始終が記録されていました。
映像記録 10年
10月24日か、これ。 9時から20時を開く。
映像記録開始。 司会者
残り30分。青チームはすでにデザートに取り掛かったぞ。 こっちは方向性を見失ったか?まさか新人か?
赤チーム シェフB NO BOSS
司会者 だったらケツにエンジン入れて牙ってくれ。さっさとそのポークチョップを仕上げるんだ。
赤チーム シェフB YES BOSS
司会者が赤チームの準備台にいる別のシェフに近づく。 彼はシェフがソースでコーティングしているポークチョップの皿を睨むように見る。
司会者 シェフ、このポークチョップ、火が通ってないものがあるようだが。
赤チーム シェフA すみません、ボス。頑張ってはいるんですが、ボス。
司会者 道場を引くのはやめ。ちょっと待った。
司会者は再び肉を調べ始め、手で一枚一枚触っていく。 司会者は顔をしかめ、シェフAに向き直る。
司会者 生じゃないか。全部全くの生。
赤チームのシェフAは震え上がり、頭を下げる。 シェフA
本当に申し訳ありません、ボス。料理は時間通りに作ろうと頑張っているのですが、あまりにも…。
司会者 言い訳はいらん。結果を出せ。どうしたんだ、シェフ。突然料理のやり方を忘れたのか。それとも…。
SCP-4601が突然スタジオの壁を突き破ってセット広報へ激突する。 出演者と撮影スタッフがその場から逃げ出す。
赤チーム シェフA ああ、シェフB。何なんだ。
SCP-4601 ここはドライブスルーの店みたいだな。
ちくしょう、跡が残っちまう。 司会者 一体どこから来た。これは番組の演出じゃないぞ。
青チーム シェフ B 見ろ、動くぞ。
SCP-4601の追跡と変則的な事件
SCP-4601は車輪を回して瓦礫の中を移動する。 車載されたホースが空中で揺れ、目撃者に向かって身振りをする。
SCP-4601 B 道を開けてくれ。すぐに済む。このせっかち野郎にはやり残しの仕事があるんだ。
SCP-4601はホースのノズルを調理場のコンロに向けている。 バーナーからは炎が上がっている。
SCP-4601 お前さんがビビり上がっちまうのも無理はねえ。
だが俺がお前を見過ごせねえのはお互いわかってるはずだ。
司会者 皆さんすぐに建物から出てください。誰か911に電話を。
赤チームのシェフBが携帯電話を使おうとする。 SCP-4601はホースから出る水流を彼に向ける。
彼は倒され携帯電話を落とす。 SCP-4601 おいおいおい、チクリマは嫌われちまうぞ。
SCP-4601はコンロに注意を戻す。 チャンスは一度きりだ。二度は聞かねえ。だから諦めてくれ。
ミスター・バーンズはどこだ。 どうやったら奴を見つけられるんだ。
青チーム シェフ 一体何なんだよ。
SCP-4601 わかった、好きにしろ。俺の尋問はもう終わりだ。
お前の直火焼きもおしまいだ。 SCP-4601はすべてのコンロに対し高圧の水流を噴射する。
残りの一般市民はセットから逃げ出す。 映像を記録していたカメラが水しぶきで倒れ、通信が終了する。
映像記録終了 機動部隊パイ1シティースリッカーズのエージェントが事件の対応に向かいましたが
SCP-4601はすでに現場を離れており、位置の特定にはいたりませんでした。 すべての目撃者に記憶処理が施され、建物への損傷を説明するため
飲酒運転によるものとするカバーストーリーが留守されました。 故意2 追跡調査
その後の数時間、911緊急通報が変則的な状態で解決する事態が相次ぎました。 火災現場にいた消防隊員からは現場に到着した時にはすでに鎮火していたとの報告がなされました。
他の消防署からは当該通報に対する出動は確認されませんでした。
MTFパイ1はこれらの事件の発生場所を分析することで、現在進行中のSCP-4601の活動のおおよその境界を特定することに成功しました。
SCP-4601との接触のための計画が実行されました。 作戦記録A 10月25日
9時から18時を開く。 前期、SCP-4601の活動の中心地近くの目立たない路地に火のついたゴミ箱が設置された。
エージェントロドニーはSCP-4601と対話し、可能な限り情報を引き出すことを指示された。
09って年か? 2009年のことですね。失礼しました。
記録開始。 赤と白の点滅する光が路地の壁を照らす。消防署のサイレンが不規則になり、SCP-4601が炎に近づいてくる。
SCP-4601。 ほうほう、少なくともこの炎は自分に相応しい場所が分かっていたようだな。
クソったれのゴミダメの中だ。クズめ。 SCP-4601はホースを操作し、ゴミ箱に向ける。
多くの炎を追ってきたが、奴はどんどん遠ざかっているように思える。 聞け、ロウソク野郎。これが最後のチャンスだ。
他のインフェルノギャングはどこにいるか吐け。 そうしたら楽に消してやる。
SCP-4601は9秒間沈黙を保つ。 ああ、そのセリフを俺に聞かせたのはお前が初めてじゃないぜ。
10秒以内にビッグバーンズの居場所を言え。 出なければお前を不幸な目に合わせることになる。
この時点でエージェントロドニーに介入が指示された。 彼は消火器を持って壁のへこみから飛び出す。
あ?シミ、あんた何を? エージェントロドニーはゴミ箱に消火器を噴射し、炎を消す。
エージェントは消火器を地面に置くと、SCP-4601に向き直る。 エージェントロドニー。
良い炎は消えた炎だけだ。 奴は制御下にあった。それに奴とは話をしなきゃならなかったんだぞ。
このままでどうやってインフェルナルズに俺の法術をぶっかけてやればいいって言うんだ。
君は炎に話しかけているのか? そのインフェルナルズとやらを見つけるために?
あんた、インフェルのギャングについて何か知ってるのか? あー、えっと、そうだな。
もしそれが君が話している奴らを指しているのなら、あまり詳しくない。 そもそも君が何者かすらわからないんだ。
俺の名はザ・レッドメナス。 SCP-4601はライトを点灯し、エンジンを回転させる。
ザ・レッドメナスだって? あー、だがスペルは違うぜ。あるいはこう呼んでもいい。
ビッグ・レッド。 SCP-4601はライトを点灯し、エンジンを回転させる。
いいね。それなら俺の呼び名はミスター・アールだ。 エージェント・ロドニーは上腕二頭筋を曲げてみせる。
沈黙。 あんた、インフェルナルズについて何か知ってるとか言ってたな。
ちょっと待ってくれ。よく知らないと言ったんだ。 その君が追いかけている相手について説明してくれないか?
今俺に見せてくれたものが心からの行いなら、 あんたも間違いなく知っているはずだ。
俺が言っているのはな、ビッグ・アップルを串焼きにしてきた怪物だ。 そして彼女はその所業にもはや我慢していられなくなった。
人々の財産、家、そして命。 全ては容赦なく飲み込まれた。
あの忌々しいミスター・バーンズのおかげでな。 だがあの夜、
それは俺個人にとっても重要なものになった。 異なる道が交わったのさ。
えーっと、ん? ああ、それについても話してやる。
その時が訪れる前、俺は良き日々を過ごしていた。 俺と兄弟は町へ繰り出し、誰もが俺たちに会いたかった。
時には危険なこともあったが、俺たちが現れれば皆が安心した。 つまり、どういう、君の家族は消防車だったのか?
なんだその馬鹿げた質問は。黙って聞いていろ。 彼らは人間だった。俺が知る限り最高の人間たちだ。
今となっては全て過去のことだ。 SCP-4601のフロントガラス上を一滴のウォッシャー液が流れ落ちる。
頼む、何があったか教えてくれないか? インフェルノギャングの待ち伏せだ。
俺と兄弟はちょうど家に帰ってきて、美味しい食事の時間というところだった。 みんなが楽しみにしていたんだ。
だが、奴らは俺たちを囲んでいた。 ミスター・バーンズ自らが俺たちの住処に現れたんだ。
俺にはどうすることもできなかった。 俺は無力だった。
それで、彼らは無事だったのか? 死んださ、全員行っちまった。
今の俺がこの身一体で戦っている理由がそれだ。 おそらくあの夜、俺の中で何かが変わった。
だが今、俺はみんなのために戦いを続けなければいけない。 ミスター・バーンズの野郎に、これ以上誰かを傷つけさせるわけにはいかねえ。
そうか、それなら手助けしてやれるかもしれないぜ。 俺の所属している組織は強力なんだ。 俺についてきてくれれば…
いやいやいや、俺はあんたのボーイスカウトのクラブハウスについて行くなんてまっぴらごめんだし、 あんたのクールな仲間にも会いたくない。
いいか、これは危険な仕事なんだ。 俺以外の奴がやるべきことは、俺の邪魔をしないことだけだ。
そんなもんじゃないぜ。 俺たちのこの地域の拠点にどうしても来てほしいんだ。 君にとってもいいことのはずだ。
いいことになんて興味はねえ。 これは俺の使命で、それをやり抜くだけだ。 俺自身でな。
分かってないな。 俺は君を連れ帰らなくちゃいけないんだ。 起きるべき…起きるべくして起きることさ。 だから物事を難しくせずに、誰も傷つかないように…
MTFパイ1の隊員が路地のSCP-4601を囲むように移動する。 SCP-4601は警笛を鳴らしながら走り去る。
その過程で2台の財団車両を破壊し、3名のフィールドエージェントを負傷させる。 SCP-4601の現場からの追跡に失敗する。
この作戦で得られた情報を元にし、フィールドエージェントがニューヨーク市消防局第1分隊の宿舎を訪問しました。
その結果、以前消防署の厨房で油火災が発生したことが判明しましたが、 この火事は大きな怪我もなく沈下していました。
しかし、消防士たちがその状況に気を取られている間に、 消防車の1台が車庫から盗まれて行方不明になっていたとの証言が得られました。
特筆すべき点として、これらの出来事は、 SCP-4601の最初の出現が記録される直前の数時間に起こったものです。
③包括的収容の確立。 財団の関係当局は、 SCP-4601の完全な物理的収容を直ちに達成することが最も適切な行動であると結論づけました。
作戦記録B、10月26日2009年4時までを開く。
前期、MTFパイ1のエージェントらは2台のピックアップトラックを改造し、 焚火を積んで移動可能なプラットフォームを製作することで、 SCP-4601との接触を図り、包括的収容の確立を試みた。
記録開始、エージェントハーパー。 ラジャー、通信状況は良好。 OK、1号車と2号車、離れずに待機だ。
目標に追跡され始めたらパークウェイに引きずり出すんだ。 そこが一番の狙い目だ。
エージェント、マーテル。 10-4、サー。
エージェント、ハーパー。 監視ニット、状況に目を光らせ続けろ。 全方位に1ブロックずつ配置してある。 今回こそは振り切る隙を与えるな。
エージェント、ロドニー。 こちらはスポット6、現場に到着し目を見開いている。
エージェント、クロス。 おい、11、曲がるときは気をつけろよ。
エージェント達の交流と追跡
エージェント、ケリー。 おいおい、お前にハーネスとクリップが支給されたのはそれが理由だろう、12。
後ろで火の番しっかりな。 エージェント、クロス。
俺が言いたいのはな、お前が気をつけて運転しねえと道路に火をつけて回ることになるぞってこった。
エージェント、ポーク。 おーい、22から12へ、ちゃんとそいつ見張っとけよ。
え? エージェント、クロス。 笑い声。
ずいぶん賢いな、22。 ちゃんとそいつら見張っとけよって、な。
エージェント、ハーパー。 おい、おしゃべりは終わりにしろ。
エージェント、ポーク。 ラジャー。
休止。 エージェント、ハンター。
よう、こっちはスポット5だ。 何か見つけたみたいだ。
83、RDを西に向かっている。 スタンバイしておけ。
休止。 エージェント、ハンター。
こちらスポット5、目標を指認。 おい、1号車、2号車。
横切ったら左に旋回する準備をしておけ。 オーバー。
SCP-4601。 空に煙を撒き散らすのは、海に血を落とすようなもんだ。
匂いでわかるぜ。 サメのようにな。
エージェント、マーテル。 こちら2号車、接触あり。
スキップは現在6時方向。 SCP-4601。
インフェルナルズめ。この野郎走れるのか。 だがどこにも逃がさん。
エージェント、ハーパー。 2号車へ。了解した。
公園を通り過ぎるまで方向を変えずに進め。 それから東に旋回してくれ。
エージェント、ポーク。 1、2、聞こえたか?
これ今ステレオついてるのかよ。 エージェント、クロス。
ああ、音楽鳴らせら。 SCP-4601は交差点を横断する車と接触し、一般の車両が横転して塩石に乗り上げてしまう。
SCP-4601との追いかけっこ
SCP-4601。 眩いライトを光らせた赤くて大きなトラックが見えにくかったが、それともその標的の火柱が?
さあみんな、レッドメナスに道を開けろ。
SCP-4601が進路前方に水を噴射し始める。 2号車は水しぶきを避けるように加速する。
エージェント、ポーク。 おい、とにかくここを離れるんだ。奴は俺たちのケツにひっついてる。
高速で方向転換するにはまずは車間距離を空けねえと。 エージェント、トラン。
ヘイ、こちらスポット4だ。この先の公園の手前で合流する。 その分スペースを空けてやれるぜ。
エージェント、ハーパー。 ダメだ、スポット4。進行妨害はやめるんだ。
SCP-4601が通過した数秒後、スポット4ユニットが交差点に侵入し、同じ進行方向で走行する。
SCP-4601。 見物人は引っ込んでな。
かえって暖炉チャンネルでも見てろよ、ヤジウマども。 予期せぬ交通障害のため、1号車と2号車は一列になって走行することになる。
SCP-4601はさらに水を噴射し、1号車はそれを回避できない。 SCP-4601。
まずは1体。仕留めたぜ、インフェルナル。 スポット4ユニットが濡れた路面でスリップし、
最終的な戦闘と結末
コントロールを失って駐車中の車列に横滑りしながら突っ込む。
Agent Vasquez。 ちくしょう。みんな、4がやられた。繰り返す。スポット4がやられた。
Agent Kross。 マズい状況だ。こっちは全部水浸しで何にもできねえ。 1号車はずぐ濡れだ。
Agent Harper。 2号車、パークウェイを走り続けろ。 今やお前たちだけが頼りだ。
Agent Martel。 あーくそ。おいポーク、後ろにしっかりつかまれよ。 ちょっとばかしクレイジーなことになりそうだ。
2号車ユニットは次の交差点で反対車線に飛び出していく。 SCP-4601は追走を試みるが車体の移動に失敗して中央分離帯に衝突する。
Agent Rodney。 うわ、目標がクラッシュした。 スポット6が集結させる。全員待機を。
SCP-4601はコンクリート障壁に乗り上げ、車体が横転している。 その車輪が設置することなく回転している。
エンジンが回転し、大きな音を立てる。 Agent Rodney。 ああ、車線の間の仕切りに乗りかかっちまってる。
完全に引っかかってるなあ、これは。 みんな、接近の前に少し待ってくれ。
Agent Rodneyは車を降り、徒歩でSCP-4601に接近する。 SCP-4601。
うーん、Mr.Rか。 あんた、最初からインフェルノと手を組んでいたってのかよ。
Agent Rodney。 いいや、これは炎とは何の関係もないんだ。
では、どうして、どうして裏切った。 あんたは俺と同じ思いでいると思っていたのに、なぜこんなことを。
違う、そういうものじゃない。ここには、この世界には君の理解を超えるものもあるんだ。 だから兄弟を失望させた。俺は失敗した。
いや、彼らはそもそも、いや、ああ、そんなことはない。 彼らは君を誇りに思ってるはずだ。聞いてくれ。
俺と俺の同僚は君がしてきたことを全部調べた。 それで、
その過程で俺たちは人と話したんだ。 その人らは皆、君がした良いことについて聞かせてくれた。
彼らが助けを必要とした時、君はそこにいた。 君は、君は彼らを助けてくれた。
もしかすると、 結局、俺はミスターバーンズを止めるつもりはなかったのかもしれないな。
俺だけじゃない。 兄弟たちもそうだったんだろう。
当時はそんなことは考えもしなかったからな。 俺たちはただ進む先に立ちふさがるものを打ち破ってきただけだ。
もしかすると、それが全てなのかもしれない。 本当に、それが誰にでもできる最善のやり方なのかもしれない。
SCP-4601のエンジンが唸り始める。 思えば長いこと走り続けてきた。
多くの火災があった。 もう疲れちまったよ。
SCP-4601のエンジンが停止し、 SCP-4601はすべての運動と活動を停止する。
エージェントらが燃料切れを確認する。 SCP-4601はMTFα-27用牽引部隊によって
サイト14へ輸送され、さらなる無力化措置を施された。 後期、
SCP-4601は現在、バッテリーを取り出し、ドライブシャフトを外した状態で、 サイト17の第7車両を格納庫に収容されている。
研究者は生物用に振る舞う知性を有する乗り物についての報告書を調査し、 今回のケースの起源について類似性や潜在的な洞察を得ることを計画している。
収容の過程で受けた構造的機械的損傷の修復に続く SCP-4601の異常性を再活性化させる試みは、さらなる検討を要する。
乗り物・強著・知性・自立のタグがついています。注釈が2つ。 1番目は多分この消防車の種類についてですね。
訳中、クイント消防車は消防車はポンプ車とハシゴ車の両機能を併せ持つ消防車両を指す。
注釈2、SCP-4601は制御された炎と実際の緊急火災と区別しません。 なので、一番初めの報告書ですね。料理番組のコンロの火にも反応したということで。
はい。 結局どうして異常性が宿ったのかは不明のままですね。
とある消防部隊が
火災 軽い火災が発生したと、中防で油火災が発生したことが判明しましたが、これは大きな
怪我もなく沈下していましたが、消防士たちがそれに気を取られている間にこの消防署が覚醒し
飛び出したと。 なぜかこの消防署、消防車
レッドメナス、ビッグレッドは この油火災で
亡くなった 家族の消防士たちが亡くなってしまった。家が亡くなってしまったと思い込んだ
いまいましいMr.バーンズ。だから炎そのものってことでしょうかね。
インフェルノギャング。 美味しい食事の時間というところだった。
なんでだろう。 なんでだろう。何も何もないかな、SCPに対して。
作戦B、イベント以前のSCP-4601という消防署の、消防署?消防車の写真があります。
オブジェクトクラスは以前ユークリットなんですね。もう会話がおそらくできない状態だと思うんですが、
いつ覚醒するかわからないっていうところで 完全な収容が
できていないという認識なんですかね。財団からしたら。 生物全に振る舞う無生物のオブジェクトでした。
ではまた次回お疲れ様です。
27:29

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