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スピーカー 2
SCP-4787 記録情報セキュリティ管理室からの通知
以下の文章は誤りではなく、編集される予定はありません。 SCP-4787ファイルをライザーに報告しないでください。
キティ・カーンズ博士
俺はこれをデータベースに書くべきじゃない。 だがここにはあんたたちが覚えていない男がいる。
だから俺は理由を説明しようと思う。 俺はこれを書くべきじゃない。
だがそんなもんはクソくらえ。 何が起こったのかを明らかにしたい。
もし知っていたなら俺はそうしただろう。 ブラックホールロードを覚えているか。
2021年5月18日 俺はニュージャージーのある町にある深い穴を調査するように命じられた。
近くで奇妙な出来事が起きていると報告する目撃者がいたため、 俺たちの何人かが派遣された。
そうして俺はエージェントブルックスウォールと出会った。 いい奴だった。
婚約していて分別がある。 だが誰にもバカにした態度を取らせることはなかった。
スピーカー 1
彼がその任務を指揮していた。 それで俺たちは到着した。
スピーカー 2
俺たちの偽装は穴を調査するために送られた道路作業員だった。 発生したクソに論理的な説明が存在するかを確認する。
だがご想像の通りそんなものは存在しなかった。 ものは落ちてゆき出てこなかった。
とにかく出てきたのは同じもんじゃない。 その欠片をまとめるのに少し時間がかかった。
いつも両者には似通った部分があった。 入力がプラスチックなら出力もそう。
入力が小動物であれば出力もそうだった。 アノマリーはハイリスクというわけじゃなかった。
ブルックスの望みは穴に入らずに穴の内側を見る術を見つけ出すことだった。
俺たちはそれは不可能だと思っていたがそれはそう難しいことじゃなかった。 ブルックスにとっても。
懐中電灯とともにあいつの頭を内側に突っ込む。 俺たちは変化するには物体全体を穴に入れなければならないことを学んだ。
03:04
スピーカー 2
あいつはそれは無用だと言ったがあいつはゴミ以外何も見ていなかった。 俺たちがあいつを引き上げに行くとあいつの態度が変わった。
スピーカー 1
あいつは穴に入ることなくもっと奥まで行くことを望んだ。 それはいかれた考えだ。
スピーカー 2
俺たちはそう主張したがあいつは食い下がった。 あいつは自分の足首をつかんで下から引き上げろと指示した。
スピーカー 1
俺たちはためらった。 だがブルックスは下に何があるのかを見なければならない
スピーカー 2
と主張した。 俺たちはあいつの指示通りにして待った。
スピーカー 1
数分が経った。 突然あいつをつかんでいるのが難しくなった。
俺たちはブルックスに大丈夫か何か見たかと聞いた。 あいつは何かを見たのか。
スピーカー 2
イエス。でもあいつは何を見た。 なんて素晴らしい。話すことなんてできない。これで昇進だ。
そしてあいつは消えた。 あいつはなんて馬鹿だったのか。
スピーカー 1
そして俺はあいつを消えさせた大馬鹿だ。 心のどこかでそれは罠だと分かっていた。
スピーカー 2
だが俺は聞かなかった。 見逃すにはあまりに良すぎる申出だった。
何を見たかさえ覚えていない。 俺が知っているのはそう、それが何であれ、俺から人生を奪ったということだけだ。
あの穴は記憶を混乱させる。 影響を受けてから俺はそれを学んだ。
あんたたちは真新しいものが出てきた時の入力が何だったかを覚えていない。 もしくはあの穴を。
Lはスツルにあり、何ら疑問に思わない。 どうして誰も尋ねなかったんだ。
スピーカー 1
俺はただ俺をブルックスウォールとして覚えていてほしいだけだ。 財団はブルックスウォールもしくはクイーンレイク
スピーカー 2
当SCPファイルに添付された個人IDとして知られる対象は存在しないか、 雇用されていないと結論づけています。
調査が進行中です。