00:04
スピーカー 1
アイテム番号 SCP-3630 オブジェクトクラス ケテル 特別収容プロトコル 機動部隊 イオタ20 部屋鍵 は、
SCP-3630の可能性のある警察署、ニュースレポート等の公的記録の監視を行います。
しかし、SCP-3630実例のほとんどは、ほぼ自己収容状態にあるため、監視は主にSCP-3630-1及びSCP-3630-2実例に、
SCP-3630の発生につながった出来事の記憶がないことを確認することにあります。
殺人の被害者または加害者であると報告する者がいた場合、イオタ20エージェントは、当該異常実態及びイベントについて話した人物に対して、
クラスC記憶処理を施します。 機動部隊イオタ20に割り当てられた監督者である
ジュリ・マーケル博士の指導の下、殺人の特に強い記憶を持つSCP-3630-1の実例が交流され、ヒュームライル現実変に抵抗性テストが行われる可能性があります。
スピーカー 2
十分に高いスコアと適切なスキルを備えた人は、財団内での地位を提供される場合があります。
スピーカー 1
それ以外の場合、SCP-3630-1及びSCP-3630-2の実例はそれ自体は異常ではなく、基本的には一般人として生活させたままで構いません。
倫理委員会からの指令により、年4月5日以降、イオタ20は事前に行動を計画したSCP-3630-2の実例を現地の法執行機関に報告する必要があります。
説明 SCP-3630は異常な現象または実態であり、非異常性の殺人の側面を変えて、論理的な矛盾を生み出します。
論理的な矛盾としては以下が挙げられます。 内側または外側から殺人が発生した空間へのドアまたはその他の入り口を封鎖する。
窓や鉄格子といった他の出入り口を塞ぐ。 殺人で使用された武器を損傷または変化させ適切に機能しないようにする。
スピーカー 2
移動した時にドアや床板が音を立てたり、その空間への目視を妨害している壁を取り除いたりするなど、殺人が他人に気づかれるように構造を変化させる。
殺人者が被害者に遭遇することを防ぐ。 ほとんどの状況では存在していなかった地域の大勢の人々が出現する。
03:03
スピーカー 2
これらの矛盾は殺人事件が発生した地点への侵入を完全に妨げることは決してありません。 そして全体的にはほとんどの人々には異常としてみなされません。
SCP-3630によって生じた変化に気づいた人々の大半はヒュームライル、現実変異抵抗性テストで90点以上を獲得した財団職員です。
スピーカー 1
これらの論理的な矛盾が導入された後、殺人事態は存在しなくなり、犠牲者は死亡しません。 これら以前の犠牲者はSCP-3630-1として分類されます。
スピーカー 2
SCP-3630-1は通常犯罪の記憶を失い、殺された建物または空間の他の場所から現れます。
スピーカー 1
死亡またはその後の期間を目撃した他の人も殺人事件の記憶を持たず、異常が発生したことを認識しません。
殺人を犯した人々は発生した出来事の記憶も持たず、 SCP-3630-2として分類されます。
スピーカー 2
もし殺人が発生する前に計画されていた場合、 SCP-3630-2は以前の計画では予期していなかった出来事、しばしば場所を間違った、タイミングが不適切だった、といった曖昧かつ一貫性のない理由を挙げますが原因で状況が変化したと信じます。
発見経緯 SCP-3630は以前のSCPでの作業によりCKクラス世界再構築シナリオの影響を認識するよう訓練され、ヒューム・ライルのスコアが101だったバーガンディ・ローウェル博士が、元研究助手・ヴァレリー・カインドによってサイト140のオフィスで殺害された時に発見されました。
スピーカー 1
廊下の男性用トイレから出てきたローウェルはイベントの記憶を保持し、サイトのセキュリティに報告しました。
スピーカー 2
彼のオフィスに着くとドアが外側から鍵をかけられていたことが発覚しましたが、研究室から退室したと兆候はありませんでした。
サイトの食堂で彼女が見つかった後、カインドは部屋の外見が気に入らなかったため殺人の試みを延期したと主張しました。
スピーカー 1
イベントの状況により、サイト140エージェントM・カーターは1年前、2年前にSCPと遭遇したために断続的に監視していた民間人のカーラ・ベイカーが関与するイベントを思い出しました。
スピーカー 2
ベイカー氏は最近、彼女の元夫であるライアン・ベイカーが彼女を殺害したと主張して911に電話をかけていました。
カーラ・ベイカーとオペレーター間の911コールからの罰水
06:01
スピーカー 2
年2月10日 オペレーター911緊急です
カーラ・ベイカー 神よ助けてください神よ
スピーカー 1
オペレーター奥様落ち着いてください落ち着い カーラ・ベイカー
スピーカー 2
私の夫です夫彼は私を殺した彼は私を殺した
オペレーター奥様落ち着いてあなたは怪我をしていますか 今救急車を送っています
カーラ・ベイカー分かりません私には分かりません出血はしていません オペレーターなるほどどこで怪我をしましたか怪我をした場所を見つけることができますか
カーラ・ベイカー 胸彼が撃った私は撃たれた私の胸
スピーカー 1
なぜ私はあなたと話せるの オペレーター分かりました今救急車が近づいています奥様
スピーカー 2
あなたの夫がどこにいるか知っていますか カーラ・ベイカー彼は
5秒間の沈黙 オペレーター奥様
スピーカー 1
カーラ・ベイカー彼はちょうどここにいました ああ神よ私たちは玄関の方にいて彼は裏庭に走っていった
スピーカー 2
彼は オペレーター通話は切らないでください奥様
カーラ・ベイカー私は死んだ私は確かに死んだ どうして何が起こっているの私は死んだはずなのに
現場に到着した緊急救急隊員はベイカー氏の症状は最近の離婚によるストレスに 起因する精神病的破壊の結果であると考えており
スピーカー 1
病院で5年間監視されました 病院での治療が終了するとベイカー氏は現状が真実であると考え
異常を認めるさらなる兆候を示しませんでした 調査の結果ヒュームライルのスコアが97だった
エージェントカーターは以前は屋外だったベイカー氏の玄関が壁に囲まれていた と報告しました
キッチンからベイカー氏の殺害位置に通じるドアの両側には両側にもデッドボルトが 追加されていました
スピーカー 2
ベイカー氏の財務記録には回収やデッドボルトに関連する購入は一切示されておらず 彼女の隣人は彼女の住居の外は昨年大きな変化がなかったと報告しました
パラドックス未収容死体現実改変蘇生記憶影響のタグがついてます 注釈が一つベイカー氏は SCPとの遭遇後にクラスB記憶処理を受けました
どこだ イベントの状況によりサイト140エージェントMカーターは1年前2年前に SCPと遭遇したために断続的に監視していた民間人のカーラベイカーが関与するイベントを思い出しました
09:10
スピーカー 2
この電話をした奥さんが この電話以前に SCP 何かの SCP オブジェクトと接触していた
それでヒュームライルのスコアが上がっていて 現実改変の状況を理解できてしまった記憶が消されなかった
ということですかね 殺人を
なかったことにする SCP
現実改変だから蹴ってるのかな収容できないから蹴ってるのかな 非異常性の殺人の側面を変えて論理的の矛盾を生み出します
殺人の特に強い記憶を持つ SCP-36301の実例が交流され
実例のほとんどはほぼ自己収容状態にある 監視は主に加害者と被害者
スピーカー 1
に記憶がないことを確認することにあります 加害者または被害者であることを報告する者がいた場合
スピーカー 2
当該異常実態及びイベントについて話した人物に対し Class Cの記憶処理
スピーカー 1
ヒュームライル現実変異抵抗性テストが行われます
スピーカー 2
実例の中でも
財団に雇おうとするってことか 特にスコアが高いと
財団で働きませんかって 言ってくれるってことですねオファーが向こうから来ると
という SCPでした ではまた次回お疲れ様です