いま何時?
MAYO
Beside the Seaside プロデューサー兼 家業アトツギの永野 真代です。
MISAKI
アートディレクター 兼 デザイナーの髙橋 美沙紀です。
MAYO
東京と茨城の海沿いの街との2拠点生活をしている私たちが、
人生のA面、B面、C面について、あれこれと語る言語化雑談番組です。
今何時ですか?
MISAKI
今ね、10時16分です。
MAYO
今そちらは何時ですか?
MISAKI
10時16分です。
MAYO
あ、同じですね。
MISAKI
ちょっと待って、何の話ですか?
MAYO
いや、アメリカとかにいるのかなと思って。
今日はリモート収録なので、
ちょっとアメリカにいるよとか、シンガポールにいるよとか言ったら面白いのになと思って。
MISAKI
確かに。
MAYO
今どちらですか?
MISAKI
今ね、日本にいます。日本の千葉県にいます。
MAYO
じゃあ、私は今東京にいるので、お隣ですね。
MISAKI
ですね。
MAYO
今日のトークテーマは、何時が好き?っていう話です。
MISAKI
なるほど、そういうことね。
だから今の冒頭の入りっていう。
MAYO
ですです。
好きな時間ってある?
MAYO
なんか時間で好きってある?っていう話なんだけど、
私はちなみに、4時半と8時と20時が好きです。
MISAKI
それはもう土日とか平日とか関係なくって感じ?
MAYO
どっちかというと平日かな。
あんまり休日と平日で生活変えない人だから、あれだけど。
基本的には平日。
で、4時半は起きる時間、起床タイム。
MISAKI
なるほど、早いな。
MAYO
8時は虎翼が始まる。
20時は寝る時間。
いや、寝たい時間かな。
MISAKI
あんまりその時間に寝れてる感じしないんだけどね。
LINEとかしてる感じ。
MAYO
あ、私?
MISAKI
うん。
MAYO
8時は就寝したいタイムだね。
MISAKI
そうだね。
MAYO
そして、ベッドに移動していいよっていう時間。
私、基本的に人にまみれた生活をしているので、
一人時間が欲しくなるんですよね。
で、私は家の中で一人タイムになれる空間は、
もう私のベッドしかないので、
しかも3段ベッドの一番上っていう。
ドラえもんもびっくりな狭さなんですけど。
MISAKI
天井目の前じゃん、それ。
MAYO
なんとか別に起き上がったりしても、
頭がぶつからない高さなんだけど。
で、そこに移動すると、
子どもたちがまだもうちょっと小さかった頃は、
一緒に移動してきて、
なんでこんな屋根裏部屋みたいなところに、
ギューギューで3人でいるんだみたいな状態だったんだけど、
私が移動するところに子どもたちもついてくる状態で、
結局一人になれなかったんだけど、
だいたい子どもが中学年ぐらいになってからは、
そこに私が移動したら、
基本的にママは一人タイムを楽しみますと、
いう暗黙のルールを、
子どもたちと握ることができるようになってからは、
もう本当に8時が待ち遠しいっていう。
8時ぐらいになったら、歯も磨き終わって、
子どもたちにご飯も提供し終わって、
お皿も洗い終わって、
よし、課題の本を読むぞとか、楽しみにしてた本や動画を楽しむぞとか、
その時間。
MISAKI
相当だから貴重な時間だね。
MAYO
そうだね。
20時にそうやってマイタイムを楽しもうとすると、
やっぱりやりきれなかった仕事や宿題や家事があるので、
それを4時半に起きて、最初1時間ぐらい片付けるんだけど、
朝は元気いっぱいだから、嫌な家事とかもやるわみたいな。
なんだったらもう1品多く朝ご飯作っちゃおうかしら。
夜ご飯の仕込みもできちゃうわみたいな。
MISAKI
すごいじゃん。
MAYO
万能感の時間。
MISAKI
万能感だね。
MAYO
やってる間に、
家事やっている間に、
研究とか仕事とかのアイディアが浮かんで、
メモったり、ちょっと行ったり来たり。
Macと台所を行ったり来たりするので、
でも家族はみんな寝てるので、すごく集中できる。
基本的には朝が好きかな。
MISAKI
朝、ちゃんと稼働できるタイプの人なんだね。
MAYO
朝型だね。
MISAKI
朝型なんだね。
午後3時ってどう?
MISAKI
私ね、何時だろう。
私はね、午後3時が好きかな。
それは、やっぱり平日とか休日問わずだけど。
MAYO
なんで?おやつ?
MISAKI
でも確かに近い間隔はあるかもしれない。
ある程度仕事も、終わって、午前中から始まってさ、
ある程度先の見通しがついたとこまでやりきれて、
それでちょっと一息つける瞬間っていうのかな。
それが結構、午後3時とかが多い気がしてて、
ちょっと一息つけるっていう時間が好きだね。
その午後3時ぐらいの。
MAYO
私、実は何時が好き?にあわせて、
鬼門、鬼門タイム、鬼の門の時間もあるんだけど、
私の鬼門タイムは、15時なの。実は。
なんでかっていうと、
だいたいその時間に子どもたちが帰ってくるから。
研究とか仕事とかで、わーっと制作とか、
執筆とかしているときに、
ちょうど筆がのっている頃なんだよね。
フル回転でバシバシアウトプットできているときに、
ただいまー、みたいな。
帰ってくると、一旦作業は中止せざるを得ないし、
集中力も一旦切れるから、
もう3時?って、
おかえりの次にそれが出るから、
子どもたちには、ママの口癖集の中に、
もう3時が入っている。
よく言うセリフ。
その2ぐらいのとこに、「もう3時?」とか言って。
MISAKI
でも、その感覚はあるよ。
MAYO
本当?どの感覚?
MISAKI
集中していて、気がついたら3時っていう感覚はあるけど、
午前中から仕事を始めて、作業がのってきて、
もう本当に集中しきっている状態だよね。
それで我に帰るのが、だいたい3時ぐらいで。
MAYO
私、違うんだよね、それ。
MISAKI
そうなの?
MAYO
我に帰ってないんだよ。
我に帰りたくないんだよ、別に。
何だったら、4時とか5時まで集中したいんだけど、
切らされるタイムってこと。
MISAKI
なるほど、そっか。
MAYO
外部環境によって。
MISAKI
自分から切れるわけじゃないのか。
なるほどね。
MAYO
そうそう。だから違うかなと思って。
MISAKI
同じ3時でもこんな違うか。
MAYO
面白いよね。そこを味わいたい。
そうね、だから、昔だと3時とかになると、
オフィスでも誰かはおやつ出してくるとか、
家帰ってもおやつを探し出せなかったら、
駄菓子屋さんに買いに行こうみたいな、
ウキウキタイムだったんだけど、
家で作業するようになってからは、
集中力を嫌が応にも切らされるタイムみたいになって。
自分のおやつっていうよりは、
子どものおやつなんだったっけ、
塾前ご飯なんだったっけ、みたいな感じで、
ママモードに戻らなきゃいけない時間みたいな。
MISAKI
なるほど、そっか。
MAYO
研究できる時間がシンデレラタイムであるってことが、
逆算的に分かったっていう、そんなお話。
MISAKI
魔法が切れる瞬間が3時。
MAYO
早っていう。
MISAKI
やっぱりその感覚は分かんないわ、ほんとに。
MAYO
オフィスにいても、上司とか後輩とか、
ちょっといいですか、とか言って、
話しかけられることが多かったから、
それに比べれば、だいたい時間が読める、
子どもの帰宅はかわいいものな気もするんだけど。
MISAKI
なるほど。
もうダメだね、結構一人で仕事するようになってからさ、
もう何年か経つからさ、
その感覚もちょっとどっか行っちゃっててさ。
MAYO
ミサキ君ちょっといいかな、みたいなこと?
MISAKI
そうそう、そういうこと。
会社、組織の中で自分がどうであったかっていうのもさ、
もう若干ほんと、忘れかけてきてるから、
今逆にそれも新鮮に聞いてた。
ああ、あったなあと思って。
MAYO
なんかオフィスにいたときはさ、話しかけられてもすぐ、
またPCに戻れば、原稿の途中作れたりしたんだよね。
MISAKI
ああ、そう。
MAYO
あとめっちゃ集中してるときは、
もう話しかけるなオーラがさ、それぞれ発したりするからさ、
そしてそれを察したりできる人間だからさ、みんな。
なんか、あ、今すごく集中してそう、みたいなときはさ、
よっぽどのときじゃないと話しかけないみたいな、
暗黙のルールも空気感を握れてた気がするんだけど、
子供は関係ないもんね。
私は帰ってきました。僕も帰ってきました。
ヨギボーがあると思うだけで
MAYO
今日こんなことがあったんで聞いてくれ、みたいな。
昨日はチョコレート系のお菓子だったが、
今日はしょっぱい系がいいぞ、みたいな。
ご要望多いですね。
お話もエピソードも盛りだくさんですね、みたいな。
たった6時間くらいしか学校行ってないのに、
すごいエピソードですね、みたいな。
MISAKI
でもね、確かにそんだけ新鮮な気持ちで毎日送れるのは、
うらやましくもあるけどね。
MAYO
そうだよね。
だから時間が、これは本当なんか、
中年感があるから嫌なんだけど、
やっぱなんか子供たちの時間の過ごし方って、
贅沢なひとときもあったり、すごく濃密なひとときもあったり、
うらやましいなあっていう気がします。
なんかそんなさ、ヨギボーに寝っころがって、
ぼんやりすることももはや今なかなかできないし。
MISAKI
ヨギボーそんなに活用できてない人もさ、珍しいよね。
ああいうのって離れられない人が多い中でさ。
MAYO
本当だよね。
ヨギボれないんだよ。
MISAKI
ヨギボってないね。
MAYO
ヨギボってないんだよ。
我が家に2つあったんだけど、
2つヨギボーあったんだけど、1個撤去したからね。
だめだこれ。
MISAKI
使わないぞっていう、そういう意味の撤去ね。
MAYO
そう、実家にも1個持ってて、
実家でこそマイタイムあるかもしれないと思ったけど、結局あんまりないね。
私のどの拠点にボーっとするタイムがあるんだ。
でも場があるっていうだけで結構幸せ。
MISAKI
なるほど、用意してあるっていうだけで。
MAYO
急に訪れたぼんやりタイムを、じゃあヨギボーで。
MISAKI
なるほど、そうだね。
MAYO
ミサキさんの鬼門タイムはある?
鬼門タイムと働き方
MISAKI
鬼門タイムは、結局仕事の話になっちゃうけどさ、
金曜日の午後5時、6時じゃないですか。
MAYO
本当は花金のはずだが、
MISAKI
急な修正という名の変更とか追加制作みたいな。
月曜日まで欲しいなみたいな。
今はもう少なくなくなってきてるけど、
昔はね、たびたびありましたよ。
MAYO
今はないのはどうして?
MISAKI
いわゆるいろいろあって働き方改革とか、
多分みんな意識するようになって、
随分変わったかなって。
それは結構テレビ業界もそうかなって思うんだけど。
あれ?すごい、なんか空を見てる。
MAYO
立場と年代によるかもしれません。
今のところは。
MISAKI
そうなんだ。
MAYO
20代、30代のほうが、より一層働き方改革は進んでる気がするよね。
急激に変化しようとしているから、
みんな一気には難しくて、
20代、30代を対象に進めた働き方改革のしわ寄せは、
誰が担うかっていうと、
4、50代が担うっていう。
構図には一時的にはなっちゃうよね、どうしても。
長いスパンで見ると。
それがだんだん慣らしていって、全体が改革していくんだろうけれど。
MISAKI
確かに言われたらそうかもしれない。
20代、30代の子たちは、
いいよいいよ、上がってって言っときつつ、
私が全部巻き取るとか、
私がっていうのはちょっと違うな…
この年代が巻き取っていったりっていうのはあったね、確かに。
MAYO
もっと言えば、私その時30代後半とか40代前半だったけど、
私たちよりも何よりも50代が巻き取ってるみたいな姿を見ると、
もう本当に足を向けて眠れないみたいな。
本当にありがとうございますっていう。
MISAKI
確かに。
私も最近、50代の人の頼もしさっていうのを目の当たりにしたんだけどさ、
本当すいませんっていうのと、ありがとうございますっていうのが、
ほんとないまぜになった感情で、今、接してる。
MAYO
ね。
何時が好きの話をちょっと絡ませると、
今40代、わりと好きなんだけど、
50代も好きであるためには、
どういう40代を過ごすといいのかな?とか。
50代も好きであるためには、
たぶん私が40代、30代の時の50代の先輩方の働き方は、
やりたいけどできなそうだから、
自分なりの最適解みたいなものを見つけていく40代になるのかな?とか。
MISAKI
なるほど、それを見つけていく10年というか。
MAYO
50代の方々は、本当にベビーブーマーの中で揉まれた方々なので、
根性とパフォーマンス、アウトプット、アウトカムへの情熱があるなと私には思っていて、
それは本当に尊敬するし、かっこいいなって思うんだけど、
できるかな自分に?みたいな。
やろうとするとすぐ死んじゃいそうみたいな。
気弱にも思っている。
MISAKI
精神的にも身体的にも、やっぱり体力のレベルが違うなって思うよね。
それが実際、本当に自分の番になってきたとき、
背負えるかといったら、ちょっとできない気がしている、私も。
MAYO
それで言うと、40代である私たちに対しても30代とか20代からそういう言葉を言われるので、
マヨさんみたいに働けないとか、マヨさんみたいにはアウトプット出せませんって言うから、
いやいや、私なんかに比べたら50代。
私がもし天下一武道会ならもう、50代の方々はもう神の領域ですよみたいな。
精神と時の部屋ぐらいのラインですよみたいな。
MAYO
感じなんだけど、どうなんだろうね。
だからまた何時が好きって話だけど、今この4時半に起きて20時ぐらいに寝るみたいな。
生活のまま40代を過ごして見つけていきたいな。
また、もしかしたら50代に同じ質問したら変わっているかもしれないなっていうワクワク感もあったりします。
はい、じゃあ今回はこの辺りで締めたいと思います。
番組では皆様からもお悩みやエピソード、トークテーマを募集しています。
メールアドレス、bcside2@gmail.comです。
MISAKI
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
MAYO
それではまた次回。