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2024-01-24 20:13

Ep.16: 「夫が寝た後に」語る、育児と介護

ミキティーーーーーーーー!!

サマリー

永野真代さんと髙橋美沙紀さんは、プロデューサーとして活動しながら家業を営んでいる方です。夫が寝てからの時間における番組についてお話します。二人は、この番組の面白さや視聴者層について考察し、結婚している方と独身の方が番組をどのように見るのかについてもお話します。具体的な話題としては、育児や介護に関するエピソードが取り上げられます。母親の本能や、介護におけるユーモアのある文化についてもお話します。

00:10
MAYO
Beside the Seaside プロデューサー兼 家業アトツギの永野 真代です。
MISAKI
アートディレクター兼デザイナーの 髙橋 美沙紀です。
MAYO
東京と茨城の海沿いの街との 二拠点生活中の私たち。
そんな二人が、人生のA面、B面、C面について あれこれと語る言語化雑談番組です。
MISAKI
この音出さずにコミュニケーションを 取る振る舞いが、日常生活も犯してきて。
表情でうなずくみたいなのが。
MAYO
これいいよね。いい職業病。
ちょっと、あの、最近二人でハマってるコンテンツについて、 たまには語ってみたいなと。
夫が寝た後にという番組
MISAKI
最近好きで毎回見てるのが、 夫が寝た後にっていう、ご存知?
MAYO
超好き。
ママのための番組。
MISAKI
私独身子なしだけど、 トークとして面白いから全然見ちゃう。
MAYO
どの辺が刺さった?
MISAKI
お風呂出たよじゃねーよっていう。
MAYO
ほんとそれ。
ミキティが一人目産んだ後に、 庄司さんがお風呂入れてくれたら、
おーいお風呂出たよって言って、 つまり拭きに来てって。
MISAKI
ということでねって言うので、 お前が拭けよっていう。
MAYO
ほんとそれ。
ミキティももしかしたら 言ってたかもしれないけど、
子供はやっぱりママがいいので、 扱いも慣れてるから、
子供が言うんだよ。
お風呂出た後、ママーって。
パパも悪気がなくて、 ママの方が慣れてるし、
いいのかなと思って、 おーいママー出たよーとか言いがちなんですよ。
ママも、あ、そうか私の方が慣れてるし と思ってつい言っちゃうんですけど、
それが二人目とか複数になってくると、
いやいや私ですごくやることたくさんあって、
お風呂って最初にトイレに行って、
お風呂入れて、いろいろクリームとか塗って、
着替えさせるまでがお風呂ですからみたいな。
そこまで面倒よろしくみたいな。
MISAKI
そういうのを聞くのも結構新鮮で面白い っていうのもあるかもしれないね。
トークとしてもやっぱり仕上がってるからさ。
MAYO
横澤なっちゃんとミキティのね。
MISAKI
あとはミキティの解決策の、
結婚と独身での視聴の違い
MISAKI
独自の解決策が結構面白くて、 聞きたくて見てるっていう。
あとさ、これは独身子なしでも
私だけしかしないのかもしれないけど、
エア結婚みたいな、
夫と2人生活みたいなのをする時もあって。
MAYO
超面白い。
MISAKI
なんかほらあるじゃん、名もなき家事の話とか。
要するに、ゴミ捨てはさ、みたいな。
ゴミをまとめて、
空になったゴミ箱にゴミ袋を セッティングするまでがゴミ捨てだよ、
みたいなのあるじゃないですか。
そういうのを私も追体験して、
妄想して楽しんでるっていう。
MAYO
エア結婚生活?
そういう楽しみに具体性を、
彩りとして入れるために見てるの?
面白い、すごく面白い。
MISAKI
だからほんと独身子なしなんだけど、
分かる分かるって思いながら見てる。
MAYO
それはさらに独特だな。
面白い。
あの番組が独身子なしにも刺さってるなんて。
MISAKI
どうなんだろう。
ママさんだけしか見てないのかな。
それが結構コアな視聴者層なのかしら。
MAYO
パパも見てるかもね。
MISAKI
でもやっぱりご夫婦のどちらかが見てる感じなのかしら。
でも独身でも全然面白いけどね。
MAYO
それは番組スタッフが泣いて喜ぶ感想だと思います。
MISAKI
面白いですよ。
ママの生態がわかってほんと面白いっていうか。
言い方が悪かったらごめんなんだけど、
見たこともない珍獣で、
普段こういう生活をしてるんだっていうのが、
ママさんの隠し撮りもあったりするじゃない。
そういうのを通して知れたりするから。
なんだろうね、あの面白さは。
好奇心が刺激される。
今まで知らなかった世界を見せてくれるっていう意味で。
そういう面白さを感じて見てるかな、私は。
MAYO
それをもってして自分も結婚してみたいなとは思う?
MISAKI
おっふ…
そういう発想になったことはないかも。
一つの自分とはかけ離れたエンタメとして見てるのかな。
MAYO
ファンタジー?
MISAKI
ファンタジー?
地続きのファンタジーって感じかな。
なんて言うんだろうね。
そう言われてみると不思議な感じだね。
距離感が。
MAYO
なんだろう、結婚してみたいなとは思う?
視聴者層と番組の魅力
MISAKI
お前は何様なんだって感じだけど、
してみてもいいかなとは思うよ。
してみても面白いだろうし、とは思う。
別にそんなネガティブなイメージがそこまであるわけじゃない。
MAYO
だからかな、楽しんで見られるのって。
MISAKI
ああ、そうなのかな。
MAYO
もう絶対結婚したくない。
お一人様で貫きたいんですっていう意思が強い人は、
たぶんあのコンテンツは楽しめない。
MISAKI
そっか。
あるいは結婚したいけどできない…とか?
あの番組が楽しめない層って何なんだろうって思っちゃった。
MAYO
あれって、すごくママって大変だけど、
いいこともあるよねとかなのか、
大変だからこそ大変で止めないで、
みんなで笑って乗り越えよっていう感じなのかなと思ったから、
そのためにはまず大変さを理解しなきゃいけないじゃない。
それをメタ認知して笑いに変えないといけないじゃない。
それを楽しんでるのは、
大変さを味わってみたいなって潜在的に多分思ってないと、
だから?みたいな。
別の大変さ、一人で生きていくのだって大変だしって思っちゃえば、
それまでかな。
MISAKI
その発想なかった。
MAYO
だから素敵だなって思って、
結婚してみてもいいって思ってないと多分あれは楽しめないかな。
MISAKI
ああ、そっか。
独身は独身で大変なことあるのよっていう発想になったことはなかったな。
MAYO
ああ、本当に素晴らしい。面白い。
MISAKI
面白い。でもそういう気持ちでいたら何か見れないよね。
確かに面白いとは思わないかも。
MAYO
もしくはすごく結婚とか育児で、
本当に辛い目にあって思い出したくもないぐらいの人たちは見られないかな。
MISAKI
そっか。確かに。言われてみりゃそうだ。
MAYO
面白い。そっか。
ということは、あれは年齢に限らず、
その20代の子とか、まだ結婚してない?
MISAKI
うん。
MAYO
20代、10代の人たちも楽しめたりするのかな?
MISAKI
楽しめるでしょ。それだけの力はありそうな気がします。
MAYO
だからうちの娘も見るのかな。
MISAKI
すごい…ませてる…!うん、いや面白いもんだって、あれは。
MAYO
希望があるんだよね。笑い飛ばして、
みんなで、あんまり深刻に考えずに笑い飛ばして、
みんなで頑張って励まし合おうよ、みたいな。
MISAKI
そうだね。そういうシスターフッドじゃないけど、
MAYO
そうそう。まさに。
そういう感じがあるよね。
MISAKI
その感覚がやっぱり好きなのかもしれない。
MAYO
なるほど。シスターフッドの感覚が好き。いいね。
MISAKI
それは結婚するしないにかかわらず。
MAYO
そうだよね。そうなんだよね。
素敵。いい話聞いた。
MISAKI
この話、確かにしたかったんだよね。
これ、第1回目ちょうどタイミングあって見てて、
マヨさんこれ見てるかな?この話したいって思ってたから。
MAYO
全部オンタイムで見てました。
もう、ミキティチャンネルが大好きすぎて。
MISAKI
そっからなんだね。
MAYO
ミキティチャンネルといえば、
お悩み相談もメインコンテンツなんだけど、
私が好きなのは、庄司さんとの絡みも面白くて、
いかに夫をやる気を出させるような声掛けをして、
お料理作ってもらうかとか、
でも夫に対しても、「はぁ?」とか言ってみたりとか、
ミキティのヤンキーな感じが出てみたりとか、
その塩梅が彼女素晴らしいと思うの。
義理の実家に対しての気遣いとかもしてるっぽいし、
でもそこは飾らないし、
こんなお嫁さん来てほしいみたいな。
MISAKI
確かにどこをとっても無理がないんだよね。
MAYO
そうかも。
MISAKI
それは感じるよね。面白い。
MAYO
なんでスーパーのポテサラを、
いちいちお皿に盛って出さにゃいかんのだ、みたいな。
そのままうちは出してるよ!みたいな。
あのアイドルの顔のままでいう爽快さ。
MISAKI
確かに爽快さもあるね。
あれだけ言ってくれると気持ちいいもんね。
MAYO
ただ一般の私たちが言っても、
もしかしたらツイッターでめっちゃポコポコにされるかもしれないのに、
ミキティ様に言っていただけると、
MISAKI
誰が言うか、みたいな?
MAYO
男性たちも「おう…」ってなるっていう。
MISAKI
確かにタジタジだもんね。時々男性ゲスト来るけど。
MAYO
そうなの。すごかったよね。鬼越トマホークのさ。
MISAKI
一番印象に残ってる。
MAYO
あの汗。
MISAKI
メガネが曇っちゃうやつね。
MAYO
鬼越トマホークの金ちゃんが、
妊娠中にシャインマスカットを買ってこなかったとか、
本当によくわかる。
MISAKI
わかる。
MAYO
一生の恨みやで。
それくらい妊娠中って、食べられるものが限られるの。
あれも食べられない、これも食べられない、食べたら吐く。
育児と野生本能
MAYO
唯一思いついたそれを、ちょっとお高めだから買わなかったって言われた時の絶望はないかもしれない。
MISAKI
確かに。
あ、そういう意味で言うと、金ちゃん側の気持ちになっても見れるかな。
MAYO
あ、そうだよね。
分かる。
MISAKI
無神経でいたかも私、とかって思って。
MAYO
本当それ、今私はもはや過ぎた苦労なので、
メタで見られるんだけど。
言っていただければ、その時の気持ちを呼び起こすこともできるような立場なので、
金ちゃんの立場も分かる。
MISAKI
本当。
危ねえ〜って思っちゃう。
MAYO
そうなの、そうなの。
しかも妊娠すると、すごい人間としての野生の本能が呼び起こされるので、
全てにおいて野生味が強いのですよ。
MISAKI
獣みたいな。
MAYO
産んだ直後は、私がこの子を守らなければこの子は死んでしまうみたいなホルモンが出るの。
MISAKI
本能。
MAYO
そうなの。
なので、夫が良かれと思って、ちょっと抱っこしておいてあげるよみたいなのも、
母が望んでなかったら取り上げられたって思っちゃうみたいな。
ねえ、第二子、第三子とかになってくると、
ありがとう、助かるみたいになるんだけど、
なぜか第一子の野生味の強い時は、
私から赤ちゃんを取り上げないでっていう、
MISAKI
「キシャーッ」って感じ?
MAYO
そう。謎の母性本能が働くんだよね。
MISAKI
おもしろ〜。そういうさ、
具体的なところは分かんないよね、こっちは。
介護の笑い飛ばせる文化
MAYO
パパ学級でめっちゃ教えておいた方が、
世界平和というか家庭平和が訪れると思う。
MISAKI
確かに。
あれを教材にするっていうのもいいよな。
MAYO
ああ、確かに。
MISAKI
冷や汗しかないよね、もう。
油汗と冷や汗とみたいな感じだったけど。
MAYO
全然これスピンオフしちゃうんだけど、
ちなみに独身だからこその苦労ってなんかある?
MISAKI
独身だから?
うーん。
多分そういうのにデメリットはそんな感じないから
独身でいるんだろうね。
あるか…?
まあ、将来に対する不安はありますけどね。
MAYO
どんな不安?
MISAKI
このまま一人でずっと稼ぎながら
死んでいけるのかなっていう不安。
MAYO
そうだよね。
MISAKI
もう持ちつ持たれつができないからね、
その夫婦で。
MAYO
なるほど。
そうね。
そこに介護とかも乗っかってくるもんね。
ケア責任が。
MISAKI
そうだよね。
MAYO
介護というケア責任は誰も逃れられないからね。
介護も笑い飛ばせるといいのにな。
MISAKI
ああね、本当だよね。
MAYO
なかなかさ、育児の大変さって笑い飛ばせるような文化が生まれつつあるけど、
育児の大変さってまだ笑い飛ばせてないかも。
MISAKI
確かに。難しいかもね。
死っていうのにもちょっと近いところにあるから、
笑い飛ばしづらいのかしら。
MAYO
それはあると思う。
育児って希望でしかないから。
MISAKI
大変なことがあったとしても、
光を感じれるから。
MAYO
あとは死にゆくだけの人と相対するだけでも気持ちがキュッとなるのに、
そこの大変さを笑い飛ばすって、なかなかメンタルとメタ認知が必要かも。
早くミキティ先生に介護を笑い飛ばしていただけるといいなと。
でもいるんだろうね。コンテンツとして探したら。
介護に打ち当たっている、ケア責任を担っている有名人で、
youtubeとかで流してるのかもしれないけどね。
MISAKI
確かに。ちょっと上がっては来づらいけどね。
あるのかもね。
MAYO
とりあえず今、私は父の介護を抱えていて、
あいやーって思うこととかすごくあるんだけど、
これも育児と似ていて、
やっぱり経験してないとシェアしづらいんだよね。
やっぱり経験してない人にシェアしても、
なんか大変なんだね、しか向こうも言えなくて、
そういうんじゃないんです、みたいな。
何だったらミキティみたいにちょっと笑い飛ばしてみたり、
みんなでよし頑張ろうかって思えるような感じになりたいんだけど、
なかなかまだパイがいないのか、いるんだけど、
なんか表に出ないんだよね。
MISAKI
なんだろうね、やっぱりテーマが介護になるとさ、
やっぱり話聞いてる側も、下手なこと言えないんじゃないかって、
ちょっと構えちゃうっていうのもあるし、
でもさ、絶対さ、そういうのが必要になってくるじゃん、
その笑い飛ばせた方が。
MAYO
今私は本人である父と笑い飛ばすことにしていて、
そうすると別に誰かがいなくても、
なんかアハハハっていう幸せなお家になるので、
なんとなく言語化して、
父と約束とかルールを握ったわけじゃないんだけど、
なんか二人とも、もうお父さんこれまた忘れてるよとか言うのとか、
これまだ構成してなかったのとか、
これちょっと手が足りないんだとか、
僕一人じゃできないみたいな時とかも、
なんか怒ったり疲れたりしないで、
なんか笑い飛ばしちゃう、二人で。
私何十年後かに、きっと子供たちにやってもらうことだねとか言いながら、
そうだよとか言って、
じゃあ今から孫にも見せておこう、この姿みたいなとか。
MISAKI
絶対でもそういうコンテンツ今後どんどん必要になってくるだろうね。
絶対介護に関わる人は増えてくるわけだし、私もそうだし。
笑えるといいな、その時。笑えるといいな、笑い飛ばせるといいなって思うね。
MAYO
そうなんだよね。いくら父とはまだ笑い飛ばせる状態だけれども、
もう父が笑い飛ばせなくなった状態になった時に、
私は誰とこれを共有できるのかっていう不安はちょっとある。
MISAKI
でも本当そうだね。私も言われなかったらちょっと気づかなかったかもね。
介護のことを話せる相手って確かにいないかもと思って。
しかも笑い飛ばせるって難しそうだけど、でもそうありたいなと思った。
MAYO
ぜひもし介護も含めてケア責任を抱えている方で何かお悩み等々あったら、
番組まで送っていただけたら嬉しいです。
メールアドレスは bcside2@gmail.com
bcside2@gmail.com です。
MISAKI
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた次回。
20:13

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