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  2. 生きたい声と消えたい声 Ep.62
2025-10-09 07:05

生きたい声と消えたい声 Ep.62

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この番組の今回の放送回(「生きたい声と消えたい声」)の主要なテーマは、リスナーの心の中に矛盾して同居している二つの内なる声についての回答です。

1. 「生きたい声」と「消えたい声」の共存: 誰の心の中にも、「まだやりたいことがある、生きていたい」という声と、「もう疲れた、消えたい」という声が常に存在しているという前提に基づいています。

2. 人間の矛盾: 人間は矛盾した生き物であり、心の中は壁が薄い安アパートのように、隣り合う部屋(声)の全てが聞こえる状態に例えられています。

    ◦ 「生きたい声」は朝の目覚ましのようにけたたましい光のような存在。

    ◦ 「消えたい声」は夜中の冷蔵庫のモーター音のように日常的であり、光があるからこそ存在する影のような存在です。

【核となるメッセージ】

この番組が聴取者に最も伝えたい核となるメッセージは、自己の矛盾した感情や声を敵とせず、その両方を自分自身として認め、受け入れること(受容)の重要性です。

1. 両方の声の肯定と認識: 大事なのは、「生きたい声」も「消えたい声」も「どちらも自分だと認めること」。

2. 生存のための声: これらの二つの声は、矛盾しているように見えても、実際には「私たちを生き延びさせてきた声」ではないでしょうか。私はどちらか一方が「敵ではない」と捉えています。

3. ジャッジメント(評価)からの解放: 人を苦しめるのは出来事そのものではなく、その出来事に対して下すジャッジメント(評価)「弱い自分」守る声だと受け入れると楽になると述べています。

4. 変容への第一歩: 自分にやさしくするラジオが継続的に伝えているメッセージとして、「受容すること(評価を手放し受けとめること)が変容の第一歩」であると強調されています。

5. 生きている証拠: 「消えたい声に耳を貸せる」こと自体が生きている証拠であり、リスナーに対して両方の声を大切にして欲しいと願っています。

6. 知恵の存在: 泣きながら笑っているような、二つの声が重なり合っているその「狭間」にこそ知恵が潜んでおり、その知恵はリスナーに微笑んでいると締めくくります。

要するに、内なる葛藤や「消えたい」という感情を日常的なもの(例えば生理前の下腹部の重さくらいのもの)として扱い(それはそれで地獄なんだけどさ)、それを否定したり戦ったりするのではなく、湯たんぽをそっと当てるように、矛盾を含めた全体としての自分自身を温かく受け入れることをお話ししています。



【Be gentle with yourself】 

不安や恐れから解放されて平和を感じたい。自分を好きになりたい。傷ついたと感じている自分を癒したい。家族、社会、そして最も大切な自分との人間関係を安らぎのあるものにしたい。しなやかな筋肉のようなこころを目指し自分にやさしくする練習をリスナーと共に声で綴ります。 

平日毎日夜9時配信自分に優しくするラジオ



【パーソナリティ】

ソフィ(MC・ラジオDJ・ナレーター)

協力:RKB毎日放送株式会社 Podcast Lab. Fukuoka



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00:01
こんばんは、お目覚めの方はおはようございます。
自分に優しくするラジオ、今回は西日本初、
放送局が運営するポッドキャスト専用スタジオ、
RKBスタービル博多ギオンスタジオより、
ソフィーがお届けしてまいります。
今日のテーマは、生きたい声と消えたい声。
自分に優しくするラジオで
わかるわ、この2つの声ね。
たぶん誰の中にもあるんですよね。
まだやりたいことがある、生きていたいっていう声と、
もう疲れた、消えたいっていう声ね。
私の中にも、もちろんずっと同居している声です。
人間は矛盾した生き物ですよね。
心の中って、まるで安アパートみたいじゃありませんか。
壁が薄いから隣の部屋の声まで全部聞こえる。
生きたいっていう声は朝の目覚ましみたいにけたたましくて、
消えたいという声は夜中の冷蔵庫のモーター音みたいに
気づけばずっと鳴っている。
生きたい声は光みたいでカーテンの隙間から差し込む朝日。
消えたい声は影。光があるから影もある。
どちらも本当の風景。
でも実際は、今日働きたくない、
布団から出たくないっていうだけの声だったりするんですよね。
人間の9割はサボりたがり。
整理すると、どちらの声も私たちを生き延びさせてきた声なんです。
消えたい声なんてね、整理前の化腹部の重さくらい日常的なもんなんですよ。
黙って回路張っときゃいずれ去る。
ほら、こうやって混ざってくる。
大事なのはどっちも自分なんだって認めること。
私が参加していたボランティアでは、
人を苦しめるのは出来事ではなく、
その出来事に自分が下すジャッジメント、つまり評価。
消えたい声を弱い自分という風に評価してしまうと、
途端に苦しくなるんですよね。
でもこれも、私を守る声だっていう風に受け入れると少し楽になります。
受容することが偏要の第一歩という風に、
自分に優しくするラジオでは言ってまいりました。
自分に優しくするラジオ
さてここで、一通お便りを紹介します。
今日の話にぴったりなんじゃないかな。
ラジオネーム、夜中の非常口ランプさん。
03:01
私の中には毎日2つの声が戦っています。
まだやれるよ、行きたいっていう声と、
もう寝ちゃえ、消してしまえっていう声です。
朝、布団から出られない時が特に激しくて、
行きたい声は、起きてコーヒー飲もうっていうのに、
消えたい声は、いや、今日は人類全員休みにしようって提案してきます。
結局どちらも私の声なので、
どっちを信じたらいいのか分かりません。
分かるわー、布団の中ってね、
人類最大の闘技場ですからね。
私なんてベッドの隅にスネぶつけて、
謎の謎技選手権、毎日毎夜開催しています。
謎技選手権。
でもね、なぜかここが一番安全って信じてるんですよ。
どれだけ治らない朝ができても、
人類全員休みにしようっていう声はね、
割と正しい提案だと思います。
世界同時昼寝デーっていうものがね、
あったらいいなって、平和ですよね。
でもね、起きてコーヒーを飲もうって声も、
まるで朝の花びらみたいに、
キラキラして繊細な希望なんですよね。
要するに、どちらを選んでもあなたなんです。
敵じゃない。
だからこのお便りを書いてくれた時点で、
もう生きたい声がね、
勝っているというか、戦いじゃないんですけど、
訴えているのではないかなっていうふうに感じました。
消えたい声に耳を貸せるのも生きている証拠。
だから両方ともね、ぜひとも大事にしてほしいなと思います。
もうひたすら分かるわっていうね、
誰の声みたいな。
私、自分に優しくするラジオを始めたきっかけがですね、
自分にドSでして、
常に激しい戦いを巻き起こしておりますので、
本当に分かるしかないんですけど。
でありありがとうございました。
この番組ではあなたからのお便り募集しております。
さて、今日のテーマは生きたい声と消えたい声でした。
無人しているようでどちらも私たちを生かしてきた声。
泣きながら笑っているとき、
この2つの声が重なり合っている。
その狭間に知恵が潜んでいるんじゃないかなって思います。
そしてその知恵はあなたに微笑んでいます。
今日もあなたがここにいてくれてよかった。
それではまた次の配信でお会いしましょう。
06:00
お相手はソフィーでした。
次の配信でお会いしましょう。
次の配信でお会いしましょう。
07:05

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