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こんばんは、お目覚めの方はおはようございます。
自分に優しくするラジオ、今回は西日本初、
放送局が運営するポッドキャスト専用スタジオ、
RKBスタービル博多ギオンスタジオより、
ソフィーがお届けしてまいります。
今日のテーマは、生きたい声と消えたい声。
自分に優しくするラジオで
わかるわ、この2つの声ね。
たぶん誰の中にもあるんですよね。
まだやりたいことがある、生きていたいっていう声と、
もう疲れた、消えたいっていう声ね。
私の中にも、もちろんずっと同居している声です。
人間は矛盾した生き物ですよね。
心の中って、まるで安アパートみたいじゃありませんか。
壁が薄いから隣の部屋の声まで全部聞こえる。
生きたいっていう声は朝の目覚ましみたいにけたたましくて、
消えたいという声は夜中の冷蔵庫のモーター音みたいに
気づけばずっと鳴っている。
生きたい声は光みたいでカーテンの隙間から差し込む朝日。
消えたい声は影。光があるから影もある。
どちらも本当の風景。
でも実際は、今日働きたくない、
布団から出たくないっていうだけの声だったりするんですよね。
人間の9割はサボりたがり。
整理すると、どちらの声も私たちを生き延びさせてきた声なんです。
消えたい声なんてね、整理前の化腹部の重さくらい日常的なもんなんですよ。
黙って回路張っときゃいずれ去る。
ほら、こうやって混ざってくる。
大事なのはどっちも自分なんだって認めること。
私が参加していたボランティアでは、
人を苦しめるのは出来事ではなく、
その出来事に自分が下すジャッジメント、つまり評価。
消えたい声を弱い自分という風に評価してしまうと、
途端に苦しくなるんですよね。
でもこれも、私を守る声だっていう風に受け入れると少し楽になります。
受容することが偏要の第一歩という風に、
自分に優しくするラジオでは言ってまいりました。
自分に優しくするラジオ
さてここで、一通お便りを紹介します。
今日の話にぴったりなんじゃないかな。
ラジオネーム、夜中の非常口ランプさん。
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私の中には毎日2つの声が戦っています。
まだやれるよ、行きたいっていう声と、
もう寝ちゃえ、消してしまえっていう声です。
朝、布団から出られない時が特に激しくて、
行きたい声は、起きてコーヒー飲もうっていうのに、
消えたい声は、いや、今日は人類全員休みにしようって提案してきます。
結局どちらも私の声なので、
どっちを信じたらいいのか分かりません。
分かるわー、布団の中ってね、
人類最大の闘技場ですからね。
私なんてベッドの隅にスネぶつけて、
謎の謎技選手権、毎日毎夜開催しています。
謎技選手権。
でもね、なぜかここが一番安全って信じてるんですよ。
どれだけ治らない朝ができても、
人類全員休みにしようっていう声はね、
割と正しい提案だと思います。
世界同時昼寝デーっていうものがね、
あったらいいなって、平和ですよね。
でもね、起きてコーヒーを飲もうって声も、
まるで朝の花びらみたいに、
キラキラして繊細な希望なんですよね。
要するに、どちらを選んでもあなたなんです。
敵じゃない。
だからこのお便りを書いてくれた時点で、
もう生きたい声がね、
勝っているというか、戦いじゃないんですけど、
訴えているのではないかなっていうふうに感じました。
消えたい声に耳を貸せるのも生きている証拠。
だから両方ともね、ぜひとも大事にしてほしいなと思います。
もうひたすら分かるわっていうね、
誰の声みたいな。
私、自分に優しくするラジオを始めたきっかけがですね、
自分にドSでして、
常に激しい戦いを巻き起こしておりますので、
本当に分かるしかないんですけど。
でありありがとうございました。
この番組ではあなたからのお便り募集しております。
さて、今日のテーマは生きたい声と消えたい声でした。
無人しているようでどちらも私たちを生かしてきた声。
泣きながら笑っているとき、
この2つの声が重なり合っている。
その狭間に知恵が潜んでいるんじゃないかなって思います。
そしてその知恵はあなたに微笑んでいます。
今日もあなたがここにいてくれてよかった。
それではまた次の配信でお会いしましょう。
06:00
お相手はソフィーでした。
次の配信でお会いしましょう。
次の配信でお会いしましょう。