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Level 98 N 危険度① 空間信頼性②安定③実体信頼性④実体なし
Level 98 Nとは、Backroomにおける98N番目の階層である。
概要
Level 98 Nは、竣工中である超高層ビルにおける最上層の構築間である。
階層内は常に夜間であり、誘導灯と案内灯を除いた構築間の照明もほとんどが消灯されている。
しかしながら、隣接する高層ビルや仮想都市からの照明光に加え、空からの月と星の自然光が階層内を照らしており、
薄暗くはあるが、最低限の行動に支障が出ない程度の光量は確保されている。
Level 98 Nの構築間は、無限連続性や地間性などの逸脱を持たない区域であり、空間信頼性は非常に高い。
実体についても現在まで確認された報告がなく、階層としての安全性は高いレベルにあると言ってよい。
Level 98 Nは高所の工事現場として環境そのものには危険性が有されており、
安全確保に必要な知識と装備を持たない放浪者が到達した場合は、常に事故に注意する必要がある。
しかし様々な災害防止策として、安全策、手すり、理解可能な複数言語による危険箇所の注意標識などは設置されているため、
周囲の確認を怠りさえしなければ、生存は決して難しくない。
情報
Level 98 Nでは、釘に巻かれた原色のビニールテープや、鉄骨に乱雑に添付された付箋、
コンクリートに直に記されたチョークインなどから様々な情報が確認できるが、
それらは伝送や建設に関する専門的な内容や符号であることがほとんどであり、
放浪者が活用できる場合は少ない。
しかし、特筆すべき情報もいくつか確認されているため、ここでは下記にその内容を記載する。
Wi-Fiパスワード
Level 98 Nに唯一存在するネットワーク、HHNS-AYZNCT48のパスワードである。
このネットワークに接続できた場合、バックルーム内では珍しい非常に安全かつ安定したWi-Fiを利用することが可能である。
ただし、パスワードが定期的に変更されており、次回の到達時には接続不可となる場合が多い。
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業務用のエレベーター近くに貼られた付箋に記されている場合が多いが、全体としての出現頻度は低い。
予定表
Level 98 Nの予定表には工事の計画が記載されているだけのことがほとんどであるが、
稀に放浪者の過去に関する内容が記載されている場合がある。
主に火災の処分や行方不明届の取り下げなどの記載であることが多いが、
その性質から最終の予定がLevel 98 Nへの到達であることを除き、
放浪者ごとに内容は完全に異なる。
Level 98 Nに到達した放浪者によれば、その内容に時期的な矛盾や現実のデータベースとの不整合は確認されず、
事実と異なった情報が記載されていたとの報告も現在まで存在していない。
また、この性質からLevel 99 Nの過去参照性との関連についても併せて考察が進んでいる。
Level 98 Nは基本的に風切音だけが響く静かな環境であるが、
ごく稀に航空機のジェット騒音が小さく聞こえる場合がある。危険性は報告されていない。
Level 98 Nに4時間以上滞在した報告はなく、基本的に気づいたら他の階層に移動している。
また、長期生存に有用な物資も存在しないので、滞在しようとする人間も稀である。
Level 98 Nの隔壁扉やエレベーター等はすべて厳重に施錠されており、
下階へのアクセスに成功した報告については確認されていない。
また、飛び降りについては実施した放浪者の報告が存在せず、安全性の確認ができておらず推奨はしない。
Level 98 Nに隣接する高層ビル内や下階に広がる都市には多数の人々が確認されており、
構造物などの形状も現実のものと一致する。
このことからLevel 98 Nは現実に接続されている可能性が極めて高いとし、
ウィキ内での議論が現在も進んでいる。
Level 98 Nの人々の中には放浪者と縁のあった現実に実在する人物も確認されており、
これを理由にLevel 98 Nに強い執着心を持つ放浪者も多い。
入り口と出口、階層への入り方
Level 98 Nには稀に多階層の移動時に法則性を無視して到達する。
Level 98 Nへの再現性のある移動方法は確認されていない。
階層からの出方
Level 98 Nからは時間経過で元々の移動するはずの階層へ到達する。
Level 98 Nからの再現性のある脱出方法は確認されていない。
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追記
Level 98 Nに到達した放浪者から報告される階の高さは徐々に高くなっており、
比例するように到達報告の頻度が減少の傾向を見せ始めている。
このような背景から、将来的にLevel 98 Nはビルの竣工と同時に消滅すると考えられている。
実際にあるかもしれない、現実世界で竣工中のビルかもしれないというバックルーンですね。
夜間に外れ落ちる。
一時的に外れ落ちる。入り方も出方も特には決まっていません。ランダムです。
ということで、これ最後の追記で
将来的にLevel 98 Nはビルの竣工と同時に消滅すると考えられていると書いてあるんですが、
どうだろう、他のビル群もLevel 98 Nになり得るんじゃないかなと思うんですが、
その場合はまた別のナンバリングを与えられるんでしょうかね。
再現性がすごい高い空間だと思うんですけど、個人的には。
竣工中の建物の夜間の空間。
ってなると結構日本だけじゃなくてね、それこそ世界各地にたくさんあると思うんですが、
現状この報告されているLevel 98 Nは同じ建物、階層が違うだけで、
だから階層って、このバックルームで階層って言うと分かりにくいな。
階。1階、2階、3階、4階っていうのが違うっていうだけで、
構造とか見える風景、ロケーション自体は同じ、同一の建物から見ている。
ということでしょうね、おそらく。
資源が確保が難しいから、ここにいることはできない。
下に人が複数いて、自分と縁にしのある人物、縁のあるゆかりのある人物が散見されると。
それは何でだろうな。現実世界準拠だったら必ず会える。
必ず会えるわけではないか。確認されておりだから。
だからこの辺が活動拠点だったりとか、その縁がある人たちがその周辺を活動拠点としていた場合、
たまたま見ていたっていう感じですかね。たまたまそこにいた。
で、飛び降りることは推奨されていませんよと。
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4時間以上滞在した報告はない。
うん、ですね。
はい、ではここまでにしておきましょう。
また次回お疲れ様です。