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2024-02-08 19:32

廃金庫室

タイトル: 廃金庫室
作者: incorrectsummary
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/the-abandoned-vault
作成年: 2023
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

#Backrooms #バックルーム #SF

サマリー

廃金庫室は、バックルームにおける例外的な階層です。古い銀行の貸金庫室に似た閉鎖空間であります。階層内では金庫が整然と並び、棚には多数の金庫が備えられています。階層の装飾的な特徴は一定ですが、形状は報告者ごとに異なります。背景個室と金庫の内部には、物体やミイラ状の小動物らしきものが保管されていることが示唆され、配禁個室への侵入方法と危険度が明らかにされます。

00:06
廃金庫室 危険度・該当なし 情報提供待ち
廃金庫室の概要
廃金庫室とは、バックルームにおける例外的な階層であり、他階層との接続性からして得意的な空間である。単に金庫や空金庫とも呼称される。
概要
廃金庫室とは、古い銀行の貸金庫室に似た閉鎖空間である。この階層には多数の金庫を備えた棚が整然と並び、壁面も全体が金庫で埋め尽くされている。
人の背丈ほどの高さがある棚に視線が遮られるため、階層内の見通しが悪く、金庫の規則的な配置が閉塞感を感じさせる。
空調はほとんど機能しておらず、滞留した埃っぽい空気の静けさに音がよく反響する。
階層の装飾的な特徴は一定であるものの、報告者ごとに異なる室径、部屋の形が報告される。
その形態には、端から端まで数百メートルの長さである迷路状の大部屋から、一辺が数メートル程度の小部屋までもが確認されている。
ただし、大抵の場合では銀行の貸金個室として常識的な規模であり、常述のように極端な空間は数例が報告されているのみである。
およそ全ての報告に共通して、階層の一角には消灯された暗い空間へ続く鉄格子の扉が存在している。
金庫には複数のサイズがあり、大きい容量の金庫ほど低い位置に配置されている。
腰ほどの高さには引き出し式の作業机が作り付けられている。
金庫の奥行きはいずれも一定で、指先から指先から肘までの長さ程度である。
ほとんどの金庫は二つの鍵穴がいずれも施錠されておらず、扉さえ完全に閉じられていないものが多い。
金庫に振られている番号は1であり、同じ空間に存在する他の金庫とは重複しないものと思われる。
また、金庫は番号順に配列されているが、どころどころで番号が大きく飛ぶことがある。
多くの場合で最小の番号は一桁の1であるが、より大きい数字が最小となる場合もある。
相対危険度評価について。
配金個室では外れ落ちることができず、安定した脱出手段は工術の鍵を用いる方法しか確認されていない。
よって、鍵を所持していない場合は脱出が不可能であると推測される。
また、この階層ではWi-Fiなどが使用できず、通信を伴う異常性を持つバックルームの物品も機能を阻害されるようであるため、外部との連絡手段が確立されていない。
レベル92Nの電子機器など、通信を伴う異常性のバックルームの物品ですね。
これらのことから、そもそも鍵を所持していない状態で配金個室に侵入したことを報告できるものが存在せず、そのようなことが発生するか否かも定かではない。
よく知られている鍵の入手を伴う方法で配金個室へ移動した場合の危険度は1相当であり、実際にこの階層は危険度1として当初は分類されていた。
しかし、後述のある報告がなされたことによって、鍵を入手しない侵入方法の存在が現実的な可能性として浮上したこと、そして階層内部の物資が乏しいことを考慮しつつ、情報の不足から配金個室の相対危険度評価は該当なし、NAへと保留された。
海底以前の空間信頼性は安定、実体信頼性は実体なしである。
鍵と金庫の関係
報告数が非常に少ないものの、バックルームと現実世界を含む各地で、この階層の貸金庫の鍵が見つかることが知られている。
鍵は2つ組みであり、持ち手には番号が記載されている。
しかし、その他の特徴には一貫性がなく、プラスチック製のキーリングとテープラベルの番号表示が付けられた簡易的な鍵や、浅紐でまとめられて番号が彫刻された木製の鍵であるような、およそ貸金庫に見つかわしくないものも確認されている。
この鍵を、貸金庫室以外の階層で鍵穴に差し込もうとする試みは、それがどのような鍵穴であろうとも、貸金庫室への移動現象を発生させる。
この階層内部では、鍵は記載された番号の金庫を正常に解除することができる。
ただし、この方法で解除された金庫の扉に手をかけた瞬間、さらに別の階層への移動現象が発生する。
この際、2つ組の鍵のうち片方が消失し、残った鍵からは、貸金庫室への移動効果が失われている。
発見された鍵番号のうち、1番からおよそ10番台半ばまでの金庫の移動先は、ウィキで設定されている階層番号にほぼ一致しており、
例えば、1番の鍵で1番の金庫を解除した放浪者はレベル1Nへと移動している。
このことから、行き先は番号によって固定であると推察される。
数少ない、施錠されている金庫の番号は報告ごとに異なるが、
報告と状況を総合して、少なくとも階層への移動に使用した鍵に対応する1つの金庫は必ず施錠されているようである。
過去に発見されたものと同番号の鍵が再び発見されたことは未だかつてないが、
これが単に確率的なものか、鍵と金庫が一回性を持つためであるかは判明していない。
階層の大半を占める施錠されていない金庫では、扉の開閉による階層移動が発生しない。
ほとんどの金庫には何も保管されておらず、他に目立った物品が存在しないため、
この階層における生活物資の補給は困難である。
比較的少数であるが、物品が保管されている金庫も存在し、
その内容物は金庫そのものと同じように何も入っていない容器である。
以下に示すような容器が発見されており、これらが入れ子になっていることもある。
一般的な金属製の貸金庫ボックス、食品や雑貨の外装、缶やペットボトル、紙パック、氷炭などの液体用容器、
ビニールや紙製の袋、封筒やクリアファイルなどの書類ケース、衣類やカバン類、茶碗や鍋などの食器、調理器具類、電子機器の防水ケース、貯金箱や家庭用金庫などの貴重品保管装置、
獣器やその断層、薬莢など、火薬が充填されたものは発見されていない。
また、ミイラ状の小動物らしき物体や果肉に当たる部分が空洞になった無傷の果実が保管されていたとする報告も存在する。
これらの情報を鑑みて、内側に何かを格納する空間が存在するあらゆる物体が金庫の内部に出現する可能性を考慮すべきである。
施錠されている金庫は強固であり、前述した鍵以外の手段で会場に成功したとする報告は存在しない。
鉄格子の扉
施錠され、赤と白のストライプテープによって封鎖された鉄格子の扉である。
上部の枠には数字が記載された小さなプレートが設置されており、この番号は報告によって異なる。
階層の隅に一つだけ存在するが、この先への侵入に成功して帰還した例は知られていない。
鉄格子の奥は暗闇である。
視認可能な範囲は殺風景の倉庫か事務室あるいは廊下のように見える。
階層の他の部分とは違い、鉄格子の先の景色は報告者によらず常に一定で変動しないものと思われる。
内部を照明で照らすと光が引き伸ばされたように不自然に減衰するため、奥の様子を観測することはできていない。
帰還不可能性
この階層が危険度1に分類されていた当時、通信が不可能なことによる生存者バイアスのために階層の相対危険度が実際より低く見積もられている可能性が既に指摘されていた。
このことは、廃金個室に関するある報告が階層安全性検証スレッドの注目を帯びた一因であった。
ちょっとゴミ収集者がうるさいかもしれない。失礼しました。
当ウィキのフォーラムにかつて存在したスレッド、現在は消失している。
階層安全性検証スレッドですね。
最後に、この報告の用紙をいかに示す。
偶発的な方法で廃金個室へと侵入し、かつ帰還した唯一の報告である。
報告者が鍵を所持していたのはおそらく偶然であると思われ、相対危険度が該当なしへと保留される発端となった。
報告簡易書式
廃金個室
事象
未知の手段による廃金個室への侵入
廃金個室の未知状態
未知状態にある廃金個室からの脱出
背景
以前に2つ組の鍵を取得しており、その際に廃金個室の事前情報を得ていた。
レベル240Nからレベル63Nへの移動を試み、「誰もいないの?」と書かれた落書きへ外れ落ちた。
レベル240Nで外れ落ちた際、廃金個室へ移動した。
廃金個室は広大かつ横長で、短辺は数十メートル程度、長辺の全長は把握できなかった。
確認した限り全ての金庫が閉じ、施錠されていた。
鉄格子の扉が複数存在し、全て開いていた。
行動
階層内の物品と出口
事前に得ていた廃金個室の情報と異なる様相に不穏を感じた。
恐怖のため所持していた鍵を使用して、可能な限り速やかに廃金個室から脱出した。
鍵の番号に合致する金庫を見つけるまでに、体感で10分程度の時間を要したが、この程度の時間で済んだのはおそらく幸運であった。
結果、60614番の鍵によって同番号の金庫を解除し、レベル34Nへ移動した。
以上。
入り口と出口
階層への入り方
バックルームや現実世界で番号が記された二つ組の鍵を見つけることがある。
この鍵を鍵穴に差し込もうとすると、それがどのような鍵穴であろうとも廃金個室へ移動する。
レベル42Nの住宅やレベル58Nの停止したドラム式洗濯機、レベル962Nのクローゼットなどからビジネススーツを発見して手に取ったところ、唐突に廃金個室へ移動したとする報告が複数存在する。
いずれの場合も、スーツのポケットに廃金個室の鍵が入っていた。
レベル240Nで落書きに外れ落ちたところ、廃金個室へ移動したとする事例が一件のみ報告されている。
階層からの出方
鍵は同じ番号を持つ施錠された金庫を解錠することが可能である。
金庫を解錠して開こうとすると、番号ごとに特定の階層へと移動する。
一桁の番号を持つ鍵はすでに全て発見されている。
これを使用することで、金庫と同じ番号の階層へ移動している。
13番の鍵と金庫からレベル13Nへ移動している。
3621番の鍵からレベル94Nの福寿階層へ移動している。
当ウィキには未登録である。福寿階層ですね。
6614番の鍵と金庫からレベル34Nへ移動している。
828433番の鍵と金庫からレベル303Nへ移動している。
ということで、例外階層ですかね。
背景個室と金庫の内部
背景個室、写真がいっぱいありますね。
背景個室の外観、読み上げた通り、いくつか
なんだろうな、ハンター×ハンターとかスパイ映画とかでよく使われている。
どでかい金庫というよりは、小さい金庫が棚のように並んでいて、
いくつかが空いていてっていう感じですかね。
奥に鉄格子の画像が見えてますね。
2個目が背景個室の内部を写した写真。
これも同じですね。
2個目が背景個室の内部を写した写真。
これも同じですね。別アングルって感じかな。
同じような小さな金庫というか棚。
戦闘とか行った時に荷物置き場とか靴入れとかそういうイメージですね。
見た感じのものがバーっと並んでいる感じです。
3つ目、金庫の拙者画像。
2つ鍵穴がある扉がいくつか開いてたり閉まってたり、
中に何もなかったりって感じですね。
これちょっと読んでて、物品のとこですね。
ミイラ状の小動物らしき物体や蚊肉に当たる部分が空洞になった無傷の果実が保管されていた。
配禁個室への侵入方法と危険度
内側に何かを格納する空間が存在するあらゆる物体が金庫の内部に出現する可能性を考慮すべきである。
これって、人間も対象ってことですよね。
金庫内に入るかどうかを置いておいて、
内側に肉、血肉が収納されている、格納されている
っていう認識ができなくもないなと思いながら読みました。
4つ目、黒い空間が存在する物体が金庫の内部に出現する可能性を考慮すべきである。
黒い空間が存在する物体が金庫の内部に出現する可能性を考慮すべきである。
5つ目、断片の中に穏やかなものがいっぱいある。
四つ目、金庫の中に自宅がいっぱいある。
5つ目、禁施ベッドが固定されている。
6つ目、空間に通じている鉄格子の扉が
テープで封鎖された物体。
感じですね 外れ落ち方が特殊すぎて ちょっと読んでて よく分かんなかった
けど 2つあるんだね 鍵がとりあえず この階層に行く前に どっかの鍵穴
にこの2つ組の2つセットの鍵を 差し込んじゃうと 配禁個室へ移動
しちゃうと この階層内部では 鍵は記載された番号の金庫を正常
に解除することができる この際 2つ組の鍵のうち片方が消失し
残った鍵からは配禁個室への移動 効果が失われている 入ってしまう
ときは2つセットの鍵はどっちを 使ってもオッケーだけど 出るとき
は出た後か 出た後は1個にしかな ってない だから1個消えちゃって
そのもう1個の方はただの鍵に戻 っている この配禁個室に戻ることは
できないっていう感じですね 初めは危険度1実態もいなくて ただの
配禁個っていう状態だったから 大丈夫だったのが 偶発的な方法
へ配禁個室へと侵入してしまう 外れ落ちる可能性が示唆された
ので該当なしになったんですね 情報提供待ち 未知の手段による
配禁個室への侵入 だから鍵を使って 外れ落ちたわけじゃない 謎の外れ
落ち方をしたと 事前に得ていた 配禁個室の情報と あ 違うわこっち
か これめっちゃ怖いな レベル240Nで外れ落ちた際 配禁個室
へ移動した 配禁個室は広大かつ 横長で全長は把握できなかった
確認した限り全ての金庫が閉じ 施錠されていた 鉄格子の扉が複数
存在し全て開いていた こっちか 通信が不可能なことによる生存者
バイアスのため 階層の相対危険度 が実際より低く見積もられている
可能性がすでに指摘されていた この報告書で よりやべえ状況がある
かもしれないっていうのが示唆 されたわけですね 今後追記される
かもしれないですね また例外階層 とか副次階層とかで追記される
か この中で増えていくか 放浪者 の方々の報告を待っていましょう
か ということで 今日はこの辺に しておきましょう では また次回
お疲れ様です
19:32

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