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2024-06-28 13:58

Level 399 N - "忌還"

タイトル: Level 399 N - "忌還"
作者: SOYA-001
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-399-n
作成年: 2023
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

4・8・13・16
19・22・25・28日更新予定

#Backrooms #バックルーム #podcast

サマリー

Level 399Nは、バックルームにおける399N番目の階層であり、現実世界に帰還することが不可能とされていますが、帰還するための手順が存在することが分かっています。ただし、条件が非常に厳しく、心理的なダメージを受けた放浪者が現実世界に戻ることは困難です。レベル399Nでは、帰還条件が未達成の放浪者が迷い込むと脱出手段が確認されていないため、注意が必要です。階層の入り口と出口は不明であり、他の階層への移動も起きていないことが報告されています。

Level 399 Nの特徴
Level 399 N 危険度 5 空間信頼性 安定 実体信頼性 実体なし
Level 399 N は、バックルームにおける399N番目の階層である。
概要
Level 399 N は、現実世界における空港の待合室のような景色が無限に続いている階層である。
Level 0 と同じくハム音が鳴り響いているほか、クラシック音楽や卒業ソング、日本語のようでありつつも聞き取りできない内容のアナウンスが鳴り響いていることもある。
待合室構造の空間以外に目立って空港らしい構造は見られず、航空機に準ずる乗り物も存在しない。
時々黒い枠でできたガラス窓が壁のように空間を仕切る形で連なっていることがあるが、仕切りとしての効果はなく、まばらに閉じられていない場所が見られる。
階層において実態はおらず、Level 399Nでは食料などの有用な物資は見つけることができないため、この階層での定住は非常に難しい。
Level 399Nはバックルームにおいて放浪者が外れ落ちた瞬間の時代、場所、状況に確実に帰還することができる階層として知られている。
ただし、Level 399Nを介して現実へ帰還する選択は、放浪者にとって非常に辛い結果につながる可能性が高いことをあらかじめ念頭に置かなければならない。
また、空間信頼性が非常に高いことから、意図せずLevel 399Nへ外れ落ちた場合、ここから他の階層へ移動することは現段階では不可能である点も注意が必要である。
これらの危険性や懸念が多文に含まれた階層であることから、警告の意味を兼ねて相対危険度評価は最大の5に設定されている。
Level 399Nはその性質により、現実世界に帰還した放浪者からもたらされた情報によって整理・分類された経緯を持つ。
この階層内でのWi-Fiの接続状態も不安定なこともあり、その関係上、不正確・不明瞭かつ精査されていない情報が紛れている可能性は否めない。
記事全体の内容を過信せず、その都度実際の状況や信頼できる編集者との議論や確認を行うことが推奨される。
帰還可能性
帰還可能性
現状において、Level 399Nから現実世界に帰還するには、以下の条件を達成している必要があると考えられている。
1.バックルーム内で最低でも30年以上の時間を過ごし生存している。
必ずしも30年生存している必要はない可能性はあるが、帰還した元放浪者の言及やウィキ上の情報との時系列検証の結果から、状況証拠的にこれほどの期間を要するのではないかと思われる。
2.口述する期間手順を何も見ずに実行可能である。
これらの条件が満たされている場合、口述する手順を行うことで現実世界へ帰還することが可能となる。
なお、以下に示す手順は、おおむね元放浪者の語った内容を整理・変算したものになるが、未だ不明な点も多く、完全ではない。
今後、同様の帰還事例が確認できた場合、帰還者報告スレッドに情報共有を行っていただきたい。
さらなる聞き取り調査の下、より確実な手順が精査されていく予定である。
3.現実世界へ帰還する手順。
手順を始める前にまず、衣類以外のあらゆる物資をすべてレベル399Nに置いておく必要がある。
何らかの物資を持った状態で手順を実行しようとしても、ただ無限に階層内をさまようだけでとろうに終わることになるためだ。
物資の放棄を済ませ終えたならば、次にレベル399N内の天井に不規則に設置された案内表示に注視する必要がある。
案内表示は通常何も書かれていないことが多いが、稀にお疲れ様でした、さようなら、など別れを伝える文言が書かれたものが見られることがある。
この文言のある案内表示のうち、矢印が書かれた案内表示を見つけなければならない。
この案内表示が見つかり次第、その方向へ歩みを進めていけばよい。
矢印の方向へ進むと次第に教習感のようなものを感じ始めるようになる。
この教習感は矢印の方向へ進めば進むほど強くなっていき、この先へ進めば元の世界へ戻れるのではないか、という希望が強まっていく。
さらに矢印の方向へ進むと、やがて椅子や支柱、矢印のない案内表示、ガラス窓といった階層内のオブジェクトが減少していき、照明もそれにつれてまばらに少なくなっていく。
ここまで来ると視界はほとんど真っ暗になってしまうが、矢印の案内表示自体は常に一定間隔で存在し続けるため、迷うことはまずないだろう。
そして、それでも歩みを止めずに進んでいくと、暗闇の中にドアのようなものが浮いているのが見える。
ドアは木製であったり金属製であったりと形式に差があるものと考えられるが、共通していることとして、暗闇の中にあるにも関わらずぼんやりとその輪郭は目視可能なことである。
ドアに近づいたりドアノブに手をかけたりすると、それが見覚えのあるドアであることに気づく。
この段まで来るとこれまで感じていた恐怖症感はさらに強いものになっており、帰りたいという感情も発露する。
ドアを開けると白く暖かい光が柔らかく漏れ出し、体を包み込んでいく。
光に照らされると次第に意識にもやがかかり始め、視界が淡い様相にぼやけていく。
ドアの向こうにあるものに希望を抱きながらそれをくぐり抜けていくと、自身がよく知る声が少しだけ頭に響き、そしてそれに呼び起こされるように気が付けば、現実世界の元いた時代や場所に戻ることに成功する。
この機関は文字通りの機関であり、自身の姿や所持品などについても全て外れ落ちた当時のままに機関していることが分かっている。
なお、機関した元放浪者は、そうじて統合失調症等の精神症状を大きく発露しているため、現在は精神病院に入所している。
直接の聞き取り調査を要する際はその点を重々留意して行うこと。
微行と関連する現象
微行
レベル399Nから現実世界へ帰還できた放浪者の存在は、2003年頃よりたびたび、昨日まで普通であった人たちが急に発狂し、謎の異空間に取り込まれる幻覚と幻影に苛まれた精神病患者として報道されたり、インターネット上で言及されたりといったことが見られるようになったことから発見された。
彼らが言及する幻覚の内容が、これまで発見されたバックルームの階層群の特徴に酷似していること、これらの幻覚を見ている人々が最後には特徴のある空港施設について言及していたことから、レベル399Nはバックルームで過ごした年月の記憶や意識をそのままに、
当人がバックルームに迷い込んだという事実そのものが最初からなかったものとした上で、現実世界に帰還できる階層である、という仮説が現在有力視されている。
この関係上、バックルームで活動する編集者と現実世界で活動する編集者とで、レベル399Nを経て脱出した放浪者との関係時系列に大きな相互や矛盾が発生することがあり、一部において混乱を生みやすい状況となっている。
複数人でレベル399Nへ外れ落ちた場合、他の階層とは違って互いに近い距離に同時に外れ落ちることが可能と思われる。その場合も前述の帰還条件を達成している放浪者のみが帰還手順を進めることができる。そのため、未達成の放浪者はレベル399Nに取り残される形になってしまうことに注意しなければならない。
帰還条件未達成の放浪者がレベル399Nへ迷い込んだ場合、階層から別の階層への確実な脱出手段は発見されていないことから注意しなければならない。
もしバックルームで生存し慣れていない放浪者がレベル399Nに迷い込んだ場合、最低でも30年間はこの階層で生存し続けなければ脱出は不可能である可能性が高いため、30年分の生存に必要な物資を持っていない場合、ほぼ諦めた方が良い。
入り口と出口。階層への入り方。レベル399Nへ確実に入る方法は確認されておらず、発見されておらず、他の階層から意図せず外れ落ちる例がほとんど占めている。ただし、空港の要素を持つ階層から気づかない間にレベル399Nに到達していたという報告は度々上がっている。
階層からの出方。前述の手順を行うことによって、現実世界の最初にバックルームへ迷い込んだその瞬間の時点へ帰還することが可能である。レベル399Nから他の階層への移動が起きたという報告は現在まで上がっていない。
ということで、この辺ちょっと言及してなかったんですが、空間信頼性が安定しているっていうのは必ずしも良いことではないんですね。
他の空間に移動することができない、他の階層に移動することができない、難しい状況の階層ってことなので、もしそこが、今回は実態なしでしたが、例えば危険な実態がいる空間が安定しているところだったら、もちろん危ないですし、今回のように食料がほとんど見当たらないような空間で空間信頼性が安定状態であれば、
もう飢え死にするしかないよねってことですね。
で、画像が1枚。2003年放浪者により撮影された画像。
お元気で、お疲れ様でした、さようならと書いてますね。
矢印が結構ガッツリ書いてあるので、正直この後ろの手順は、
そうですね、その偶然的に行けることもなくはないかなってことなんですが、条件1、30年以上、約30年放浪している条件が必要であるっていうのがもし本当であれば、
まあ、割と初手というか、残り1年とかでも十分な食料を持っていない場合、ほぼほぼ積みですね。
で、約30年バックルームに迷い込んでいる人がこの矢印に沿って行くとドアがあって、そこから出られる。
出られるけど、逆浦島太郎ですね。
その失踪した当時の姿形というか時間軸のまま、だから失踪したという事実がない。
で、本人は30年間彷徨っていたので、やっと帰ってこれたんだって他の人に言うけど、他の人はえ、なになに、さっきまで一緒にご飯食べてたじゃん、みたいな感じになるってことですね。
で、30年ということで、割となんかスマートフォンとか任天堂スイッチとか、そういうオブジェクトというか物品がちらほらある階層もあったので、
その辺があれですかね、時間関係的な意味で疎後とか矛盾があったりっていうことですかね。
その時代にあるはずのないものが、空間が、そういうところにさまよっていたんだよっていうと、
何言ってんの、そんなのSFの世界じゃん、ドラえもんの世界じゃんっていうような感じですかね。
あるいはだから現実で私たちがよく、よくというか現実で目にする、いわゆる統合失調症と呼ばれるような精神錯乱状態だったり、
まあ通常の生活が送りにくいような方々も、もしかしたらバックルームに外れ落ちていた過去があるのかもしれないと、そういうことを思わされるような記事でしたね。
はい、危険度5、空間信頼性安定、実態信頼性実態なし、レベル399Nでした。
ではまた次回お疲れ様です。
13:58

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