セルフねんねの開始と辞めた理由
こんにちは、あやなるです。
前回のエピソードで、2人目の妊娠を発表させてもらいましたが、
その裏で実は小やなるのセルフねんねを辞めたり、
小やなるの赤ちゃん帰りに悩んだり、さまざまなことがありました。
今回は、せっかく1人で寝れるのに、どうしてセルフねんねを辞めたのか、
辞めてどうだったのか、という話をセキュララに公開してみたいと思います。
セルフねんねや寝かしつけで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
子育て日記
この番組は、学びの場作りを仕事にしているあやなるが、
初めて挑戦する子育てを通して学んだ、
乳幼児のための学びの工夫や地域のあれこれを、
失敗談や成功エピソードと共に共有していく番組です。
もうかなり前の回になりますが、
エピソード10で、小やなるは生後3カ月から1人で寝られるよ。
セルフねんねと言って、
ねんねトレーニングをすれば、
0歳でも1人で寝られるようになっちゃうんだよ、
みたいな話をさせていただきました。
エピソード10で紹介した方法をやれば、
どんなお子さんでも、何歳からでも1人で寝られるようになります。
参考にした年齢トレーニングのプロの方の紹介もしてますので、
そんな方法があるなら知りたいという方は、
ぜひそちらも聞いてみてもらえればと思います。
しかし今回は、
0歳からセルフねんねできるようになった小やなるだったのに、
実は2歳あたりでセルフねんねをやめていた、
というぶっちゃけ話をしていきます。
セルフねんねをやめた理由はいくつかあるんですけれども、
セルフねんねそのものに対して否定的な考えになったわけでは全くないです。
ただ2人目の妊娠による体調の変化も含め、
我が家の生活リズムに合わなくなったため、断念しました。
自立的な子どもを育てるためには、
セルフねんねはとても効果があるのではないかと思い、
取り入れられるなら取り入れ続けたかったんですけれども、
様々な状況を鑑みてやめるという決断をしました。
特別なシチュエーションの影響
結果、今はどうしているかというと、
小やなるは毎日私と一緒に寝ています。
一緒に寝るようになって、
それはそれでとても幸せな時間を過ごせていますし、
一人で寝るのと親と寝るの、どちらかが良くないというわけではないので、
家族の状況に合った決断ができて良かったなと思っています。
さて、ではどうしてセルフねんねをやめたのか、
具体的な理由をまとめると4つあったので、
順番に具体的に話していきたいと思います。
まず1つ目は、風邪と旅行が多すぎたということです。
セルフねんねの話をしたエピソード10でも触れていますが、
日常以外の特別なシチュエーションでは、
セルフねんねができません。
それなのに、我が家は特別な日が多すぎました。
1つ目は風邪。
体調が悪い時は夜の状態の変化が悪化したりとかが気になったりするので、
セルフねんねをさせた後に、
結局後で横に行って寝て見守ったり、
途中起きてしまうと抱っこで寝たり、
みたいなことが多々ありました。
本人も不安がっている時は、
最初から一緒に寝たりということもありました。
これがたまにならいいんですけれども、
小柳の場合、保育園に通い始めた生後10ヶ月から1年間くらいは、
とにかく風邪をひくことが多くて、
喘息持ちだったり、ひどい時は肺炎にもなりました。
1ヶ月の半分近くはこの状態になってしまうので、
ねんねに限らず日常のルーティンがその度に崩れました。
一度一緒に寝るのに慣れてしまうと、
セルフねんねに戻すまでに、
改めてねんねトレーニングをやらなければなりません。
2、3日で一人で寝れるようには戻るものの、
2、3日のその期間泣きながらやるねんトレっていうのは、
なかなか大変でして、
それなのにそれでまたすぐ風邪をひいたりすると、
降り出しに戻るみたいなことの繰り返しで、
これが一番セルフねんねをやめようと思った原因でした。
そしてもう一つの特別なシチュエーションは、旅行です。
旅行中は寝る環境が変わるというだけでも不安になるので、
一人で寝ることがまたできません。
旅行といってもうちの場合は旦那の実家に帰ることがほとんどで、
場合によっては実家でも数日後から一人で寝れるなんてこともあったりはしたんですけれども、
全く泣かずにそこに行き着けるわけではやはりないので、
途中から旅行中はもう寝つくまで隣にいるようにしちゃおうと割り切っちゃいました。
2ヶ月に1回くらいは旅行をしていまして、
そのうち3回に1回くらいは1週間前後の長期の旅行になることが多かったので、
もうさっきの風邪と合わせると月によってはセルフ年齢してない日の方が多いなんていう月も発生するようになってしまいました。
というわけで、日常のルーティンがちゃんと安定できていない、
我が家のそんな生活リズムにはセルフ年齢が向いていなかったっていうことがわかったのが一番の原因でした。
生活リズムの変化
そして2つ目の理由は、夜寝る時間と朝起きる時間の変化です。
2歳に近づくにつれて体力がついてきて土日は1時間弱の昼寝でも十分なのに保育園ではしっかり2時間半くらい昼寝をするので、
夜は布団に入っても眠くならず朝は早く起きるようにと生活のリズムが変化していってしまいました。
夜はだいたい9時台前半には布団に入ってるんですけれども、
遅い時は真っ暗な部屋でも10時過ぎまで眠りません。
朝は6時や5時台に起きてしまうこともあり、
その時に隣に誰もいないと泣き喚くみたいなことが起こりました。
さすがにね、これはもうこっちがつらい。
朝1階の寝室で私は寝てるんですけれども、
その時にお泣きされて2階の子供部屋によそ見に行くっていう日々が続きまして、
私だったりダンナルがやってくれたりっていう感じでしたけれども、
もうどちらもギブアップでした。
そこで体調が悪い時みたいに、
セルフで寝をさせた後に夜寝てる間に子供部屋の隣に私が行って、
朝目が覚めると私がいるっていう状態を作るようにしてみました。
そうすると起きてしまってもね、朝方、
安心してもう1回2度寝をしたり、
隣で眠くない時は遊び始めたりみたいな風にできるようになりました。
旅行中もね、朝になると私もダンナルも隣にいるので、
安心してゆっくり、長い時は8時過ぎとかまで寝る姿も見られていて、
夜以上に朝目覚めた時に誰もいないっていうのが不安なんだなって思って、
このスタイルがしばらく安定しました。
時々目が覚めた時にマミーしかいないことに騒いで、
ダディを探すみたいな時が未だにあったりするんですけれども、
最近は安定して7時くらいに起きて朝ごはんを食べるサイクルに落ち着いています。
そして3つ目の理由はベビーサークルの撤去です。
動けるようになってからは小柳はずっとベビーサークルの中に布団を敷いて寝ていました。
ただ朝私が隣で寝ている状態を作るようになってからは、
早朝目が覚める時にそこから出たがるので、そこから出してあげるって作業するのが眠い私にとっては結構大変で、
もうベビーサークルを片付けることを決意しました。
自分で自由に動いても危なっかしい行動を取らなくなってきた時期でもあったので、
タイミング的には良かったんですけれども、
これによって夜寝る前の念トレ中に気分が乗らないと、
自分でドアを開けて部屋から出てきてしまったりするようになってしまいました。
何度も言っているように、2,3日念トレすれば自分で寝るようになるんですけど、
念トレはやるたびに号泣したり抵抗したりっていう日をどうしても乗り越えなければいけないので、
だんだんこの繰り返しにも疲れてしまって、ついに1歳8ヶ月ぐらいの時にセルフ寝寝を一旦断念しました。
念トレを7時8時ぐらいにやってた時は良かったんですけど、
9時とか10時になってくると、その後自分の時間を持って何かするって言ってもそこまで時間ないし、
だったらもう私もそのまま一緒に寝たいわみたいな感じになってたところもあります。
最後4つ目の理由は私の妊娠です。
実はこの1歳8ヶ月の時点では、一旦断念するけど、またいつかセルフ寝寝を復活させようと思ってました。
いつになるかはその当時はわからなかったけど、しばらく成長すると風邪も減るって聞いてるし、
そのタイミングとかでまた念トレして、念トレすればできるようになるってことが何度も経験はしていたので、また念トレすればいいかって考えてたんですよね。
1歳11ヶ月くらいになった頃、保育園に1年通ったからか、一気に風邪をひく頻度が減りまして、
仕事が忙しくなってくるのも同時にあって、旅行することもちょっと減って、
これなら一人で寝てもいいかも。2歳くらいになったらタイミングもいいし、また風化させようかなって思ってたんですが、
その矢先に妊娠が発覚したという感じでした。
実は予定通り2歳になったタイミングで念トレをしてみたんですけれども、
さっき言ったようにお互いに泣いたり抵抗されたいみたいなので、結局つらいなって思い、最終的には断念したという感じです。
まずね、私の体力がもう持たなくて、念トレしている夜9時にはもうクタクタで、
セルフねんねを辞めた理由
もう一緒に寝たいですっていう状態にすごくなっていまして、
完全に寝るのを待ってから横に寝に行くっていうのは単純に辛くなってしまいました。
しかもこれから2人目ができると寝る場所とか時間とか環境とかもう様々移り変わると思うと、
そういう状況も考えみると、今じゃないなってまたなりまして、
もうしばらくいいかなということで完全に諦めるということを決意しました。
今、我が家は3LDKの子立てに住んでいるんですけれども、
5年後くらいまでに新しい家建てて、1人1部屋持っているようにできたらいいなというふうに計画しているので、
子どもたちが一人で寝るようになるのはそのタイミングでいいかなというふうに今は考えております。
そんなわけで、2歳過ぎたくらいのタイミングでセルフねんねを完全にやめました。
周りでセルフねんねをしている知り合いが4人ほどいるんですけれども、実は結構似たようなケースが多いです。
ベビーベッドの時はできたんだけど普通のベッドや布団に変えたらできなくなったとか、
2人目ができてペースが乱れて断念したとか、
あとはやっぱり体調崩した時に一緒に寝てあげてたらそのままできなくなっちゃったとか、
様々聞いておりますけれども、それでもね、強い意志を持って念トレを毎回繰り返せば必ずできるようにはなると思うので、
これからセルフねんねをさせたいと思っている方や今されている方はですね、ぜひそのまま頑張っていただいて、
今回の例はちょっと失敗談といいますか、そういう時もあるんだなっていうような参考に聞いてみてもらえていたら嬉しいなと思います。
セルフねんね後の変化
では最後にセルフねんねをやめてどうだったかっていう話をしていきます。
まず、体力的にとても楽になりました。
セルフねんねしていた時は夜自分の時間ができるのはとても良かったものの、
なんかその時間をやっぱ楽しみすぎちゃっていうこともあって、
そういう時に小柳が朝早く起きたりすると、ものすごく寝不足だったりする日もありました。
でももう今は苦時代に一緒に寝ちゃうか、たまに寝れない時だけ起きて自分のことをやったりするくらいなので、
睡眠がしっかりとれる日が増えて、体調的にものすごく楽になりました。
おかげで無事に妊娠中の体調管理もできています。
そして気持ち的にもなんだかすごく楽になりました。
やっぱり泣きながらの念トレを定期的に繰り返すっていうのは、
精神的になかなか大変なところがあったんだろうなっていうのを今だから実感しています。
で、一緒に寝ることを決断して何よりも良かったのは、
この寝る前の時間がすっごく小柳なるとラブラブできる時間になったっていうことです。
セルフねんねしてた時も一人で寝る前に一緒に絵本を読んで、
今日一日のことを話して、気持ちが寝るモードになってから部屋を出るっていう風にしてたんですけれども、
一緒に寝るようになってわかったことは、
日によってその寝るモードに入れるまでの時間っていうのが、
実際は全然違うっていうことでした。
雨で保育園でお散歩に行けなかった日とか、保育園でたくさんお昼寝をしてしまった日とかは、
体力が有り余っていて、なかなか気持ちが落ち着きません。
で、そういう時にお布団に入りながら、
多めに絵本を読んだり、長めにお話したり、ギュッてしたり、
小柳が眠くなるまで、思う存分一緒にいてあげることができるようになって、
すごくよかったなっていう風に感じてます。
実は前々回に流した小柳との会話も、寝る前の時間で収録したものなんですけれども、
毎晩あんな感じでおしゃべりをしたり、歌ったり、
もうあそこには恥ずかしくて乗せられなかったくらいイチャイチャしてから寝るようになって、
私自身の心も前以上に満たされるようになったし、
小柳もすごく愛情を感じてくれるようになったんじゃないかなと思ってます。
もしかしたら錯覚的な部分もあるかもしれないですけど、
保育園と仕事で埋められない部分の時間を、
この時間で満たせているような、そんな気持ちに今は慣れています。
特に妊娠してからは、他の時間に十分に愛情表現できないことが増えたので、
この時間がとても大切な時間になりました。
実はこれも、妊娠を発表するまで話せなかったんですけれども、
小柳が赤ちゃんを害慮してしまい、結構大変な時期がありまして、
それについて話すとまた長くなるので、
どんな様子だったか、どう乗り越えたかっていうのを、
次回またセキララに話したいなと思います。
というわけで、今回は念トレをやめた理由と、
やめてどうだったかについてセキララに語ってまいりました。
結構最後の、やめてどうだったかっていう話は、
もしかしたら念トレ中のママさんも、やっぱりやめようかしらみたいになるかもしれないぐらい、
結構私的には、やめてよかったなっていうメリットの方が大きかったりしております。
でも、自立的な子供を育てるためには、
セルフ年齢もとてもメリットがあることだと思いますし、
一人で寝てくれると、夜、大人にとっては自由な時間ができたりもするので、
それぞれの家族のスタイル、生活リズムに合った選択をされるといいんじゃないかなと思っております。
どこかで悩んでいるママさん、パパさんの参考になったら嬉しいです。
最後まで聞いてくださり、ありがとうございました。さようなら。
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