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こんにちは、日常生活こそ生きるための学びの場にしたいと考えております、学びの場コーディネーターのあやなるです。
みなさん、子どもたちはどれくらい自分のことが自分でできると思いますか? 1歳5ヶ月の小柳でも実はできることがたくさんあります。
それどころか、家事も一緒にやってくれています。 今回は、そんな小柳が具体的にどんな家事をやっているのか、こんな子どもの頃から家事をやるとどんなメリットがあるのか、そんなお話をしていきたいと思います。
あやなるの子育て日記 この番組は学びの場作りを仕事にしているあやなるが、初めて挑戦する子育てを通して学んだ
乳幼児のための学びの工夫や地域のあれこれを失敗談や成功エピソードとともに共有していく番組です。
前回、モンテス創りの紹介をしましたけれども、モンテス創り教育では子どもと一緒に家事をすることを推奨しております。
モンテス創り教育というのは、何かというのは前回を聞いてもらえればと思いますけれども、自立的な子どもを育てる教育方法と言われていて、
つまり自分のことは自分でできるようになる子を育てるというふうに言い換えられるかなと思います。
我が家の小やなるはまだ1歳5ヶ月なんですけれども、1歳5ヶ月でも実は自分でできることってたくさんあるんですよね。
もちろん大人と同じようには全然できないんですけれども、それでもいつか大人と同じようにできるようになるための第一歩を今から踏み出すっていうことができるわけです。
何でも大人がやってしまうのではなく、できることは自分でやらせていこうっていうふうに、そんなふうに意識しながら日々暮らしております。
時々ね、小やなるお掃除手伝ってみたいなふうに言ってしまうこともあるんですけれども、この手伝ってっていうのもなるべくちょっと言葉として避けたいと言いますか、
お手伝いっていう概念ではなくて、家族の一員なんだから一緒にやって当たり前なんだよねっていうようなテンションで一緒にやるようにしています。
もちろんね、一人でやってるの大変だから手伝ってみたいな文脈ではいいんですけれども、なるべく大人に何でもやってもらうのが当たり前なんじゃなくて、
お手伝いとしてちょっとやるのでもなくて、一緒に暮らしてるんだから家族の一員として当たり前にやってねみたいな感じでやっててくれるように育てたいなというふうに思っています。
じゃあ具体的にどんなことをやってるのっていうのと、あとはそれによって見込まれる効果っていうのを話していきたいと思います。
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1歳5ヶ月の小柳、どんな様子かと言いますと、やっと安定して歩けるようになってきたけど、ハイハイすることも多々あるなっていう、まだまだ赤ちゃんな感じとちょっと子供になってきたみたいな雰囲気の小柳ですけれども、
お話の方はまだ相変わらずあまりはっきりとはできないですし、でもなんとなくコミュニケーションが取れるようになってきたなという様子です。
そんな小柳がですね、自分でやろうとしている小柳自身のことと、あとは一緒にやってる家族のこと、家事、あとはまあそろそろこういうことも挑戦させていきたいなーなんていうようなことも交えながら紹介していきます。
ではまず小柳自身の自分自身のことですけれども、自分でまず食べることはできるようになっています。これはねだいぶ早い段階からできるものですけれども、とはいえ最初はそれすらできなかったですからね。
まずは最初おっぱいでしたし、離乳食になってからもスプーンを近づけてなんとかパクってしてた頃が本当にね懐かしいんですが、1歳3ヶ月くらいからですかね、ちょっと他の子より遅めだった気もするんですけれども、フォークとかスプーンで自分でちゃんと食べれるようになってきました。
でもまだまだ手づかみも多いし、フォークスプーンだとこぼしちゃうことも多くて、もうめちゃくちゃ毎回机の周りが、テーブルの周りと床とたくさんこぼれて大変な状態ではありますが、それでも食べさせてもらうっていうのはもうほぼなくなって自分で食べるっていうふうな生活をしています。
あとはお水を飲むということも自分でできます。なるべくですね、コップで飲ませるようにしたいなと思って、ストローはなしでコップで飲むのを最初からやってまして、今は私が支えてなくても自分でコップをつかんで上手に飲むことができます。
最近だとコップに自分で水を入れることもできるようになってきました。今は水道の方に行って、ステップも買ったので自分でそのステップを登って、踏み台を登って蛇口を上げるところまではちょっとまだ手が届かないので、私が上げてあげるとそこから水を入れるってことが自分でできています。
飲み終わっていらなかった時にその残りを捨てたりするのが結構上手にできているので、その捨てる、注ぐみたいな動作もそろそろできるんじゃないかなと思っていて、次の段階としたミニピッチャーみたいなのを用意して、コップの中の水がなくなったらそこから自分で継ぎ足すみたいなことも自分でできるようにさせていきたいなというふうに思っています。
水道の流れで言うと自分で手を洗うこともできますね。水道をつけてあげると、石鹸は押すのが難しかったので、泡の石鹸が自動で出てくるやつを最近買ったんですけど、そこに手を出して、ゴシゴシゴシって上手にこすり合わせて、出してもらった水で流すっていうことができております。
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タオルで拭くのが意外とできないかな。やろうねーみたいな感じで一緒にやるみたいな感じですね。
濡れた手をタオルで拭くのはできないけど、なんと鼻を自分でティッシュで拭くのはできますね。それは多分すごい鼻水をいつも出していて、しょっちゅうやってたからだと思うんですけれども、鼻水を自分で拭いたり、そのゴミをゴミ箱に捨てたりとかも自分でできます。
あとはお風呂でも体を自分で洗うことができますね。もちろん大人が仕上げをしてあげる必要はあるんですけれども、泡を出してもらって手の届くところをちょっと擦るみたいなことを真似っこしてできるようになってきました。
そしてお風呂上がりはクリームを塗ります。まあお腹とか手とかに、まんべんなくちゃんととかって感じではないんですけれども、大人がやってもらうのを真似して自分でやっているっていう感じですね。
そして歯も自分で磨きます。まあもちろん甘いのでこれも仕上げは必要。全部そうなんですけど、自分でやろうとするっていうことが大事だと思います。
髪も自分でとかしますね。これは本当になんか下手。櫛の反対側を頭に当ててたりとか、余計に髪の毛がぐしゃぐしゃになってたりとかするんですけど、でも自分でやろうとするっていうことが大事だと思ってます。
服を脱いだり履いたりっていうのは、なんとなくやろうとすることはあるけどまだ全然できないっていう感じなんですが、靴下と靴はできてます。
履くはちょっと難しいかな。履こうとするぐらいまでで、靴下を足に持って行ったりとかはするんですけど、そこからどうやったらいいかがまだわからない感じですね。
脱ぐのはかかとをちょっと外すのを手伝ってあげれば外せます。靴もできるように最近なりました。
あとはバッグとかね、背負えるようになってくるとまた自分の荷物を用意したりとかするようになって可愛いんだと思うんですけれども、そこは少し興味を持ってきたっていう感じですね。
小さいバッグがあると好きなものを入れてお部屋の中を持って歩いて回ったりとか、あとはリュックもお下がりでもらったのでそれを背負わしてあげたらめちゃくちゃ喜んでて可愛かったです。
あとはおもちゃとか本とかはちゃんと自分で遊びたいものを自分で出して終わったらしまうっていうのがかなりできるようになってきました。
本は結構自分で何も言わなくてもしまいに行きますね。おもちゃは一緒に片付けようかというと一緒に片付けてくれることもあるぐらいの感じでしょうか。
そんな感じで自分のことはそうですね、これらは結構ほぼ毎日自分でできてるかなという感じです。
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はい、では続いて家事のことを話していきたいと思いますが、家事に関しては毎日というよりは機会があるときにやるというようなものが多いんですけれども、少し料理、掃除、洗濯とかに分けて話していきたいと思います。
まず料理ですね。料理は野菜を洗って私に渡すとかはしてくれます。
洗ってくれた野菜を私が切って、今度それを渡してお皿に並べるとかもできますね。
この間結構上手にできてて嬉しかったのはオーブンのプレートみたいなところに茄子とかズッキーニを丸く平らに切って渡していったらそれを綺麗に並べてくれて、
それを実際そのままオーブンに突っ込んで温めて出てきて一緒に食べたので、一連の流れとかも多分実感することができたんじゃないかなと思っていて、上手に並べてそれがそのまま出来上がったのですごい良かったです。
もう少し進むとかき混ぜ系もできるようになってくると思うので、混ぜ混ぜしてホットケーキとか一緒に作ったりとかしたいなと思いますね。
料理関係で食事の周りの話をすると、食べ終わった後にお皿を洗う時に一緒に洗ったりとかすることはあります。
ただ水遊びが本当に好きで大体遊んじゃってることが多いですね。
食事の前後に食器を運んだりっていうのはまだ始めてないので、そろそろ始めたいなと思っています。
料理食事周りはそんなところかなと思います。
お掃除の方に進みますと、掃除は床を拭いたり、床に限らずいろんなところを拭くっていうのは結構一緒にやってくれてますね。
拭き拭きしようとか言うと喜んでくるし、あとはこの間結構感動したのはお水をちょっとこぼしちゃった時に、水遊びして下が濡れちゃってた時に
濡れちゃってるじゃーんって言ったら、自分でタオルがいつも置いてあるところに取りに行って拭いてましたね。
これも別に綺麗に拭けてるわけではないんですけど、こぼしたものをちゃんと拭いたらいいんだっていうのがわかっていて、それをやろうとするっていうことがすごく大事かなと思っております。
クオリティはね徐々にいつか上がっていけばいいので。
あとはさっきもちらっと出てきましたが、ゴミが出たらそれを捨てるとかっていうのも自分でできますね。
掃除っていうとこんなところですかね。
洗濯に行きますと、洗濯はもううちにあるのがドラム式の洗濯乾燥機なので、洗濯したいものをそこに入れる、終わったのを出すっていうだけなんですけれども、
洗濯機の中にどんどん入れるっていう時に一緒にやってもらったりとか、あと終わって取り出した時に、洗濯機が1階でダディとマミーの部屋が1階に対して小柳の部屋が2階なので、
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小柳の部屋に運ぶものだけ別のカゴに入れていくんですね。それを一緒にやってくれたりとかしています。
まだしっかり自分で分けられるって感じじゃないので、小柳のカゴに入れるものを私が渡して、それを小柳がカゴに入れるっていうね。
これもね私が一発でポンって入れたら一瞬で終わることなんですけれども、それ間に小柳を挟んで自分でカゴに入れるっていうのをやってもらってます。
またそれを畳んだりとかは、ちょろっとやったこともあるけどそんなにやってないので、次の段階としてはそういうことをやっていったりしたいですね。
料理、掃除、洗濯っていうあたりはこの程度なんですけれども、その他で思いつくところをいくつか挙げていくと、植物に水をあげるっていうのは毎朝一緒にやっております。
今家庭産園もやってて、ちょうど毎日水をあげていたトマトが最近実り始めてきて、すごい嬉しそうに毎日見ていますね。
どんどんどんどん毎日大きくなるので、すごいやってよかったなぁと思って。
野菜ってこうやってできるんだよっていうのを実感してくれてるかなと思います。
あとはスーパーに買い物に行く時とかに、カゴに買うものを入れるっていうのを、またさっきの洗濯と同じように一旦小柳に渡して小柳に入れてもらうとかしてたりしますね。
ちっちゃいものだと買うものをそのままレジまで持って行って、レジに渡してもらうとかもしています。
あとは郵便受け、帰ってきた時に郵便受けをダディが開けて、そのダディから受け取ったものを小柳がマミに渡すみたいな流れもありますね。
まだまだ多分あるんだと思うんですけれども、さーっと今思いついたのを並べていくとこんな感じです。
どうでしょう。カジって言えるのかっていうツッコミもきそうなんですけれども、あとはねクオリティはとにかく低いんですけれども、
それでも自分でやろうとするっていうことが大事かなと思っております。
なのでね、なるべく毎日やりたいんですが、なかなかね毎日絶対これ全部やるっていうのは難しいので、できる時、気づいた時、心の余裕がある時に時間はかかっちゃうんですけれども、声をかけて一緒にやってもらうようにしております。
では最後にこんな風にカジを一緒にやっていくとどんなメリットがあるかっていうことが言われているかっていう話を少しだけ紹介したいと思います。
まずはいろんな手を使った作業をするっていうことは、手先が器用になるんですよね。
手先が器用になるっていうのは脳が非常に刺激されるので学力が高くなるというふうに言われております。
そしてまあこれはやりながらもすごく感じてるんですけれども、物の名前とか仕組みを覚えられますよね。
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なんか覚えてるなって実感してるっていうのはまだそこまでなんですけれども、覚えられるだろうなこうやってるとっていうのがすごく一緒にやってて感じます。
例えばさっきも野菜の話で出てきましたけれども、スーパーでナス買おうねってナス買ってその買ってきたものを洗ってそれを切って小さくして食べるんだっていう流れがですね。
オーブンに入れてオーブンから出てきた後に自分が食べるときにそのままじゃ食べれないので小さくしてあげて食べるんですけれども、
その小さくなっている状態で出てくるとわからないその最初からの形、料理されている過程とかを体感できるっていうのはすごい大きいんじゃないかなと思います。
理想を言うとねもう1個手前の野菜が取れるまでとかも体感できるとすごくいいなと思っているので、
トマトを育てたりとか、ナスも育ててるんでした。ちょっとまだ実ができてないんですけれども、ナスとかシシトを育てたり、バジル育てたりとかしてるんですけれども、
そういう一連の流れとかが体感できることでものの名前もいろいろ覚えると思いますし、包丁、まな板とかまだ触ってないですけれども、
マミーが触っているのを見て、包丁でこれトントン切っていくよとかっていうのを見て覚えていくと思うんですよね。
図鑑とかで見てるだけだと覚えづらい、生でどうやって使ってるかを目の前で見てるから覚えれるみたいなのもあると思うので、
なるべくこうキッチンに入ってもらったり、家事を一緒にしながら話しかけて知ってもらいたいなっていうふうに思っています。
そしてこれに関連するんですけれども、コミュニケーションの種類っていうのもすごく広がるなって思います。
おもちゃを一緒に遊んでるだけでもたくさんコミュニケーションとれるんですけれども、それだけよりも生活全部を一緒にして一つ一つ説明していくっていうことで、
ものの名前仕組みを覚えられるのと一緒で、それを通しての新たなコミュニケーションっていうのが取れるんじゃないかなというふうに思っています。
あとは前回ボンテストーリーの紹介の中で言ったように、こういった作業をすると集中力が伴われるので集中力がすごく養われるそうです。
そしてそれが自分でできたっていうふうに実感できたりすると自己肯定感が高められるというふうに言われています。
最後に習慣をちょっと付け加えると、この育てられる親に一方的に育てられるみたいな感じよりも一緒に暮らしているっていう実感ができるんじゃないかなっていう効果を私は期待しております。
冒頭でも言いましたけれども、自分は家族の一員なんだっていうところから絆を実感してくれるといいなぁなんていうふうに考えて、これのことを暮らしに取り入れています。
はい、そんなわけで今回は小柳がどんな普段暮らしをしているのか、どんな風に家事を一緒にやったりとか、自分のことを今どれくらいできるのかなんていうのを紹介していきました。
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これからもこういったスタンスで続けていくつもりでは現状ありますので、小柳の成長に合わせて最近はこんなことをしているようなんていうのを紹介していけるといいなと思っております。
はい、少しでも参考になる方がいたら嬉しいです。最後まで聞いてくださりありがとうございました。さようなら。
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