1. 誤り続けるオンナたち
  2. #92 君たちはどう生きるかの誤..
2024-01-27 1:08:43

#92 君たちはどう生きるかの誤り / アメリカでもようやく公開されたので話したいんですけど

※この放送は映画「君たちはどう生きるか」のたくさんのネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

アメリカで待ちに待った公開/ネタバレ厳戒態勢からの全力ネタバレの時間です/それ、ゲド戦記でやってほしかった世界観/主人公の心象が反映される風景の美しさよ/考え続けることを求められる映画/「君たちはどう生きるか」から目をそらせない/「母性」をこじらせる宮崎駿さん幼少期/「失われたものたちの本」との違いを箇条書き/インコは肥大化するジブリファン説/「君たちはどう創るか」という問い/随所にちりばめられた宗教的要素/それは「魔法騎士レイアース」と同じでは/「わらわらかわいい」だけで一生話せる/おぞましい?かわいい?おばあちゃんたち/現実世界とあの世界を行き来するロジックを解き明かしたい/建築物の良さだけでごはん何杯もいける/カタログはほとんど何も書いてないので注意


<関連note>

読書日記 #27 まるで「君たちはどう読むのか」をめぐりめぐる夏の只中 https://note.com/whisperofmyheart/n/n87c3fefd9ed9


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00:05
みなさんこんにちは、誤り続けるオンナたちKayakoです。
Kanaです。この番組は、性格も住む場所もライフステージも何もかも違うけど、なんだか気の青30代女2人が誤り続ける日々について、ゆるーくおしゃべりするポッドキャストです。
よろしくお願いします。
お願いします。見てきました!
見てきましたー!
はい、何をでしょうか?
君たちはどう生きるかがようやくUnited Statesでもリリースされました。
見てきました。
やっと見たんですね。
待つこと数ヶ月。
もう日本のみなさん忘れてるんじゃないでしょうか。
あのですね、Kayakoさんが突然メッセージ送ってきて、君たちはどう生きるかの誤りをちょっと、みたいななんか、
連絡が来て。
いや、本当に本当に。これはやっぱ話さないといけないなと思って。
いやー、だからね。もう、私はどれだけ我慢したか、この。
もう本当に、その見た直後はいろんな人にその話がしたい気持ちになっているにもかかわらず、もうKayakoさんの限界体制と言ったらなかったんで。
いや別に私の目が届かんところでいろんな人と話したらいいじゃないですか。
なんだろうな。出来事としてちょっと触れただけでも、なんか激烈に触れそうなあの緊迫感があったんですね。
その話をしたんですよとか言っただけでも、いやいやいや。
まだ何も一つもネタバレしてないにもかかわらず、君たちはどう?ぐらいで、もうなんか、いやいやいやみたいな空気だったんですよ。本当に。
だって日本にいるね、プリビリティですよ、みなさん。それは。みなさん、特権を享受してるわけです。
日本にいて、何にも、誰も、君たちはどう生きるかの、キーも言ってない状態で見れたんですから。
私もなるべくそれと同じ状況で見たかったと、いうことです。
ウィッチーズ無理でしたけど、アメリカの配給会社がめちゃめちゃ頑張ってコマーシャルしてるんで。
私は公開2日3日をぐらいに見に行って、9月にもう一回行きましたね。
いや分かる。もう一回行きたい。もう一回は行きたいですね。
しかも私見たとき、開始30分ぐらいでめちゃめちゃお腹痛くなって、
どうしよう、トイレどうしよう、みたいな気持ちでずっと見たから、もうちょっと全神経集中させてみたい。
でもそう、その頃の熱は、私ももう冷めてるし、内容もそんなに詳しく覚えてるわけじゃないので、
まあちょっとだから、
大丈夫、思い出しますよ。
かやこさんがどうだったのかからまず聞きたいですよね。
かやこはどう語るかということで、
そこからかなさんの記憶の糸がどんどん解けてくると思いますので。
まずね、何から話し始めたらいいかってのあるんですけど、
一番ライツのところからいくと、絵が綺麗すぎたのと、世界観がすごすぎて、
03:05
え、こんなんできるんだったらゲド戦記頑張ってほしかった。
そこからですか?
一番最初に、もう私ね、何度かいろんなエピソードでちょいちょい言ってるかもしれないんですけど、
ジブリもゲド戦記リリースしたじゃないですか。
早尾の息子さんの五郎さんがね、監督で。
ジブリがそれをする前から、私は幼少期からゲド戦記原作の大大大大ファンであり、
大大大ファンの本が大大大好きなアニメスタジオが映画化するということで、
本来ならものすごいテンションが上がるはずなんですけど、
映画化とか無理やって、と思ってもうがっかりしたみたいな。
もういけないものに手を出してしまったみたいな。
絶対できるわけないやんと思って、見もしてなくて、
周りのジブリ友達から聞いたり、ちょろっと見たりとかして、
やっぱり私に予想した通りになったかと思ってたんですけど、
今回この君たちはどう生きるか見て、
この世界観作れるんやったらいけたんじゃん!みたいな気持ちでした。ゲド戦記。
すごいですよね。アニメーションがただただ美しいですよね。
やばいですね。芸術作品だし、
私がジブリの中で好きな描き方として、
ものすごく急いで移動する時の躍動感のシーンがあるんですよ。
天空の城ラピュタで、パズーがドーラたちと一緒に、
シータを助けに行く時、城に。
ロボット兵と燃え盛る城にいる時に、名前忘れましたけど、
ちっちゃい飛行船に乗って、みんなで腹っぽをガーッと飛んでいく時の、
周りがどんどんどんどんこっちに向かって動いていく。
みたいなやつが、冒頭30秒くらいで、
マヒトくんが階段を駆け上がるシーン。
使われるじゃないですか。ちょっと待って。
何?
遅いけど、ネタバレあります。
遅いですけど、多分みんな見てますけど、
言っときますけど、みなさんすごい中身に言及するので、
いまだに見ていないみたいな。
例えば、アメリカに住まれてる方とかね。
見てないとかあると思うんで、見てないという方。
あと、アメリカ以外の他の国ではまだリリースしないところもあると思うんで、
めちゃめちゃ内容のことを話すので、ネタバレ嫌だなという方は、
そうですよね。
タイトルを見た時点で、クリックしてないと思いますけど、
うまいことそこを避けて、うまいこと話すみたいなことはしないので、
どうかこちらで一時停止ボタンを押してくださいと。
そうですよね。ネタバレしまくるための、今日収録ですもんね。
そうです。
今まで押さえてきた。
そうです。目をかっぴらいて。そうなんですよ。
ということで戻りますけど、
まひとくんが最初に、うーってなって火事だみたいなので、
階段を駆け上がっていく時のシーンから、
その躍動感のシーンなわけですよ。
物抜け姫で言ったら足高が走ってるところとか、
結構ここぞという場面で使われてきたやつが、
06:02
開始30秒くらいで使われて、
えっ本気やんみたいな感じした。
もう最初から来るじゃん。
そこからの燃え盛るお母さんの病院に行くシーンの描き方が、
今までにない感じでしたよね。
そうですね。
めちゃくちゃ進化版みたいな躍動感があって、
周りの景色がすごく忠実に描かれるのではなくて、
歪んでいたりぼやけていたりして、逆にリアルみたいな。
炎の描き方が、なんて言うんだろう。
本来であれば悲惨な戦争のシーンみたいなところであっても、
ワクワクするというと語弊があるけど、
かきたてられるものがあるような。
言いたいことはわかりますよ。
すごい遠くから燃え盛るんだけど、
火事のレベルがすさまじい、どうしようもないレベルのものであるっていう燃え盛る感じと、
そこから舞ってくる塵一つ一つの動き。
一つ一つが動きも違うし、ひるがえったりしてるんですよね。
これどんだけかかる?みたいな。
心理描写が情景に投影されてるんですよね、たぶん。
だからそういうのがアニメだなって思いますよね。
確かに確かに、これが辞書だとできないですよね、どうしても。
人間がやってたりするから。
今回の君たちはどう生きるかは、
私的には最初から最後までずっと主人公の真人の心理が
物の見え方に全部反映されてるなっていうふうに思いました。
だからお母さんがいる病院が燃えてるっていうシーンで、
周りの人たちがぐにゃーってなってて、
すごいたくさんの人たちがもはや人の形をしていないぐらい歪んでいたりするんだけど、
それぐらい焦っていて、
その中での一番急いで走っていて、
止められるんですよね。
来ちゃダメだ!帰れ!みたいなこと言う消防士とかもぐにゃぐにゃに歪んでるんだけど、
どうでもいいんですよ、あんまり人からしたら。
中に行かないといけなくて。
描き方がきき迫る感じがすごい伝わってきて、
アニメってこういうことできるなーみたいな。
すごかったですね。
ちなみにかやこさんは、君たちはどう生きるかを直近?
数日前に見て、そっから結構考察系の動画見たりとか、
インプットしたりしたんですか?
まず、かなさんがのラジオ、前ゲストに出てくれたむろさんがやってるやつで、
君たちはどう生きるかの感想回みたいな配信したじゃないですか。
それが面白かったって言ってたんで、真っ先にそれを聞いたんですよ。
真っ先にそれを聞いて、さらにポッドキャストで、
君たちはどう生きるかで検索して、
全然知らない人がしゃべってる考察とかを聞くなどするって感じですね。
09:00
なるほど。まだまだこれからでもありますね。
まだまだです。まだあんまりネット記事の考察とかは読んでなくて、
なぜならこれはもうかなさんと収録するでありますと思って、
まだあんまりいろんな人の考察聞きすぎると、
本来自分はどう感じたかがぼやけてくる時あるじゃないですか。
そうだったかもみたいな風に寄ってっちゃったりとか。
だからこの収録まではどっちかっていうとちょっとずつ入れつつ、
人の考え聞いて自分はどう思ったかなみたいなのを深める自覚してました。
なるほど。
すごい考え続けてます。
そうですね。そうですよね。
考え続けることを求められているような映画でしたしね。
そうですね。今回はすごくメッセージが直接的というか、
分かりやすく作られていたというか、
世間でどのように賛美両論らしいみたいなのを聞いたんですけど、
私的には早尾のメッセージはかなり明らかで、
それはもうタイトルから分かるかなっていう。
こういうタイトルにしたことがないじゃないですか、今まで。
今回だって別に英語版のタイトルはThe Boy and Helenなんで、
ある意味モデルのジブリっぽいタイトルですよね。
風立ちぬから何かおかしいなと思ったじゃないですか、我々は。
そうですね。
あれと、千と千尋の神隠し。崖の上の投入。風立ちぬ。
これは我々はどのようにみたいなところからの君たちはどう生きるかで、
いわばお前人と詐欺のなんちゃらみたいな大冒険じゃないけど、
そんなんでもいいわけじゃないですか。そういうことじゃなくて。
脳の呪いから解放されてるんですよね。
そうそうそう。まあね、風立ちぬからそうでしたけど、
要はもう逃すなと。この映画はずっと君たちはどう生きるかというのを問うものであるっていう主題から、
目を逸らさせようのないように作ってるなっていうのは感じましたね。
ずっとそんな話されてるみたいな。
ぶっちゃけ、太平洋戦争の日本である意味がそんなにないかなっていうようなストーリーじゃないですか、正直。
あの時代設定したこととかにはちゃんと意味があると思うんですよ。
まず、反戦っていうのは絶対にあるし、ハヤオの中でずっとあるけど、
究極のところの重要な部分っていうのが、
全然あの時代とあの場所でなくて良い内容だったと思ってるんです、私は。
でも彼の幼少期ですよね。だから、ハヤオさんの。
私が思ったのは、彼は戦争が嫌いだし、人類の大きな間違いだと思ってるんだけど、
ある意味で、人類はあの頃は良かったみたいな感じなのかなって思ってたんです。
どういうことですか?
あの時代の暮らしがあそこからやり直せば、
まだ人類は今みたいに愚かになり続けなくて済んだんじゃないかって思ってるんじゃないかなっていう風に感じたんですよ、私は。
12:01
もう既に戦争が起こっていて既に愚かなんだが、
だけど、あの頃の方が単純に良し悪しみたいなのは全く比べようがないんですけど、
なんか人生がもっとシンプルで、みんな目の前のことを生きてて、
みたいな、その暮らしぶりは彼はあっちの時代の方が好きで、
だからこそあそこに設定して、そこに生きる少年に石を託したのかなって思ったんですよ。
私あれ見て、早尾さんの幼少期調べちゃいましたもん。
なんでこういう設定にしたんだろうとか、
お父さんも独特じゃないですか。
で、結局あれは民主主義的なこととか、
映画っていうものが結局その資本主義と切り離せないみたいなこととか、
そういうのを象徴しているのかなと思ったんです。
お父さんの存在がね。
ただ、調べてみたら、実際にお父さんがそういう感じだったんですね。
早尾の?
そうそう、彼のお父さんは割と戦争期にお金を得ている側というか、
なるほど、なるほど。
あと、お母さんが死んではないんですけど、
どっちかっていうと、新しいお母さんがいたと思うんですけど、
新しいお母さん側の子供だったんですよね、早尾さんが。
なるほど。
お父さんが昔付き合って結婚した女性は、
私別してるんですよ、確か。
すごく大恋愛して結婚したから、
次の結婚は先だろうとか思ってたら、
割とあっさり、自分の母親になる人と結婚したんですよ。
めっちゃリンクするじゃないですか。
だから、そういうこととかが、いろいろモヤモヤした幼少期を過ごしたんだろうなっていうこととか、
あの作品それ自体に、世界の中に入ってきた後は、
多分彼の作品世界ですけど、
入る前は、彼自身のバックグラウンドが多分に反映されてるんだろうなと思って、
そういうふうに見てましたけど、
かやこさんみたいな考え方もあるんだなと思って、今聞いてました。
そうですね、なんか私が思ったのは、
早尾の母性のこじらせって、そういう生い立ちから来てるのかって、今、
かなさんの話を聞いて思ったんですけど、
彼の本当に暴力的な言葉を使うと、性癖じゃないですか。
少女とか母性っていうものが。
で、私が思うに、早尾って人間に絶望してて、人間が嫌いなんですけど、
でも自分自身も人間であるっていうジレンマを抱えていて、
15:03
それでいて、人間っていうものがおろかで見にくいものになる前の子供がすごい好きなんですよね。
なぜ人間はこんなにおろかで見にくいのかっていうのを考えたときに、
今の世界って男性が作ってきた社会じゃないですか。
早尾はある意味で、今の世界がこんなにおろかで見にくいのは、
それを作ってきた男性、フェミニズムとはまたちょっと違って、
男性が作ってきたこの世界に絶望してるっていうところがあって、
それで、この母性みたいなものにものすごい、浸水じゃないけど、ものすごい希望を抱いてる。
特に母ですよね。女性っていうよりは母で、
尊いピュアな子供っていうものを生み出すそのプロセスとかが全て尊いと思ってて、
だからこその母性の描き方みたいなのがすごい出てたなと思って。
そうですね、なんか多様に母性出てきましたね、本当に。
そうそう、だから現代じゃないんだなとも思ったんです。
今の子たちでもできたはずなんだけど、やっぱりあの時代にしたのは反省の意味もあるし、
かなさんが言ったように彼自身の経験もあるけど、
本当に男性がもろに作ってきてる社会の真っ只中みたいな感じ、
役割が完全に分かれててみたいなところにしたのかなみたいなのもあって、
解釈したんですね、そのように。
ずっとお母さんの話でしたもんね。
そうですね、最初から最後まで割とお母さんの話でしたよね。
登場人物も、だから幼い格好をした可愛い女の子のひみでさえお母さんで、
出てくる女性が全員お母さんの役割として、ばあちゃんたちもそうだし、
だから若くなって現れるキリ子さんだってお母さんだし、
もう全部お母さん、ずっとお母さんの話みたいな感じだったなと思って。
この作品、君たちはどう生きるかだけど、原作、前ちょっと話したんですけど、
原作は失われる物語っていう作品からたくさんインスパイアされてるんですよね。
で、私はそれでその本を読んだんですよ。
失われる物語っていう原作を。
原作って言ったら怒られるかもしれないんですけど、着想を得ている本をね。
いい言い方。
で、その映画と本であらすじが重なるポイントと、
映画と本で明確に異なるポイントを列挙したんですよ。
列挙したんだ。
これは私の読書日記にひそやかにネタバレして書いてあるんですけど、
読まねばならぬ。
18:01
失われる物語を読んだ時に早尾さんはすごい感動したらしいんですけど、
これもお母さんとどう向き合うかっていう話でもあるんですよね。
そうなんですね。
最初にお母さんを病気で失うところから始まるんですよ。
一緒だ。
舞台は全く日本ではないんですけど、
お母さんを失ったことによってこじらせまくった未熟な少年が、
どうやってお母さんの面影とか恋しさとか、
それによって生じるいろんな、新しいお母さんに対してひどい態度を取っちゃったりとか、
本だとゴリゴリ喧嘩するんですよ。
そうなんだ。向き合うんですね。
君たちはどう生きるかの方は、わりと大人な距離感を保つじゃないですか。
そうですね。どちらかというと触れないみたいな。関わらないみたいな。
冷静みたいな。
着想えてる方の方では、めちゃくちゃ言い合いの喧嘩とかして、
もうほんとやだみたいな。
そこが日本と外国の違いもあるかもしれないですね。
子供が生まれるんですよ。
そこも一緒なんだ。新しいお母さんが妊娠してるのも一緒なんだ。
生まれる子供に対しても、すごい嫌悪感抱くんですよね。
だから、そういう気持ちとかが自分と重なるものとか、
なんかわかんないけど、この映画で重なる部分が結構あって、
主人公をそんなに偉大にしないみたいなことを、
早尾さん大事にしてるみたいなこと、どっかで見ましたけど、
そういう未熟者みたいなことが、すごい母性との対比で描かれてたなと思って、
特に本と比較したときにめちゃくちゃ、
じゃあなんでこうしたのか?なんでこうしなかったのか?みたいなことを、すごい。
確かにね。着想を得てるけど、着想を得て、土台の設定としては始まり方とか、
新しいお母さん、妊娠してて生まれるとかは一緒なのに、
フォローしなかったところの意図は何なのかって思いますもんね。
そうなんですよ。だからそこに、彼の思いとかもあるのかなと思ったりなどして、
すごい面白かったんで、ぜひご興味ある方はリンクをおそらく貼っておきますので、
かなさんのノートも見てください。
正確には、失われた者たちの本ですね。
失われた者たちの本も読んでみたいな。
この夏ぐらいに日本の書店には、君たちはどう生きるかと、
この失われた者たちの本が大特集されて積まれてたんで、
ばっか嬉しさでしょうね。
私は迷わず本屋に行ってそれを買った話と、
読み終えてどうだったかって話を読書日記に書いてるので、
それも貼っておきますね。
宣伝?
いいですね。読みます。
真人君が、今回初めてですよね。男の子が主人公っていう。
21:04
風立ちぬでも男性だったけど、
男子が主人公っていう。
少年が中心に立つっていうのは、
初めてじゃないですか?ハヤオ作品では。
言われてみれば、紅の豚は少年じゃないから違う?
少年じゃないです。男性なんで。
あれは違う。
ハヤオは大人と子供に明確な線を引くんで、
なるほど。じゃあないかも。
少年なんだと思って。
少年なんだと。
あれが彼自身なんだって言ったら、
そうだなって思いましたね。
だから少年である必要があったんだと思って。
あとは、別に少女でもよかったわけですよね。
そうですね。
別に少女だって母はいるし。
だけど、そこは少年からのマザーコンプレックスでなければならなかった。
そうなんですよ。そうだと思いますよ。
少女が母に抱く思いと、少年が母に抱く思いみたいなのは、
全然違うと思う。
これがまたね、お父さんがね、原作さっき香奈さんが言ってたのもあるけど、
お母さんが1年以内に引っ越して、しかももう妊娠してるとか、
ヤバい&ヤバいみたいな感じじゃないですか。
鬼畜の商業ですよね。正直。
でも態度が聞こえるぐらい大きくて、
何やってんのお前みたいな。
もともと明らかに死ぬ前から関係はあったんだなっていうのが、
ギリの妹なんで。ギリの妹。多分おかしいやろみたいな感じ。
彼は歪んで当然と思うんですけど、
その歪み、この世に絶望し、自分の周りの大人に絶望し、
どうだっていいこんなんみたいな視点で疎開してきて、
最初に描かれる家の中のバーヤたちのおぞましさ。
すごくないですか。視点が最初はどんどん心を開いていくというか、
現実と向き合っていくわけですよね、真人くんは。
こんなクソみたいな現実どうでもいい、壊れればいいって思ってる中で、
自分たちが持ってきたお父さんの旅行カバンに群がって、
中身を見ようとするおばあちゃんたちの人間とは思えない描かれ方。
モザモザモザって動いてて、体型もおかしくて、
表情も笑ってるはずなんだけどものすごく気持ち悪い、
みたいな風に描かれてるおばあちゃんが、
どんどん塔の中に入った後、守ってくれる存在なんだよっていう風に言われたりとか、
自分自身が現実に対して心を開いていってからは、
どんどん描かれ方が変わっていくんですよね。
そうですね。
すいません、これネタバレするって言ってたけど、
逆に見てない人は何かわからない回となっておりますね。
本当にすいません。
でもジブリのおばあちゃん大特集みたいなおばあちゃんたちでしたよね。
24:00
大特集やったし、声優陣やばかったですよね。
あんなちょびっとしか出てこんのに、
大竹忍と阿川沢子と竹下恵子とか、
すごかった。
鐘の権利かって思いました。
全部。
そんな必要はあるのかっていう。
ただ芸能人と会いたいだけではないのかぐらいの気持ちになりましたね。
別に全然いいんですけど。
パパはキムタクですしね。
キムタクですしね。
私なんか誰一人わからなかったです。
キムタクって全然わからなかったです、最後まで。
あのー、何でしたっけ?
詐欺の須田優樹くんが上手すぎました。
須田優樹は良すぎたでしょ。
あれはどうしたんですか?びっくりしました。
終わるまでわからなかった。
私は全員わからなかった派なんでわからないですけど。
すごかった。
誰一人わからなかったんで。
すごかったです。
でも、須田優樹とはわからなかったことはもちろん、
彼のような若い俳優がやってるとも思わなかった。
そうそうそうそう。
もっとダンディーな人がやってると思ってました。
そうなんですよ。
だから意外性がすごかったですね。
彼の驚々しさ、気持ち悪さみたいな感じとかがすごい出てましたよね。
そうですね。
モデルは鈴木プロデューサーですか?みたいなこと言われて。
まさかまさかみたいなことを言いながらそれっぽい返事してたみたいなことが話題でしたけど。
そうなった。
そんなわけないじゃないですか?みたいな感じで。
青鷺はあれですよね。真人くん自身ですよね。
真人くんのダークサイトですよね。
だからすごい見にくい必要があったんですよね。見た目が。
だから彼が必要以上に見にくく描かれてるのってそういうことかなっていう風に。
妄想の話をするんですけど、私の中で不思議な世界に入っていくじゃないですか。
その世界は早尾さんが作ってきた作品のメドレーみたいになってたと思うんですけど。
映画って入ってしまったらすごく面白いんですけど、あれをもし鈴木さんだと仮定するなら、その途中に宣伝する人って必要じゃないですか。
そうですね。誘う人がいりますからね。
あることないこと言って、本当はそうじゃない部分もあるけど多層的な意味があると思ってて。
仮にあれがプロデューサーなんだとしたら、そういう役割ってやっぱ必要なんだよねみたいな。
でも見にくいよねみたいな感じもめっちゃしたっていう話。
27:01
確かに確かに。
本来早尾にとっていらない要素なんだけど、でもいるんですよね。
存続のためとか、作り続けるためとか、誰かに届けるために、その人がないと結局誰も見ないみたいなことになるけど美しくはないっていう。
ちなみに私の妄想の中では、インコたちは非大化するジブリファンタジーっていうことに。
あー。
わかるわかるわかる。そこまでちゃんと言語化できてなかったけど、私もうぞうむぞうの人々というか私たちみたいな。
好きすぎるあまり彼の作品世界を侵食して、最終的に最終的にとか言って怒られないかわかんないですけど、壊しちゃうじゃないですか。
インコが世界を。
インコ大王がね。
インコ大王が積木を壊したことでしょ?
そうそうそうそう。
だから大好きなジブリの世界を自分の好きな場所にしようとしすぎるあまり、彼が育ててきた世界を壊す存在になるっていう暗喩もあったりしないのかしらみたいなことを思ってましたね。
もうあいつらが愚の骨頂ですもんね。
あの世界観の中で。
最も愚として描かれて。
でも愛おしいんですけどね。
そうそう。めっちゃかわいい。
なんでこんな。もうね、かんさん覚えてないかもしれないですけど、党の内部でパクトなんですよね。
インコが居すぎて、もうすごいですね。たくさん居すぎてうぐうぐしてるのを、インコがいかにたくさん居て、そしてここで暮らしを営んでいるのかっていうのを見せる絵があるんですけど、どんどん党の上に。
党の下に降りていくのかな?上から下に場面が映っていって。
その中でイチゴ積んでるインコとかいるんですよ。
育ててて。イチゴ積んでんだけど党の中でみたいな。
めっちゃかわいい。
予想の何倍も鳥出てきますよね。
そうですね。だから詐欺だけじゃなくてインコ出てくるし、ペリカンもね。ペリカン良かった。
インコが、全然話それるんですけど。
ハヤオ世界の深淵に私が行こうみたいなことで、インコ大王が普段は入れないゾーンに入っていくじゃないですか。
そうですね。私も連れてください連れてくださいって言われるけど、断られるんですね。
2羽だけ運ぶために一緒に入るんですよね。
そうですね。眠ってる姫ちゃんを担いでね。
その世界に入ったインコたちが、なぜかネッタヨリンみたいになってて、ここは楽園ですか?とか言って。
涙流すんですよね。
涙流すんですよ。あれがかわいいし、この後ぶち壊すんですけど、
ただ、そのハヤオ世界の深淵にたどり着くことを許された選ばれしいインコなわけ。
30:09
一部のファン。
一部のファンなんです。我々は涙しますよ。そこに到達できれば。
その気持ちを象徴してるのかな?みたいなことを勝手に妄想してました。
それは、しかしまといてる可能性ありますね。
そう思ってみるとね、感情移入半端ないですよ。インコへの。
私は、全部全人類の違う側面の投影だと思って見てたんで、
オオオジがいますよね。あの世界をクリエイトした石と契約して。
なぜ石が突如落ちてきたのかとか、石は何者なのかみたいなことは全く語られなくて、またそこがいいなと思うんですけど。
オオオジみたいなのが、私がさっき言ったところの、今の世界を作ってきた男性たちみたいな感じ。
もちろん私はここでフェミニズムを訴えたわけでもなく、別に女性が入ってたっていいんですよ。
今この世界をこのように愚かにしてしまった人たちの象徴としてオオオジがいて。
インコっていうのは、それを享受してるくせに、都合が悪くなったら切れ出すみたいな。
それを享受してフフフって何も考えずに、それ自体をどうするかみたいなことを考えず、自分の都合だけで生きてきて、
いざ都合が悪くなったら、作ってきた人に文句を言う具の骨頂みたいな感じで見てました。
多面的な意味があると思うんで、そうでもあると思うんですけど、私は勝手に投影してたんで、
一ファンとしてのインコである私たち。
いろいろね。
で、石の数が作品の数になってる。
そうなんですか。びっくり。
13個目?
あれは、彼が作ってきた作品の数ともつながってるんですよね。
偶然だったら怖いけど。
それを最後壊すんですよね。
だから、あれは多分、かやこさんが言ってた人類とか世界とかそういうものに対するメッセージでもあり、
その中で自分が携わってきたジブリ映画っていう世界への向き合う姿勢というか、
もうこれを継承してほしいんじゃなくて、もうこれは滅びると。
だから、あなたのやり方でゼロから作りなさいって言われてる感じがして、
そうなんだよなぁと思って。
ジブリはやお作品として、
なんて言ったらいいのかな。
ジブリスタジオがはやおマインドを受け継ぐわけではなくて、
33:03
それが受け継がれた先にある新しい創作は多分ここじゃないんだろうなとか、いろいろ考えましたね。
なるほどなぁ。
私もひたすらに世界とかの方にばっか着目をしてたから、そっちの面の考察になっちゃったら面白いですね。
それは本当にそうですね。
そういうものを生み出してほしいみたいな気持ち、はやおすごい持ってますもんね。
クリエイターたちに対して。
そうですね。
で、次の作品はまだかまだかみたいな、言われ続けたりとか、
ジブリスタジオで彼以外が作る作品がいろいろ言われたりとかね。
何も感じてないわけじゃないと思うんですけど、
一方で、エンディングの地球儀、米津健さんの、
それってどうなってるんですか?
そのまま流れ出ました。そのまま日本語で歌ってて、字幕が出てました。
そうなんですね。
あの曲を作るまでの米津さんのインタビューがあるんですよ。
結構前から打診されてて、
そっからすごい悩みながら、
すごい分厚銀行渡されて、これを考えてきたみたいな。
米津さんは、もちろんジブリで育ってきた一人なんですよね。
だから、私は彼にも感情移入しちゃって、
たぶん受け継ぎ師者の一人なんですよ、彼は。
なるほどね。
アニメではなく、音楽を作るという形で、
彼のスピリットの一端を受け継ぎながら存在したんだと思うんですけど、
でも、もし自分が小さい頃、それによって救われたと思うようなものを作った人の作品に、
自分が創作したもので携わったとしたら、
とてつもないく光栄なことですよね。
とてつもなく光栄なことですよ、それは。
そんなことが人生に起きるなんて、夢に見ても思えてなかっただろうから、
すごいなって、それが受け継がれたのがエンディングだったんだろうなと思って、
それもまた泣けるっていう話なんですけど。
クリエイターに感情移入して、
悪意のない意志を、結果的にマヒト君は受け取ってはいないわけですけれども、
渡したいなと思った相手の一人なんでしょうね。
そうなんですよ。
そっちに気持ちが持ってかれちゃって、
終わってからもずっとそのことを考えてるみたいな感じ。
1ミリも考えんかった、クリエイターのことはそういえば。
多層的な作品。
人によって考えさせられるポイントがすごく違う。
36:01
逆に言うとナラティブに楽しめるというか、
そこが賛否両論になってしまっているけど、
でも語るべきことが多くて、
ついこんな回を開いてしまう映画であるってことなのかなと思って。
私が思ったのは、
私一緒に友達と見に行ったんですよ。
アメリカ人で同じぐらいジブリが好きで、
日本語もわかる友達と見に行って、
その子にめちゃめちゃキリスト教が散りばめられてたねって言ったら、
キリスト教もだし、いろんな宗教がめちゃめちゃ入ってたって言ってて、
特に一番わかりやすいのでいくと、
インコ大王が王子の作った積木のタワーを壊してしまって、
この世界が滅びるってなった瞬間に海が割れる。
これはモーゼですよね。
モーゼっていうのは旧約聖書で追われる立場になって、
神様を連れて逃げる時に海が割れて道ができて、
通ることができて、彼らが通った後はまた海となって追ってきている兵隊は来れなかったっていうシーンなんですけど、
かなり明らかかなっていう感じがして、
神っていうものが王子から人に受け継がれたじゃないけど、
王子っていうものが神じゃないですか、あの世界の創造主なんで。
神様として完全に描かれてて、
キリスト教でいくと神様だけが完璧なんですよね。
その完璧な神様は自分の考える完璧な世界を作ったわけじゃないですか、あそこに。
だけど、完璧じゃないんですよね。
何かほころびが生じて、悪意が入ってきて、で、うまくいかないと。
自分の中でとても綺麗な世界を作ったはずなのに、
綺麗な世界に人だと思って、
連れてきたインコが爆増して、ごちゃごちゃ言ってるし、
綺麗な世界にいると思って持ってきたペリカンは、
食べるものがないから新しく生まれる魂を食べてるわけですよね。
完璧な世界なんて作れるわけがないんだよ。
そんなものは存在しないし、
完璧な世界がこの世のどこかには存在して、
自分たちが思うところの完璧な世界を作りたいと思って人々を争っているわけじゃないですか。
その愚かしさみたいな。
ちょっとアンチテイゼっぽくもあるなっていう、
一つの神が作る完璧な世界みたいなところ。
しかも天国と地獄っていう、
日本では一般的な話題になってるけど、
キリスト教的に見ると天国と地獄ってキリスト教の概念なんで、
ものすごくそれを同じ一つの世界に天国が存在するし、地獄が存在するし、
天国だと思って作ったのにそこにキリストたちはここは地獄だって言ってるわけですよね、ペリカンは。
みたいなのがものすごい揶揄してるなと思いました。
キリスト教みたいなものと、
他の宗教も多分に入ってるとは思うんですけど、
完璧な世界を作ろうとする人間の愚かしさみたいな感じなんだなって思いましたね。
39:04
完璧でなくてもいいっていうことでもあるのかなって最終的には思いましたよね。
そうですよね。君たちはどう生きるかってことですよね。
王子は現実を否定してその世界に逃げてしまった人ですよね。
リアルの世界、肉体がいた世界のことを諦めてこの世界だけでずっと流れてるわけじゃないですか。
完璧を信じてやってるけどうまくいかない。
それを誰かに引き継いでほしい。
真人くんの意思も聞かないですよね、一回も。
やりたいと思うかとか、やってくれるかとかじゃなくて、
君が引き継ぐんだって言い続けて、
それは我々を含むこの世界を作っている人たち、
悪意に満ちたピースと分かりながらもそれで世界を作るしかなくて、
頑張って重ねてるけどうまくいかなくて崩壊が目に見えてて、
それを受け継ごうとしてる、次の世代に。
でもそこのそもそも完璧な世界を作るんだっていう私たちの心に
すでに悪意が入り込んでいることを真人くんに指摘されてしまって、
そこまで気づいてるんだって。この世界はもう崩壊してて、
我々はみんなのためにとか人類のためにとか言ってて、
そこに悪意が蔓延してるっていうことはもう気づかれてるんだなって、
それで必死にじゃあ無垢なピースを集めて、やってくれ。
それでもついてくれ、この世界は君たちなんだって。
必死なんだけど、新しい世代の人たちはそんなもの興味ない。
悪意はだって自分にもある。
完璧なんて別に作らなくていいじゃない、みたいなことで突き放される。
っていうので、私たちはどう生きるかみたいな感じになるっていうシーンで、
ゾッとしてましたね、ずっと。
最近、スズメのとじまりとかも見て思ってたのは、
自己犠牲みたいなことを問い直すというか、
それこそ完璧な世界を作るために、自分は作れないんですけどね。
自分はもちろん全てを手に入れられるかもしれないけど、
ある意味そこに縛られ続けるわけじゃないですか。
じゃあそれは子として生きる意思とイコールであるのかというか、
自己犠牲をおびかしすぎてないかみたいな、
そういうメッセージも最近はすごい感じるなっていう。
王子は王子で、自分を犠牲にしてるんですね。
あの世界を保つために。
だから、全能であり完璧な世界を作ろうとする愚かな存在でもあるんだけど、
ある意味彼はその世界のために、あの場所にずっといるわけですよね。
自己犠牲を選んじゃってるんだけど、
さっき言った新しい世代みたいなことで言うと、
42:02
今の時代で見たときには、なんかそれは美しくないっていうか、
そういう価値観では捉えられないみたいなこともあるのかなっていう。
君たちはどう生きるかっていうのは、
世界全体の調和とか、
それをするために自分はこれをしなければならないとか、
そういうことでもないんじゃない?みたいな。
特にね、この作品が君たちはどう生きるかって、
これもともと小説もあるじゃないですか。
で、これは戦争の時代に、
全体主義って言ったらあれですけど、
国のために、みたいな時代の中で、
本当にそうなの?みたいなことを、
しかも禁書にならないような形で、
訴えた本なんですよね。
だから、それを考えても、
戦争を単に否定するだけじゃなくて、
意思を持って生きることを、
犠牲にせずに、みたいな。
そういうことも読み取れるよな、とか思ってました。
待って、これレイヤースの話やん。
マジックナイトレイヤースの話ですよ、これは皆さん。
そうなんですか?
それは新しいね。
マジックナイトレイヤースはもう20年以上前の、
20年とか30年くらい前の漫画ですけど、
マジックナイトレイヤースっていうのは異世界なんですが、
エメロード姫という一人のお姫様が、
ずっと祈りを捧げることによって、
保たれている世界セフィロという話なんです。
ああ、そうなんですね。
書き方はもうあからさまです。
姫が集中して、この世界の平和を祈るっていう行為をしなければ、
世界にはモンスターがどんどん現れ、地面は崩れみたいな。
明らかなる、その世界の主が自己犠牲をして、
一人に全ての責任を負わせて、他の人々全員がハッピーな世界か、
もしくは全員が平等にそれを背負っていくか、
みたいなことで主が変わっていくって話なんですけど、
さすがクランプだな。
確かにそういう側面あるかも。
うんうん。
し、ちょっと愛通じる感があるかも。
そうですね。だから王子は自分の肌に全部乗せてるんですよね。
そうそうそうそう。
だから最強であり、神であり、他のインコたちは不満があっても、
もう言うしかないわけですね、殿に。
殿に大輪が立てて、殿がどうにかしくないと自分たちにはどうしようもない、
みたいな世界で、それはまあ、ともすればわがままな権力者のようなんですが、
その代わりインコたちは何もブツブツ言ってるだけでいいんですよね。
うん。
この世界について責任を負ってなくておかしいだろう、みたいなことをずっと言ってるだけで、
もう解用がない。
それを一人で背負ってきた王子っていうことなんですね。
それはもう限界だっていう。
そうそうそうそう。
45:00
誰かの肩に乗せるのやめませんか、みたいな話かもしれない。
でもそういうことかも。それもあると思う。
誰か一人のトップにね。
そうそう、自己犠牲を選ぶこともやめてほしいし、
そうじゃない人たちが自分の問題じゃないからって、
誰かの肩にその問題を預けてしまうっていうことへの批判もあるのかもしれないですね。
そうですね。そういったことがたくさん詰まってますよね。
そうですね。そういったことが1から10まであるっていう感じですね。
あとは言っときたいこととしては、わらわらがかわいいってことですかね。
もうね、わらわらが出てきた瞬間に、
こういうものを生み出さずにおれんのかお前は?って思いました。
もうなんか、全く容姿である必要がないじゃないですか。正直なところ。別にね。
正直なところね。
かわいいかよ、みたいな。
ほんで、滝沢可憐がこえー、みたいな。
どんな声だったっけって最後思いましたけど。
かわいいですよね、わらわらが。
なんかカービィみたいに膨れて飛んでいくんですよね。
そうなんですよ。
いや、あのわらわらにもね、いろんな意味がたぶん存在するということは見ながらわかるんですけど、
もうなんていうか、かわいい!みたいな気持ちが。
そして名前がわらわら。
わらわらしてるずっとそして、みたいな。
って飛んでいくみたいな。
そうなの。そしてなんか、なすすべもないんですよね。
あいつは何もできないじゃないですか。無垢だから。
だから食べられに来たら食べられるしかないし、
食べてるペリカンを撃ち落とそうとする姫ちゃんが火で燃やしたら、
飛び火してもう燃やされるしかないんですよね、わらわらは。
うん。
わらわらっていうね。
無力ね。
無力。大鳥様を思い出しました。
大鳥様全くいらないじゃないですか、千と千尋の神隠しで。
確かに。
全くなんの役にもなったんですよね。
でもいるんですよ、やっぱ大鳥様は。我々の癒しとして。
でもなんか、そうなんですよ。
全く役に立ってなくても、存在すべきものってありますよね。
それはあります。
で、それが救いみたいなことあるから。
それはめっちゃあるし、全面同意なんですが、商業的な匂いを嗅ぎ取ってしまうっていうね。
このままでは何もキャラクターグッズ作れないみたいな。
詐欺も醜いし、あとは全部人間だし、どうしようってなった時のわらわらみたいな。
これでぬいぐるみも作れるし、マスコットも作れるし、タオルも作れるしみたいな感じはちょっとしました。
大鳥様のグッズ数以上ですもん。
映画の中で果たせる役割に対して、千と千尋だって。
こいつそんなに重要やったん?って後から思うぐらい大鳥様のグッズありますから。
ちょっとそこはわからない。
そのようなものがあるのかわからずく邪推してしまいますね。
やっぱりかわいいものも出しとかないとみたいな。
でもそういうとこ好きですね、私ジブリ。
48:01
私商業的なニュアンスをどのように差し挟んで、ちゃんと普及させていくかみたいなことにめちゃくちゃ興味あるんで。
上手いですよね。
そのあざとさには拍手って感じですね。
完全に私の妄想で、プロデューサーとかから、どこにかわいいの入れんの?みたいな。
どうすんの?つって。
一個もいないじゃんみたいな。
鳥は見にくくないとダメだよ。
マヒトのダークサイドなんだから。つって。
どうすんだよ?つったら。
魂かわいくしよう?みたいな感じで。
めっちゃいいじゃんっていうのとかを妄想したりしました。
あ、でもインコかわいくないですか?
インコかわいいけど、
なんかやっぱ、ぐとむくだから。
失われた者たちの本って、めちゃくちゃ残酷なんですよ。
出てくる者たちが、ほんとにガチで殺しにかかってくるんですね。
すごい。
何度も命の危機に見舞われるし、やっぱり終始見にくいんですよ。出てくる者たちが。
敵は見にくいんですね。
なんですけど、あのインコが殺しにかかってきても、
実際にかかってくるんですけど、
包丁をカンカンカン!みたいな感じでジュルリするんですよね。
でもすごいデフォルメされてるというか、
だから世界自体がやっぱり早押しように作り変えられてるから、
そうした取り組みの一環であろう、飲み込みやすいみたいな形に調理しましたっていう感じはしましたね。
あれがだって、同じ役割でゴブリンやったらもう様変わりしますもんね、話が。
出てきたのがゴブリンで、家のドア開けたらゴブリンに囲まれて、台に案内されるとか、目が覚めたらとか。
でも実際そういう感じですよ。
そういうシーンですよね。
ヨーロッパのゲームとかだと、そういう感じなんですよね。
ファンタジーがオリゴリ見にくい怪物とかで出てくるんだけど、
敵もちょっとかわいいみたいなのって、やっぱりジャパニーズカルチャーだと思うんですよね。
ジブリも割とそこの役割になってると思うから、大事だと思うなって思ってます。
そうですね。あれはやっぱりインコであってほしいですね。
あとなんかかわいいのあったかな?
かわいいのはもうね、ばあちゃんかな?
おばあちゃんたちかわいかった。
最初はマジでおぞましいけどね。
お人形さんたちになったのかわいかったですよね。
めっちゃかわいかった。
最初はマヒトの心理的に、おばあちゃんたちのこと好きじゃないじゃないですか。
51:05
人形が起きたらあったら結構怖いですよね。そっくりで。
え?ってなって、ちょっと怪しい感じの雰囲気です。絵面的に。
何こいつらってなって、キリコさんに守ってるんだよって教えてもらって、
そこであいつらって興味だけで俺に対しても接してきてみたいに思ってたけど、
そうじゃないのかもみたいになってきて、その人形もどんどんかわいく見えてくる。
あれはかわいかった。
ジブリに脳を動かされてるせいなのか、
おばあちゃんが最初に出てきたときから、
ジブリに出てくるおばあちゃんたちがいっぱいいるって思って。
一番最初のシーンから?カバンに群がってるところから?
うん、なんかかわいいって思っちゃった。
もうおかされてましたよそれは。わからんけど。
もう私キモって思いましたもん。
おぞました感じだった。
ほんと見た瞬間キモって思いました。
もぞもぞってしてて、一緒に見た友達も絶対ゴブリンだと思ったって言ってました。
最初見たとき。
あれは人間を描いてるわけがないって思ったら人間でめっちゃびっくりしたって言ってました。
彼女もジブリファンでいっぱいジブリ見てるんですけど、
ほんとにクリーピーって感じでしたね。
最初から7人くらいいたから七福神かな?みたいな気持ちで私見ちゃってて、
さすがに神ではなかったみたいな。
ユバーバ的なものかと思ったらばあちゃんだったって普通にずっと。
ユバーバももはやかわいいじゃないですか。
ユバーバはかわいいです正直。
ジブリ脳なんで。
ハウルのおばあちゃん、アレチノ魔女とか。
アレチノ魔女はもうかわいいです。
もうかわいいじゃないですか。
それ的なばあちゃんたちがいっぱい出てきてから、
なんかああーってなってしまった。
でもあれはなんかこう、
真人の心臓を表してるんじゃないかなって思いました。
結構真人が心を開くまで本当に気持ち悪い感じで、
なんかデフォルメされすぎてる感じで描かれてて、
どんどんどんどんちょっとずつ良くなってきてるっていう。
わらわらかわいいだけでこんなに話広がると思わなくて、
私今びっくりしてるっていう。
あなたが話してるのはジブリオタクなんですよ。
そこらへんの人にわらわらかわいいですねって言ったら、
そうですねって思われますけど、
あなたが今喋ってるのはジブリオタクなんで。
わらわらかわいいだけで何度も喋りますよ。
わかりますか?
よくよくご理解ください。
おばあちゃんがおぞましいっていうのに、
私はおばあちゃんが最初からかわいいっていう。
見解の相違が。
私もなかなかにジブリに侵されてるということがよくわかりました。
それはもうちょっと脳のどこかが食われてます。
マスクロクロスケになってますねそれはもう。
そうですね。
ちょっとびっくりしたわ。
かやこさんはなんかこれは言っときたいみたいな。
全然話足りてるとは思ってないんですけど。
54:02
そうですね。
言っときたかったのは、
私は結構見て数日経って、
ちょっとずつ自分のこの映画に対する考えみたいなものが整理できてきて、
それを割と放出したんですが、
一緒に見に行った友達、
さっき言った子と、
映画終わったと2時間ぐらい喋ってたんですよ。
あれはについてはどう思う?
これについてはどう思う?
その子の見たすぐ後に言語化できて、
こういうことだと思うっていう見解がめちゃくちゃ面白くて、
一部紹介できたらなって思うんですけど、
私の中で明らかだったのは、
塔の中っていうのは精神世界じゃないですか。
この世とあの世っていう考え方もあるけど。
そう考えたときに、
キリコさんの存在だけが謎なんですよ。
なぜかっていうと、
王子はまず精神世界に入ってきてしまって、
そこにだけ存在してますよね。
今度マヒト君は現実世界から精神世界に入っていきますよね。
そこには死んだお母さんが少女の姿に存在してる。
みんなどっちかの世界で一つしか存在しないじゃないですか。
なのにキリコさんだけ、
おばあちゃんとしてこっちの世界でずっと人生歩んできたはずなのに、
精神世界に入ると若い頃のキリコさんがいて、
しかもそこで長らく暮らしてる感じがあるじゃないですか。
家があって生活があって暮らしがあって知識がある。
ってことは彼らは同時に存在していたわけですよね。
精神世界と現実世界で。
で、マヒト君のお母さんも少女の子の姿でそこに存在しているんだが、
それはマヒト君のお母さんは亡くなったしな、
みたいな感じでなんとなく納得がいくんですけど、
キリコさんはどうするのよって思ったんですよ、私は。
それはどう解釈するかなって思ったときに、
私の友達が言ってたのが、
彼女はもうあくまで私の見解なんだけれども、
あの精神世界、あの世みたいなところに、
キリコさんが傷がありますよね、同じところに。
マヒトと。
それはなんか大きい魚に食べられかけていったような。
で、キリコさんは一回死にかけたんじゃないかと。
で、死にかけたか、もしくはこの世界にすごく絶望した。
あの世界に行くのにはこの世界への深い絶望みたいなものがいるんじゃないかと。
で、キリコさんのあの世界においておばあちゃんってあるっていうことを考えると、
ものすごくステレオタイプの女性の生き方みたいなのをしてきた人ですよね。
でも精神世界のキリコさんってめちゃめちゃ筋肉質で、
なんか男性かのような竹竹しさで強い女性じゃないですか。
あれが本来キリコさんの本来の自分であり、
なりたかったような別の自分、こうであれたらよかったみたいな自分を
死にかけて命が脅かされて魂の一部をそこに置いてきてしまったか、
57:00
もしくは人生のどう生きるかっていうのを選ぶ局面において、
あのように生きたいっていう自分を殺して、
そしてステレオタイプとしての女性の道を生きるみたいなことを選んだが故に、
自分で殺してしまった自分の中の一部なんじゃないかと。
それがあの世界に残って生き続けていたんじゃないかって言ってたんですよ、
友達が。 へー、みたいな。
なるほどねー。 なるほどーって思って。
だから、ひみが少女のままに続けて、ストーリーの中ではある日突然消えてしまって、
1年経って帰ってきたというじゃないですか、すべて忘れてしまって。
だからそれも、ひみも何かがあって、この世界に絶望して、
そしてあの塔の中に入っていって、ただそこで戻ろうって決意をして、
1年の時を経て帰ってくるわけですよね。
結局忘れてしまうけど。で、帰ってきて戻るって決意をしたけど、
戻るって決意をしたということは自分の中の一部をもう殺して、
こうありたいっていう自分はもうあっちの世界に残して帰っていこう。
って言って帰ってきて、人間として生きていった。
だから残していった自分が少女のままずっとそこの精神世界にあり続けたから、
あそこにいるお母さんはずっと少女のまま。
っていうのを見た直後に言われて、天才かーってなりました。
なるほどねー。 なるほどーって思いました。
そうかもーみたいな。
なんか、なんだろうな、それもそうだなと思いつつ、
失われた者たちの本だと、死んでる人はまずその世界に入ると、
その前世紀の姿になれるんですよ。
なるほどー。一番いい時みたいなね。
そうそうそうそう。で、これは最初の方のことなんですけど、
自分で入ってく人と連れてこられちゃう人がいるんですよ、その世界には。
もしかしたら、無理やり連れてこられちゃった可能性もあるのかな、みたいな。
なぜ2人いるのか、みたいなことは一旦置いといてなんですけど、
で、失われた者たちの本だと、王子さんが割と弱弱なんで、
嫉妬してる対象を一人連れてきて、その世界で犠牲にさせるみたいなことをしちゃうんですよ。
弱弱ですね。
そうなんですよ。
精神がもうゲロゲロに不安定なんですね。
そう。だから、嫉妬してた自分の対象を一人連れてきちゃって、閉じ込めちゃって、みたいな。
ただ、そこで描かれてた、その閉じ込められてた子はもう命吸われすぎて、もう瀕死みたいな感じだったんで、
で、同時に主人公を助けてくれる木こりみたいな人いて、その人はちょっとキレ子さんに似てるんですよ。
ガイド役ですもんね。
1:00:00
そう。
だから、これはだから、二役追ってるのか何なんだろうみたいなことは私もちょっと思ってて、
そう言われて、そういう側面もあるとしたらつまりどういうことなんだろうみたいなことを今考えてしまったっていう。
私はその彼女の説にほーって思うとともに、自分自身が見た時は精神世界なので、別に現代と同じ時間軸で進んでいるわけではないじゃないですか。
だから、あたかもキリコさんもヒミもあそこで長い歳月を過ごして自分の暮らしを整えていたかのように思うんだが、
実はヒミちゃんはお母さんが亡くなった瞬間にあの世界に飛んでいって、そしてなぜだかその姿であそこで暮らしている。
ある意味自分が望む姿で暮らしていて。
キリコさんも無理やりマヒトに連れて行かれて入ってしまった瞬間にあの姿になった。
だけどマヒトと同じ時にズブズブズブっとその世界に入っていったんだが時の流れ方が違って、
キリコさんはもうすでにそこで長い歳月を過ごしたかのような形で存在していて、
マヒト君だけが同じ時の流れで生きているみたいな感じなのかなって思ってた。
そうですね。出る時の時間選べますもんね。
でも入る時はわからないですけど。
お母さんが連れてきちゃったりとか、王子さんが一回連れてきちゃってるみたいな可能性もあるのかなと思ったんですよね。
出る時に時間選べるから、記憶もなくすじゃないですか。
だからキリコさんは一回来たことあるんだけど、もう忘れてんのかなみたいな。
ただもう中にキリコさんいるから、あのおばあちゃんの状態で入ったとしても2人は存在できないから、
あっちのキリコさんの方に集約されちゃうのかなみたいなこととかは思ったりしてましたけどね、映画見た時は。
それもありですね。全てのものが多面的なイメージを含んでいて、
それぞれでついつまを取り合う必要も別にないと思ってるんで。
そうなんですよ。すごいですよね、このナラティブさ。
すごいですね。
一方的に見るものなのに、すごく主体的に楽しめるっていう。
これは新しいエンターテイメントだなって。
こういうああだこうだを一切抜きにして、ただストーリーとして楽しんでも面白いと思うし、絵が綺麗だし。
石出てきた瞬間息伸びますよ。石綺麗すぎて。
建築物だけでご飯何杯か食べれますよね。
本当に本当に。
お母さんが寝てる部屋とかも。
分かる。
あの感じ。
今回はバターとジャムでしたね。ジブリ無し。
そんなにぬるいと思って。
1:03:01
でもやっぱまひとくんの暗い月夜からも、まひとくんの外の世界だね。
砂糖があんだけ貴重でばあちゃんが群がってたくらいなんで、あんなにバターあんなにジャム塗ることないから、すっごい美味しいんだろうなとか。
家かわいかった。きりこさんの部屋もめっちゃかわいかった。
現実世界も割と好きでしたね。和洋節中じゃないですか。
あの時代の金持ちの家でしたよね。
昔ながらの引き継いできた家がありながら、自分たちが普段生活するのは洋のもの。
ちょっと魔女宅感もあるし、好きでしたね。
小物たちとか背景とか臨場感というかワクワク感がすごくて、住みたいわーって思うっていう。
塔もめっちゃかわいいしね。ステンドグラスがあって。
塔の中もすごいし、本がブワーってなってて。
だからストーリーとかなくても、このワンカットとかでも全然すごい魂こもってるなって思って。
ほんとそう、ほんとそう。だからもうポストカードとか欲しいって思いましたもん。
で、パンフレットとか売ってないやんってなって。
今日本に帰ったらパンフレットは手に入るんだろうかって、めっちゃググって劇場でお買い求めくださいって書いてあって。
それで言うと、私かやこさんにプレゼントしたいというか、実はね、言ったかな?
仕事で若干、私がジブリを好きなのを知ってるとある雑誌の編集部の人が、これが出るにあたって私に連絡してきたんですよ。
タイアップ枠が一枠空いてますと。
あーなるほど。
激安だったんですよ。
で、遠方に来てもらって、紙面作ってもらったんで。
正直、制作費ぐらいしか払ってないぐらいの金額感で、そのタイアップが実現しまして。
なので、何の雑誌かはご想像にお任せしますが、ジブリの大特集を組んだとある雑誌と私、間接的にコラボしたんです。
ということを思ってて。
そのとある雑誌が複数冊、私の手元にあるので。
Oh my goodness!
日本にいらした際には、ぜひ送りたいなと思ってますので。
持つべきものは、ジブリファンの友達。
持つべきものは、メディアにコレクションになる友達。
マジですか、かなさん。ありがとうございます。めっちゃ嬉しい。
だから、ちょっと荷物になるかもしれないんですけど。
いや、そんなことはもうどうでもいいです。
何キロでも持っていかれますよ。むしろタウンページでも持っていかれますから、私は。
これからちょっとお渡しできたらなと思ってますので。
めっちゃ嬉しい、マジで。
パンフレットは、もちろん私も買ったんですけど、買う意味ないぐらい何も出てないんで。
マジですか。絵がめっちゃ綺麗な、画集みたいになってるとかでもないんですか。
1:06:02
まず文字がないから、ほとんどないですね。記念に、みたいな。
絵はがき、でも絵はがきとしては使えないわけだから。
飾れないしね。
だから、今回映画館で出た公式パンフみたいなやつほぼ情報ないんで、それだけはご注意ください。
よかった、持つべきものはすでにパンフレットを買った友達で。
何にも情報は出てないです、ご安心くださいっていうぐらい。
やばいな、やばいわ。
そして、喋りすぎてますね。
そうですね。
まだまだ話足りないですね。
いっぱいあります。
はい。
なんか、もっと水をむけてくれれば全部喋るみたいな感じなんですけど。
そうですよ。
まあでも、きっと。
わらわら一つで15分ぐらい喋ってましたから。
15分喋ってた?やば。もうカットしていいじゃないですか。
それで、まあでもね、タイトルがきっと君たちはどう生きるかの誤りになるはずなんで、
興味がある方が聞いてくださっていると信じて、多少長くてもいいんじゃないでしょうか。
はい。
誤り史上最長編ということで。
そうですね。
で、私たちふもとぶで好きかって言ってるだけなんで、
いや、それは間違ってるとか思っても、そういうふうには聞かないでいただいて、
わたしは喋ってるなっていう温かい耳でね、楽しんでもらえたら。
そうですね。
見解の相違は大ウェルカム。
そう思ったんですね、みたいな。
そういう考え方なんですけど、否定はお互いにしないでおきましょう。
そうですね。
尊重し合いましょうということでね。
そうですね。
はい。
長々とご清聴ありがとうございました。
はい。というわけで、見解の相違は大歓迎なので、
今回の内容に関しての、ここはどうだったんだみたいな新しいトーク広がるご質問もいいですし、
自分はこう思ったみたいなご感想も含めまして、お待ちしてますので、
ハッシュタグはあやまリスナー、あやまあひらがなリスナーをカタカナにてお待ちしております。
はい。お便りフォームもあります。
概要欄にリンクを貼っておりますので、
Xやってないよとか、ハッシュタグでみんなに見られるのはちょっとっていう方は、
ぜひぜひお便りフォームをご活用ください。
ちなみに番組で紹介しないっていうのも選べるので、
ただただ送りたいっていう方も大歓迎です。
おそらくかなさんがスポッティファイのアプリで質問とか追加するんじゃないでしょうか。
なので、おそらくね。
よかったらその質問も皆さん、あるあるって楽しんでご回答などしていただけたらいいなと思います。
ということで、ハッシュタグお便り、質問への回答全部喜びますので、皆さんよろしくお願いします。
はい。それではまた次回お会いしましょう。
はい。ありがとうございました。
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