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2025-10-08 34:48

#8 「推し」っている? ゲスト:アイドルプロデューサーおきぬさん

「話したいことがあれば、かかってきてください」
という挑戦状に、早速反応してくれた今回のゲスト、おきぬさん。

おきぬさんはなんとアイドルプロデューサー…!
一方、おっきーは「推し」という感覚にピンときていない模様…

おきぬさんとMIYAMUはタッグを組み、
おっきーに「推し文化」の素晴らしさを説こうとするが…!

ぜひ「わかる〜」や「もっとこう説得すればいいのに!」など
ご意見いただければ幸いです。

映像をつけるとMIYAMUが大きく見えますが、これはトリックアートです。

【おたより・ご感想】

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【番組について】

あわい会議は、“あわい”を主役にした日常トーク番組。
生活の中で生まれた疑問や、自論、意見をさまざまな切り口で交わしながら、
異なる視点の「間=あはひ」を探り、そこにゆらぐ「淡い=あはい」感覚を拾い上げていく。
白でも黒でもなく「グレーに着地してみるのも面白いんじゃない?」という考えから、
ひとりでは辿り着けなかった結論を導く30分。

ぜひ、あなたの自論も “あわい” に投げ込んでみませんか。

【出演】

おっきー
・X(旧Twitter):⁠@uvwuvw⁠
・Instagram:⁠@okidokit2⁠

MIYAMU
・X(旧Twitter):⁠@muyamiyamu⁠
・Instagram:⁠@muyamiyamu⁠
・著書『ホワイトカメリア』『愛、執着、人が死ぬ』(講談社)

【ゲスト出演】

おきぬさん
・X(旧Twitter):⁠@nununuyo⁠
・Instagram:⁠@nuyoyun

サマリー

このエピソードでは、「推し」という言葉の意味や背景が掘り下げられ、特にファンダム経済やアイドルプロデュースの視点から議論されます。ゲストのキネヨさんと共に、日本や中国のオーディション番組についての考察も行われます。さらに、「推し」という言葉の進化とその意味についても語られており、アーティストやアイドルに対するファン層の違いやオタク文化の影響が議論されます。また、オーディション番組の視聴者心理や、ジャニーズの歴史についても触れられています。このエピソードでは、「押し」文化とその影響について議論され、特にオーディション番組がアイドル育成に与える役割が探求されます。加えて、中国のオーディション番組の進化についても触れ、これが日本のマーケットに与える影響を考察します。オーディション番組におけるスターの育成方法や、音楽のチャートにおける人気の出方についても議論が展開され、ゲストの意見を通じて人気の裏にある「作られた」感やリアルな経験への期待が語られます。

あわい会議の始まり
おっきーです。MIYAMUです。あわい会議、始めます。
あわい会議は、日常に生まれる疑問や意見を交わしながら、一人ではたどり着けない愛だと書いてあわいを探る番組です。
白か黒かはっきりさせるのではなく、あわいグレーに着地するからこそ見えてくる新しい感覚を拾い上げる30分間です。
では始めていきましょう。
はい、ということで今日はね、ちょっと初めての試みで、映像とかも、実は皆さん多分映像を見えてると思うんですけど、
どうも、見てる人は、そもそも映像を見てなかったからどういう環境かっていうのもね、分かってなかったと思うし、
もしかしたら音質も違うかもしれない。
今までずっとゲストでいてくれていた我らが
あれレギュラーじゃないんすか?
あれ我らのあわい関係の方ですね、あれは。さんがいたんですけど、
まあ、やっぱりりゅうさんにずっと僕らも機材を借りるとかやってたら、
成長できないですからね。
成長できないし、彼のポッドキャストの相方である、
コヘってやつが、すごい僕らに嫉妬するっていう。
かわいいやつだね、ほんまに。
あいつとやるのに、コヘとはやってくれへんのかって感じで嫉妬するっていうのもあり。
意識になったらしいですよね。
そうそうそうそう、だから彼らもね、毎週更新してるので皆さん聞いてあげてくださいっていう感じなんですけど、
っていうのがあって、ちょっとね、別でしっかりと機材を揃えてやっていこうかなっていうところで、こんな感じでやってみました。
おきぬさんの紹介
はい。間にいる美女は誰ですか?
間にいる美女は誰ですか?これは。
初めまして、キネヨです。
キネヨさん。
よろしくお願いします。
お願いします。
キネヨさんはね、一応俺とミヤムどっちも共通の、そう、友人では。
ほんまお知人ぐらいはね。
まあそこね、厳しいからね、俺もけど。
なんとなくいる、あの、見たことある人。
だいたい20人規模の集まりぐらいで、キネヨさんがいて、うっすーっていう。
そう、俺も一緒全く。
そうそう、それぐらいな気がする。
だから、その、結構ゲスト、俺たち前も言ってたけど、淡い会議って結構この二人で話すってももちろんあるんやけど、
いろいろこのゲストを呼んだ上で、いろんな視点ぶつけていきたいなっていうのがあったから、
このゲストを呼ぶっていうのは、もちろん理由がちょっと長すぎたんやけど、
理由以外も呼んでいくっていうのは、やりたいなっていう前提はあって、
誰にしようかなっていうのをミヤムどっちと話してたよね。
で、いくつか候補はあって、こっちからお声掛けする人もやし、やりたいって言ってくれる人もいろいろいたんやけど、
その中で、本当にその関係性としてめっちゃ仲良いとかでは実はおきぬさんってないんやけど、
あのね、熱量がすごかった。
オッキーにDMしてきてくれたんや。
淡いのストーリー出してるときに、
おきぬさんが、私もゲスト会みたいなのあったら行きたいですって言ってくれて、
どんなテーマで話せそうみたいな感じで聞いたら、
おきぬさんは一番なんかもう、
7、8個ぐらい送ってくれて、
っていうのがあって、
あとは、この後ぜひ簡単に自己紹介もしてほしいなと思ってるんですけど、
やってることっていうのが、結構俺の最近のなんか、
掘りたいテーマである、推し勝つみたいなところに結構深く関わってるってとこもあって、
初回のというか、リュウの次のゲストっていうところでいいんじゃないっていうところで、
ちょっとお声掛けさせていただいたっていう感じです。
気になるすべき、初回、お邪魔してます。
そう、っていう感じなので、ぜひちょっと、
おきぬさん、僕も実はあんまり知らないっていう感じ。
確かにね。
そうそうそう、なんだけど、ちょっと自己紹介も踏まえて教えてください。
おきぬと呼んでいただいております、おきぬです。
私は、本業でアイドルとか各事務所さんが抱えている、
まだデビューしてない練習生の人たちをプロデュースしていく、みたいなお仕事をさせていただいていて、
かっこよくくくったらアイドルプロデューサーっていう聞こえなんですけれども、
その中の実態とかを、今日はお話できたらいいかなと。
実態までお話してくれるんですか?本当ですか?
どこまで話せるか知らないけど、
どうやって生きていったらアイドルプロデューサーになれるんですか?
私はずっと学生時代、長い間中国にいたんですよ。
中国の上海っていうところにいて、そのタイミングで中国ではめちゃくちゃオーディション番組が流行ってて、
私が大学1年生くらいの時に、日本で言うとプロデュース101とか、
100人くらいの人から国民投票で10人組のグループを作っていくみたいなものが、
中国では日本よりも数年前からあったりしてて、かなり熱狂的な視聴者がついてたりとか、
国民ごととしてめちゃくちゃヒット作品が何個もあったんですけど、
そのタイミングで私自分中国にいて、しかも学生という10代後半、20代前半みたいな年齢層の人たちに囲まれながら、
まさにターゲットど真ん中でそういうコンテンツを楽しんでいた消費者の立場でやってて、
日本に来た時に、日本のオーディション番組、中国で感じた熱量とちょっと違うぞみたいな、
そんなもんかって思ってた部分があったりしてて、
私は個人的に韓国のオーディションコンテンツとか、タイのアイドルプロデュースコンテンツとかがシンプルに好きでめちゃくちゃ視聴してたんですけど、
日本でもそういう仕事に関わりたいなっていうのはそもそも思ってて、
私は広告系のお仕事してるんですけど、単純な広告案件で物を売るよりも、
ファンダムと絡めてファンの方々に刺さるようなことをした方が、物が動くっていう流れになってきたじゃないですか。
だからアイドルしかりアーティストしかり、何かしらファンダムの人たちが喜ぶものをやりたいってなった時に、
そこの知見を結構経験してたので、いろいろとお声がかかって、そんなこんなで今これをやってるみたいな流れはありますね。
推しの定義と影響
なるほどね。
そもそもファンダムってね、俺も最近知った言葉ではあるんやけど、あれってざっくり言うとどういう言葉なんやろ、ファンダム。
大平 ファンの総称じゃないですかね。
そういうことなんや。
大平 そうですね。一つのIPについているファンの子たちのことをファンダムっていうのかな。
それでその中でお金が動いてたりとか経済が回ってたりするのっていうのをファンダム経済っていう風に言うんやね。
そのお金さんが中国で学生の時いたぐらいの時期って日本だとどれぐらいの時期、何があったんやろ。
俺中国でそもそもオーディションがめっちゃあるっていうのも今初めて、そうなんやっていう風になったんやけど。
大平 その時は日本でどうだろうな、日本にいなかったから逆に日本で何が起きてたのか。
何年ぐらいの。
大平 いつの頃だろう。あのね、楽器と星の源のドラマが。
逃げ恥?
大平 それそれ。
逃げ恥の時っていつ?
でもあれ、俺が大学院の時やから、だから学生の時やろ。10年前ぐらい。
大平 うん、それぐらいか。
AKBじゃない?AKBの前世紀、前田津子とかその辺がいたのは俺が高3の時やったから。
大平 乃木坂ぐらいか。
乃木坂ぐらいやと思う。
大平 もう、神セブンがいなくなったぐらい。
そうね、ギリもう、こじはるとか最後、なんかあの辺とかしかいなかったぐらいだった気がするな。
大平 うん、高順クッキーぐらいだった気がする。
だってオーディション番組って、俺なんか最近、なんかさ、よくnetflixとかでやってて、そこってなんかみんなよく見てるコンテンツやなみたいな。
俺はマジで全く見てなくて。
でもなんか推しっていう、推しってそもそも何なのっていうところも結構掘り下げていきたいなっていうふうには思ってて。
二人だから推しはいるんでしたっけ?
その、自分自身に推してる。
私めちゃくちゃ、もともとジャニーオ歌だった。
大平 ああ、そうやね、ミヤンは。
メンズアイドル大好きなんですよね。
こういう話をしたら、推しがほとんどいたことがないんですよ。
大平 そう、推しっていう。
大平 そんなことある?
いや、でもなんか推しっていう言葉自体さ、作られたのそもそも最近じゃない?
前までってなんて言われた?推しみたいなやつって。
えー、なんなんやろな。
大平 確かにね。
なんかね、こっち側のアイドルとオタクっていう関係性でしかなかったんだと思う。
で、それが多分キャラクターでもオッケーになったし。
なんか、いろんなその幅が増えてきたことによって、アイドルってだけは言えないよね、みたいな感じになって。
で、じゃあもうそっち側を丸ごと推しという対象にしようみたいな。
ひっくるめてそれにしようってなったのが、ほんまここ3、4年ぐらい。
そうよね。
大平 裸の層だと思う、それぐらいな気がする。
そう、だから、なんか今まで結構推しってなった時に、やっぱ一番最初にみんながたぶん脳裏に浮かぶのはアイドル。
やっぱあれは推して推される存在みたいなのは、特に日本人というか。
なんかあれはやっぱ根付いてる気はしてて、それがなんかそのいろんなキャラクターとかもそうやし、に広がっていった。
私あの人のファンなんです、みたいなのを、なんかもうちょっとなんやろうね、自分ごと化して言えるようになった。
ファンってなんかそのグループ、団体の名称だったから、私ファンですってなんかその一員ですぐらいの感じだったけど、
推しって自分の行動、同士やん、なんかもう。
自分が推してるっていうことを言えるようになったから、なんかより言いやすくなったっていうのもすごく。
やっぱり自分ごと化して言えるようになったのかなっていうのはあって、この推しっていう言葉の爆発力というか広まりはすごくなったし、なんか。
便利な言葉ですよね。
なんか教室内にいる女子高生とか、教室内にいる付き合いたいわけじゃないけど、こっそりかっこいいなって思ってる男の子を推しって言うから。
全然そこまで遠すぎなくても使っていい言葉だと思う。
推しの定義と進化
そう、昔のだから、たぶん俺そのめっちゃ昔やけど、学生の時、15年前ぐらいの時、高校生の時とかって、
ウーバーワールドとかってアーティストとか好きやったんよ。
それなんか普通にみんながその時バンプ好きやったみたいな感じに近しいんやけど、
あれの好きっていうのと今の推しっていうのは同じ意味?
推しっていう意味があれはあんまわかった、なんかそのちゃんと言語化できてないかもっていう感じ。
推しに収束していったんじゃない?いろんなアーティスト、アイドル、キャラクターみたいな。
推しになっていったんじゃない?
なるほどね。
受け手側が、アーティストだったらファンって言っていいのに、アイドルのファンって言っちゃダメで、オタクって言われてる。
そういう呼ばれる側の名前も普通に推しに対する我々であるっていう。
推しっていう人とさ、前までもさっき言ってたような昔からファンみたいなものなのか、
単純に私あのアーティスト好きですみたいな感じって、プロって言って、プロですね、プロのおきのさんからすると、そこはやっぱ同じようなやつ?
なんか多分、その存在としては同じ類だけど、なんか強度が違う感じがする。
ファンはもうそこまで詳しくないけど、なんかいいかもみたいな一番カジュアルな層をひっくるめて、
あまり入り込んでなくても好きだったら一応ファンと言っとくかみたいな。
ファンの方が裾の方が広いってこと?
っていう肌感は。
でも俺もイメージそうかもしれない、どっちかっていうと。
それをさらに、なんだろうな、推しにした時に、ジャンル問わず全部に使いやすい言葉にはなったけど、
推しの方がちょっとこう、なんだろうな、時間と労力をかけてる対象?気がする、推すって。
わかるかも。俺でも結構今の定義がしっくりくるからこそ、
俺それこそ、いろいろ言ってるけど、友達とかもやし美味しいっていう全部の基準が他の人より高いんだけど、
その観点で、俺お気軽に推しって言えないのはもう、推しっていうところに対する基準が、
だからやっぱおきゅんさんが思ってたぐらい、お金とか自分の時間とか、いろんなものを費やすものっていう風に、
結構上の存在だと思ってたっていう感じかな。その観点でもやっぱ推してる存在はいる。
でもお金と時間を費やすかどうかはめっちゃデカいな。
ただコンテンツを享受してる側として、フェスでしか見たことないアーティスト、
のことを推しと呼べるかどうかみたいな。
そいつのライブに行ったことがあるか、ファングッズ持ってるかとか、ファンクラブ入ってるかもそうだし、
その1個の基準値を超えるか超えないかで、ファンなのか、ちゃんと推しと呼んでいい側にいるのかみたいなのは、
パペットスンスンの魅力
ある気はするけど、明確なところはないな。
もしかしたら、他の人の定義からすると推しっていう存在がいる人なのかもしれない。
そこはサカナクションとか好きやし、好きなアーティストとか好きなものっていうのは、
アイドルは俺いないんだけど、結構いるなと思ってるけど、推してる人。
向井 推してるんで、最近パペットスンスンが好きで。
そこが推しになるんや。俺のパートナーもパペットスンスン推してます。
向井 パペットスンスンはね、グッズを買いたくなるっていう謎の衝動が走るので、
これはもう推しと称していいのかなって思うんですけど。
何がいいんですか?
俺に聞くの?何がいいですか?俺も好きな本よ、パペットスンスン。
向井 なんか、今アニメとかやってるんですけど、内容が狂気の里なんですよね、割と。
何だろう、擬音語でただ喋り合って終わるみたいな一話があったりとか、
そういう奇想天外なところが、結構仕事と相反するというか、
細かいところまで考えながら仕事をしているのに対して、
突拍子もないぶっ飛んだ内容を摂取するとバランスが取れるんですよ。
なるほどね。対極の存在として。中和剤なんて。
向井 中和剤として最初は見てて、あとはフォルムがかわいいので、
身につけててホワホワした気持ちになって。
エルモの色違いじゃないですか?
それ言っちゃ言っちゃダメなやつ。
向井 ほぼクッキーモンスターなんですか?
実はあそこにもパペットスンスンのカレンダーが、のんちゃんが仕掛けたやつが置いてるんやけど、
みんな言うエルモの色違いって、言っちゃ言っちゃあかんと思ってる俺は。
ニアンは全く触れてない?パペットスンスンは。
いや、触れましたよ。それこそ、めちゃくちゃ早めに触れてました。
そうにあれだって、当初自体はめっちゃ前やね、パペットスンスンって。
その時に付き合ってた人から見てって言われて、何やねんって思ってました。
パーってなってるだけみたいな。
向井 そうなんですよ。
何が得られるの?とか思ってたけど、でもやっぱどんどんハマっていく感覚はわかる。
シイカは好き?ミヤム。
シイカは草むしり検定落ちたところで、ちょっと悲しくなって。
感情。シイカにも近いよね。シイカも見た目緩いけども、なんかその狂気をはらんでるというか、
パペットスンスンは狂気ではないんやけど、なんかそういう緩さ×何かっていうのが今の世の中で求められてるとか、
流行りやすい要素としてすごいあるなっていうのは個人としては思ってて。
パペットスンスンは結構それかなっていうふうに思ってた。
オーディション番組とジャニーズ
一方だから、どっかの会で淡い陰に触れたけど、オーディション番組みたいなやつに関しては、
緩さじゃなくて本当に個々人の努力みたいな、俺見てへんか知らんけどさ、個々人の努力みたいなとこに結構フォーカスして。
前話したときね、なんであの素人たちのダンスや歌をなかなか見なあかんねんって。
そんなきつい方してませんね。
それこそね、あんまりタイムレスのオーディションとかがそのとき流行っていて、
でもなんか全然やったなみたいな。
見てないからな、そもそも。なんかオーディション番組をなぜみんな見るのかっていうところからわかってないかも。
あれは何を、どういう人がターゲットとして運営側からすると、オーディション番組を見てる人たちって捉えてるの?
なんか、これまで何かしらその前に出る、出役の願望があるけど、
でも結果的に今そういう生き方をしてない人たち。
すごい、ハモった。
とかに共鳴してもらえるような作りを考えてやってはいる。
自己投影できるような仕組み作り。
表舞台に立ちたい願望みたいなのが、うっすらどこかにあった人たちの願望を肩代わりしてくれる存在。
自己投影ってこと?
自己投影とか、自分が生きてた頃の時代では、
そういうリソースというか環境とか知見もなかったものに対して、
今の若者たち、今の10代たちは、
頑張ってるっていう姿がセキュラリ番組で映されてるから、
応援してあげたいとか、
こんなに情熱を持って取り組んでる、しかも見た目のいいスキルもあるみたいな子たちがいたら、
ちょっとでも投票をしてあげたいとか、
そういう人たちがいっぱい見てくれてはいる。
分かってないな。
分かってない。
まだ分かってない。何が分からんか言ってみて。
それこそ、ジャニーズ好きのミヤムに問うけどさ、
やっぱジャニーズってすごかったよね。
ジャニーズさんが生きてた時代に、彼らが本当に深刻化された存在にいたと思ってて、
今のアイドルって結構近しい存在。
それこそ花とか、オーディション番組が上がってきた人みんなそうやと思ってて、
結構親近感持ちやすい。
どこか、もしかしたら自分もじゃないけれども、
そういうふうに思えてたとか、
自分が手の届く存在って言ったら、AKBもそうやと思ってるけど、
握手会で会えるアイドルみたいなの。
結構そういうのと、ジャニーズって本当に感性系。
ジャニーズJr.はおったけど、
基本やっぱジャニーズとして出てきてる人たちって、
すごくプライベートとかも全部隠されてたし、
出ないようにちゃんと作り上げられていたな、
完成品としてっていうふうに思ってたから、
結構そこから今逆光してるって言ったらあれやけど、
なんか違うように見えるのは。
あの頃はテレビしかなかったかな。
テレビで見られる、Mステに週1回どっかのグループが出てきてくれて、
パフォーマンスを見せてくれて、
その他はほとんどファンクラブに入ってない。
ファンクラブね。
一般から何か得られる要素としてはテレビしかなかった。
が今もいろんなショートだったりとか、
TikTok、SNS全部をやってる中で、
出面は多くしておかなきゃいけない。
ってなると出面が多くなればなるほど、
その人のプライベートもある種切り売りしていかないといけない。
だからVlog的なものも撮ったりとか。
この人のパーソナルに触れてもらって、
これこそその人がどんな背景で、
どんな思いを持って事務所に入ってきて、
どういうふうな下積みを経て今このグループにいて、
どんなキャラでやっているのか、
みたいなもの全部、後から後乗りでも終えたほうが、
その人を深く知れるから、
多分ストックしておく場所としてYouTube扱われてるし、
そういう後乗りのファンのためにも蓄積しておく場所として、
いろんな出面を用意するっていうのはあるのかなと思って。
なるほどね。
接種面が多いよね、今ね。
あれってでもその、
ジャニーさんが退屈っていうか、
いなくなってなかっても、
それって今やっぱ時代に合わせてやってたんかな?
やってたと思うけどな。
じゃあもうジャニーのチャンネルとかは、
ジャニーさんがいた時代でもやっぱ出してた。
あれが時代なのか。
いろいろね、既得権益の問題は、
依然としてそこは残ってたと思うから、
ああいう自由なチャンネルではなかったと思うけど、
いろんなグループからのシャッフルチャンネル、
みたいなのはできてたと思う。
なるほどね。
押し文化の考察
年末のカウントダウンコンサートで、
いろんなグループが入ってやってたみたいな感じの。
なるほどね。
そうだね、なんか独自でチャンネルをやっていくじゃないにしても、
事務所コントロール課でもTikTokやったり、
インスタ解説したりみたいな動きは、
そうだね、プラットフォームが増えていったし、
接点も結局増えるから、
そういうのはやっていってたんだと思う。
会員向けだけとか、何かしらそういう取り組みも。
最近でもまともにさ、
オーディション番組系アイドル以外って、アイドルっている?
でも、結構そっちの方が主流ではあるじゃん。
まだまだ。
まだ主流なんやん。
俺が知らんだけか。
女性アイドルとかはまだまだやっぱ。
あの、かわいいなんちゃらみたいな人。
かわいい男に。
かわいい男に。
そういうのは確かにオーディションを経てなくて、
経てないというか、表向きにオーディションのコンテンツは出てなくて、
せいせいのごとくポッとデビューして売れていったみたいな子は、
まだ主流かも。
オーディション番組の中にも、
完全にプロが選ぶよっていうオーディション番組と、
国民投票的な、私たち視聴者が投票して決めるよみたいなのを大きく、
そこは差分があって、
それを世間的に披露してるかどうか、みたいなのも全然違うから。
なるほどね。
そうか。
押しな。
なんで俺押し折らへんやと思う?
でも、その対象が人間じゃないとかそういうんじゃない?
実は押してる人、押してるものはあるけど、人間じゃない。
まあ確かに、テクノロジーも押していいんやったら、
テクノロジーは押しかもしれない、俺の中で。
それはそうかも。
なんかそこから新しい情報を得られる対象じゃないんじゃない?もう。
うちらがその30代超えてきて、
で、新しい情報をこの人を応援することで得られるんだっけ?みたいなのは、
基準の中に結構入ってそうやけど。
俺の中に入ってたよね。
まあそれはそうかもね。
でも、
そうだ押しっていう文化、俺あんまりまだ、
押してる人を否定するわけじゃないけど、
押してる人ってすごい幸せに見えるんよ。
けど、俺は。
なんかのね、なんかの記事で見たのは、
その、簡易版の子育てらしくて。
あー、押し。
もう出来上がって自我がある人間で、
で、こちら側が選びに行ける、どんな子を育てたいか。
あー、なるほどね。
で、その子の育児代として、
押しの費用として払うみたいな、
のが一番言語化されている中では、
すっきり来る人が多いらしい。
その押しの文化が分からない人にとっては。
なるほどね。育児代を稼いでるってことか。
そうだね。
なるほどね。
まあでもなんか言ってたよね。
なんかそのオーディション番組って、
自分の押しみたいなのを見つける、
競争場的ななんかやつがあるって、
確かミヤも言ってた気がするけど。
100人いるうちに、
だいたいこの、それぞれ10秒ずつぐらい、
どんなパフォーマンスをするのか、
みたいな動画がある中で、
この子光って見えるな、みたいな子が、
最終オーディションまで勝ち残ってたら、
もうその子応援するしかなくなるのよ。
そうね。
なるほどね。
競馬にすごい近いなとは思う。
めっちゃ似てると思う。
なるほど。
自分の仮説を証明しに行ってるからな。
オーディション番組の変化
そこで、やっぱり物語の作り方として、
運営側の視点はすごい分かるんよ。
物語を作りやすいから、
その人を押すというか、
お金を投資するもそうだし、
理由っていうのがつけやすいなっていうのは、
すごく他のジャニーズとかのアイドルに比べて、
やりやすいなって、
ゼロが立ち上げる時にイメージあるね。
デビューしていく後に、
ちょっとでも関わった気持ちになれるんじゃないかな。
ちなみに、でもさ、
俺のこれ買ってないでしょね。
もう一つ、これめっちゃキニオさんに聞きたいなっていうところやねんけど、
日本はさ、直近オーディション番組ができてきて、
そういうオーディション番組から生まれたような
アイドルっていうのが出始めてきたから、
けど、外から見て俺からすると、
またオーディション番組初のアイドルが出てきたとかっていう風に、
またっていう風に思っちゃうようになってきたよね。
で、中国はさ、
中国は10年前、ガッキーの頃、
逃げ恥の頃からオーディション番組やってるって言ったけど、
なんか日本より今先に進んでたりするんかな、
推しとかファンダム経済的なところとか、
オーディション番組のあり方って。
単純にガールズグループ、ボーイズグループみたいな、
ダンスボーカルグループは、
もう一周やって、もうやんなくなった。
なるほどね。
で、多分国内のファンを刈り取り切ってしまったから、
タイとか、韓国とか、日本とかとコラボで番組を作って、
で、国境を渡り始めた。
はいはい。
だから、国内での、そういうサバイバル番組って言ってるんだけど、
候補者の中から一人だけ生き残りを出して、
そいつがデビューしていくみたいなのは、
形を変えて俳優とか、演技バトルとか、
あとは、バンドのドラムとギターとボーカル、
それぞれで戦って、最終的に結成するみたいな、
チャンネルの内容に変えたりとか、
あと、シェフ、料理人を戦わせるとか、
そういうので、やってることは一緒なんだけど、
出てくる人たちの職種がちょっと変わってくる、
みたいなのに、ちょっと変化してきてる。
エンタメとしての関心
面白い。
確かに。俺、ネットフリックスのアイアンシェフやったっけ、なんだっけな、
料理人が対決していくやつ、みたいなやつ見たけど、
あれは結構ハマったね。面白かったって思った。
そう、プロだから。
なんか、プロだから、
いやでも、あれもそうね、プロだからってのもあったけど、
その料理対決ってさ、やっぱりおのおの得意料理あるじゃない、
中華やったら中華やし、日本食みたいな、
そのジャンルをいろいろ超えて、ゲーム性を持たせて、
なんかその、やってたのが、すごくエンタメとして見てられた。
あれ、たぶん韓国のやつやってんけど、
やっぱ、韓国のそういう、なんだろ、ネットフリックス系のオリジナル番組って、
すごく作りがうまいなって、俺は思っていて、
それが結構凝縮された番組だったなっていうのは、
個人的にあれは見てて思ったな。
食ってるのがさ、例えば、料理上手な主婦とかでも見てた。
見てないと思う。
まあでも確かに見てないな、確かに。
あれは、黒と白のスプーンって確か放題やってんけど、
確か、黒側が今イケてる、伸びつつあるみたいな人だったんかな。
で、白がもうその国内で伝説級の、
ということはミシュランとかも撮ってますみたいな人たち。
で、その黒90人、白10人でガッチャンコにして戦わせて、
で、最初はその白と黒の対立コートに乗るわけや。
白ってもう黒の人が、黒の人も割と国内だと、
例えばログとかで結構高評価みたいなシェフとかやったか、
SNSでめっちゃインフルエンサーみたいな人じゃないけど、
そしたらもう伝説級内の戦いみたいな感じやったから、
やっぱり、ある程度全員スキルがある前提っていうのはあったから、
見てられたっていうのはあったかもしれない。
あれが素人の集まりやったら、見てないね。
大きに素人応援してほしいな。応援させたいな。
こういう人がさ、ハマるオーディション番組って、
なんか出してくださいって言われたら、おきなさん出せる?
なんか素人をかき集めたやつじゃない方がいい気がしますね。
やっぱそうですよね。
じゃあ素人は応援ないですね。
それはそうかもしれない。
なんかめちゃくちゃその子の人生に物語がついてるような、
こういう人生経験があって、
一回芸能の道進んだけどやっぱりやり直して、
こっちに来ましたみたいな、
なんかすごい、それぞれの登場人物の物語性が強いオーディション番組があったら、
見てハマるんじゃないかな。
でも、よく知らない人が歌って踊ってるっていうところに、
違和感を感じてるのかな。
物語性ですよ。やっぱり。
物語はすごく好きなんよ、俺。
でも、だとしたら例えば、
俺の好きな、多分、はすみさんとか、おくやまさんとかが、
今彼らはオーディションじゃないんだけど、
その人の人生っていう物語を歩んでってるわけやん。
そっちを追いたいね、俺は。
時間を割くのであればそっちを割く。
そうそうそうそう。
かんまん、めっちゃゲーム性を持たせたバトル番組とか。
ゲーム性を持たせたバトル番組。
あとは、もしかしたら、これをどうやるかわからんけど、
恋愛とか、素人とかがもはやない分野とかだったりすると、
連理屋やん。
連理屋ない。だから、バチェロレッティとかバチェ屋とかで、
最後まで誰が残るやろうな、みたいな感じの楽しみ方は、
競争場っぽい楽しみ方は、ある人してたのはしてたよね。
見てても別に違和感ないねや。
離脱するものも多かったけど、
でもあれはオーディション番組というよりかは、
エンタメとして楽しめてた。人間ドラマみたいなのを楽しめてたから、
そうやね。
なるほどな。恋愛はプロがないから見れんねや。
見れるかもしれへん。
私、テラスハウス大好きなのも、やっぱりおのおの人生が詰まってるから。
そんなオーディション番組やって、おのおの人生詰まってるわ。
オーディション番組の影響
そうなんやけど、どうしてもやっぱり作られた、
テラスハウスとかそういうドキュメンタリーは全部ある程度、
何かしらの運営が意図があるってのはわかってはいるんだけど、
オーディション番組はやっぱりその後のことをすごく考えられて、
作られた箱であるというか、
っていう風に思っちゃってるのが、俺の中でなえる原因なんかもしれへん。
なるほどね。
結局こういうの人らがさ、何かしらやった後にデビューするってのが決まってるわけやん。
運営側からしたらオーディション番組にやられた人の中から、
次世代のスターっていうのを生み出していくって構造やん、たぶん。
そこに冷める。
スターへの道が作られてるみたいな。
だから今、音楽の上位チャートとかでさ、
ハナとかが上がってて、
何か作られた人気やなってちょっと思っちゃってる、俺は。
そこに冷める。
別に曲自体はすごいいいなって思うけど、
何か本当にのし上がってる感が全然なくて、俺の中で。
ショウミ、オーディション番組にも跳ねてないオーディション番組もたくさんあるんだよ。
なるほどね。
全然話題になってないなみたいな。
デビューしたんや、もう。
分からんな。
その最初の入り口バーン広げて、
ちゃんとかき集めて、最後まで離脱率最小限にして、
追い切らせた運営はすごいと思う。
全然そこはすごいと思う。
確かに俺がオーディション番組そんなに知らへんから、
成功した、で、バンといった、
ハナとかビーファースとかの成功者のオーディション番組一つの人たちしか知らへんから、
全部なんか、後ろのどうせこいつら売れるように使えてるんでしょ、レールに敷かれてるんでしょっていう風な差名かもしれへんね。
それはフォーマット化されてしまってるから、
もう売れるまでの道のりがだいたい固定パターンがあるから、
それを見えすぎちゃってるのかもしれへんね。
であったらさ、どっちも好きなさ、ヨネズさんとかってさ、
最初さ、ニコ動とかでさ、やっててさ、
あんなインターネットの世界からさ、今や国民的英雄よ、
みたいな感じになってる映画を見たいもん、俺は。
ドキュメンタリーとしてね。
あれは見つかったものよ、あれは。見つかるように仕組まれたものっていうか、
やっぱそこなんかな。
ドラマ好きやのに、作られたストーリー嫌いって変な話やけど。
なるほどね。
でもなんか、より現実世界に落とし込まれてるからこそ、
ドラマはドラマとして、本当の作り物として見えてるから、
オーディション番組はリアルに侵食してきてる、
レールに敷かれたものってちょっと思い込んでる。
リアルとドラマの境界
もっきぃは展開が読めないやつを見せたほうがいいな。
確かにあります、そういうのも。
次最終審査です、次デビューです、みたいなステップが分かんない、
ボーイフレンドとか見たらいいかな。
ボーイフレンド?あれ?
あの、レンリアね。
レンリアね。大好きです。見ました。
見ました?じゃあ、ほら、やっぱ好きなものの。
どうなっちゃうんだ?が分からないほうがいいんだよね。
確かに。だからそうだわ。
予測不能なところに行き着くことにしか興奮できないってことね。
僕はそうですね。
そういう人にもでも、やっぱそういう人はそういうのが合うってことが一旦分かりましたね。
だからそのレンリアも含めてオーディション番組チックな作りのものが増えてるんですね、最近ね。
っていうことやな。
今日の会議は終了です。ここまではおっきぃとミヤムがお送りしました。
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ということでまたお会いしましょう。バイバイ。
バイバイ。
34:48

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