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2022-11-17 25:32

#431 悲しみを正しく”抱える”ことが夫婦・親子問題を解決させる

人は悲しみを忘れようとする生き物です。 

悲しみから逃れるために、人は自分と悲しみを分離して考えるようになります。 

すると、負の感情をないものとして扱うようになり、パートナーや子どもに対しても、同じ対応を取るようになります。 

逆に、悲しみをを受け入れ、居場所を与えてあげることによって、夫婦関係や親子関係は大きく変わっていきます。

 悲しみを正しく抱えるとはどういうことか? 

なぜ、夫婦関係や親子関係に影響を与えるのか? 

詳しくお話しします。 


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00:05
あと、夫婦関係学ラジオこのラジオでは、夫婦関係をより良くしたい、そんな方向けに関係改善のヒントを発信しています。
今日のお話は、悲しみを正しく抱えることについて話をしようと思います。
どういうことかというと、夫婦関係における怒りや悲しみといった感情を感じることがあると思うんですね。
これは正しく自分自身の中に受け止めることによって、夫婦関係や親子関係における葛藤を解決しやすくなるという話をしたいと思います。
今回も日本の夫婦パートナーとやっていく幸せと葛藤という本を元にお話をしていきます。
この本すごくいい本なので、おすすめです。
今回この本を読んで、これをぜひ紹介したいなと思ったことが結構たくさんあって、今回のお話もその一つなんですけど、
夫婦関係において、妻に対して、夫に対して怒りを感じたりとか悲しみを感じる瞬間ってあると思うんですよ。
だけどそれを自分自身の中に無かったことにしてしまった経験ってないですかね。
夫に対する怒りとか妻に対する怒り、もしくは悲しみ、そういった感情をもう感じないようにしよう、無かったことにしようって思ったことは。
それによって何が起こるのかって話を今日はしていきたいと思うんですけど、この話って夫婦関係だけじゃなくて子供の発達の問題にも関わってくるんですよね。
日本の夫婦の中に書かれていたのは、夫婦関係が子供に与える影響によって本来であれば普通の子であるはずの子供が発達障害の疑いをかけられるというケースがあるんだそうです。
逆に言うと発達障害の疑いをかけられている子供が夫婦関係が良くなることによって普通の子として扱われるようになる、発達障害の疑いがなくなるといった事例もあるそうなんですね。
これに関しては細かい詳しい事例が本の中に載っていたので、次回の話で詳しくその事例について話をしようと思います。
今回は悲しみを正しく抱えることによって夫婦関係、親子関係の問題がどのように解決されていくのかって話をしたいと思います。
まずですね、この悲しみを抱えるってどういうこと?って思うと思うんですよね。
意味が分からない。僕も最初意味が分からなくて。悲しみを抱えるってどういうことなんだろう?
悲しみって普通に感じるじゃんって思うじゃないですか。悲しい時は悲しいって思うよねって思うと思うんですけど。
だけど多くの人って、妻との関係というか夫との関係の中で感じた悲しみっていうのを忘れようとする傾向があると思うんです。
僕もそうだし、僕の妻も多分そういったことがある。
僕がお話を聞いている他の方たちにもそういった経験があるんですね。
03:00
妻との関係の中で感じた悲しみっていうのが必ずあると思うんですよ。
それを自分自身の心の中に受け止めて自分の中に入れるんじゃなくて、自分と分離させて考えようとする傾向が一つあるんですよね。
その悲しみを自分の中に入れずに、自分と切り離して考えようとする。
自分から分離させて考えようとするんですよ。
なんでこんなことをするかというと、あまりにも深い悲しみってそのパワーが強すぎて引きずられていって、どんどんどんどん気持ちが落ち込んでいくんですよね。
そんなことになりたくはないので、人ってそういった悲しみの気持ちを自己から分離させて別物として扱うんですよ。
そうするとちょっと気持ちが楽になった気がするんですけど、これはまた逆効果になっていくわけなんですよね。
あと、人によっては悲しいって感じた時、妻から無視されたとか嫌いされたとか、もしくは夫から無視されたとか嫌なコミュニケーションを捉えたとかいう時に、
悲しみを表現する、悲しいとか寂しいとかっていう言葉を伝えるんじゃなくて、
なんなんだよそれ、ふざけんなよ、何やってんだよっていう風に怒りに変えることってあると思うんですよ。
怒りの感情をパートナーに伝えることってあると思うんですね。
なんでこれが起こるかっていうと、この悲しみから逃れようとする防御反応なんですよね。
これ以前の恥の回だったかな、恥の回でお話をしたと思うんですけど、
生きるための防御反応として、悲しみから逃れるために怒りという感情に変えると。
怒りの感情、そのパワーによって前に進もうとするっていうことなんですね。
だけど、中には怒ることもできず、悲しむこともできない人がいるんですよね。
夫婦関係において、夫とのコミュニケーションとか妻とのコミュニケーションにおいて、
すごく嫌なこととか辛いことがあったんだけど、
それを悲しいとか嫌だったのっていうような言葉に表現もできず、
何やってんの、嫌だよとか、ふざけんなよとかっていう風に
異界の感情で表現しているわけでもない人がいる。
これが一番きつい結果につながっていくなと、今回本を読んですごく思ったんですよね。
このように、自分の中に悲しみを関わることができないとどうなるのか。
自分がその悲しみを受け止めない、自分と悲しみを分離して考える。
もうなかったことにしよう、もう考えるのやめようって怒るのも嫌だし、
悲しみに沈み込むのも嫌だ、もうなかったことにしようってするとどうなるかっていうと、
パートナーと本音でコミュニケーションが取れなくなりますよね。
夫と話ができなくなる、妻とまともな話ができなくなる。
なぜなら、自分の感情をきちんと伝えることができていないからですよね。
当たり障りのない会話、業務連絡のような夫婦の会話、それだけで家庭が満たされていくようになりますよね。
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すると、パートナーと本音でコミュニケーションが取れなくなってくる。
そして、怒りとか悲しみとかそういったものが全部なかったことにされるんですよ。
自分もそうですし相手もそうなってきますけど、
悲しみとか怒りとかそういった感情を表現しないことによって、
相手に対してもそれを求めるようになるんですよね。
自分がそれを求めないし、表現もしないから、
え、なに怒ってんの?悲しいとか知らないし、みたいな風に
感情を押し殺したコミュニケーションが当たり前になっていくんですよ。
すると、パートナーの悲しみを無視したりとか、なかったことにしたりとか、もしくはされるようになっていくんですね。
その根本的な原因は、先ほど言った部分にあって、
自分の悲しみを自分の中に入れようとしない、事故から分離させようとする自分の悲しみを分けて考えて、
自分の内側の中にその悲しみを授与しないようにする、受け止めないようにすることが原因なんですね。
それによって、夫婦がお互いに感情を押し殺したコミュニケーションをするようになってしまう。
これがどうなるのかというと、子どもの発達にも悪影響を与えると法書の中に書かれているんですね。
これが僕、すごい意外で、そういうことがあるなと思ったんですね。
発達障害期までのような子どもたちの中には、実は子どもたちの問題ではなくて、
その親である夫婦の問題であった、その夫婦のコミュニケーションに問題があったケースがあるそうなんですよ。
どういうことかというと、怒りとか悲しみを無視した夫婦のコミュニケーションの悪循環がぐるぐる回ってきますよね。
お互いに悲しいとか怒ってるとか、そういった感情を出さないことによって、
何もそういった感情を押し殺したコミュニケーションによって、
二人の中にそういったコミュニケーション不全がどんどん起こっていくと。
すると、その夫婦の中では、悲しみとか怒りという感情は無かったことにされてますよね。
悲しいとか意味わかんないし、何起こってんの?ってなるわけですよ。
そんなこと言ったってどうにもならないじゃん、そういうこと言ってないで前に進まなきゃならないでしょ、
やることやってよ、ってなってくる。
これってすごく寂しい関係ですけど、
二人の中では、悲しいとか怒るという感情は無かったことにされてしまってるわけですよ。
すると何が起こるかというと、子供との親子関係においてもそれが無かったことにされるんですよ。
子供との関係においても怒りとか悲しみという感情は無かったことにされるんですよ。
なぜならば、自分たち夫婦がその感情を無視してるから、自分たち夫婦がその感情を無かったことにしてるから、
子供が抱えている悲しみと怒りに関しても、何言ってんだよという風に無かったことにしようとするんですよ。
すると子供が抱えている怒りや悲しみも家庭の中で存在する場所が無くなるんですよね。
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その何言ってんだよと言われても、自分が抱えている悲しみとか怒りって無くならないじゃないですか。
ここにあるのは確かですよね。無くならないんですよ。
どんだけ自分から分離して考えようとしても無かったことにしようとしても、そこにあることは変わらないわけですよね。
ましてや子供だったら余計そうですよね。
感情の制御が上手く働いていない子供だったら、よりこの気持ちはどこにあったらいいんだろうって思いますよね。
この悲しみは、この怒りは一体どこにあったらいいんだろうと。
自分の親はこの感情を無視してくる。無かったことにしようとする。
押し殺してくると。一体どうしたらいいんだろうと。
その結果、無いことにされた子供の感情が学校で暴走して、その感情コントロールができない。
その様子から、この子発達障害ですよね。
発達障害の疑いがあるから、ちゃんとしたところに行ってくださいねというように。
そのように、普通の子であるはずの子供が発達障害の疑いをかけられるようになってくる。
そういったケースが多いんだそうです。
これが、夫婦が抱えるコミュニケーション不全が親子関係に与える悪影響なんですね。
これを本書の中ですごくきれいに求めていて、なるほどなと思ったんですよ。
それを順序立てて話をしていきますね。
まずは、さっき言った話のおさらいに近くなっちゃうんだけど。
まず大事なことは、親である僕らが自分の遺憾とか悲しみを承認して受け止める必要があるわけですよ。
さっきの話の通りなんですけど、親である僕らが自分の遺憾とか悲しみとかそういったネガティブな感情を認めない、受け止めない、自分の中に入れようとしないからこそ、
家庭の中でもそんな感情が存在しないことにしてしまって、子供が悲しいとか怒っているとかいうときにその感情を無い箇所にしてしまうわけですよ。
だからまずは、親である僕らが自分の怒りや感情を受け止めて、自分の中に入れていくと。
自分自身が自分のネガティブな感情、これは本書で負の情動である不浄土って呼んでるんですけど、
ネガティブな感情を受け止めて、自分の中に入れていく、受容していく。自分自身の中にあるネガティブな感情、怒りや悲しみ、そういったものを受け止めて、自分自身の体の中にスーッと入れていくイメージですね。
すると何が起こるかというと、パートナーとのコミュニケーションが変わっていくんですよ。
自分の中のネガティブな感情を受け止められるようになってくるので、パートナーが抱えているネガティブな感情も受け止められるようになるんですね。
すると夫婦間の問題とか葛藤に向き合いやすくなるんですよ。
お互いがネガティブな感情を受け止められるようになるからですね。
自分のネガティブな感情を受け止められる。
パートナーも自分自身に抱えるネガティブな感情を受け止められるようになる。
12:05
すると妻は夫が抱えているネガティブな感情を認めることができるようになるし、夫は妻が抱えているネガティブな感情を受け止められるようになるんですよ。
今まで行き場がなかったネガティブな感情
この感情がお互いの心の中にスーッと入るようになっていく
そして相手の感情も自分の心の中にスーッと入るようになってくるわけなんですね
すると次に何が起こるかというと
次は自分たちがネガティブな感情を受け止められるようになったので
次は親として子供のネガティブな感情をきちんと認めることができて
それを受け止めて自分の中にスーッと入れることができるようになるんですよね
今までだったら子供が泣いたり怒ったりした時に
うるさいとか泣くなとかそういうことを言って
子供が抱えている怒りや悲しみといったネガティブな感情をなかったことにしようとしていた
だけど今ではそんなことはせずに
自分が受け止めたように自分自身の感情を受け止めたように
子供のネガティブな感情をきちんと認めることができて
自分の中に入れることができるんですよ
すると子供は親の前でネガティブな感情表現が
ちゃんとできるようになってくるんですよね
今までそれが押し殺されていたわけですよ
家の中では泣くなとか怒るなとかという風に
ネガティブな感情を抑制されていたんだけど
自分ってこういった感情を外に出していいんだという風に気づくわけですよね
親が受け止めてくれる
じゃあ出していいんだと思って
ネガティブな感情表現ができるようになってくる
こうやって親にネガティブな感情を認めてもらえることによって
怒りとか悲しみといったネガティブな感情を
自分の中に統合することができるようになるんですよ
自分と負の感情を分けて考えていたんだけども
それを自分自身の中に合体させることができるようになってくるわけですね
するとネガティブな感情は行き場を持つことができて
暴走しなくなるわけですよ
学校で社会性のある行動がだんだんと取れるようになってくる
今まではネガティブな感情の行き場がなくて
家庭の中で抑えつけられて行き場がなくて
行き場がなかったネガティブな感情が
学校という場所で反社会的な行動
社会性のない行動を起こったりとか
殴ったりとか喧嘩をしたりとか
といった行動として現れていたんだけど
そのネガティブな感情が行き場をちゃんと作られることによって
親が作ってくれることによって
ネガティブな感情は暴走しなくなって
社会性のある行動が取れるようになる
すると今まで発達障害の疑いがある子と呼ばれていた子が
普通の子に変わっていくというケースがあるんです
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これそんなことあるんだと思って
子供が小学生になってくると
発達障害の話とか結構周りで耳にするようになるじゃないですか
もしかしたら全部が全部じゃないけども
こういったケースがある可能性があるということなんですよね
子供が学校で何かしら問題行動を起こしていると
その背景には実は親である僕ら
夫婦が抱えている葛藤の存在があるのかもしれない
自分たちがネガティブな感情を
自分たちこそがそれを認めることができていないのかもしれない
自分たちこそがネガティブな感情を認めることができず
自分の中に受け入れることができず
ネガティブな感情と自分自身を分離して考えているのかもしれない
だけどそれをきちんと承認して認めて
自分の中に入れて自分という事故とネガティブな感情を統合させて
行き場を与えることによって子供に対しての対応も変わってくる
もちろんパートナーに対しての対応も変わっていって
子供に対しての対応も変わっていって
その結果子供の行動が落ち着いたものに変わっていくケースがあるということなんですね
これは小学生とか保育園児の子供がいる僕にとっては
すごく気づきの多いチャプターだったですね
今回の本のこの章に関しては
あとびっくりしたのが
人間が感情制御をする時の脳機能の基盤についての話が書いてあって
怒ったりとか泣いたりとかする感情
この感情をどうやってコントロールするかというと
この感情制御脳機能の基盤というのは
悲しいことがあった時とか怒った時とかそういった時に
泣いた時に親に抱かれて安心を得る愛着システムによって作られるんですって
ということは子供が親の前で感情表現ができないということは
感情表現の基盤となる脳機能が構築される機械を失っているということなんですよ
親の前でうまく泣くことができない
抱きしめてもらうことができない
愛着を作れないということは
そもそも脳が感情制御をできるようにする機械を
チャンスを失っちゃってるってことなんですよね
そもそも性格がどうのこうのとかいう以前の問題で
その子供の脳が感情表現できないようになっちゃってるんだよということなんですよ
さらに書いてあってびっくりしたのが
親の前でいい子なんだけど
学校に行くとキレる子っていうのがあるじゃないですか
キレ子があると思うんですけど
家ではすごくいい子なんですけど
だけど学校ではすごく荒れてるんですよね
おかしいですね
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家ではいい子なんですけどっていう話ってあるじゃないですかたまに
この現象って日本だけらしいんですよね
この本書によると
海外ではそういった文献とかはなくて
事例がないんですって
日本文化に根差した
日本人の親子関係に起因する独特の症状だという書き方がされていました
多分世界中探せばあるんじゃないかなって気もしますけど
だけど日本ならではというか
日本文化特有というか
日本では多い現象なんでしょうねきっと
親の前ではいい子なんだけど
学校ではキレる子といった現象が
その背景にあるのが
実は僕たち親自身が
自分たちの悲しみをきちんと受け止められていない
事故と悲しみを分離して考えてしまっている
それを自分の中に統合する
そしてパートナーの夫も妻も
両方ともが自分の悲しみを自分の中に統合して
それをお互いに受け止め合えることによって
次に子供が抱えている悲しみとか怒りとか
ネガティブな感情も受け止められるようになってくる
この順番があるんですよね
子供に対して泣くなとか怒るなとか
どうにもならなくて
なぜ彼らがそうなってしまうかというと
親である僕ら自身がそれができていないからなんですよね
できていないから
子供の感情を受け止めることができていないんですよ
これは子育てにおいても結構ヒントになるなと思って
僕もよく言っちゃうんですよね
子供に対して泣くなとか怒るなとか
いうことを言っちゃうんですよ
言っちゃうんだけど
子供がネガティブな表現をちゃんとしてくれてるってことなんですよね
そこで僕が怒るなとか泣くなって言うってことは
その子供が感情制御をできるようにする機会を
僕自身が放棄しちゃってるってことなんです
失わせてしまってるっていうことなんですよね
そこで僕が子供たちの
怒りとか悲しみという感情をきちんと受け止めることができれば
彼らの脳の中では感情制御の脳機能の基盤が
作られていくわけですよ
愛着システムによって
それを僕がきちんとできていないことによって
そういった発達の阻害をしてしまってるってことなんですよね
これね
これが大事なの分かるんだけど
とはいえ生活の中に余裕がないと
そこまで気が回らないっていうこともあると思うんですよ
こういったことを知っておくと
同時にそれを世の中で再現できるように
生活を整えていく
疲れない仕組みを作ったりとか
家事や育児本能されない仕組みを作ったりとか
夫婦二人がお互いに協力し合っていく体制を作っていくとか
夫婦がお互いに信頼関係を構築することによって
家庭をうまく回していく
うまく回すっていうのは
21:00
疲れない家庭を作っていくってことなのかなと思うんですね
そうすることによって
子どもたちが抱えている葛藤を受け止めやすい家庭が
作れるようになっていくのかなって
なんとなく思ったりもしています
今日の話とちょっと関係あるんですけど
うちの長男、次男が今二年生なんですけど
最近家でよく泣くようになったんですよね
嫌なことが
学校でこんなことあったんだ
フィーって泣いたりとか
あと家の中で兄弟喧嘩して泣いたりとか
あと僕ら親から嫌なこと言われて泣いたりとか
っていうことが最近あって
以前はあんまり泣かなかったんですよ
泣かなくて我慢しているだけだったんですけど
最近よく泣くようになって
その泣いている次男を
妻が受け止めるようになってきたんですよね
もちろん前からも妻は子どもたちと
ちゃんと向き合ってきたんですけど
次男がそういった感情表現をするようになったら
感情表現をした場合は
ちゃんと受け止めるって決めたらしいんですよ
意識してるみたいで
なのでその時は長男三男とかよりも
次男のことを優先したりして
彼の気持ちが落ち着くまで
ハグしたいとか話を聞いてあげたいとか
っていうことをしてるんですね
これがあってから
次男が目に見えて変わってきて
堂々とするようになってきたんですよね
あとちょっとしたことでくじけたりとか
泣き出したりとかっていうことが減ってきたんですよ
前まではちょっとしたことで泣き出したりとか
宿題が終わらなくて大泣きしたりとか
そんなことで泣くなよって思うようなことで
感情を爆発させていたんですけど
それが最近落ち着いてきたんですよね
これ何なんだろうってずっと思ってたんですけど
多分今日の話と同じで
彼が持っていた負の感情を
妻が受け止めることによって
彼の中のネガティブな感情が
行き場を作られたんだと思うんですね
行き場を与えられたんじゃないかなと思うんですよ
行き場を与えられたことによって
彼のネガティブな感情が
彼の中に内在化するようになったんじゃないかなって
自己とそういったネガティブな感情を
統合させることができるようになったんじゃないのかな
って思うんですよね
だからその妻が言うには
24:00
毎回毎回自分が余裕がない時は
そう思いかなくて怒っちゃったりとか
しちゃうんだよねってことを言ってたんですよ
これって今うまくは言ってるんですけど
ポイントは多分
僕ら親のメンタルのコントロールだったりとか
家の中で自分たちが余裕を持った生活をすることが
やっぱり大前提になってくるんだなって
感じたんですよね
自分たち家族のことを振り返ってみても
もしかしたらこれを聞いてるあなたのご家庭でも
親である僕らあなた自身が
精神的な余裕を持つことによって
ネガティブな感情を自己の中に統合させる
そのそれができるからこそ
子どもたちも自分たちのネガティブな感情を
自己の統合させて
行き場そういった不の情動感情
ネガティブな感情の行き場を作ることができるようになる
すると逆に気持ちが落ち着いてくるようになるんじゃないのかな
って思ったりもしています
はい
ということで今回は悲しみを正しく抱えることが
夫婦親子問題を解決させるということについて
お話ししました
少しでも役に立てれば幸いです
厚野夫婦観客ラジオは毎週月曜木曜朝5時配信です
また次回お会いしましょう
さようなら
25:32

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