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2022-11-21 25:09

#432 ”悲しみを抱える”ことで夫の借金問題と子供の発達問題に向き合った女性の話

自分の悲しみを正しく抱えることで、夫婦問題や子供の問題が解決されることがある。

なぜなら、自分の悲しみを受け止められるようになったからこそ、他者の悲しみに共感できるようになるから。

今回は、自らの悲しみと向き合い、受容することで、夫とのコミュニケーションや子どもの発達問題を解決させることができた女性のお話をします。

参考文献は「日本の夫婦 パートナーとやっていく幸せと葛藤」です。


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アツの夫婦関係学ラジオ、このラジオでは、夫婦関係をより良くしたい、そんな方向けに関係改善のヒントを発信しています。
親である僕らが、自分の悲しみを抱えられないがために、子供の発達に大きな影響を与えているのかもしれない。今日はそんな話をしたいと思います。
何のことかと思うかもしれないんですけど、前回の放送を聞いていただけると、よりよくわかるかなと思います。
親である僕ら、夫や妻が、自分の悲しみをきちんと抱えることによって、夫婦関係や親子関係、こういった問題を改善しやすくなるといった話ですね。
今日もまた、日本の夫婦パートナーとやっていく幸せと葛藤という本元にお話をしていきます。
今日はこの本の中で、いろんな著名な新日産の方が寄稿されていて、今日は大河原美衣さんといった方、ちゃんと泣ける子に育てようという本で有名な新日産なんですけど、この方が寄稿されたチャプターをもとにお話をしていこうと思います。
何の話かというと、さっきも言ったように、親である僕ら自身がきちんと自分の悲しみを受け入れることによって、子どもとも向き合いやすくなるし、夫婦とも夫婦関係が見つめやすくなるということなんですね。
子どもが学校で発達障害の疑いをかけられているといったケース。こういったケースがある場合でも、実は子どもが発達障害ではなくて、夫婦関係の悪さであったりとか、親である妻とか夫が自分の悲しみを受け入れることができないがために、そういった疑いをかけられていたケースがあるそうなんですね。
今日はその具体的な1つの事例をもとにお話をしていこうと思います。本書の中では3つの事例が書いてあるんですけど、今回はその1つ目について話をしようと思います。
お子さんがいらっしゃる方とか、僕とか3人の子どもがいるんで、これ人事じゃないなと思って読んでたんですけど、参考になる部分はあるかなと思います。
まずこの事例は1つの家族の話なんですよね。夫がいて妻がいて、小学校2年生の男の子がいる3人家族のお話なんです。
夫は会社員で妻はパート、子どもは小児なんですけども、この子が学校ですごいキレるんです。家ではいい子なんですよ。家ではすごいいい子なんですけど、学校ではすごくキレて問題者使いされている。
スクールカウンサラーからは発達障害と言われたりとか、医師からはアスペルガー障害の疑いがあるという診断をされたりもしています。
そして通級指導教室を勧められたと。この通級指導教室、僕もなんだろうとわからなかったんですけど、特別支援学級というのは聞いたことがある人多いと思うんですよね。
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知的障害がある子とかが入る学級なんですけど、そこよりは比較的軽度な障害がある子が入る教室だそうで、具体的には自閉症、ADHD、言語障害といった子が対象になるそうです。
こういった学級教室をこの子が勧められたわけですね。そして知能検査の結果、学習障害の傾向もあるというふうに認められました。
行動性よりも言語性の方の知能が弱いという判断をされたそうなんですね。ここまで聞くと、さすがに学校から発達障害と言われたりとか、医者からアスペルガー障害の疑いだと言われたりとかすると、うちの子そうなのかって思っちゃうじゃないですか。
多分僕もそう思うと思うんですよ。そうなんだ、どうしようって多分なると思うんですね。
この時にこの子の母親はですね、それは違うんだと、子供が発達障害だからうちの子は荒れてるわけじゃないんだと、なんでうちの子が問題を起こしてるのかというと、私と夫との関係がすごく悪くて、私がそれが原因でイライラしちゃってるんだと、それが原因で子供が問題を起こしてるんだってことを女性は言ったそうなんですね。
ここまで聞いたら、第三者的に見たら、いやいやいや、何言ってるんですかって多分思う人多いと思うんですよ。
お子さんちゃんとしたところで通級指導教室とか通われたほうがお子さんのためですよって多分周りの人は言うと思うんですよね。
僕が教師だったらそういうこと言いそうだなって気もするんですけど、だけど多分この女性はなんとなく気がついていたんだと思うんですね。
なんとなくうちの子の問題が多いというのは、この子の問題というより私たち夫婦の問題、そこから発生している影響の問題じゃないかと思って、おそらくなんとなく気づいていたんだと思うんですよね。
具体的にこの家庭、この夫婦に何が起こったのかについてお話をしますね。
この二人は職場結婚だったんですよね。職場で出会って結婚してすぐに妊娠をしました。妻は仕事を辞めたんですね。妊娠を過ごしちゃったので。
出産直後にある事件が起きます。出産直後に夫が実は賭けマージャンをすごいやってたらしいんですよ。お金をかけるマージャンですね。
好きな人が多くて、僕が高校生の時とかも周りでやってる人が多くて、大学生でもやってる人が多くて、僕マージャンが苦手なんで全然やったことないんですけど、好きな人はすごい好きで、めっちゃお金かけるんですよね。
大丈夫かってお金かけてるのを高校生大学生の時見てて心配になるぐらいだったんですけど。
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この旦那も賭けマージャンに熱中していて、実は結婚した時に数百万円の借金があったんですよ。それを内緒にしてたんですよね。言わなかったんです。
だけど出産直後にそれがバレちゃったんですよね。実はこんな借金がある。え、あんたこの借金何なの?みたいな話になるわけですよ。
そしたら夫は申し訳ないっていう気持ちから離婚を申してたんですね。女性からしたら何やってんだよ。子供産まれたばっかりでお前どこ行くんだよって多分思うと思うんですけど。
男性としてはこんな借金を抱えて、君たちは不幸にするわけにはいかないと。だから俺は別れて一人で借金を返すっていうのは多分自分の生きじめのつもりだったんだと思うんですけど。
女性としては子供が産まれたばっかりのすごい気持ちが弱くて支えてほしいと思っている時に夫がスーッといなくなると。え、あんたどこ行くの?っていう感じだったんですよね。
で、ここでこの女性がやったことは、離婚とかじゃなくてちゃんと借金返せよって話をしたわけですよ。あんた離婚したら困るから私が仕事を辞めた時は退職金を使って借金を返してあげると。
全部の借金の半分は退職金すべてをつぎ込んで返したんですって。残りの半分の借金は月々ちょっとずつ返済していくっていうプランを立てたらしいんですよ。
そして夫に対してはもう借金しないでよって約束させたと。子供が3歳になってからは妻も借金を返すためにパートで働き始めたといったことがこの家族に起こったことなんですね。
その後に何が起こったのかということなんですけど、こういうふうに出産直後にすごいショックな出来事があったので、ふとしたきっかけで妻をトラウマがフラッシュバックするようになったんですよ。
具体的には、こんな色んなことがあったんだけど掛け回しは辞めてなかったみたいで、辞めてなくて夜中に出かけていくんですって。
夜中にすーっと掛け回しは出かけていくんですよ。もちろん借金はしないって約束はしてるので、借金はしないでお小遣いの範囲で掛け回しを細々とやってたらしいんですよね。
だけど、夜に家から出かけようとする夫を見ると妻は当時のことがフラッシュバックするわけですよ。
あの時にガンナが何百万も借金があるって言い出して、赤子を抱えてるのに離婚するって言って、私たちどうなるの?って。
あの時のこのすごい情緒的な不安感がブワーッて戻ってきてフラッシュバックして、逆上して夫を責め立てる。これが7年間続いたんですって。
だけど、本当はこの女性は夫を許したいと思っていたんですって。また信じられるようになりたいと思ってたそうなんですよ。
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よく考えてみると、確かに掛け回しはやめてないけど、約束したことは借金しないってことだったんですよ。
そこは守ってたんですよ。ちゃんと借金はしないで遊んでた。遊んでるのかどうかっていうのはありますけど、借金はしないってことに関してはちゃんと約束守ったんです。
7年間約束はちゃんと守ってたんですよ。だから冷静に考えると、うちの旦那はちゃんと約束は守ってると。
約束はちゃんと守ってると。だけど許せないんだと。私はでも許せない。どうしてもあの人が外に出る時に、家を出る時にどうしてもフラッシュバックしちゃって、
あの時のことがバーッて頭の中に出てきちゃって、もう気がついたら怒鳴ってるんだと。気がついたら怒鳴り合ってるんだと。そういう状況なんですよ。
だけど本当は許したい。また夫を信じられるようになりたいというふうに思ってたと。
このトラウマが夫を許したいという気持ちを邪魔してたわけですよね。
ここで大河原美衣さん、心理師さんの方がこの相談者の女性の話を聞いて、トラウマの治療をしようという決断をしたそうなんです。
出産直後に夫の借金を知ったこと、夫が自分から離れようとしたこと、これがすごい深い傷つきの体験として彼女の中にトラウマとして残ってたんですね。
ここで大河原さんがやったことは、僕は初めて知ったんですけど、EMDRというトラウマ療法があるんですって。
これ何なのかというと、過去の記憶に直接働きかけて、今現在のその人が見ている物の見方とか感じ方、今回の件でいうと、夫が夜中に出かけていくという事象が発生してますよね。
この事象に対する考え方とか感じ方とか見方に変化を起こすということなんです。
もうちょっと詳しく言うと、怒りとか悲しみの感情を溜め込むきっかけになった出来事に関する記憶の処理を進めるトラウマ療法なんですって。
その記憶の処理が進むようになると、許すこととか受け入れることが可能になるそうなんですね。
このEMDR療法って何なんだろうと思って調べたんですけど、素人がやっちゃいけないらしいので、それが出来る臨床診療師さんのところで絶対やった方が良いんですけど、
人って夜寝ている時に眼球が動くじゃないですか、気がつかないんですけど、寝ている時に起きている時の体験した記憶を整理するために眼球が右左の所に動くんですって。
右か左か分からないんですけど、グルグルグルっと眼球が動くらしいんですよ。
眼球が動くことが記憶の処理と繋がっているということで、その反対で眼球を動かすことで記憶の処理が進むんじゃないかと考えて出来たのがEMDRというトラウマ療法なんですって。
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目玉を動かすだけでトラウマが消えるのかと思ってびっくりしたんですけど、本当かなと思ったんですけど、実際にいくつものそういった事例があって、
うまくいってるっていうエビデンスがあるそうなんですよね。
このEMDRというトラウマ療法、これを使ってお母さんはこの女性のトラウマの記憶の処理か、トラウマの解消をすることにしました。
何が起こったかというと、EMDRを2回目終えた段階でうまくいったらしいんですよ。
出産直後に夫の借金をして、夫が離婚を求められていた衝撃によって、身体から深い悲しみを切り離していたんですね。
そこで感じた深いショックとか悲しみを自分の身体から切り離していたんだけど、それを自分の中に統合することが出来たんですって。
つまりは悲しみを関わることが出来たんですよね。自分の中に悲しみを正しく関わることが出来た。
すると何が起こったかというと、相変わらず夫は賭け麻雀に行ったんですけど、そのある時に、今までは怒鳴ってたわけですよ。
どこ行くの?何やってるの?って怒鳴ってた。
だけど、ある日夫がまた出かける夜に涙を流してこう言ったんですって。
いつも自分は怖くてたまらない気持ちでいっぱいでいた。あなたを信じたいのに信じられなくてつらい。不安でたまらないというふうに夫の目の前で泣くことができたらしいんですよ。
すると妻の涙を見た夫は、そんな思いをさせていた申し訳なかったと妻に詫びることができた。
7年間お互いに罵り合い続けてきたコミュニケーション、白春間のコミュニケーションがお互い思いやるコミュニケーションに変化した瞬間だったということが書かれていたんですね。
この治療法すごいなと思って、よく本詳しく読みたいなと思ったんですけど、こういったトラウマの両方があって、
大事なことは自分が切り離していた深い悲しみを自分の中に受け入れられたってことなんですね。
それによって夫婦のコミュニケーションも変わっていった。
さらに言うと、もともとこの夫婦は定主感覚を望んでいたんですって。
最近だと珍しいかもしれないですけど、夫はついてこいやーって感じで引っ張っていく感じだったんですって。
任しとけ!俺が大黒馬車だ!みたいな感じで引っ張っていくような感じの定主感覚型だった。
妻もそういった夫が好きだったんだと思うんですよ。
夫に対してもそういった姿を望んでたんですって。
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だけど、数百万円の借金とか掛けマナージャンとか、離婚するとかっていう一連の事件によってダメ夫としっかり妻っていう構図に変わっちゃったんです。
そういう関係性に変わっちゃったんですよね。
それによって夫のプライドを傷つけてきたってことに、妻が今回のEMDRのトラウマ療法を行った結果、そこにも気が付くことができるようになって、もう一度夫を頼ることができるようになった。
信じることができるようになった。
そして夫も妻からの期待に応えられるように変わっていったんですって。
夫婦のコミュニケーションが変わったわけですよね。
じゃあ次に、それによって子供がどう変わったのか。
冒頭でお話をした、発達障害というふうに言われた子供、アスペルガー障害疑いと診断された子供、通級指導教室を勧められた子供、この子はどうなったのかというと、学校での問題行動がなくなっていったんですって。
これは子供が抱えていた悲しみに、この母親が共感できるようになっていったからなんですね。
徐々に切れるとかそういった行動がなくなっていったんですけど、学習障害の傾向がちょっと残っていて、そこで学校で辛い思いをするわけですよ。
勉強がうまくできないとか、テストがうまく点数が取れないとか、悲しいじゃないですか普通に。
僕も小林の子供がいるのでわかりますけど、テストで点数がうまく取れないとか、みんなができることができないって辛いんですよね。
なんか話してるけど、うちの子は音楽の授業とか算数の授業とかテストがたびたびあるんだけど、そのテストがうまくできなくて、テストに向けた準備、練習がうまくできなくてよく泣くんですよ。
泣いて、どうしようとかできないよって泣くんですよ。
これが永遠に続いていくわけですよね、学習障害があると。それが本当に辛い出来事だと思うんですよ。
こういった子供が抱いている辛い出来事に、この母親は自分の悲しみを自分の中に入れることができたおかげで、子供が抱いている悲しみに対しても、その感情に対しても共感できるようになったんですよ。
すると子供は家庭で癒されるようになったわけですよね。自分の悲しみを受け止めてくれる場所がある。自分の悲しみを癒してくれる場所があると。
その居場所を与えられたわけですよ。それによってどんどん問題行動はなくなっていって、しかも通勤学園の対象ではなくなったんですって。
そして特別支援事業のリストからも外れたと。今では、いわゆる普通の子供として暮らしていると。そういった変化があったんですって。
これが具体的な事例の一つなんですけど。大事なことは、親である僕ら自身が自分の悲しみをちゃんと抱えることっていうことなんですよね。
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それによって夫婦のコミュニケーションも変わるし、親子のコミュニケーションも変わるし、子供の発達にもいい影響を与えることができるということなんですよね。
たぶんこの一歩手前の話があるはずなんですよ。本書で書かれてるんだけど、僕当事者として感じるのは、そもそも自分の悲しみになかなか気が付けないよねっていう一つ前のステップがあって、
自分の悲しみにまず気が付くことが必要だな、これって悲しかったんだ、私って悲しかったんだってことに気が付くことが必要だなって思うんですよ。
それがこのEMDRというトラウマ旅行によって見つけたことなのかもしれないんですけど、そういった自分の悲しみに敏感になることがまずは大事なのかなって、
その上でその悲しみを正しく抱えていくことが自分たち夫婦、そして親子関係においても有効なのかもしれないなって思いました。
僕今、ブライジャーっていうフリピンのセブンとだったかにある、実際にある英語学校があるんですけど、そこのオンラインでレッスン受けてるんです。
発音レッスンを受けてるんですけど、そこで気が付いたことがあって、多分夫婦関係にも結構関係するなと思ってて、
発音のレッスンなんで、僕が間違えた発音をすると先生が教えてくれるんですよ、指摘してくれるんですよ。
そうじゃないよって、RとLの違いとか、日本人がよく間違えやすいところを僕もやっぱり間違えちゃって、
違う違う違うって言って、こここう言ってたけど本当はこっちだからね、日本人よく間違えたけど本当はここだからみたいなことを教えてくれるんですよ、指摘してくれるんですよ。
これが最初の1回、2回目くらいがしんどかったんですよね。
なんでレッスン終わった後に、楽しいんですよ、新しいことを学べるって喜びもあるんだけど、しんどさがあって、このしんどさの正体何なんだろうってもやもやしてたんですよ。
レッスン1ヶ月過ぎて今2ヶ月目だったかなくらいに入ってるんですけど、そのもやもや今ないんですよ。
で、亡くなって初めてわかったんだけど、ミスを指摘された時に人格否定されてるって僕の心は感じていたんですよ。
実際そんなことないんですよ。実際そんなことを先生は言わないし、お前ダメだなとか言わないし、何やってんだよとかも言わないし、僕の人格を否定するようなことは一言も言ってないんですよ。
一言も言ってないんだけど、僕の心は勝手にそう感じていたんですよ。言われてもないのにね。
何でなんだろうってずっと考えてて、今思うのは、間違いを指摘される時に職場とか、もしくは学校とか、あと友人とかの関係において、
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人格否定を伴ったミスの指摘された経験があるからなんじゃないかなって思ったんですよ。
間違いはこっちだよってミスの指摘をする時に、だからお前はダメなんだよとか、分かってないよねとか、いやいやいや、何やってんのとか、
そういった言葉を言われた時もあるし、そういった言葉を伴わないけど、その言葉のニュアンスの中、その口調の中とか、その言葉の雰囲気の中にそういった人格否定を混ぜ込んでメッセージを送られた経験ってないですかね。
思い返すと、子供の頃から結構あったなと思って、そういったのが。
これを言っちゃうと、それは甘えでよねってなるし、ちゃんと自分の至らないところは認めないと成長できないよねって話になるじゃないですか。
だから誰も表だって、ミスの指摘と人格否定を織り混ぜてしないでくださいって言わないんだろうなって思うんです。今でもね、大人になってからも。
誰かにミスの指摘をする時に怒りの感情を伴ってしてしまったりとか、ただこれだけでも人格否定に繋がっていくんじゃないかなと思うんですよ。
何やってんだよ、お前ダメじゃん、お前バカなの?みたいな感じで、そういったことを言わなかったとしても、違うよ、これこっちだよ、何やってんだよ、こっちだよみたいな風に、
怒りの感情を伴いながらミスの指摘をするっていうだけでも人格否定として受け取られるんだろうなって思うんですよ、僕は。
だからこの発音のレッスンの時にも、ただミスの指摘をしてくれただけなんだけど、僕の心が過去の学習傾向から人格否定されてるっていう風に認識したんじゃないのかなって思ったんですよ。
今僕がそれを感じないのは、人格否定されてないんだってことにやっと気が付いたからだと思うんですよね。
レッスンも何回も10回行ったか行ってないかくらいですけど、それくらい受けてやっと、俺のことを否定してるわけじゃないんだってことに気が付いたんですよ、やっとね。
遅いなったらしいんですけど、だけどこれ時間かかったなと思って、多分こういったことっていろんなとこであるんだと思うんですよ。
仕事でもそうだし、夫婦関係でもそうだし、親子関係でもそうだし、子供に対して言っちゃってるなと思って怒りを伴ったミスの指摘とかね。
子供がすごい分かったようなものがあって反発する時があるんですよ。
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この反発何なのかって言ったら、人格否定されてることへの反発なんだと思うんですよ。
ミスの指摘が嫌だっていう単純な話じゃなくて、僕が子供に対してミスを指摘するときに、その口調の中に隠れている人格否定の匂いを感じてるんだと思うんですよね。
僕も知らずのうちにそういったコミュニケーションを学習しちゃってるので、気が付かないうちにそういった行動をとってるんですよね。
それに今後気が付いたんですよ。
全然英語と関係ないんですけど、文化の違いなのかなっていうのを発想に抜けながら感じます。
フリピンの先生なんですけどね。
この話はもうちょっとまとめてノートで記事にもしたいなって思っています。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。
あつの夫婦関係学ラジオは毎週月曜木曜朝5時配信です。また次回お会いしましょう。さようなら。
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