1. アツの夫婦関係学ラジオ
  2. #475 “柔らかな部分”で夫婦が..
2023-04-20 38:13

#475 “柔らかな部分”で夫婦がつながるための3つのアイデア

お互いの素直な気持ちを受け止め合いたい。


他の誰でもない夫だから、妻だからこそ、この気持ちをわかって欲しい。


だけど、気持ちを受け止めてもらえず、正論ばかり返されてしまう。


一体、どうすればいいのか?


そんな経験はないでしょうか?


今回は、夫婦が柔らかな感情でつながるためにどうすればいいのか、具体的な3つのアイデアについてお話しします。


note記事でも書いていますので、ぜひ合わせてお読みください。


【note記事】https://note.com/atsuatsu/n/na36a9cae7c3c

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【note】https://note.com/atsuatsu/n/n03cf3a3368a3

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夫婦がすれ違う理由
夫に気持ちをわかって欲しくて、励まして欲しくて、日々の辛さを訴えたのに、正論で返されてしまった。
それじゃあ子供がかわいそうだよ。君がそれでどうするの?頑張らないと。母親なんだから無償の愛で応えないと。
どうすれば柔らかな気持ちを夫に伝えられるんだろう?どうすれば夫は私の柔らかな気持ちを受け止めてくれるんだろうか?
どうすれば夫婦は柔らかい部分で繋がり合えるんだろう?そう感じたことはないでしょうか?
今日のあつの夫婦関係学ラジオでは、パートナーと柔らかな感情で繋がるための3つのアイディアについてお話をしようと思います。
これはどういうことかというと、先ほどの話のように、夫に対して日々の育児の辛さとか家事の辛さというのを夫に伝えたい。
この気持ちをわかって欲しいと。大変だけどやらなきゃいけないことはわかっている。だからやるんだけど大変だね。
頑張ってるよね。辛いよね。何かできることあるかな?というふうに寄り添ってほしいと思う時ってあると思うんですね。
そんな時に、励ましてほしいと。こういうことがあって辛いんだってことを素直に夫に言ったのに、夫は全部正論で返してくると。
お前がそれでどうするんだよ?頑張らなきゃダメじゃん。母親でしょ?っていうふうに。こういうことって結構あると思うんですよね。
僕の実際の知り合いでもこういうことを言われたっていう女性の方もいらっしゃるんですね。
その方は確か子供が3人いらっしゃって、夫が結構出張気味なんですね。出張が多くて。
何日すごく辛かったので、夫に電話したらしいんですよね。出張先の夫に電話をしたんですけども、
それでお前がそれでどうするんだよ?頑張らないと。というふうなことをまさにそう言われて、もう嫌になっちゃったというふうに言ってたんですよね。
こういうことって本当に起こるんです。じゃあどうすればいいのか?ということについて今日話をしていこうと思います。
この方法は3つあるなと僕は思っていまして、1つは、期待に対する認識のズレ、2つ目は丁寧な心理描写、3つ目は期待値の過方修正というふうに思っているんですね。
これらについて今日話をしていこうと思います。
これは2023年4月11日のノートでも記事として書いてますので、併せて読んでいただけると嬉しいです。
まず期待に対する認識のズレということなんですけど、これ何なのかというと、妻側としての期待というのは、日々の大変さを夫に伝えることによって、自分が頑張るためのエネルギーが欲しいという思いがあるわけですよね。
大変だよね、頑張ってるね、そうだよね、つらいよね、何かできることあるかなとか、というふうに寄り添ってほしい、励ましてほしいという言葉の裏には、寄り添ってほしい、私の気持ちをわかってほしい、理解してほしいという思いがあるわけなんですよね。
これが妻側の期待なんですけど、夫側としてはここで起こっていることって、励ましてほしいと言われたことに対して、
素直にそのまま受け取っちゃって、ふれー、ふれー、頑張れーというふうに応援歌を歌っているんですよね。
頑張れ、お前がそれをどうするんだ、お前だったらできる、やれ、頑張れ、というふうに、根性論で応援しようとしているんですよ。
これって夫側からしたら、言われたことをやっているんですよね。
励ましてほしい、わかった、じゃあ励ましてやる、頑張れ、そうじゃないんだという話なんですけど、
認識がお互いにずれているんですよ。
これってすごく起こりがちで、僕もこういうことがあるんですけど、
なんでこれが起こるのかというと、さっきも言ったように、男性の多くは情報をその言葉通りに受け取っちゃうんですね。
なんか辛いな、大変だ、例えばね、例えば妻が、なんか最近ちょっと忙しくて、こういうことがあって、辛いんだよね、
柔らかな感情の伝え方
なんか励ましてほしいな、みたいなふうに言ったときに、頑張れとしか言わないっていう、それで何も変わらないんですけど、
そうなのか、じゃあ励まさなきゃというふうに単純にそう思っちゃうんですよね。
もう一つは、望んでいることが正しく伝わっていないというのもその背景にあるのかなと思うんですね。
妻としては寄り添ってほしい。そこ、私の気持ちを理解してほしい。
私のこの柔らかな感情をあなたも手に取って優しく扱ってほしい。
私がこう感じていることをあなたにも理解してほしい。
そうだよね、あ、そうなんだね、君はそう思ってるんだね、それは大変だよね、というふうに優しく受け止めてほしいといった願望がそこにあるんですよね。
これを正しく伝えることがやっぱり大事だと思うんですよ。
こういう話になると、いやいやいや、そこは察してよ、日々大変なのは見てわかるでしょ。
わかんないの?わかるよね。わかるんだったらそこを察して、なんか頑張れとかそんなんじゃなくて、大変だよね、つらいよね、なんかできることあるかなっていうふうになるのが普通じゃんって思う人もいると思うんですよ。
そういうふうに感じる女性も多いと思うんですね。
なんですけど、やっぱり伝わらないんですよね、わからないんですよ。
何を考えているのかお互いにどんどんずれていくんですよ、結婚して何年も経ってくると。
結婚する前の時とか結婚したばかりとかの時はラブダブじゃないですか、ラブダブなので恋愛ホルモンが全然効いているので、相手のことを一生懸命にケアしようとするんですけど、
その恋愛ホルモンが消えてしまう、効果がなくなってしまう、2,3年で効果がなくなっちゃうんですけど、
なくなってしまうと素直に相手のことをケアしようといった動機がなくなってくるんです。
そういった感情が消えてしまうので、努力しないとできなくなるんですよね。
あと情報をそのまま受け取っちゃうという男性のそういった習性もあるので、なかなかわからない。
刺してよって言われてもわからない。
刺してよって言ってる女性の多くは自分でできちゃうタイプの人が多いんですよね。
自己表現の重要性
刺してよって言いながらいろいろやっちゃうんですよ。
夫の性もいろいろやっちゃうし家事も育児もいろいろやっちゃうんで、できちゃうんですよ。
能力高いからいろいろできちゃうんですよね。
だけど僕50代の方、Kさんで以前ポッドキャストに出ていただいたんですけど、
その方から聞いた話だと、刺してよって言いながらいろいろなんでもやっちゃう女性というのは、
年を重ねてから認知症になりやすくなって、70代80代になった時に突然わがままになるんです。
もうご飯なんか食べないわよーって言って、外飛び出して徘徊して家帰ってこないとか。
夫は困っちゃうっていう風になるらしいんですけど、
そのKさんが言ってたんですけど、その人は認知症になって初めて自由になれたのね。
認知症になったことでやっと自分の意見が言えるようになったのねってことを言ってて、
怖いなーって思ったんですよね。
我慢しすぎると、エビデンスがあるわけじゃないですけど、
身の回りの様子、いろんな人を見てるとそういったケースがあるっていうことなんで、
もしかしたら刺してよと言いながら色々何でもできちゃうタイプの女性は、
年を取ってから認知症になっちゃうかもしれない。
そう考えると、今のうちに言いたいことを言ったりとか、
期待に対する認識の事例を正す
自分の気持ちをちゃんとわかってもらうための努力をしていった方がいいんじゃないかなって僕は思うんですよ。
もちろん男性側がそれを推測したいとか、
こちら側から考えを巡らせて妻の刑を行っていく。
これはもちろん僕も大事なことだと思うし、そうすべきだと思ってるんですけど、
それと同時に自分が何を望んでいるのか、どうしたいのかっていう自分の期待を正しく伝えていくこと、
しかも伝え続けることっていうのはすごく大事なことなんじゃないのかなって思ってるんですね。
これは一つ目の理由ですね。一つ目の方法。
期待に対する認識の事例を正すってことですね。
自分の願望、自分の望み、何をしてほしいのか、何を言ってほしいのかってことを正しく伝えるってことですね。
言われないとわかんない。僕も言われないとわかんなかったですね。
妻からこう言ってほしいっていう風にね、妻から実際にそう言われたんですよ以前。
余計なアドバイスいらない。ただそうだったんだね、大変だったね、辛かったねって言ってほしいのって。
っていう風に妻から言われたことがあって、そう言えばいいのかって思ったんですよね。
もう何もわかってなかったんですけど、そうなのかって。
なんかいろいろ考えちゃうんですよ。アドバイスしなきゃとか、じゃあどうしようとか。
じゃあ俺が仕事を変えるのか。いやでも停職するなんていろいろ大変だな、どうしよう。
働き方を変えるのかどうしようとか。いろいろ考えちゃう。
こういう時何て言ったらいいんだろうとか、励ましてた方がいいのだろうかとかいろいろ考えちゃう。
だけどそんなことはもう考えずに、ただ大変だったね、辛かったね、ただ寄り添えばいいんだって。
ただそう言えばいいんだって教えてもらえて、すごい楽になったんですよ。
ああそう言えばいいのかって。
これって相手から言ってもらえるとすごい助かるんですね。
妻側から言ってもらえるとすごい助かるんですよ。
どうしていいかわかんないんですよ、僕ら男性側としては。
何を言っていいかわかんないんですよ。
女性側としては当たり前のことじゃないですか。
何を当たり前のことを言ってるんだ、それか何でわかんないんだって思うと思うんですけど。
だけどあるんですよ、こういうことってあるので。
自分の気持ちを正しく伝える、自分の期待を正しく伝えるっていうのは、
夫婦関係を改善していくあたりではすごく大事なポイントになるんじゃないかなって思ってます。
丁寧な心理描写
2つ目のアイディアはですね、丁寧な心理描写ということで。
これがなかなかできないんですよ、難しいんですよ。
難しいけどすごく大切で効果的だなって僕は思ってます。
僕もこれを妻からやられたって言い方悪いんですけど、
妻から丁寧な心理描写をされたことによって、やっと妻の気持ちが理解できるようになったんですね。
これは何かというと、
夫と話をしていて、夫に対して冒頭のようなことを言った。
大変なのよね、最近育児が結構大変で子供のことは可愛いと思えない時があるの。
ってことを例えば夫に言ったとして、
夫が、いやいや、お前母親なんだから頑張らなきゃダメじゃん。
無償の愛で応えないと、君がそれでどうするの。子供かわいそうだよ。
正論で返していく。
どんな気持ちになりますか?
ってことを言われたら、
辛いですよね。嫌ですよね。
自分の心が張り裂けそうになるぐらい辛いですよね。
自分にとってはとても大切な存在である夫から、
そんなことを言われたら、とても生きていけないと思えるぐらい辛いですよね。
涙が出るくらい辛いと思うんですよ。
これを通りすがいの人に言われたら、それはそれで嫌だけど、腹が立つとかもあると思うけど、
自分の夫だからこそ辛い気持ちになるんですよね。
ズドンって心がどんどん沈んでいって、
自分の心が、雪がすごい大雪の嵐の中で、
自分の心が凍えていくような、もしくは深い深い海の底に沈んでいくような、
何百キロって重心をつけられて、海に放り出されて、
深い深い深海の奥へと自分の体が沈んでいくような、
そんなとてつもない孤独感を感じると思うんですね。
そういった感情をそのまんま伝えるんですよ。
今、僕が言ったような気持ちをそのまんま伝えるんですよ。
で、怒るわけでもなくて、責めるわけでもないんです。
ただ自分の感情を丁寧に描写するんですね。
なぜ大事かというと、どういう感情になったのか、
夫婦の情緒の共有
それを夫に体感してもらうためなんですね。
で、夫は妻がどういう感情なのか、どういう気持ちなのかっていうことを分かってないんですよ。
ただ言われたことに対して賛成、反対っていう風に、この二択から選ぶだけなんですね。
僕も含めてそうなんですけど。
だけどそうじゃなくて、賛成でも反対でもない第三の選択があるんですよ。
それが情緒の共有なんですね。
どういった気持ちになったのか、何を感じたのか、その感情を二人が同じように感じるんですよ。
同じように体感する、同じように自分がまるで妻の感情をトレースしたかのように、
なりきったかのように、妻と同じような感情を味わうようにその情緒を共有する。
そのためには、まるで映画のような丁寧な心理描写が必要になってくるんですね。
優れた映画って、その映画を見ているだけですごい感情が揺さぶられますよね。
例えば、ロマンス映画とかを見ていたとして、主人公の気持ちになりきって胸がときめいたりとか、
すごく辛い気持ちになったりとか、寂しい気持ちになったりとか、
アクション映画とかだと、自分の心がすごくワクワクして踊って、
自分も動き出しそうになるぐらい楽しい気持ちになったりとか、
コメディ映画だったらすごく楽しい気持ちになりますよね。
なんかわかんないけど、なんかウキウキする気持ちになったりする。
こういった優れた映画が人々の心を動かすのって、すごい丁寧に心理描写をしてるんですね。
丁寧に心を描いてるんですよ。
その観客がどういう気持ちになるかをステップバイステップで描いていって、
ところどころで適切なタイミングで音楽を挿入したり、効果音を入れたりとか、
ホラー映画とかで殺人鬼が出てくるシーンって、その直前まで無音が多いじゃないですか。
すごく静かだったり、音がなかったり、低い低音がズーンと鳴ってて、
音がフッて消えたところでドーンと音がして出てくるとかね、殺人鬼が出てくるとか、
っていう効果音の使い方とかすごい丁寧にするじゃないですか。
それと同じように自分の心がどう感じたのかっていうことを丁寧に送るわけでもなく、
責めるわけでもなく、自分の感情を丁寧に描写する、
もう本当に描くように、映画を作るかのような、絵を描くかのように丁寧に描くと伝わるんですよ。
感情の丁寧な伝え方
感じられるんですよ。これ頭で理解するんじゃなくて、感じ取るものなんですよ。
妻の感情、夫婦がお互いの感情を理解するには、
頭で理解するというよりかは心で感じるのじゃないと多分僕は伝わらないなと思ってて、
そのために相手に感情を体感させる必要があるんです。
そのためには丁寧な心理描写が必要になると思うんですね。
あなたと繋がりあえていない感じがする。
あなたが遠くへ行ってしまったような感じがする。
たとえばそういったような自分の心に起こった変化を捉えて、
それを言葉としてただ伝える。
怒るわけでもなく、責めるわけでもなく、
あなたと繋がりあえていない感じがする。
あなたが遠くへ行ってしまったような気になる。
私の側にいてほしいのに、私の心にはいつでもあなたがいてほしいのに、
心が凍りつくような寂しさを感じている。
胸が染み付けられて、目の前が真っ暗になる。
責めるわけでもなく、ただ自分の心のひだを丁寧に撫でて、
どういう気持ちなのかな、自分が何を感じているのかな、
まるで自分に言い聞かすかのように言葉にして相手に伝えるんですって。
すると相手はそれを体感することができるはずです。
これが2つ目のアイディアですね。
変化に対する期待値の修正
3つ目はですね、期待値の過方修正ということで、
これも僕は第一だなと思うんですけど、
つい僕らって夫婦関係を改善しようと思った時とか、
相手に自分の気持ちを分かってほしいと思う時って、
すぐに変わってほしいと思うじゃないですか。
関係を改善したいとか、気持ちを分かり合いたいという時って、
パチンと指を鳴らしたら全てが変わるような魔法の言葉が欲しいってみんな思うんですけど、
だけどそんなものはなくて、地道な積み重ねしかないと僕は思うんですよ。
地道な積み重ねだからこそ途中で心が折れそうになるんですよね。
普通に辛いじゃないですか、関係を改善しようとする努力って。
相手がなかなか変わらなかったりとか、
自分ばっかり努力してて相手は何もしてないような気になったりとか、
嫌になっちゃうんですよ途中で。
だってなかなか効果が出ないんですもん。
今日変わる、明日変わるっていうものじゃないんですもん。
半年とか1年とか、年単位で変わっていく。
なぜかというと、人の気持ちって簡単に変わらないんですよね。
一瞬で変わらないんですよ。自分もそうだと思うんです。
僕もそうだし、あなたもそうだと思うんですよ。
自分の価値観が指を鳴らした一瞬で変わるってことってないじゃないですか。
年単位で人の気持ちって変わっていくんですよね。
だから自分の気持ち分かってほしい。
人の気持ちを理解するってことはすごく大切なことだし、
僕はそれに対する努力は続けなきゃいけないと思ってるんだけど、
夫が気持ち分かってもらえない、もしくは妻が気持ち分かってくれないっていう時に、
すぐにもう、今すぐ別れーって多分思うと思うんですよ。
今すぐ別れーって、なんでこの気持ち分かんないのーって多分思うと思うんです。
だけどすぐには分かんないよね。すぐには人って変わんないよね。
だって私、育った環境全然違うもん。別の人間だもん。
結婚してるけど、夫婦だけど別の人間だもんね。
家庭環境が違うから、育った価値観も違うし。
夫婦関係の改善に向けたマインド
だから簡単には分かり合えない。
だけど、分かり合えるための努力は続けていこう、
夏な年単位でそれは変わっていくものだから、
といった意識で、そういったマインドで臨んでいくと、
すごい楽になるんですよ。
そう、期待値を下げることによって、
なんで今すぐあなたは変わらないのーっていう風な、
苛立ちから解放されると思うんです。
これは心に留めておくと楽になると思います。
簡単に変わらないんですよ。
僕、タイマツって夫婦関係改善サークル、
男性向け、女性向けにもやってますけど、
ほとんど男性なんですけど、
これを2,3年くらいやってるんですけど、
多くの人はすぐに変えたいっていうんですよね。
すごい焦ってるんですよ。すぐに変わってほしいと思う。
だけどそんなものないんですよ。すぐに変わらないんですよ。
年単位で変わっていくんですよ。
だから多くの人焦ってしまうし、
途中でもう辛くなっちゃうんですよね。
すぐに変わらないから。
だけど人の気持ちを変えるのはすごく時間がかかる。
自分の気持ちもそうですしね。
そこを胸に留めておくと、向き合う、
関係改善に向き合うことっていうのは
ちょっと楽になるのかもしれないなと思ってます。
これに関しては、460話、61話、462話で、
Kさんという方にインタビューをさせていただいている回がありまして、
これは先ほどの50代の女性の方なんですけど、
この方は嫁姑問題と夫婦関係の両方ともに苦しんでいた方で、
すごい大変だったんですけど、
まるで日本全体に戦いを挑むような戦いだったってことを
おっしゃったんですけど、
すごい時間をかけたっておっしゃって、
時間をかけたし、何回も何回も言い続けたっておっしゃってたんですね。
すぐには変わらない、何回も何回も言い続けることによって、
ちょっとずつ夫も、
そうなのかなって、あれちょっとおかしかったかなっていうふうに、
だんだん気が付くようになってきたってことをおっしゃってて、
時間がかかるんです。
時間がかかるからこそ、期待値を下げることってすごく大事なんじゃないかなって思っています。
今日のお話は、
2023年4月11日のノートの記事でも書いてますので、
ぜひ合わせて読んでいただけると嬉しいです。
後半は、いただいたコメントにお返しをしていこうと思います。
ポッドキャストの概要欄に、
厚野夫婦観客ラジオご感想ホームというのを貼り付けてまして、
リンクを貼ってまして、そこでご感想を募集しています。
こちら、すごい嬉しいんですよ。
もうめちゃくちゃ嬉しくて、
3件いただいててめちゃくちゃ嬉しくて、
今日これをお返ししていこうかなと思っています。
ご感想いただけると、番組作りの参考になるので、
僕は続けるモチベーションになるので、すごく嬉しいです。
これいただけるとものすごく嬉しいので、ご感想いただけると嬉しいです。
いただいたご感想は、僕にしか見えないようになってますので、
他の方には見えませんので、安心して書いてください。
読み上げてほしくないときは、その分に書いていただければ大丈夫ですのでお願いします。
全部で3つありまして、また1つ目から読み上げさせていただきますね。
リスナーからの感想紹介
あつさん、こんばんは。いつも楽しく聞かせていただいています。
ゆみさんとの対談を4回分聞きました。
これは過去の夫との関係を悩まれている方との対談ですね。
私の一個人の感想ですが、書かせてください。
一番感じたのは、お互いに夫婦関係を良くしたいのに、
すれ違いが起きてお互い悩んでいるのとうまくいってほしいなと感じました。
旦那さんは愛情・愛着不足なのだろうなとも思いました。
一方でゆみさんは、様々な事情により旦那さんの求めで愛情の形に応えることができていないのだと。
旦那さんはゆみさんからの身体的な愛着が不足していて、
寂しさや孤独を言語化できず怒りに変えてしまっているように感じました。
ゆみさんは過去のトラウマはとても恥ずかしくて話す勇気がないと思うのですが、
言語化できないことが旦那さんが不安に陥る行為になっているかもしれないなと思いました。
お互いが愛情を与え取り受け取ったり、好きな愛情の形は違うと思うので、
信頼関係が高まっていれば相違も理解も深めることができると思うのです。
実は我が家はセックスレスで悩んでいましたが、なかなかお互いにセンシティブに話し合うことがありませんでした。
いや難しいですよね。普通になかなかこの話題は話題にすること自体難しいですもんね。
私は一緒にいる時間が好きで行為自体はあまり重要視していなかったのですが、
顔の字で寝ている子供たちの横で行うことに抵抗感はありました。
妻はスキンシップが大事な人で、よく私に聞こえるように友人に悩んでいると話していたのを思い出します。
妻の気持ちに応えたい気持ちもありましたが、その時私は妻にそういう風にセンシティブな内容を話されることがとても恥ずかしく辛い思いをしました。
今なら妻の気持ちも理解しようと考えますし、妻が望んでいた愛情の形に応えたいと思えるのですが、その時は私も自分を保つことで精一杯でした。
お互いに好きで思い合っているのに、感情を原稿化できないことがこんなにも辛い気持ちになってしまうんだなとミミさんの話を聞いていて感じました。
私たち夫婦の関係に似ているところがあり、書かせてもらいました。
自分の感情を言語化する重要性
お名前は本名を書かれていると思うので、読み上げがまずいかなと思うので、アルファベットだけYさんで書いていただきました。
本当に感情を言語化することがすごく大切なんですね。
自分の感情を言葉にして、今日の話みたいに怒るわけでもなく、責めるわけでもなく、相手に伝える。
僕は最近それは相手が体感できるような言葉に置き換える。
それは自分の丁寧な心理描写をすることによって相手が感じ取れるんじゃないかと思うんですけど。
相手が受け取れるような形に加工してそれを伝えるってことが大事なんです。
それを受け止めた側はそれを拒絶するわけでもなく、賛成するわけでもなく、反対するわけでもなく、
そうなんだねというふうに受け止める。
その上で自分たちにとっての、二人にとっての答えを見つけていくというプロセスがとても大切だと思うんですけど、
最初のステップの言語化するっていうことが思っているほど簡単じゃないんですよね。難しいんですよ。
これは世帯経営ノートとか夫婦会議ノート、僕も使ってますけど、こういったツールを使ったりしても効果的ですし、
あとは時間をとってお互いリラックスできているとき、寝るときの横になっているときとか、
散歩しているときとか二人だけのときとかに、
これは怒っているわけでもなくて、責めているわけでもなくて、
ただこう感じるから聞いてほしいんだ、ただ聞いてほしいなというふうな前置きをつけて話をする。
自分の感情を描写していくとか、そういったことが必要になってくるんだろうなと思います。
このファーストステップがとても大事なんですよね。
自分の感情を言語化するっていうことがとても大事なので、そこをまずは意識していく必要があるんじゃないかなという声は、
相談できる人を増やすことの重要性
僕もそうだし多くの人がそうなんじゃないかなと僕は感じています。
2つ目のコメントを読み上げさせていただきます。
ソニアさんという方からいただきました。ありがとうございます。
海外在住で3年ほど夫婦関係がうまくいかず過ごして悩んでいたのですが、いつも番組を聞いて励みにしてきました。
夫婦でカウンセリングを受けたり、まだまだ道のりは険しいなと思いますが、
少し人だらけしたかなと思うのでメッセージしました。
これからも応援しています。いつかカウンセリングしてもらいたいです。
ということでいただきました。ありがとうございます。
めちゃくちゃ嬉しいです。
普通にめちゃくちゃ嬉しいです。
ありがとうございます。
海外在住ってすごく大変な話を聞いていて、
僕の身の回りでも海外婦人、家族でされた方が何組かいらっしゃって話を聞くんですけど、
夫の仕事で妻と子供がついていた場合って、
まず奥さんがおかしくなるんだよねっていう風に結構多くの方がおっしゃっていて、
夫にとっては仕事があるからいいんだけど、妻にとっては誰も知り合いがいないところに行くわけなので、
頭がおかしくなっちゃう、どうしようみたいな気持ちになっちゃうらしいんですよね。
逆パターンもあると思うんですよね。
妻の仕事で夫がついていって、夫がどうしようみたいになるパターンもあるとか、
もしくは2人ともがどうしようって異国の地で困っちゃうってこともあると思うんです。
なかなか周りに手を出る人も少ないし、相談できる人もいない。
そこで夫婦関係が悪化して、それをまた話せる人がいないっていう状況になると、
どんどんどっちまでハマっていくというか辛くなっていくと思うので、
このソニアさんが相談されたみたいなカウンセリングを受けたりとか、
というのはとても有効だと思います。
相談できる人を増やすっていうのを僕はいろんな人に言ってて、
話しづらいと思うんですよね。
夫婦関係の悩みって普通に話しづらいじゃないですか。
セックスレスの話もそうだし、性の話題に触れることだと余計そうだし、話しづらい。
話しづらいんだけど、一人で抱え込むよりは全然マシなんですよ。
一人で抱え込んじゃって、もうどうしてか分かんなくなって、
もう別れればいいんだ、別れれば全て終わるって思い込んじゃう人多いんだけど、
そうじゃない第三の選択って僕はあると思うんですよ。
そのためにもたくさんの人に相談して、自分の気持ちを楽にしていくことって大事だと思うんです。
友達とか会社の人とか、信頼できる人を作るっていうのはとても大切なことだと思うんですね。
例えばこういったご感想フォームに書いてもらうだけでも、文字にするだけでも気持ち落ち着くと思うので、
誰にも話聞いてもらえない、誰にも相談できないときは、
このご感想フォームに書き込んでもらったりとか、それだけでも、
こうやってね、これも一つの会話だと思うんですよ。
僕とソニアさんとの会話だと思うんですよ。
こういうふうに誰かと会話することによって気持ちは落ち着いていくので、
相談できる人を一人でも多く作ることは僕はお勧めしています。
あとカウンセリングですよね。
カウンセリングの難しさと未来に向けた決断
僕初期の頃はカウンセリングってやってたんですけど、
心理学を学べば学ぶほど、これ勘対できないなって思ってたんですよね。
人の人生を大きく左右することなので、
僕は相談という形で受けているんですけど、
タイマスって呼んで受けているんですけど、
でも悩んでるんですよ、僕。
すごい悩んでて、認証心理師の資格を取りたいなって思うときもあるんですよ。
すごい時間がかかるし、今働きながらそれをやるのってかなり難しいなって思って、
めっちゃ悩んでるんですよね。
でもやりたいなって思うんですよね。
今のままでカウンセリングやっていくのか、
ちゃんと認証心理師とか公認心理師の資格を取ってやっていくのか、
学びたいことがたくさんあるから、多分校舎の選択を取るんだろうけど、
時間がなかなか取れないなと思うので、
どこかで僕は覚悟を決めて、それをやればやるのかもしれないですけど、
もしかしたらいつかやるかもしれないです。
その時はぜひお声掛けいただけると嬉しいです。
それではありがとうございます。
最後は内さんという方がいただいています。
ありがとうございます。
朝こんにちは。
今日も家庭になるお話、とても参考にさせていただいています。
夫婦カップルのダメなサーション、改めて読み始めています。
私をぎゅっと抱きしめてと合わせると、親密性や愛着についてより深く理解することができています。
今回の放送を通して、人との親密性を深めるには、直接対話をすることが極めて重要だと感じました。
声色、表情、身振り、手振り、感情など、直接の対話から得られる情報は、
音声や文章だけとは全然違いますよね。
直接の対話はニュアンス的なものが出ても、
意見の違いを悪く捉えづらく、そういう考えもあるんだなと、
新しい発見や考えを見つけて寄り添いやすいなとも思いました。
文章だけだと温度感が伝わりづらいので、否定されているように捉えてしまったり、
悪い方向に傾きやすく、意図しない形で、そこが掃除しやすいなと感じています。
直接対話を大事にしていきたいと思います。
いつもあなたの発見をありがとうございます。
ということをいただきました。ありがとうございます。
そうなんですよ。
僕、お悩み相談を以前やってて、ノートの記事とポッドキャストもやってたんですけど、
質問箱をいただいたお悩みに答えていくっていうのを定期的にやってたんですね。
今でもやってるんですけど、
あれをやればやるほど、その後に直接Zoomでお話をする相談も始めたんですよね。
それを始めてから思ったのが、
直接話さないと、
全然誤った情報を元に僕が判断を下すことがあるなってすごい思ったんですよ。
そういう関係の相談を受けて、僕がアドバイスをするときにね、
文章だけだと、その背景にあることが読み取れないんですよね。
文章だけだとポイントが書かれているんだけど、
その時に実際にどう感じたのかとか、
本当はどう思っていたのかとか、
本当はどうしたいのかっていった隠されている部分が見えてこない。
僕が掘り下げることができないんですよ。
もらったテキストを元に想像を張り巡らせて掘っていくんですけど、
やっぱり限界があって、
昔メールカウンセリングみたいなのやってたんですよ。
だけど、その後Zoomでビデオをオンにして顔を合わせて話をするようになって、
全然情報量が違くて、その場で解決できることがたくさんあったんですよね。
メールだと何通か往復を重ねて、
ああそういう意図だったんだっていう風に、
僕が意図を認識し間違えることもあったり、
それが後から気が付いたっていうこともあって、
それが直接話をすることによって、
ああそういうことだったんですね、
じゃあこういうことかもしれませんねっていう風に、
その場で3秒で認識間違いを直して、
正しいアドバイスができたりするようになったので、
夫婦対話の改善策
全然違うんですよね。
夫婦の会話も直接話が難しいケースもあると思うんですけど、
手紙とかメールとかLINEとかでしかやり取りができてないと、
やっぱりそこが生まれやすいんですよね。
え、そう思ってたの?みたいな。
そういうつもりなかったよ、こっちは。
っていうことは結構あって、
こういう話結構聞くんですよ。
それがために、
何だろう、
あえて妻が嫌がってると思って、
あえて距離を取ってたんだけど、
実は距離を取ってほしくなかった。
家庭から逃げてるように妻から見えてしまったっていうケースもあったりして、
分かりづらいんですよ。
直接話をすることによって、
その場の空気感とか相手の表情とか声とか、
その元にいろんな情報を取れるんですよね。
ノンバーバルコミュニケーションって言うんですけど、
言語じゃない、非言語でのコミュニケーションから得られるものって、
感じ取れるものってすごいたくさんあって、
そこの非言語コミュニケーションを、
何だろうな、
相手が発している非言語なメッセージをキャッチする能力って磨く必要あるなと思うんですけど、
そういったものから判断して、
相手に対して適切な言葉を投げかけて、
コミュニケーションがちゃんと取れるようになっていくってことはすごくあるなと思うんですね。
なので直接の対話っていうのは大変だけど、
向き合うのはつらいし、
勇気がいるけど、
そこを乗り越えて、
2人での対話っていうのを目指していくと、
変わっていくんじゃないかなって思ってます。
これは何度か僕お勧めしてますけど、
世帯経営ノートとか夫婦会議ノートっていうツールがあって、
2人が、
何だろうな、
めちゃくちゃ深刻な場合にこれがうまくいくケースは、
あんまりなくて、
僕このことに関してはね、
また別な回で掘り下げていこうと思うんだけど、
2人がちゃんと話し合いができる土壌がある、
会話ができる状態、会話ができる状態だと、
夫婦関係を深めるためのアイデア
こういったツールって効果発揮すると思うんですよ。
なのでこういったツールを使うことを僕お勧めしてます。
これって、
2人が何気ない会話をしていて、
何気ない会話ができて、会話ができて、
議論ができるようになって対話ができる、
この3段階ができるように設計されているツールなんですね。
これ夫婦会議ノート、世帯経営ノートっていうのは、
ロジスタっていう会社が開発したツールなんですけど、
そういう風にできてます。
詳しくはホームページに詳しく書いてあるので、
ぜひ読んでいただきたいんですけど、
その会話から議論へ、議論から対話へっていうステップしていくことが難しいんですよ。
最初に会話ができてないとなかなかできないし、
議論になっちゃうと、
意見のぶつかり合いっていう風に多くの人が捉えちゃうから難しい。
夫婦がどうやったら話し合いができるようになるのかっていうのは、
僕が今感じている一つのアイデアは、
アサーションなんですね。
何度も本で紹介してますけど、
アサーション。
自分の意見も相手の意見も、
どちらも受け入れて大切にした上で、
自分たちの意見を作っていく。
自分たちの考えを作っていく。
自分の意見も大切にする。
相手の意見も大切に受け止める。
で、その上で、
夫婦関係改善に関するアイデア
じゃあどうしようかっていうことを考えていくってことなんですね。
これって相手を攻撃するわけでもないし、
自分の意見を押し殺すわけでもないんですよ。
ここだと思うんですよね。
これ別の話したいなと思うんですけど、
多くの人は自分の意見を、
意見を押し付けるか、
我慢するかの二つしかないと思うんですね。
だけどそうじゃなくて、
第三の選択があると。
それがアサーションなんですよ。
自分の意見も大切にする。
相手の意見も大切にする。
その上で自分たちの答えを見つけていこう。
これは夫婦関係ノートや世帯系ノートの概念とも一致する考え方なんですけど、
僕は夫婦関係改善における大きなヒントは、
このアサーションにあるんじゃないかなって思ってます。
はい、そんな感じですかね。
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ではまた次回お会いしましょう。さようなら。
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