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2021-02-16 16:11

#15 妻の無意識の負荷を解決する

女性は無意識のうちに生活の中に負荷がかかり、その負担の重さに気がつかないことが多いです。なぜ、無意識に負荷がかかるのか?そして、妻の負荷をどうやって解消すればいいのか?妻との関係に悩むあなたの参考になれば幸いです。質問箱➡︎ https://peing.net/5a2fc6bdc1d35b カウンセリング➡︎ https://note.com/atsuatsu/circle
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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
今日はですね、ちょっと外で雨が降ってまして、もしかしたら雨の音が聞こえるかもしれないんですけど、最後までお聞きいただければと思います。
今日お話したいのは、妻の無意識の負荷を解決するということについてお話をしたいなと思ってまして、
どういうことかというと、知らず知らずのうちに妻が負担に感じることというのが実はあります。
それについて妻の方から、これが辛いとかこれが嫌なんだっていうことを言うことはほとんどなくて、知らない間にどんどんどんどん負担がかかっていって、
気がついたらもう疲れ果てている、もしくは夫婦喧嘩になってしまって、夫と妻の関係が悪くなってしまうということになるってことは結構多いなと思ってまして、
この妻の無意識の負荷、知らない間にどんどんと増えているストレスですとか負担であるとか、そういったことをこちらが気づいて解決していくことで、
夫婦関係の改善というのは大きく毎日進めるなというのを実感してまして、
今日はそのことについてお話をしていきたいなと思います。
ではよろしくお願いします。
では本編をお話したいと思います。
妻の無意識の負荷を解決するということで、
女性というのが自分がなかなか大変であるということに気づきにくいんですよね。
妻というのは自分が大変である状態になかなか気づきにくい。
これは何なのか、本当にそうなのかというところを細かくお話していくんですけど、
まずですね、男性と比べて何年も何年も育児を行っているんですよ。
男性も行ってはいるんですけど、僕もやってはいるんですけど、
どうしてもかかっている時間とか、育児にかける時間とか、家事にかける時間というのは、
妻側の方が大きくなる傾向があるんですね。
この場合、何年も何年も続けていると、育児菌みたいな筋肉みたいなものがどんどんついていって、
いつの間にかそれにどんどん耐えられるようになっていくんですよね。
そして昔の言葉で言うと、天守、元気で留守がいいみたいな感じになって、
あの人いない、別にいなくてもいいのよねみたいな、いない方がいいとは言わないけど、
別に見てもいなくてもそんな困らないしみたいな風に言われてしまいがちだったりとかするんですよね。
これって女性側の負担の方が大きくなりすぎていて、それにもう慣れているんですよね。
慣れてしまっていて、育児菌のような筋肉がついてしまって、
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もう自分一人でやっていければみたいな感じになっているという場合もあるんです。
もちろん大変すぎて、なかなかやっていけなくて、助けを求めているという場合もあるんですけども、
そうではなくて、もう一人でやっていける状態になって、
例えば0歳、1歳ってすごい大変な時期じゃないですか。
その時期を夫の支えが少ない状態で乗り切ってしまうと、
もうほぼ一人でやっていけるような自信がつくケースって多いんですよね。
こうなると自分が大変であるという状態も慣れてしまっていて、
その後もっと大変なことが起こったとしても、
麻痺しているので何とかやってくるだろうという風に思ってしまいがちなんですね。
2つ目がですね、例えば家の中の家事ですとか育児ですとかそういったことに関して、
もしかしたらその妻が無意識に負荷を、無意識の負荷がかかっている、
実は負担に思っているんだけども、そう言わないということが発生している場合は、
自分がそれらをやるべきだと思い込んでいるというケースもあるんですね。
私は母親だから、私は妻だから、
だからこの面倒を見なきゃならないの、だから家のことをやらなきゃならないの、
という風に思い込んでいるケースがあるんですよ。
考えてもらいたいんですけど、なぜ妻だから、母親だからといって家事や育児をしなきゃいけないんですか?
なぜ妻や母親だからといって自分の負担の方が大きくならなければいけないんですか?
なぜそういった状況になっていくことに疑問を抱かないんですか?
ということなんですよね。
これって一種の洗脳であったりとか呪いのようなものだなという風に思っていて、
昔ですね、90年代ぐらいに厚労省が、母親は子供が3歳になるまでは自分の手元で育てた方が教育にいいみたいなことを言ったことがあったんですね。
それが今でも言われている3歳時神話、3歳時神話というものなんですけれども、
ただこれを大きなバッシングを受けてその後撤回したんですね、厚労省は。
母親が子供を3歳までそばに一緒にいて面倒を見ることによるその後の子供の成長に関する大きな影響というのは見られないということを言って、
かつて自分たちが言った母親は3歳まで子供の面倒を一人で見るべきだという意見を覆したんですけど、
ただこの3歳時神話だけが独り歩きをしてしまって、いまだに僕らを傷つけているんですよね。
特に幼稚園が3歳から始まるじゃないですか。
ああいったことも3歳まで自分で見なきゃみたいなことに意識を向ける一つの要因になっているんじゃないかなと思うんですよね。
あとは性別役割分業の固定概念というのがあって、
男性は外で仕事、女性は家で子供の面倒を見たり家事をしたりするみたいな性別によって役割を分けるという概念がある。
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これは前回の放送でもお話したんですけど、明治時代に明治民法が生まれた時に民法の中に組み込まれちゃったんですよね。
男は外で働き、女は家を守るみたいな風な概念が民法の法律の中に組み込まれてしまって、
その後100年以上経ってますけど、山田インボクラーを芝居付けて、
そういった働き方をさせた方が都合が良かったんですよね、国にとっては。
当時は欧米列強の時代ですので、欧米の追いつきや追い越せというところで、
外で男がたくさん働いてもらって国力を上げてもらったら良かったわけなんですよ。
その間、妻が家のことを見てもらった方が安心して仕事に満身させられることができるということだったので、
その性別役割分業の固定概念というのが、山田インボクラーを芝居付けてるなと思うんですね。
なので一度、女性の方、自分に問いかけてほしいんですけど、
女性だからといって、母親だからといって、妻だからといって、
家の中の家事や育児、そういった分担が自分の方が負担が大きくなければいけないと思い込んでませんか?
ということを自分に問いかけてほしいんですよ。
あなたが家の中のことをたくさん夫よりもやっているのは、
母親だから、妻だからといった意識がないですか?少しでもそこにないですか?ということなんですよね。
もしそう思っているんだったら、こんなのは呪いでしかないので、きれいに忘れたほうがいいと思います。
これが妻が自分が大変であることに気づけない要因の2つ目かなと思います。
3つ目は、そもそも自分のことは自分じゃなかなかわからないですよね。
僕もそうですけど、自分自身のことって自分でも本当になかなかわからない、気づけない、
どういう人間なのかというのは外から見ないとなかなかわからないし、
前回の話もしましたけど、自分が本当に何を考えているのか、自分の感情というのに敏感になる必要があって、
なかなか自分の本当の気持ちというのに見えないことって多いじゃないですか。
心の奥底にある自分の本当の感情、その時何を思ったのか。
人は自分が気づかないように平成病を揃ったりとか、本当の心の中で思っている弱い部分とか辛い部分とか、
そういったところを頻繁に外に出さないですよね。
そうなると自分が本当に何を考えているのかというのはわかりづらくなってくるんですよね。
これはもうほとんどの人がそうだと思うんです。
自分のことは自分のではなかなかわからない、自分の感情は自分ではなかなかわからない。
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人によって引き出してもらった方がわかりやすかったりすると思うんですね。
こういった理由から自分が大変であるということに、妻というのはなかなか気づきにくい性質があるんじゃないかなと思っています。
どうやってそういった妻の無意識の負荷というのを解決していくか、減らしていくかということなんですけど、
これはほぼほぼ3つあると思っています。
まずは何が負担なのかということを知ることですね。
そしてなぜそれが負担なのかということを知る。
そしてその次に具体的にどうやってその負担を減らすのかということを考える。
この3段階がいいなと思っていまして。
何が負担なのか。自分の妻にとって今何が負担になっているのか。
そしてそれがなぜ負担なのかということは、これは会話の中でしかわからないんですよね。
妻との会話の中でしかそれに気づくことができないんですよ。
なので昨日話しました、自分の弱さに向き合う努力と会話力というところで、
自分の弱さに向き合うことというのをお話ししたんですけど、
自分自身の感情をどんどん掘り下げていくと。
そして妻の感情も掘り下げていく。
いかないと妻が本当は何を考えているのかというのが見えてこないんですね。
これは第12話の妻が気づいていない感情を掘り起こし、関係を改善させようという回でお話ししていますので、
そこはぜひ聞いていただきたいんですけど、
妻の感情を引き出して、それを代弁して伝えてあげて、
つかかったね、大変だったねということを感情を代弁して心に寄り添って、
そうすることによって妻からもっともっと感情を引き出していくんですね。
そうすると何が負担なのか、そして何でそれが負担だと思っているのかということを素直に話してくれるんですよ。
これは自分の弱みと向き合うことでもあるのでとても辛い作業になるんですね。
なので一人で、一人語でこんなことは出てこないんですよ。
あなたがあなたの妻と一緒に会話をして、妻から引き出してあげることでやっと妻は何が負担なのか、
私はこれが辛かったのか、こういう理由でこれが辛かったのかというのを初めて知ることができるんですね。
そうやって出てきた何が負担なのかというそのものに関してどうやって解決するかですけど、
減らすかやらないか、外注するかという3つかなと思っていまして、
さらに言うと夫がやるか、誰もやらないか、外注するか、この3つだと思うんですね。
外注先で言うと、今は時短加減とかもあったり、シッターサービスがあったり、
うちみたいにシルバー人材センターの方にお願いして平日の夕方の家事は全部やってもらうとかという方法もあるんですよ。
なので何が負担なのかというのが出てきたときに、
そもそもやる必要があるのか、やる必要がないんだったらやらなくていいし、
やる必要があるんだったら他の人がやったりする、外注する夫が夫にそれを分担してもらったり、
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妻でも夫でもない他の誰か、もし子供ができる作業だったら子供にやってもらったりとか、
子供ができない内容でしたらシッターさんを雇ったりとか、シルバー人材センターの方にお願いしたりとかも全然できるので、
この辺の詳しい話は、ボイシーで有名なバーバム・ハルさんという方が、
辞める時間日という本の中に全部書いているので、これはぜひ参考にするといいかなと思います。
引き算という言い方をされていて、やらないことを決めるのがまず第一だということですね。
なので僕は夫がやる、そもそもやらない、外注する、この3つで選んでいくとやりやすいかなと思っています。
ということで、妻の無意識の負荷を解決するということに関してこの話をさせていただきました。
要は普段からの会話が一番大事だということなんですよね。
妻のことを知って、そして自分を知ってもらう、その過程の中においてしか何が自分たちにとって最適な夫婦関係なのかと、
何が自分たちにとって最適な生活スタイルなのかということは見えてこないと思うので、
そのためには妻が弱音を吐きやすい環境づくりを作ってあげたいとか、
もしくは自分自身が弱音を吐きやすい環境を一緒に作っていったりとか、
そうする中で2人の間でおきひとしが分泌されあって、愛着関係が築かれ、強い絆というのを作り上げることができると感じています。
僕自身がまさにそういった過程で妻との関係を改善していくことができました。
ということで、今回は妻の無意識の負荷を解決するということに関してお話をさせていただきました。
夫婦関係の悩みの方の参考になれば幸いです。
いかがでしたでしょうか。
今日は妻の無意識の負荷を解決するということに関して、
そもそもなぜ妻はそういった負荷を無意識に貯めてしまうのかということと、
どうやって負荷であったり負担であったりするものを減らしていったらいいのか、解決したらいいのかということに関してお話をさせていただきました。
どうなったかお参考になれば幸いです。
私全然関係ないんですけど、この間子供たちの習い事でノボット教室を探していて、
妻が全部探してくれたんですけど、2カ所、教室を見学に行ったんですね。
そしたら全然やり方が違ってて、1つ目の教室はテキストとかが全部あって、
その1日1ページをみんなでやってきますみたいな、遅いかも早いかもいるけど、
遅れが出たりとか先走ったりしないように学校と同じように決められたところだけやってきますみたいな感じで、
本当に学校みたいな感じだったんですよね。みんなこんな感じなのかなと思ったんですけど、
次の日に行ったところは全然違くて、そこの先生は日本は飛び球みたいなサービスはないけど海外ではそういったものがよくありますし、
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子供たちの成長を促すためには、それぞれの子供たちが得意なもの、好きなものを見出して、
それを伸ばしてあげる必要があるんだと。
そのためには決められたテキストをやるんじゃなくて、その子に合った教座を用意して一緒にそれを進んでいくということが必要なんですって話をされていて、
全然教室によって違うんだなと思ったんですよね。
でもこういうところがいいなと思ってて、フリースクールみたいな感じで自由に自分の好きなように学ぶことができる。
そこには専門家がいて、気になったことをいつでも質問できるっていう。
本当にこういうところがあったんだと思って、探してくれた妻には本当に感謝していて、
多分そこを通うことになるかなと思うんですけど、どういうところなのかとかまたちょいちょいお話をしていけたらなと思ってます。
はい、というわけで今回も最後まで聞いてくださいました。ありがとうございました。
それではまた。
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