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厚の夫婦関係学ラジオ、このラジオでは夫婦関係をより良くしたい、そんな方のために関係改善のヒントをお送りしています。
新婚時にやるべき5つのことということについて、今日話をしようと思うんですが、もうとっくに新婚終わってるよ、なんなら子供もいるし、っていう人もいると思うんですね。
僕も3人子供がいるんで、今更新婚の時にやるべきこと言われても、どうにもなんねえよって思うと思うんですよ。僕自身そう思っちゃうんで。
だけど、今日のお話って、新婚時に夫婦2人がクリアしておくべき発達課題のことなんですね。
この時にクリアできていなかった発達課題があったとしたら、それが今の夫婦関係をこじらせている原因の一つになっているのかもしれないなっていう話なんですね。
なので、今その課題がクリアできていないのだとしたら、その課題の存在に気が付き、そしてその課題をこれからクリアすることによって、今の夫婦関係の問題もクリアしやすくなるということがあるんですね。
なので、もうとっくに新婚終わってるし、子供ももういるし、っていう方にも多分何かしらのヒントになるんじゃないかなって思っています。
今日の話も夫婦カップルのためのアサージョンという本をもとにお話をしていきます。
野杖竹吉さんという明治学院大学の心理学部の教授の方の本になります。
概要欄にリンクも貼っておきます。
全部で5つあるって話なんですけど、まず一つ目は夫婦としての家庭生活と友人関係や仕事とのバランスを取ることって書いてあるんですね。
どういうことかというと、僕も結婚したのが今から11年前なんで、だいぶ記憶があやふやになっているんですけど、
多分これを聞いてくださってる方も結構、もう子供が大きいって方多いと思うんで、思い出してもらいたいんですけど、
結婚したばかりの頃って、もうちょっと友達と遊びたいなとか、もうちょっと色々ちょっとやりたいなみたいなっていう未練があった人もいるんじゃないかなって思うんですね。
僕もあったんですよ、そういうもうちょっと遊んでから結婚したかったなみたいな気持ちもあったりとかして、
友達とまだ飲みに行ったりとかっていうのを結構何回かやってたりとかもしましたし、
あと何よりも全然仕事で自分自身が持てなかったんですよね、当時20代後半だったんですけど、
なかなか持てなくて、当時僕グロービスっていうビジネススクールに通ってたんですよ。
これ大学院なんですけど、そこに単科生として入って、ポイントポイントで講義を受講してたんですね。
これが僕の場合の話になるんですけど、毎週土曜日にあったんですよ、3ヶ月間あって、
各週か毎週か忘れましたけど、確か毎週土曜日にあって、土曜日に必ず大学院に行くんですよね。
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東京のどこかにあったんですけど、そこに毎週土曜日に行って講義を受けてディスカッションして、
終わった後にメンバーの人と一緒に飲んだりとか先生と一緒に飲んだりとかして、っていうのがあったんですよ。
これがすごい楽しくて、自分が学べるのはもちろんそうなんだけど、同じ志を持ってきている人とのコミュニケーションもあったりして、
そこでの出会いもあって、すごい楽しかったんですね。
自分自身の働く人としてのビジネスマンとしての成長にもつながるなと思ったので。
だけど妻は寂しかったって後で言ってたんですよ。
結構何年も経ってから言われたんですけど、結婚したばかりの頃に僕があまり家にいなかったと。
すごい寂しかったってことを言ってたんですね。
これもバランスの問題なのかなって思ったんですよ。
夫婦としての家庭生活と友人関係や仕事とのバランスをとること。
多分僕は夫婦関係よりも、家庭生活よりも友人関係や仕事のほうに、多分そっちには重きを置いてたんですよね、当時は。
それが妻にとってはちょっと不満の種だったっていうことを後から聞いて、これ分からないんですよね、その時って。
言われないと分からないっていうのもあるし、察しようとしても分からない部分があったりとかするんで、こういった不満がもしある場合は積極的にパートナーに言っていった方がいいと思うんですよね。
もし今、今ですよ、今、夫婦としての家庭生活と友人関係や仕事とのバランスに対してパートナーにちょっと不満があると。
ちょっとあなた仕事しすぎじゃないとか、お前ちょっと仕事しすぎなんじゃないかとか、ちょっと友達と遊びすぎなんじゃないかとか。
ちょっと俺と一緒にいてほしいなーとかね、私と一緒にいてほしいなーっていう気持ちってあると思うんですよ。
僕も結構あるし、それを素直に言ってった方がいいと思うんですよね。
素直にそれを言葉にしていることで、あ、そう思ってたんだっていう気づきもあったりするので、もしこの課題が今クリアできていないんだとしたら、そういった思いを口にすることでちょっとは変わってくるんじゃないかなって思ったりもしています。
2つ目はですね、2人の間での様々なルール作りと書いています。新婚時にやるべき5つのこと。
2つ目は、2人の間での様々なルール作り。
結婚したばかりの時ってお互いに違う生活を送ってきたから、いろんなルールが異なっていると思うんですよね。
あのすごい、なんだろう、簡単なところで言うと、朝ごはんはパン派かご飯派かみたいな話とか、こういううちもあるんですよ。
僕はご飯が好きなんだけど、妻はパンが好きだったんですよ。で、必ずパンなんですよ。
で、まあ、なんだろう、僕ご飯食べたいなと思ってた時も結構あったんですけど、
合わせてたんですよね、妻に合わせてて、で、たまに言ったりする。たまにちょっと今日はご飯食べたいなとか、明日ご飯にしてもいいかなっていうふうに言ったりとかして、たまに変えたりとかしてたんですけど、
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こういう小さい、小さいと思うんじゃないですか、些細な部分の違いって結構あるんですよね。全然違う2人が結婚するから。
本書の中で書いているのは、結婚生活は2人の違いを気づかせるっていうことに書いてるんですよ。
2人の違いに向き合うことは、2人の関係が試されることでもあるって書いてあるんですね。
これ、なるほどなぁと思って、なんでお前そうなんだよとか、なんであんたそうなのよみたいなふうに揉めがちじゃないですか。
もしくは、あえて言わないとかね。ちょっと不満に思ってるんだけど、あえて言わない。言ったらなんか喧嘩になるし、なんか私なんかわがままって思われるのやだしとか、
なんかこれ言ったらなんか俺なんか男らしくないと思われるのやだしみたいな。朝はパンはやだなぁ、ご飯はいいなぁとか、なんかちょっと悩んでほしいしみたいな
気持ちになったりとかで、言わないっていう。自分の気持ち言わない。だからパートナーは、自分なんだろう、相手は何の不満も抱いてないって勘違いしやすいんですよね。
なので、夫はちょっと不満があるんだけど、妻はそれに気がつかなくて、言わないからわかんないじゃないですか。言わないからわかんなくて、何も不満がないんだなぁって思ったりする。
もちろん逆に妻は夫に対して夫は何も不満がないんだなって思ったけど、ただ言わないだけっていうケースがあると思うんですよ。
で、これを表に出していって、こういう違いがあるんだなっていうふうに、全部テーブルに出すんですよね。自分たちの違いを。
自分たちの違いをテーブルに出して、こんなところが違うんだ、じゃあどうしてこうかっていうふうに話し合っていくことが大事。
事前に話し合うことが大事っていうふうに本書で書かれています。
だけど、これ、話し合って決めれないことも結構あると思うんですよね。
揉めるだけとか、さっき言ったみたいに揉めるだけになっちゃうとか、言いたくないなーっていう、自分悪い人みたいになっちゃうじゃんみたいなふうに思ったりとかね、そういう人もいると思うし、ちょっと言いづらいなーっていう気持ちもあると思うんですよ。
だけどそれが、もしですよ、もし今の夫婦関係が何か行き詰まってるなーって思うのだとしたら、その原因は、この新婚の時から今に至るまで、二人の違いに目を伏せてきたことが原因かもしれないなって思うんですよ。
わかんないです。みんなそれぞれ違うんだけど、もしかしたらそういった原因もあるんじゃないかなって思うんですよ。
違いがあることは、薄々感じていたんだけど、見えないふりをしていたり、自分が悪者になるのが嫌で言わなかったりとか、揉めること、喧嘩になって嫌な気持ちになるのが嫌で言わなかったとかっていうことって結構あると思うんですね。
もしそうだとしたら、今この時に立ち返って、自分たちの間でお互いに思うことを言い合ってルール作りをしていくってことは有効なのかもしれないなーって思うんです。
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3つ目はですね、お互いにパートナーに適応することというふうに書かれています。
これはですね、446話、全ての結婚は異文化結婚であるという回と、447話、分かれるべきはパートナーではなく心の中の親であるという回でも話をしたんですが、
僕、結婚って個人と個人がするものだと思ってたんですよ。だってそうじゃないですか。僕と妻が結婚する、一人の人間と一人の人間が付き合って結婚するわけですよね。
だけどそうじゃなかったんですよ。僕が結婚したのは妻という個人じゃなくて妻が背負っている文化や価値観だったんですよ。
それと結婚したんだって、彼女が背負っている文化や価値観と結婚した後一緒になったんだっていうふうに思うことによって相手に対する期待とか自分の行動とかが変わってくるんですよね。
これすごく大事だなと思うんだけど、だけどこれ難しいんですよ。言うのは簡単だけど難しい。全部そうだけど、全部言うのは簡単だけど難しいと思うじゃないですか。
相手に適応するっていうのって。本書の中ではどういうふうにするのかっていうことについて書かれてるんですけど、どちらか一方が自分を犠牲にしてパートナーに合わせるのではなく、お互いに時には譲ってパートナーの習慣や好みや価値観を理解し受け入れ、適応していかなければならないって書いてあるんですね。
これって何度か前の放送でも話をした親密性の定義に似てると思うんですよ。自分を失うことなく相手も受け入れるっていうことに近いと思うんですよね。本当の親密性っていうのは、ただ仲がいいとかっていうわけじゃなくて、自分のことも大切にしながら相手のことも大切にする、自分の意見や自分の価値観も大切にしながら相手の価値観も受け入れていく。
っていうことが親密性っていうふうに書かれてるんですね。これ相反するし矛盾するんだけど、だけどそれが親密性だというふうに定義付けされてるんですよ。この愛着関係者の心理学の本を読んでいくと。
だけどこれ難しい、難しいだけどこれ多分ここにヒントがあると思うんですよね。その上で自分たちにとってのルールを作っていく。自分たちにとっての最適解を探り続ける、探し続けるのが夫婦関係なんじゃないかなって最近もすごく思ってます。
で、このお互いにパートナーに適応すること、自分を犠牲にして合わせるんじゃなくて、時に譲って相手の習慣や好みや価値観を理解して受け入れていく。
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で、この時に大手手になるのって向こう思うんですけど、自分の感情を素直に伝えること。これが一番大事になるんじゃないかと思うんですよ。あと一番最初に必要になるステップなんじゃないかなと思うんですよね。
自分の感情を素直に伝えることによって、そう思ってたんだって相手の習慣とか価値観がやっとそこで分かるんですよ。
言わないと分からないっていうのは当たり前なんだけど、だけどなかなか言えないんですよね、気持ちって。僕もそうだったし、いろんな方の話聞いててもそういうのが多いんですよ。
自分の気持ちを言えない、まず自分の気持ちに気がつけないっていうパターンが多いんですよね。
俺って何考えてんだろうって、どう思ってんだろうって、これは寂しかったのかな、悲しかったのかな、嬉しかったのかなって。
自分の感情だから分かるじゃんって思うじゃないですか。思うんだけど分かんないんですよ、本人って意外に。
まずその気持ちに気がついて、何かね、紙にバーって書き出したとかするとすごく出てきやすいんですけど、自分の気持ちをバーって書き出して、自分の気持ちを知って、それがまず最初で、次にそれを相手に伝えていく。
これは攻撃するような言い方をするんじゃなくて、私はこう思うんだよねとか、僕はこう思うんだよねっていうふうに思っていることを伝えるんですよ。
相手を説得しようとか批判しようとかするんじゃなくて、こう感じたんだって、こういうふうに、こういうふうな気持ちになったんだっていうふうに感情を伝えるんですよ。
これが一番最初に大事なんじゃないかなと思っていくんですよね。その繰り返しの中で、相手の価値観というのも受け入れやすくなるし、自分の価値観もパートナーが受け入れやすくなっていくんじゃないかなと思っています。
でですね、次の4番目は、夫婦としての絆と実家との絆のバランスをとりながら、夫婦の信頼関係を強めていくことっていうふうに書いてあるんですね。
実家との関係って夫婦の関係よりも長いじゃないですか、結婚したばっかりの時って。
結婚した時、出会って結婚して1年だとしたら、実家との歴史、実家との付き合いってもっと長いですよね。
例えば28歳で結婚したとしたら、28年間自分の実家との付き合いがあるわけなので、どうしてもそっちとの絆を優先しちゃったりもするんですよね。
あと、これは446話の全ての結婚は異文化結婚であるでも話をしたように、自分の価値観だと思ってた価値観が、実は自分と実家の価値観であって、自分たちは2人の関係性の中においては有効じゃないっていうケースがあるんですよね。
そういう時に、夫婦で何か揉め事が起こった時とかに、これは私たちにとっての価値観なのかなっていうふうに自分に問いかけるっていうのがすごく有効だなと思ってて、これ僕も結構やるんですけど、
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僕が今感じている、大切にしたいこととかこうしたいと思っていることって、僕らの家庭においては効果があるのかなとか、いいことなのかなっていうふうに思い直すんですね。
すると、もしかしたらこれは自分の実家でやっていたただの習慣だったのかもしれないなって。実家においてはそれが有効だったんだけど、今の僕らの関係においては有効じゃないなって気が付いたりとか、もしくは実家の中にあった習慣の価値観、本当は嫌だったんだけど、それが自分に染み付いちゃってて、自分が家庭を作った時にそれを再現しちゃってるっていうこともあると思うんですよ。
それに気が付けると、あ、私は僕は自分の実家で嫌だった習慣や価値観を再生産してると、自分がこうなりたくないって思ってた家庭を作っちゃってるんだ、じゃあどうしたらいいんだろうって思うんじゃないですか。
で、そこで自分たちにとって、自分と妻にとって、自分と夫にとって、そして子供たちを含めた家族全体の中で、自分の家族の中での有効な価値観っていうのを作っていこうっていう気持ちになれるんじゃないかなって思うんですね。
で、あとね、パートナーの実家のことをつい悪く言っちゃったり、悪く言うつもりはなかったんだけど、相手に受け取られてしまったりすることもあると思うんですよ。これって結構注意必要だなと思って、僕もやったことあるんですよ。
妻のお母さんのことを、僕は悪く言うつもりはなかったんだけど、伝え方と言い方とかニュアンスとかが良くなくて、妻を傷つけてしまったことがあったんですよね。
妻と妻の母親との間の絆というのは、僕よりも長いわけで、強く結びついているわけなので、無意識の中で結びついていると思うんですけど、それに対して悪く言うようなことは、たとえ僕が本当に思っていたとしても言っちゃいけないことなんだなって思ったんですよ。
これは今でも気をつけなきゃなってすごく思っています。
これが4つ目ですね。最後の5つ目は、子供について話し合っておくことというふうに本書が書かれているんですね。
だけどこれできてる人いるのかなって思っちゃうんですよね。僕なんか全然できてなかったなと思うんですよ。
これ何かというと、子供を持つのか持たないのか、何人欲しいのか、持たないならなぜなのか、
そしてお互いの状況や考えや価値観を共有し、次の段階に進む準備をしておくというふうに書いてあるんですね。
確かにその時話し合っておけば、子作りをする段階においてもめることはないし、お互いが望んでいる家族像も擦り合わせすることはできると思うんですよね。
擦り合わせというか、あなたはそういう家族像を描いてるのね、君はそういう家族像を描いてたんだねというふうに知ることができると思うんですよね。
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お互いの家族像を知ることができると、じゃあ私たちにとっての家族像はどうしようか、私たちの家族はどういうふうな形にしようかということが話しやすくなるので、
子供をどうするかというのを進行の時に話し合っておくのは確かに有効だと思うんですよ。
だけどできないじゃんってすごく思うんですよ。これを読んだ時に思ったのできないじゃんって思ったし。
僕個人的な話をすると、僕は結婚したばかりの時に、子供を持つことにすごい躊躇してたんですよ。怖かったんですよね。子供を作ることはすごい怖かったんですよ。
すごい身の足を踏んでて、妻からあなたどういうつもりなの?みたいな感じでなってて、妻が友達とかよく愚痴ったらしいんですよ。
結婚して、子供を作らないとか言ってるんだけど、あいつどういうつもりなの?みたいなふうになったりとかしてて。
僕はなんで怖かったかというと、冒頭で話をしたように20代後半の時に結婚したんだけど、
まだまだ仕事人として、社会人として全然自信なかったんですよ。全然自信なくて、こんな状態で子供作って人の親に俺なれるのかな?って思ったんですよ。
全然自分自信持てないのに親になれるのかな?怖いって思ってたんですよ。これは当時妻に言えなかったんですよね。怖いっていう気持ちは言えなかったんですよ。
ただ、いや別になくてもいいんじゃない?みたいな感じで流してただけだったんですよね。怖かったんですよ、これって。
だけど今ね、うち子供3人もいるんですよ。3人もいて、すごい毎日に賑やかで、子供たちのこと僕すごい大好きだし、産まれてきてくれて本当に良かったなと思うんですね。
あと10年ぐらい、上の子たち今8歳だから一緒に暮らすのもあと10年間だけ。なので子供たちと暮らす期間は本当にあと十数年しかないんですよね。
その期間を大事にしたいなと思ってはいるんだけど、だけど当時はそんな未来が来るとは思わなかったし、全然自分自信がなかったんですよ。
だけど子供ができてから思ったんだけど、準備なんかできないんですよね。子供を作る時に準備なんかできないんです。親になる心の準備なんかできなくて、母親は違うと思うんだけど、
自分のお腹が大きくなって、自分の体が子供を産むわけじゃない僕ら男性は準備なんかできてないと思うんですよ。
いざ産まれて、産まれた!育たなきゃ!どうしよう!金稼がなきゃ!という風になっているわけですよね。
その毎日の自転車で必死で叫びかけあがるような毎日の中で、やっと親としての自覚を作っていくんだと思うんですよ。感じられるようになっていくと思うんですよ。
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父親としての自覚を、毎日を必死で生きることによって感じられるようになっていくんだと思うんですよね。
すると、気がつくと父親になっているんです。子供たちのことを何よりも一番に考えて行動するという父親にいつの間にかなっていくんですよね。
その本当に必死で、こう、たとえにこう、声でめっちゃ急な叫びかけあがっていくような毎日の中で、やっとそう思えるようになっていくなって思うので、
話し合っておくことはすごく、当時話し合っておくことはすごく大事だと思うんだけど、
ここでたぶん大事なことって、自分たちにとっての家族像をお互いに知ることだと思うんですよ。
なんで新婚の時に子供について話し合っておくことが大事かというと、
子供は、例えば子供なしで自分たち夫婦2人だけで楽しく暮らせればいいやって思ってるかもしれない。
もしくは子供1人だけ作って、愛情をその子に全部集中して、そういうふうな家族を作りたいなと思っているかもしれない。
もしくは5人ぐらい欲しいなとか思っているかもしれない。
小竹さんがいいなみたいな、毎日にぎやかな方が楽しいじゃんと思っているかもしれない。
こうやって言わないとわかんないんですよね。言わないとわかんないから喧嘩になりやすくなるんですよ。
相手がどういう家族像を描いているのか、にぎやかな家庭がいいと思っているのか、
1人の子供だけにして愛情を全集中させるようにしたいと思っているのか、
それとも夫婦2人だけで楽しく仲良く暮らせればそれでいいと思っているのか、
言わないとわかんないじゃないですか。
これをお互いに伝え合っていくことが大事だということだと思うんですよ。
もし今、夫婦関係がこじれているとして、その原因がもしかしたらこういうところにもあるのかもしれないなと思うんですよ。
自分が望む家庭像と妻が望んでいる家庭像が食い違っている。
そしてその食い違っていることに気づいていない、夫婦2人ともが気がついていないかもしれない。
その時には2人がお互いに理想の家庭像というのをお互いに伝え合っていくことで、
じゃあどうしようかって自分たちにとっての理想の家庭像を作っていこうという流れになっていくんじゃないかなって思うんですよね。
ということで全部で5つですね。新婚時にやるべき5つのこと、発達課題、夫婦の発達課題。
1つ目は夫婦としての家庭生活と友人関係や仕事とのバランスをとること。
2つ目は2人の間での様々なルール作り。
3つ目はお互いにパートナーに適応すること。
4つ目は夫婦としての絆と実家との絆のバランスをとりながら夫婦の信頼関係を強めていくこと。
5つ目は子供について話し合っておくことということですね。
これをこの本書を読んで、このチャプターを読んで僕は思ったのは、
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結局相手がどう思ってるかとか自分がどう思ってるかっていうことをお互いにちゃんと伝え合って、
自分の家庭、自分の家族じゃなくて自分たちの家族のあり方を模索していくことが大事なんだろうなと思ったんですよ。
そして新婚の時にそれをやっておくと後々楽になるよって話だと思うんですよね。
後々揉めないよって。
後から、いやちょっと俺実は別に子供いらなかったんだよねとか、
いや俺別に子供、5人くらい欲しかったんだよねとかって風にならないっていうね。
えーってなるじゃないですか、後から言われても。
そういう風にならないように、結婚したばっかりの時に理想の家庭図を擦り合わせしていこうと、
そして自分たちをお互いに適応させていこうって話だったと思うんですよ。
なので、もうとっくに結婚して10年以上経ってるし子供もいるよっていう場合は、
今、もし夫婦関係がこじれてるとしたら、自分たちの家庭像がお互いで擦り合わせできてないからかもしれないなって思うんですよ。
私はこうしたい、俺はこうしたいって思ってる。
だけど自分たちはこうしたいっていう風に視線を一緒にして同じ地平線に立って同じ方向を向きながら、
自分たちにとっての家族像を作っていこうという気持ちに慣れてないことが夫婦関係こじれてる原因かもしれない。
だとしたら、この新婚時にやるべき5つの発達方に立ち返って、これらを一つ一つクリアしていくことが、
今の夫婦関係を改善することにつながっていくのかもしれないなって思っています。
自分の気持ちがわからない、自分の気持ちに気がつけない、
そしてそれを相手に伝えられないことによる夫婦関係のこじれって結構多いんじゃないかなって思うようになってきたんですよ。
いろんな現象として夫婦関係のこじれは起こるけど、例えば浮気だったりとかセックスや無視だったりとかいろんなパターンはあるんだけど、
大元をたどっていくと、自分と妻とのやりとりの中、もしくは夫とのやりとりの中で自分の感情に起こった定めのような変化に気がつけなかったりとか、
自分がどう思っているのか、嬉しかったとか悲しかったとか寂しかったなとかっていうふうな感情を自分が気がつけない、
そしてそれを出せない、伝えられないっていうこと、これがいろんなこじれの原因になってるんじゃないかなって思うようになってきたんですよ。
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で、ノートのメンバーシップで夫婦関係を悩む方の相談に乗ってるんですけど、そのやり方をちょっと変えようかなと思ってて、
今までは月に1回Zoomで相談に乗って、おすすめの本とかものとかを紹介したいとか、他の方の話を聞けるようにしたりとかしてたんだけど、
そもそも自分の気持ちに気がつけないし、それを伝えられないってなると、夫婦関係の修復のしようがないなって思うようになってきて、
なので自分の気持ちを言葉にして書き出したりとか、相手に伝えるまで生きればいいんだけど、まずは自分の気持ちに気がつくっていうこと、それをできるような場所にしたいなと思ったんですよね。
自分の気持ちに気がつくことができて、言語化できて、それをパートナーに否定的なニュアンスでもなく、素直に感情を伝えることができるようになる。
感情の伝え合いが、夫婦がお互いに感情の伝え合いができるようになるための手助けみたいなものができるようになったらいいなって最近はすごい思ってるんですよ。
ノートのメンバーシップは今、新規受付を止めてるんですけど、そろそろ新規募集をまた開こうかなと思ってるんですね。書けようかなと思ってるので、
多分最初はノートの記事とかに書いたりすると思うので、見てもらえればと思うんですけど、次回からのメンバーシップへの内容は月に1回の相談だけじゃなくて、
そういった自分の気持ちを気が付いて出して、パートナーと伝え合うような習慣ができるための何かにしたいなと思ってます。何かっていうのが曖昧なんですけど、
今何と考えているのは、この間ノートの記事、抱きしめてくらい棒という記事を書いたんですけど、そこで書いたような
ハッシュタグ、ギビミーハグっていうハッシュタグをつけて、自分の気持ちを素直に書く練習をしたりとか、
あとはメールで送ってもらったりとか、もし記事に書けない場合はメールで書いてもらったりとかして、自分の気持ちを伝え合う、
外に出すっていう訓練をみんなでできるようになっていったらいいなーって思ってるんですよね。
それが多分結構夫婦関係改善のヒントというか、取っ掛かりになっていくんじゃないかなという気が最近はすごいしてます。
はい、という感じですかね。ということで今日の配信はここまでなんですけど、
先ほどお話したように、ハッシュタグギビミーハグというハッシュタグの投稿企画、ノートの投稿企画をやってますので、
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自分の感情を素直に出すことができないなーとか、自分が何をやっているかよくわからないのではないかという方は、
ぜひこのハッシュタグをつけていただいて、記事を書いてみてください。僕がすぐに見に行かせていただきます。
質問箱では、男女問わず夫婦関係の相談を受け付けていますので、ちょっと匿名で聞きたいなという方は、ぜひこの質問箱を使ってください。
ノートの記事やポッドキャストでご回答させていただきます。
単発の夫婦関係の相談はZoomで行ってまして、こちらのリンク先も概要欄に貼っておきます。
番組のご感想をいただけると、すごい励みになるし、番組作りの参考になるので、ぜひ欲しいなーって思ってます。
ツイッターでも結構ですし、ノートの記事のコメント欄、アップル・ポッドキャスター・スポティファイのコメント欄でも結構ですし、質問箱や
ノートのクリエイターお問い合わせフォームというのがあるんですけど、これも概要欄にリンク貼っておきますので、こういったもの、どれでも結構ですので、
こんな風に思ったとか、こういう風にした方がいいんじゃないとか、ここ良かったよとか、ご感想いただけるとすごく嬉しいです。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。また次回お会いしましょう。さようなら。