夫婦のケアとは
なぜこんなにも夫を支えているのに、夫は気がつかないんだろう。
なぜこんなにも妻を支えているのに、過小評価されるんだろう。
なぜ夫は私が求めていることと違うことをするんだろう。そう思ったことはないでしょうか。
今日のあつの夫婦関係学ラジオでは、お互いへのケアが二人の親密性を作り上げるという話をしようと思います。
今回も、夫婦カップルのためのアサーションというフォーマットにお話をしていきます。
このケアとは一体何なのか。そしてお互いのケアということを意識することによって、冒頭にお話をしたような
二人の問題というのがちょっと楽になるんじゃないのかなと思っています。 まずケアとは一体何なのかということなんですが、よく耳にしますよね。
夫婦のケア。 夫婦はお互いにケアすることが大事だということを、僕もラジオでも何度も話をしてきましたし、
いろんな夫婦関係の会社の本の中にも出てきます。 でもケアって一体何?って思うと思うんですよね。
本書の中では、セアをする、配慮する、いたわる、心配する、そういった行動を称してケアするというふうに言っています。
わかりにくいですよね。ケア、なんか老人のケアですか?みたいなふうに思っちゃうと思うんですよね。
老人ホームとかでね、この老人のことをサポートすることをケアってよく呼ぶので、
そういうふうなイメージがついちゃうんだけど、実はそうじゃなくて、こういった相手のことを相手に対して配慮して、いたわって、
気にかけてあげる、肉体的精神的にも支えてあげるようなことをケアというふうに呼ぶんですね。
2人の夫婦のケアにとって大事なことは2つあると本書の中に書かれてまして、お互いにパートナーに対してケアをしているか、
先ほどのセアをする、配慮する、いたわる、心配する、そういった行動をちゃんと相手に対してしているのかということ。
2つ目は、それがパートナーに伝わっていて、きちんと認識されているのか。
私はこの人からケアされている、僕はこの人からケアされているってことをお互いがきちんと認識していて、
それを2人がちゃんと共有できているのかってことが大事だと抱えているんですね。
そしてそれが2人の親密性を作り上げていくというふうに抱えています。
夫婦のケアにおける不満
だけど、いやいやいやと思うじゃないですか。現実的にはそんなうまくいかないよって思うと思うんですよ。
僕も昔は全然うまくいかなくて、ここに書いてあることを多分読んでも、
いや紙に書いたそんなことを言われても、あの現実でうまくいかないんですけどって多分思ってたと思うんですよ。
例えばね、なんでうまくいかないのかというと、頑張ってケアしてるのにパートナーが気づいていなかったりとか、
過小評価しているっていうことってよくあると思うんですよね。
こんだけやってるのになんであんた気がつかないの?どこ見てんの?みたいなね。
あんた目どこにつけてるんですか?いったいどこに目つけてるんですか?
私こんだけやってるのになんであんたは気がつかないの?っていうこと。
女性からたくさんそういった話聞くんですけど、あと過小評価している。
これは男性、女性ともによく聞く話ですね。
例えば夫が妻に対していろんなケアをしてるんだけど、全然認めてくれないんですよね。
なんか私が苦労してきたことはあんたのそれに比べたら大したことじゃないから、
あなたも地獄を味わいなさいよみたいな風に思われてるとかっていうケースもあるんですよ。
これ女性からも聞くんですよね。
地獄を味合わせたいって言うとストレートすぎるんですけど、
同じだけの苦労を味合わせたい。
あの子の、私のあの時の血の滲みような苦労をあんたに味合わせてやりたいっていう恨みの感情から多分来てるんでしょうけど、
そういった感情があって、夫が今いろいろやってるんだけど、なんか認められない。
いや確かに頑張ってるけど、あの時の私のそのすごい辛さ、どこやる、どこ行っちゃうのよっていう。
なんか自分のあの時の、あの時の自分がいなくなるようで嫌だっていうような感情がね生まれてしまって、
夫のことを評価できない、どうしても過小評価してしまうというケースがあると思うんです。
あと夫が妻に対して、いやそんなやるの当たり前じゃん。子供面倒見るの当たり前じゃん。
え?何言ってんの?みたいな風にね。妻がやることを過小評価してしまうというケースもありますね。
それが原因で何年も経ってから妻が夫に嫌気がさせて、もう離婚してくださいって本気でそう思っちゃうというケースもあるんですね。
もう一つは、パートナーが求めているケアとは別のケアをしているというケースもあるんですね。
これ僕も妻から言われたこととか何度もあって、そこじゃないってよく言われるんですよ。
そこじゃないって僕がやってることに対して言われては思ってやってるんだけど、
実はちょっと違うんだよね。ちょっと求めているのはそれじゃなくてこっちなんだよねっていうのが結構あるんですよね。
これ本には気がつかないケースが多いんです。
そして現代における夫婦のケアの2つの不満を大きく分けると2つの不満があると本書に書かれていて、
女性側の不満として、妻が夫のために家事をして、そして夫が稼いでくることに対して感謝するのが当然だよねというふうに夫が考えることに対して女性側が不満を抱いていると。
女性っていうのは、女っていうのは夫のために料理を作って洗濯して掃除をして、
そして俺が稼いでくることに対してありがとうございますって感謝するのが当たり前だろうっていうふうに夫が思っているのがめっちゃ見えてるんだよっていうお前そう思ってるだろうっていうか言ってるだろうっていうふうにね言わなかったとしてもあんたのその態度すけすけよっていうふうに女性側が見ると結構あるんですよねそれで見えちゃうっていうのがそれに対して女性側が不満を抱くっていうケースがあると。
でもう一つ目は夫が仕事ですごく忙しくても家事とか育児にすごい積極的に関わっていると。そして妻の愚痴を聞いたり妻のケアっていうのをしているんだけど妻がそれ以上のケアを求めてきて一体どうしたらいいんでしょうっていう夫側の不満っていうのもあると。
現代ならではの夫婦関係
これこれね結構現代ならではだなぁと思うんですね。僕もこれとぴったりじゃないんだけど似たようなことを感じていることはあってうまくなんだろうこれって結構叩かれやすいじゃないですか。
えっていや頑張んなさいよって夫頑張んなさいよって話になりがちなんで言いづらいんですよね男性から言いづらいんですよ。だけどこれについてもちょっと話をしていこうかなと思います。
じゃあこういった不満というのはなぜ生まれるのかって話をこれからしようと思うんですね。
まず最初に話をしたすごい頑張ってケアしてるのに全然夫気が付いてくれないんですよね。全然妻気が付いてくれないんですよね。すごい過小評価されるんですっていう話。
これは468話ギブアンドテイクの話の中で話をしてるんですけど、この自分が育った家庭環境によって自分の価値観ってすごいこう作られますよね。
自分の価値観と妻の価値観、自分の価値観と夫の価値観ってその似てるようだけど実は結構食い違っているところ多いと思うんですよ。
それが価値観の不一致というふうに呼ぶんですけど、だけどどんな家庭もみんなバラバラなんですよね。
どんなに似ていても育ってきた家庭環境ってみんなバラバラなのでそこで培えてきた価値観っていうのはみんな違うんですよ。
それが邪魔をして相手のことを認められなかったりするんですよね。
うちの親が母親が料理を作って家事を選択して子供の面倒を見てっていうのも当たり前だったからさ。
父親はずっと仕事で遅くに帰ってきてそれが当たり前だったから。
だから女性がそういうことをやるのって当たり前なんだよねって思いがちな男性だったりとか。
逆に女性がそういった家庭で育った場合って、母親が家のことをやっていて父親が遅くまで仕事をしていたりとかする過程を代わりに見ないような父親だった場合っていうのは
自分の中でそういった価値観が作られちゃうんですよね。作られているので。
だけど嫌なんですよ。実際自分が子供を産んで育ててみたら全然回んないじゃんって思ったと思うんですよね。
全然回んないし、私のプライベートどこ消えたの?どこ行っちゃったの?って思う人多いと思うんですよ。
自分の人生が全て子供によって取って変わられたような。
でも子供を育てるのは楽しいんですよ。子供のことは可愛いし大好きだし育ちたい。一緒にいたいよ。
だけど正直手が回らないっていうのってあると思うんですよ。
だけど自分が培ってきた価値観っていうのは、男は外で仕事をして女は家で子供と家を守るっていう価値観。
認めたくないんだけど自分の中にそれがガチガチに固まっちゃってるんですよね。
固まっちゃってるから本当にうまく言えないんですよ。自分がそれが嫌だってこと。大変なんですよ。大変で何とかしたいと思ってて助けてほしいと思ってるんだけど
自分の中にあるガチガチの価値観がもうそういった過不調整の価値観になっちゃってるもんだから
本当にうまくヘルプを出せない。助けてほしいって言いたいんだけど言えないっていうこのすごい
なんだろ、矛盾した感情との戦いっていうのが結構生まれてるんですよね。いろんな人から話聞いててすごい結構あるなと思ってて
だけど実際二人で暮らしをしていくっていうのは二人にとっての価値観を作っていくっていうことだと思うんですよ。
自分が生まれ育った家庭環境ありますよね。そこで誓ってきた価値観。それの中には自分が大事にしたい、大切にしたいっていう価値観もあると思うんですよ。
家族のことを大切に思っているっていう価値観だったりとかこれはとっておきたいなと思う価値観もあると思うんです。
だけど自分たちの家族が自分の家族がうまく回らない、それによってうまく回っていないんだったら
変えるべき価値観もその中にはあるんじゃないのかなって思うんですよね。それを恐れずに立ち向かって夫婦二人が自分たちにとっての自分たち二人が生きやすい価値観
自分の親世代とかじゃなくて今の自分たち二人が生きやすい、そして子供たちも含めた上で自分たち家族が生きやすいような価値観を新しく作っていく必要ってあると思うんですよ。
そこが多分ヒントになるんじゃないかなと思うんですね。自分たちの価値観を作っていくっていうのが。次が
パートナーが求めているケアとは別のケアをしている。そこじゃない問題に関してなんですけど、これは
男性からしたら、男性からしたらですよ。僕ら男性からしたらそこじゃないっていうのは早く言ってほしいんですよ。これうちの妻から言われてすごい僕助かったんですよ。
あー違うんだって思って。良かれって思ってやってて妻助かってんだろうなーって思ってて、俺いいことしてるなーって思ってたんだけど、ありがたみなくだったのか違かったのか
良かったって思ったんですよ。言ってくれて良かったと思って。 じゃあ見当違いなことをずっとやることになっちゃうので
でも女性側からしたら言うのって結構勇気がいるそうなんですよね。せっかくやってくれてるのに、なんかちょっと色でやってくれて嬉しいけどでもそこじゃないんだよなぁ
言いづらいなぁとでもこれ言ったらなんかへそ曲げて何もかもやんなくなったら困るなぁって
価値観の見直しと変化
いう風な迷いが女性の中にはあるんですよね。 男性はそれを理解した方がいいと思うんですよ。自分がやってることに対してこれいいのかなぁ
これうちの妻喜んでるのかな。うちの妻助かってるのかな。うちの妻に対してのケアになっているのかなっていう視点を常に持つことって大事で
実は妻がさっきみたいに、いや実は違うんだよね。これちょっと言いたいけど言いにくいなぁ。でもこれ言っちゃったらなんかやんなくなりそうだし、へそ曲げそうだし怒りそうだし
我慢するかっていうふうに思ってることはすごいたくさんあって 女性側のそういった視点を僕ら男性が常に意識していく必要あると思うんですよ
これっていいのかな悪いのかな。どうなんだろう。うちの妻にとってどうなんだろう。どうって。これ俺やってるけどどうなんだろう
家族のためになってるのかなぁとか。なんかお互いやりづらかったらやり方変えようと思うんだけどどうかなぁみたいな
ふうなことをこっちから振っていくとかね。そしたら向こうも言いやすいじゃないですか 実は言いづらかったんだけどこっちの方がやってほしいんだよねみたいなふうに言いやすくなったりするんで
男性側からその女性側の視点を持ちながらそのなんだろう、どう思うみたいな風に振っていくっていうのがすごい大事だと思うんですよ
あとは女性側から勇気を持ってあのすごい色でやってくれてるのは助かるしありがたいなぁと思ってる
すごいありがたいなと思ってるんだけど。だけどね実はねこっちの方をお願いしたらもっと助かるなぁ。もっと嬉しいなぁって
自分がこうされたら嬉しいなぁっていう気持ち。嬉しいって気持ちを全面に出していくと男性側としては受け止めやすいんですよね
これやってくれるのはありがたいんだけど実は違うんだよね。これやらないと余計わけわかんなくなっちゃって
私の中のマイルードがあってさ、キッチンのこの引き出しの中にはここにスポンジを入れておきたいんだよね。洗剤はこっちなんだよね
この大皿と小皿はこっちに分けて、食洗機回すタイミングは夜と昼だけなんだよね。朝は手で洗えばいいじゃんみたいな
なんか攻めるような感じで言っちゃうとなんだよみたいな風に結構なりがちだったりするんですよ
だけどこれなんだろう、相手におでるとかこびるとかじゃなくてコミュニケーションだと思うんですよね
これって会社の人と話をすると仕事ビジネスとかだったらそういう言い方しないじゃないですか
いや御社がやってくれてることはありがたいんですけど全然役に立ってなくて本当はこっちでこっちでこうしなきゃこっち困っちゃうんですよね
本当にいつも参ってて僕らの方でいつもこうケツ拭いてるんですよ
どういうつもりなんですか?って言っても言うこと聞かないじゃないですか
相手も心地よく話聞いてくれないじゃないですか
言い方変えて色々とこうヘルプしていただいたことに大変感謝していますと
ですけどこれこれこういう風なやり方の方が我々としてはすごく助かるなと思っています
こういう風な方向性で我々のビジネスの一緒に進めていく上でこういった風な段取りで進めていくことで
お互いにとっていい結果をもっと生んでいくことができると思うんですよね
っていう言い方だと話聞きやすいじゃないですか
それと同じなんですよね
パートナーに対して何か言いづらいことがある時はネガティブな言い方じゃなくてポジティブな言い方で伝えた方が受け止めやすくなるんですよ
これって何だろう
多分多くの人そうだと思うんですよね
嫌な言い方されるようにその嬉しいという感情を伝えられた方が
じゃあもっとやろうという気持ちになるんですよね
だから僕すごい妻に言おうとしてるんですよ
いつも嬉しいとかありがとうってそのポジティブな感情をなるべく言おうとしてて
妻も言ってくれるんですよね
よかったありがとうと嬉しいっていう風な気持ちを
こう関係性がこじれてくると相手に対してはどうしてもネガティブな感情を抱きやすくなって
ネガティブな感情表現が中心になっちゃうんだけど
そこでポジティブな言葉をあえて選んで相手に伝わることによって
そこの二人の間にある空気ってもうちょっと柔らかなものに変わってくると思うんですよね
それがそこじゃない問題を解決するヒントになるんじゃないのかなと思ってます
親の責任とアイデンティティの確立
3つ目は妻が夫のために家事をして稼いでることに対して感謝するのが当たり前だろうっていう女性が不満に対しては
これは男性側から見た時に多くの男性というのは
もしこういったことを思っている男性がいるとして
その男性はおそらくですよ
おそらく自分の人生を誰かのために犠牲にしていると勘違いしてるなと思うんですよ
俺こんなに頑張って自分の時間もなくて友達と飲みに行く時間も削って
会社の人と飲みに行く時間も削って
早く家に帰って何のプライベートもなくて
俺こんだけ頑張ってるんだぜ
俺こんだけ自分を犠牲にしてるんだぜ
どやみたいな感じで多分勘違いしてるんですよ
これはおそらくその個人としてのアイデンティティが未だ自分の心の中にあって
父としてのアイデンティティ
親としてのアイデンティティというのをまだ作り上げてないんじゃないのかなって思うんですよね
一旦子供が生まれたら
妻と子供のため家族の幸せたびに生きるっていうのは
この父はとして夫としての責任だと思うんですよ
オーナーシップだと思うんですよ
それって自分が引き受けるべき責任なんだと思うんですね
そういった当事者意識であったり責任っていうのを持ててないからこそ感謝するのは当たり前だよねって風に
こう思いがちなんじゃないのかなって思うんですよね
こういった場合は父としての親としてのアイデンティティを確立するってことを意識した方がいいと思うんですね
今までとは生活がガラッと変わってしまった環境がガラッと変わってしまってるので
そこで自分のアイデンティティを変えないと妻から愛想をづかされて
もう離婚してほしいとか気がついたら浮気をされてて
完全に心が違う男性に言ってるとかねっていうケースって本当に多いんで
本当に多いんで気をつけた方がいいと思います
夫婦関係の変化
あともう一つは男性が外で稼いできて家族のために稼いでくることに対して感謝をしろっていうのって結構昭和的な価値観じゃないですか
なんで昭和の時代ってそれが有効だったのかっていうと
女性に逃げ場がなかったからだと思うんですよね
社外的に女性が働く機会っていうのが当時は少なかったじゃないですか
今どんどん増えてますよね
普通に正社員としても働けますし
子供が生まれていてもフルタイムで保育園に子供預けてフルタイムで働く人もたくさんいる
だから女性が外に行きやすくなってるんです
経済的に自立しやすい時代に今変わってるわけですよ
すると別に夫のお金で暮らさないと生きていけないというわけじゃなくなってくるわけなんですよね
多くの女性は個人的にはそういうふうにしていった方がいいと思うんですよね
経済的に自立することによって夫に対しても物が言いやすくなるので
こういうふうな時代になると
例えばね
例えば夫が妻に対して喧嘩になった時に
誰のおかげで生活してるんだよみたいなことをね
昭和の喧嘩っぽいですけどってことを言ったとしても
妻としては別に頼んでないしってなるわけですよ
私いつでも出て行けるしって
じゃあもう別れましょうかって
はい、搬行してくださいって簡単にできちゃうわけですよ
今そういうふうな時代になってきてるんですよね
女性が自立しやすい時代になってきてるので
だからこそ不満を抱きやすいんですよ
なんでこの人は稼いでくることに対して
そんなにプライダー持ってるの
なんでそんなに押しつけがましいのって
女性が感じる不満と縛り
多くの女性は感じるんですよ
なぜならば女性が働きやすい稼ぎやすい時代
稼ぎやすい時代になってるから
特別なことじゃないんですよね
家族のためにお金を稼ぐっていうことは
もちろんそれは大切なことなんですけど
だけど別に夫じゃなくてもできるわけですよ
女性でもできるわけですよ
そこの視点が男性に抜け落ちてるケースがあるなって
たまにいろんな話を聞いてて思うんですね
もう昔じゃないので
自分の稼ぎがなくなったといって
たとえ離婚したとしても
妻側がフルタイムで働くことはできるし
実家の方に帰って
子供の面倒を見てもらいながら
稼ぐこともできるし
いろんなやり方があるので
そこの視点が抜けてて
自分がいなくなったら
夫という支えを失ったら
この女性はどこにも行き場がない
だから縛りつけることができる
無意識で考えてる
言葉には出さないし
自分でもそう思ってるとは気がついていないんだけど
無意識のうちに妻をお金というもので縛って
勝手に縛りつけてるっていう気になっている男性が
いるんじゃないかなって
だからこそこういった女性側の不満が
生まれてくるんじゃないのかなって思うんですよね
最後は夫が仕事で多忙でも
夫婦の関係改善の具体例
家事育児に積極的に関わり
妻の愚痴を聞いても
妻がそれ以上のケアを求めてくるという
夫側の不満に対してなんですけど
これはですね
これは僕このドンピシャで
こういった不満を抱えてたわけじゃないんですけど
妻に対して不満というか
僕はキャパオファーになっちゃって
うつ病になりそうなってことがあったんですよね
これ記事にも書いたんですけど
もう何もかもやってたんですよ
仕事も頑張って
妻のケアも頑張って
子供たち3人のケアも頑張って
育児も頑張ってっていう風にやってたら
なんかねすごい気持ち落ち込みやすくなって
ある日電車の中に飛び込もうと思わなかったけど
なんか死んでもいいかなって
思った時あったんですよね
別にこれは死んだ方がいいんじゃないかな
死んでも楽なんじゃないかなっていう風に
かなりヤバい精神状態だったんですけど
仕事に行く前に玄関で泣き出しちゃったんですよ
僕急に涙が出てきて
何もしたくないっていう風に言っちゃったんですよね
玄関に妻がいて
これから仕事行く時にそういうふうな別れ方をして
妻がすごい心配になったんですけど
その日午前中だけで仕事終わって帰ってきたんですよ
そこから妻に気持ちをちゃんと話したんですよね
僕が抱えてることを全部話したんですよ
キャパオーバーだったんですね
単純に僕キャパオーバーになってて
やらなきゃやらなきゃダメだって思い込んでたんですよ
全部自分でやろうとしてたので
キャパオーバーになっちゃって
それを妻に話したんですよね
そしたら受け止めてくれて
自分たちにとってどういったやり方がいいのかっていうのを
2人でまた話し合ったんですよね
その時から僕妻に対していろんな気持ちを話せるようになっていって
話しやすくなったんですよね
自分の弱音って吐いていいんだって
なんか辛いって言っていいんだってことに気がついて
妻にいろいろと言うようになったんですよ
そこからすごく僕ら話し合いがしやすくなって
自分の気持ちっていうのは僕はすごく言いやすくなったんですよね
妻の気持ちも僕受け止めやすくなったんですよ
こういうことだったんだって
自分なんか全部やらなきゃって思って
キャパオーバーになるとこんなにパンクするんだってことを感じたので
妻が感じている辛さとかっていうのも
僕も理解しやすくなったんですよね
僕らそういうふうにそういったきっかけがあって
話し合いの意義と方法
話をしやすくなったんだけど
だけどそうじゃない場合は
僕いろんな方にお勧めしてるんですけど
週に1回は2人でお互いに自分たちの話をジャッジせずに
ただ話を聞くだけの時間を作ったほうがいいと思うんですね
これをすると相手が考えてることっていうのが分かりやすくなる
理解しやすくなるんですよ
どうしても余計なアドバイスをしたりとか
怒り出したりとかして話し合いにならないケース多いと思うんですけど
今回は何もしない
ただ聞くだけそうなんだね
ただ話を受け止めるっていうことをする
僕は訓練だと思うんですよね
そういった時間を週に1回作る
すると受け止めやすくなる
僕は寝ている時が一番やりやすかったんですよね
2人で横になっていると
人間って横になっていると
怒りっていう感情がなかなか出てこないので
横になりながら寝る前とか
布団の中で寝る前とかに素直な気持ちを伝え合うとか
するとすごく話しやすかった
他の人では散歩する日を決めてるっていう人もいましたね
2人で一緒に散歩する日を決めていて
あそこでお互いに素直に思ったことを話し合うとか
子供がいない時間がいいと思います
子供がいると気持ち話せないし
わーきゃわーって
うち3人もいるんで
わーきゃきゃわーってなってきて
話にならないっていうことばっかりだったんで
2人だけ寝る時に
そういった話し合いをする時間を作ることをお勧めします
あとこういった時に
聞いてやった感を出されたりとかすると
もうなんか話したくないと思ったもんだけど
相手の話を受け止めるっていうのがもちろん大事で
それと同時に相手が何でそう思うのかってことを深掘っていくと
相手の気持ちに寄り添いやすくなるんですよね
何だろう
ほら聞いてやったぞって言うんじゃなくて
何でそう感じるんだろうとか
何でそういうふうに思うんだろう
何でそこでそういうことをしたんだろうとか
相手のことを知ろうとする努力をするっていうのをお勧めで
質問をしていくんですよ
そうだったんだね
相手の気持ちに気が付くこと
何で何でそういうふうに感じたのかなとか
こういうふうに思うのって何でなんだろうねとか
いうふうに質問を繰り返していくと
自分でも気がつくことができない
心の奥深くに降り立つことができるんですよ
相手からの質問をもらって
自分の中に問いを立てていくと
俺ってこういうふうに思っていたんだ
私ってこういうふうに感じていたんだ
自分で自分の気持ちに気が付けるようになるんですよね
自分自身ではなかなか一人では気が付けないんですよ
もちろん自分に対して問いを立てながら
質問をしていくっていうのは僕はすごくお勧めなんだけど
それって結構上級者向けだなと思ってて
まず相手から質問をもらって
その質問を自分の中で繰り返し繰り返しすることによって
自分の気持ちの中に入っていくことができるんだと思うんです
人ってなかなか自分の気持ちに気が付くことができないので
そういうふうに相手に対して質問をしていくっていうのはすごくお勧めです
この時って責めるような質問をするんじゃなくて
なんでそういうふうに感じたんだろうねっていうふうに
優しい言い方で相手に寄り添うような言い方で質問をすると
相手も答えやすくなるので
そういった言い方を意識するといいと思います
あと僕らが今やってるのって
夫婦会議ノートっていうのを僕ら使ってるんですね
株式会社ノディスタっていう会社が作ってるんですけど
夫婦がお互いに対話ができるようにするためのツールなんですね
僕らこの夫婦会議ノートを使って
お互いに思っていること
解決したいことを話し合うんですけど
このノートの中に話し合いを終えて
感じたことを書くスペースがあるんですよ
これがすごくいいなと思ってて
その時に話し合いの中で感じた感情っていうのって
こう薄れていったりとかするんですよね
なのでその時に感じたこと
自分は感じたことをそこに紙に書き出すことによって
自分の気持ちに気が付く助けになるんですよね
自分の気持ちに気が付きやすく
次から気が付きやすくなっていくんですよ
あの時自分はこういう風なステップを踏んで
こういう風な自分の気持ちに気が付くことができた
ってことが分かれば
そこに書き記してあれば
次からも自分と気持ちに気が付きやすくなる
相手からも掘り起こしやすくなるんですよね
こういったツールを使うこともお勧めします
夫婦がお互いへのケアってことを意識することは
僕は2人が親密性を作り上げることに
すごく重要だなって感じて
僕自身もすごく実践する中で感じてるし
いろんな方とお話しする中でお互いにケアをする
そしてお互いがケアされてることを
きちんと認識することっていうのは
すごく大事だなという風に感じてます
夫婦会議ノートの活用法
日常生活の中で実践することは難しい
という風に感じるケースもあるかもしれないけど
ぜひ勇気を持って取り組むことをお勧めします
さっきちょっと言い忘れたことがあって
妻に対して言わねを吐くようにするっていうのは
僕すごく大事だと思うんですね
僕は男性って気持ちを言わないので
夫が何考えてるか分かんないというケース多いので
気持ちを伝えること
言わねを吐いていくことが大事なんだけど
妻が受け止めやすい形に加工して伝えるってことも
大事だと思うんですね
そんなこと言われても困っちゃうとか
なんて言ったらいいんだろうとかっていう風に
何だろうな受け止めてくれる人もいるんだけど
そのこの形の言わねはどうやってしたらいいんだろうと
私に何ができるんだと
強持っちゃう形で言う人もいたりするから
自分の妻に合わせた形で
ボールを投げるって意識すると
よりいいと思うんですね
例えば自分の妻が
この何だろうな
夫からの言わねとかに対して
何か解決策を出さなきゃいけないって
いう風に思い込むタイプの場合は
ただ聞いて欲しいだけなんだけどってことを添える
女性の悩みでよく出てくるけど
僕逆のパターンも全然普通にあると思うんですよ
女性側がそういった脳裏的な思考を持っている
そういった思考の癖を持っている場合は
夫から言わねを吐かれたりとか
相談されると何か言わなきゃとか
何か解決してあげなきゃとかって
気持ちになっちゃうんだけど
そうじゃなくて
ただ聞いて欲しいだけなんだけどって
そうなんだねって言って欲しいんだってことを
受け止めやすい形でのコミュニケーション
こっちから言うと
向こうも話しやすくなる
受け止めやすくなるんですよね
そういった妻が受け止めやすい形に
ボールを加工して投げるってことも
大事だなという風に感じています
あともう一個だけあって
自分のパートナーが話を聞いてくれない
夫が全然私の話を聞いてくれないんですとか
妻が全然僕の言うことを聞いてくれないんですと
夫婦関係を改善したいと思ってるんだけど
何か自分の目線だけにとらわれてて
自分の考え方の型にとらわれていて
全然話を聞いてくれないっていうケースって
多いんですよね
こういう時って自分の中にある常識の中で
相手の話を聞こうとするんですよね
妻が困ってる
育児で困ってる大変だっていう話を聞いた
でも自分の中の方では
家の中にずっといるのだから
大変じゃないですよね
っていう型になったりするんですよ
女性からしたらふざけんなよって話だと思うんですけど
そういう風な考え方の型になってるんですよね
だけどそうじゃないんだと
子供のことをずっと見てるっていうのは
もう社会の中で孤立したような
孤独感を味わうことにもなるし
置いてかれた気持ちを感じることにもなる
そして外で自由に働いてる夫を見ると
どうしても自分と比べてしまう
そういった劣等感とかを感じてしまう
っていうケースがあるんですね
これで相手の立場に立って
夫婦間のコミュニケーションの難しさ
相手の眼鏡をかけて見ないと
理解できなかったりするんですよね
こういう時に僕たまに話を聞いて
そういうやり方があるんだと思ったのが
僕のポッドキャストの中で
夫に聞かせたい話を女性がね
女性が夫にLINEで送るんです
送ったんですって
いくつかのポッドキャストの回を送って
夫に聞いてもらって
そこでやっと夫はお前の言うことが分かった
理解できたっていうケースがあったらしいんですよ
聞いた時に僕個人的にはすごく嬉しくて
そういう風に使ってくれたんだって
すごく嬉しかったんですよね
自分では何だろうな
夫は妻から直接その話を聞いた時は
どうしても自分というフィルターを通して
しか話を理解しようとしないから
受け止められないんだけど
僕っていうフィルターを通すことによって
妻の話が理解できるようになったんですよね
もちろん距離感的には
その男性と妻の方が全然距離近いし
僕と全然距離離れてるんだけど
だけど誰かのフィルターを通すことによって
自分だけの新しい型が生まれたんだと思うんですよ
僕の視点という型をその型は手に入れることができて
その型で自分の妻を見つめることができた
捉え直すことができたんだと思うんですね
なので男女で見えてる世界が違うってことを
よく言うじゃないですか
けど僕そんなことないんじゃないかなと思ってて
単純に言葉が足りていないだけじゃないのかなと思うんですよ
自分の感情を言語化することって難しいじゃないですか
そして自分の感情を
たとえ言葉にすることができたとしても
相手に伝わる形に落とし込むって
さらに難しいんですよね
素直に自分の思ってることを伝えるだけでも
伝えただけで
分かったそうなんだね
理解しましたってなんないじゃないですか
簡単にね相手が伝わる相手の気持ちに
ストーンと落とせるような
そういった形に確保しないと伝わらないんですよね
コミュニケーションって難しいんですよね
フィルターを通した相手の理解
男女で見えてる世界が違うんじゃなくて
単純に言葉が足りないだけ
感情の言語化が難しいだけ
そして相手に届く相手が受け止めやすい形に
言葉を加工することが難しいだけなのと思うんですよ
そうだから自分の言語で相手は見てしまう
自分の中の方で相手は見てしまう
だけど相手の方
自分の中にいくつかの方妻の方とか
僕のような振り方を通すことによって
別の方を自分の中に持つことができれば
違う世界って見えてくると思うんですよ
男女の世界の融合
その時に男女は見えてる世界が違うって言うんじゃなくて
僕らの世界男女の世界
あなたとあなたの夫
あなたとあなたの妻のその二人の世界は
そこでやっと一つになれるんじゃないのかなって思うんです
はい少しでも参考になれば幸いです
はいということで今回も最後もありがとうございました
あすの夫婦関係学ラジオは毎週月曜木曜朝5時配信です
番組のご感想を募集しています
えっと概要欄にリンクを貼ってます
感想フォームでも結構ですし
ポッドキャストアップルポッドキャストのコメント欄でも結構です
ツイッターのでもいただけると
すごくあの番組作りの参考なので嬉しいなと思ってます
あとスポティファーやアップルポッドキャスト
番組フォローしていただけると新着通知が行きますので
私の来たなというふうに気づけますので
ぜひフォローいただけるとすごく嬉しいです
あと女性向けに無料相談を受けています
これは女性からのなんだろうな
僕男性からの相談は定期的に受けてるんですけど
どうしても視点が偏ってくるので
女性側が女性側が感じていることっていうのを
知りたいなと思ってるんですね
そこで得た気づきをノートや
ポッドキャストの発信に使わせていただいてるので
お金はいただいてません
なんか夫とうまくいかないと
夫に対して心を開けないといった方は
ぜひご連絡をください
こちらの概要欄に貼っておきます
はいっていう感じですかね
はいではまた次回お会いしましょう
さようなら