夫が変わらない理由を突き止める
何度言っても変わらない夫を変える方法を知っていますか。家事、育児、キャリア、性の問題、夫婦になることに生まれる様々な過頓をどうすれば僕らは乗り越えられるのか。
アツの夫婦関係学ラジオではそのためのヒントをお送りします。今回は、なんであなたがこんなに何度も何度も言っているのに変わらないわけ?という夫を変えていく方法について話をしようと思うんですね。
似たようなトピックについて、たぶんね、以前も話していると思うんですけど、あれからいろんな人の話を僕自身が聞き続けて、僕自身も妻との関係を見つめ続けた結果、至っている今現在の僕自身の考え方について話をしようと思います。
これは僕の経験がめっちゃ大きいです。僕の経験から思う夫の買い方なので、すべての人に当てはまるわけではないと思うんですね。
私の場合はこうした方が効果的だったなというケースがあったら、ぜひコメント欄やお便りで教えてください。すごく助かります。
僕の場合の話と、いろんな人の話を聞いてきた中で感じることなんですけど、家事のこと、育児のことをもっと夫にこうしてほしい。何度も言っているんだけど変わらないといった問題がある。なぜなのか。
僕が思うのは、多くの女性は答えが分かっていないことが多いなと思うんですよ。何で変わらないのか分からない。夫がなぜ変わらないのかその理由をはっきりと分かっていない。突き止められていないというケースが多いなと感じているんですね。
もしくは、こうなんじゃないかな、ああなんじゃないかなというふうに推測して分かったつもりになっているケースが多いかなと思っています。それは例えば、どうせあの人は自分のことしか考えていないのよ。自分でさえ分ければいいと思っているのよ。だとか、私のことをなめているのよね。
そういったように、夫がそう言ったわけじゃないんだけど、きっとそうでしょ。どうせそうなのよと決めつけているパターンが多い。なぜなのかと。こういったケースがなぜ起こるのか。なぜ夫が変わらない理由をはっきりと分かっていないのか。もしくは勘違いしているのかというと、質問の深さと投げ方が誤っているからじゃないかなと思うんですね。
これは僕自身の経験がすごく大きいんですけど、夫に対して深い質問をしていなかったりとか、夫の心理状況について深く掘り下げていなかったりするケースが多いなと思うんです。これはできない理由がすごく分かるんですよ。
例えばね、「なんであなたはもっと早く家に帰ってきてくれないの?助けてほしいな。」とか、「もっとなんでやってくれないの?」っていうふうに夫に対して言ってしまうと、多分何度も言っていると思うんですよ。何度も言っているから変わらないっておっしゃっていると思うので。
こういった言われ方をされると多分多くの夫は反射的に怒りの感情を向けてくると思うんですよ。
いやいやそう言っても仕事が終わらないんだよ。俺が仕事が終わらなかったらお金入ってこないぞって。野田家神社だぞって。家族のために働いているのになんでそんな文句言わなきゃいけないんだ?っていうふうに反射的に怒りを向けてくるっていうパターンが多いと思うんですよ。
あとはムッとするとかね。ムッとしてダマにこぐっちゃうとかってケースも多い。僕は結構ムッとしてダマにこぐっちゃうケースが以前結構多かった。ガーって怒りの感情を妻から向けられて。
めっちゃ反射的に怒ってくるってことはないんですけど、ないんだけどガーって攻撃性を見せられるとこっちも構えて攻撃的態度を取るっていうのがめっちゃあったんですよ。
これは他のカップルでもすっごいたくさん起こってます。そういったことがあるので怒りの感情がループしてループしてひたすらこの夫婦の不安という螺旋階段をあがい続けていくっていう現象が起こっているんですね。
攻められていると感じると何も喋らなくなるんですよ。特に男性って。女性もそうだと思いますけど、なんか自分が攻められている。お前はダメなやつなんだ。お前はもう黙れ。お前はただ言うことを聞けみたいな風に受け取っちゃう。勝手に受け取っちゃうんですよね。自分の中で。
攻められていると思うと、やられないようにカウンターパンチを食らわせないとみたいな反射的に感じちゃうんですよ。それで言葉の応酬が始まっちゃうんですけど。僕に対してすごく効果的だった妻の方法は怒りじゃなくて好奇心で聞いてくるっていうのが効果的だったんですよ。
攻められる感情と好奇心で対応する
なんで私はこんなに大変なのにやってくれないのかなとか、もっとやってほしいんだけどできない理由は何なんだろうっていうふうに単純に知りたいんだよねっていうスタンスで聞かれてくると、お!ってなるんですよ。なんか攻撃的じゃない。
自分の中で考え出すんですよ。なんでだろうって思うんですよ。相手から攻撃されたらやり返さなきゃしか考えないんだけど、好奇心でポンってボールを投げられると、なんでなんだろう、俺なんで早く家帰らないんだろう、俺なんで家のことやらないんだろう、俺なんでこんな常にいろいろお願いしちゃってるんだろうって素直に考えられるようになってくるんですよ。
純粋に好奇心で聞かれると。これ多分妻がすごい理性的な態度を取っているからだと思うんですよね。理性的な態度を取られると理性的に考え出すっていうのが僕自身の経験で結構あったんですね。
で、その後いろいろ考えるわけですよね。仕事が多いからかな、終わらないからかな、仕事は疲れてるから家のことしたくないのかな、仕事で疲れて帰ってきて家のことをやる、子どもの面倒見、話し相手になる、喧嘩を仲裁する、宿題をチェックするとか、そんな記録がないのかなとか、いろんなことが頭の中に出てくる。
だいたいはできない理由なんですよ。できない理由がいっぱい出てくるんですね。理由がね。
だけど、そのできない理由だけでもポンポンポンポン言うじゃないですか、夫が。僕も言うんですけど、ポンポンポンポン言っていくと、言ったことに対して妻が何言ってんのとかスポンスポンスポンって切らないで、あ、そうなんだって。
理性的に受け止めてもらえるっていう体験ができると、安心感感じるんですよ、男性としては。
なんか責められてない、否定されてない、批判されてない、なんかジャッジされてないって風になると、安心感を感じる、心理的な安心感を感じて、素直になりやすくなるんですよ。
そういうふうに素直になると、今度は妻の話にも聞けるようになるんですね。
今までは妻からポンポンポンってパンチでジャブジャブジャブみたいな感じで攻撃されて、こっちはおっとっとっとって両腕で防御して、
カウンターを狙って右カウンターフックみたいな感じでポンって一発決めるみたいな、そんなしょうもない夫婦喧嘩ばっかり広げていたんだけど、
お互いに話を聞いてもらえるって安心感が芽生えると、夫が自分の話を聞いてもらえるって安心感を妻に対して感じると、妻の話にもちゃんと聞くようになるんですね。
そこが妻にとってすごいチャンスで、そこで自分の話をしていくんですよ。
その時に怒りに任せて、なんでこれやってくんないのって言うんじゃなくて、なるべく具体的にその時の自分の気持ちとか状況が相手の心の中に浮かぶように、
詳しくだけど感情的になりすぎずに冷静に話をしていくんですね。
僕の妻これがすごい上手なんですよ。これやられちゃうと僕は妻のことをケアしようとしか考えなくなるんですよ。
それは例えば、仕事が大変でやること多くて疲れて帰ってきちゃうから家のこともできなくなっちゃうんだね。
私も仕事は午前中しかしてないけど、毎日いろんな人の相談を聞いてて疲れちゃって、
子供たち3時ぐらいに帰ってくるでしょ。私1時半とか帰ってくるでしょ。ご飯食べて。
自由時間って1時間ぐらいしかないんだけど疲れちゃってるから昼寝しないと動けないんだよね。
昼寝して洗濯も片付けてやってるとあの子たち帰ってきて宿題もチェックしてって始まっちゃって、
1日の中で全然自分がリラックスできる時間がなくて、私も疲れちゃうんだよねとか、
毎日毎日その繰り返しでもう嫌になっちゃうのよね。もっと違う人生があったんじゃないかなって思う瞬間があるのとか、
そうやって疲れた1日が終わって、夕飯が終わって、やっと子供たちに食べさせて、お風呂に入れさせて、
宿題のチェックも全部終わって、疲れ始めた時に山盛りになって汚れたお皿を見ると本当にうんざいするんだよねとか、
そういったすごい気持ちが伝わってくるようなリアルな情景を伝えてくるんですよ、うちの妻は。
それを聞くと、じゃあどうしようって、どうやったら妻をケアできるんだろうとか、
共通の悩みを持つ夫婦のチームワーク
どうやって子供たちにケアできるんだろう、子供たちのケアというか、どうやったら妻をケアできるんだろうって思うわけですよ。
どうやったら2人が妻も幸せを感じられる生活を僕ら送れるんだろうかって、
頭のギアが入るんですよ、車のギアみたいな、今もうオートマだからギアとかないけど、
自転車のギアってあるじゃないですか、1段2段3段の、1段がすごく軽くて2段3段になってくるとだんだん固くなって、
平坦で見ちゃったら速く走れますよね。
ああいう感じでギアが2段3段って変わっていく感じなんですよ。
そうすると思考がくるっと変わって、思考の方向がくるっと変わって、
どうやったら自分たちは楽になれるんだろう、どうやったら自分たちは幸せだなって思えるようになるんだろうっていう方向に考え方が変わるんですよ。
くいって変わるんですよ、すごい。
僕は変わったんですよ、妻がそういったことを言われたときにね。
妻の事情が自分ごと化したんですよ。
私とあなたは別人、あなたの悩みはあなたのもの、私の悩みは私のもの、私たちは別人、夫婦であっても他人よっていうスタンスじゃなくて、
妻の悩みは俺の悩みみたいな、ジャイアンみたいだけど、お前の悩みは俺のものみたいな感じで、
2人の悩みは2人のものだったんですよ。
違うな、妻の悩みは僕のものであり、僕の悩みは妻のものでもある。
共通の悩みは僕たち2人にとってはもちろん共通の悩みでもある。
自分たちは1つのチームだ、自分たちは同じ船に乗っているんだ。
この船が沈むか沈まないかは自分たち2人にかかっているっていう感覚になれたんですね、それを通して。
そこで悔いって変わってから僕が具体的に何をやっているかというと、仕事の時間をめっちゃ減らしたんですよ。
打ち合わせは短く、無駄なおしゃべりはしない、無駄なメール返信はしない。
あと定職をためらわないとかね、部署移動を願い出すとか、
移動をしなくても自分のチーム内での仕事の分担を変えてもらうとか、
ということに躊躇しなくなったんですよ。
なぜなら優先順位が上がったから、自分が毎日仕事を、仕事よりも家庭の優先順位が上がったんですよ、僕の中でね。
で、コントロールできるじゃないですか、仕事って自分である程度。
なので、業務内容を変えたりとかしてどんどん動いていった。
多分何をどうするか、人によって違うと思うんですよ。
人によって違うと思うんだけど、自分にとって何ができるか、妻のために何ができるか、
自分たち夫婦、自分たち家族が幸せを感じるためには何ができるかって考えだすと、
じゃあ具体的に何しようって手段に落とし込みやすくなるんですよね。
それをためらわなくなるんですよ。
これが二人ごと化することに、僕にとってはなっていったわけですね。
何度言っても変わらない夫を変えるためには、
夫婦関係の改善
妻から夫に対する質問の深さと投げ方を変えていく必要があるなってすごく思うんです。
これらの体験を通してね。
それは怒りを伴う質問をするんじゃなくて、単純な好奇心で持って質問をする。
なぜなんだろうね。何でなんだろうね。それは何でなんだろうっていう風に。
何でなんだよって繰り返していくと、自分の本音に当たりやすくなるんですよね。
本当は自分のことばかり考えていた。
だけどそれが恥ずかしくて妻に言えなかったという思いだったり、
これは僕の話だけどっていうことがあるんですよ。
恥ずかしくて言えないってことは結構男性にはあるんですよね。
自分の本音がカッコ悪くて情けなくて自分勝手で、
だけどそんな自分勝手な自分を見つめたくないという思いだったりとか、
あと不安ね、経済的な不安。
働く時間を減らしたらもう1回減るじゃないかと。
収入減るんじゃないかという不安だったりとか、
クビになるんじゃないかとかといった不安だったりとか、いろんな不安がある。
そういったところにぶつかっていくんですよ。
それを恐れずに、攻撃的にならずに、
理性的に妻に対して自分の心理状況を説明していく、シェアしていく。
それをお互いに受け止め合うことができれば、
そこに心理的安心感というのが生まれていく。
その心理的安心感が生まれることによって、
妻も自分のことを言いやすくなって、
それを聞いた夫が自分自身を変えていく、
といったスパイダルが起こりやすくなるんじゃないかなって僕は思っています。
YouTuberへの要望
英語の勉強のために僕YouTubeをよく見てるんですけど、
こういうYouTuberがいたらいいなっていうのがあって、
ファミリーYouTuberがいたらいいなと思うんですよ。
海外でね、日本だと結構いるけど、
子供の遊びに付き合ってるのばっかりで、
見てるの面白くないんですけど、
よくいる海外のYouTuberって独身だったりとか、
新婚とかでニューヨークに住んでまわすみたいな、
ニューヨークライフ、なんちゃらかんちゃら、
インオータム、インサマーとかみたいな感じで、
なんかおいしいご飯いきましたとか、この化粧水がいいよみたいな、
なんか女性が多いんですけどね、女性が多いのもなんかちょっと、
もっと男性の話聞きたいなと思うんだけど、
で、YouTuber多いじゃないですか。
あとパリに住んでますとか、
男性にも自分の生活Vlogで送ってる人とか、
届けてる人とかっているんだけど、
それじゃないんですよね。
独身で時間があって、お金もあって、
好きなようにできる、その素敵なライフスタイルを
届けますみたいなのはどうでもいいんですよ。
僕にとってはどうでもよくて、
子供がいて、
旦那は僕みたいに3人くらいいて、
もちろん妻もいて、
毎日の生活、大変だと。大変なんだけど、
だけど大変さの中に幸せがあるよね。
隠れて見えない幸せがあるよね。
そこをフィーチャーした動画が見たいんですよ。
それをなんか、
子供がバーってバーって、
長いフレーズで打ち合って、
大変、大変、嫌になっちゃうみたいな。
だけどこういうふとした瞬間に
訪れる幸せ。
これって同じ教育の人じゃないと分かんないよね。
みたいな。そういう動画が見たいんですよね。
もしいいのがあったら教えてもらえますか。
もし海外のYouTubeとかよく見てる方で、
子連?ファミリー?
子供がいるファミリーのYouTuberで、
子供向けの教育番組とかじゃないですよ。
なんだっけ。
よくあるじゃないですか。子供が主人公になって
一緒に遊んだりする動画とか。別にあんなの見たくないんですよ。
子供向けですから。そうじゃなくて、
家族がいることの大変さと
喜びを届けるみたいな。
そんな動画が見たいんですよ。癒されたいんですよ。
俺だけじゃないんだ。大変なのは俺だけじゃないんだ。
って思いたいなと思って。
もしいいYouTuberがいたらぜひ教えてください。
最近いろいろ見てて、
そういうのはあんまりないんだけど、
今見てるのが、
ジミー・オー・ヤンっていうコメディアンが好きなんですよ。
ジミー・オー・ヤンっていう。
アジア系、中華系アメリカ人なんですけど、
1年か前にアメリカ人になったらしいんですけど、
なんだっけかな?
シリコンバレーってドラマに以前出てて、
あとスペースなんとかって
ネットフリックスのドラマ出てるんですよね。
スペース・フォースだったかな?
アメリカ宇宙軍のコメディアンなんですけど、
めっちゃ面白いんですよ。
それの動画最近よく見てるんだけど、
僕がポッドキャストやってるみたいな子育ての
苦しみと喜びを、
苦しみがあるから喜びが輝くみたいなのあるじゃないですか。
大変なんだけど、その大変さを味わった人じゃないと
感じることができない喜びってあるじゃないですか。
それを届けてくれるYouTuberがもしいたら
ぜひ教えてください。
っていう変なラフタートークになっちゃいましたけど、
他にももし私こんなに海外の
YouTube、英語の勉強、目的も兼ねて
見てるよ、面白くなるよとかあったら
ぜひ教えてもらえると嬉しいです。
最後にお願いが3つあります。
1つは番組のフォローをぜひよろしくお願いします。
Spotify、Apple Podcastsなど各プラットフォームで
フォローいただけるととっても嬉しいです。
あとSpotifyメインで僕の配信をしてまして、
Spotifyだけアンケート機能がついてるんですよ。
毎回番組内容に沿ったアンケートを
いつもつけてるので、そちらぜひ楽しみ方で
やってもらえるととっても嬉しいです。
あとお便りを募集してます。
Spotifyのコメント欄でもいいんですけど、
こちらにSpotifyのハンドル名が出ちゃうんですよね。
もし本名でられてる方は本名が出ちゃうので、
ちょっとそれ困っちゃうなって方は
概要欄にあるお便りフォーム、Googleフォームを
お便りフォームからお送りください。
という感じですかね。
あつの夫婦関係役ラジオは毎週月曜木曜
朝5時配信です。
また次回お会いしましょう。さようなら。