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何?意味わかんないって、多分思うと思うんですけど、これ何かっていうと、ずっと僕は最近ハマっているコンパッションですね。
思いやりの気持ちとか、慈悲というふうに訳される、夫婦間で必要とされるコンパッションについて知っていく中で、
仏教概念がめっちゃ強いなってことに気がついたんですよね。これは東京生徒大学大学院の石村先生もおっしゃってて、
もともとコンパッションは東洋的思想、仏教的要素が強い、そこから生まれてるって話をされてて、
その原点に帰ってみると、
確かに面白くて、夫婦がお互いに思いやりを持ち合えるようになるためのヒントが詰まってたんですよね。
その一つが、きのうお話をした縁起だったんですね。
仏教概念とパートナーシップ事業というのは、
仏教概念とパートナーシップ事業というのは、
その最初の道が、きのうお話をした縁起だったんです。
今日は残りの2つについて話をしようと思います。
何かというと、師匠体というものは、
師匠体というものは、
仏教においては、
仏教においては、
仏教においては、
何かと言うと、師匠体というものと発祥土というものですね。
発祥土については、石村先生が、
発祥土がと言いかけてたんですよ。
なんだろうなと思って、気になってたんで、今回はこの辺りの話をしようと思います。
師匠体というのは、漢字がめっちゃ難しいんだけど、
4つの聖なる諦めという漢字なのかな。
4つの聖なる諦めかな。
思想体というもので、四つの聖なる真理を指しますと、
苦しみの原因とその解決方法を示していると言われています。
仏教の根本的な教えの一つですね。
その四つ何なのかというと、一つは苦体。
苦しみを諦めると書いて苦体。人生は苦であるという真理。
生きている者、老人、病気の者、生老病死というものかな。
生きること、老いること、病むこと、死ぬこと、愛すること、別れること、離れること、苦しむこと、愛別離去。
漢字は難しいんですよね。恨む、憎む、あう、苦しみ。
人生には避けられない苦しみが存在するということなんですね。
二つ目が実体。集まることを諦めると書いて実体。苦しみの原因は煩悩、欲望や執着であるという真理。
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これらの煩悩が苦しみを引き起こしますということですね。
これはよく言われますよね。煩悩、年末に108つの金でしたっけ。
煩悩の数だけ金をならすとか言いますもんね。
これは結構知っているなという感じですよね。苦しみの原因は煩悩であるという。
三つ目が滅体で滅することを諦めると書いて滅体。煩悩を諦めるという漢字ではないな、占めるという漢字かな。
ごめんなさい。漢字はよく読めていないんですけど、ノートの方で詳しく書きます。
四生体。
三つ目が滅体。煩悩を滅することで苦しみが消えるという真理。
煩悩を取り除くことで涅槃、悟りの境地に至ることができると。
煩悩を消せば悟れるよということですね。苦しみ消えるよということ。
四つ目が動体。苦しみを滅するための道が存在するという真理。
この道が八生道であると。こうやって八生道につながっていくんですけど、
八生道って何かというと、この涅槃、悟りの境地に至るための八つの実践徳目であると。
何かというと、こういうふうに生活したらいいんじゃないということが書いてあるんですね。
八つの生活態度ですね。
悟りに至るためには、この八つの生活態度をちゃんと実践して得つまらなきゃダメよということみたいです。
その八つっていうのが、一つは正見。正しく見ると書いて正見。
正しい見解。死傷体の真理を正しく理解すること。
その真理をちゃんと学べってことですね。理解しろってことですね。
小詩。漢字が正しく思うに難しい漢字があって、小詩。ノートでちゃんと書きますね。
正しい思考のこと。自己中心的な考えを避け、真理に基づいた思考を持つことが小詩ですと。
3つ目が正語。正しい言語の語と書いて正語。正しい言葉。嘘をつかず他人を傷つけない言葉を使うこと。
結構、当たり前のことが書いてあるんですよね。
びっくりしたんですけど、分かりやすいし、道徳的なことですよね。よく抱えてます。
4つ目が商業。正しい業ですね。業務の業と書いて商業。正しい業と書いて商業。
正しい行い。道徳的で他人に害を与えない行動をすること。
なんか小学校で習うようなことですね。
5つ目が賞味を。正しい命。正しい生活。正当な手段で生計を立てること。
なんか悪いことするなよってことですね。
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6つ目が精進。精進するってやつですね。正しく精進するって書いて精進。
正しい努力。善行を積極的に行い、悪業を避ける努力をすること。
7つ目が正念。正しい念。念仏の念ですね。正念。
正しい気遣い。常に心を清らかに保ち、注意深く生活すること。
最後の8つ目が象徴。正しく定めると書いて象徴。正しい精神統一。
瞑想を通じて心を集中させ、平静を保つこと。
ということでこの8つが八性道ってやつなんですね。
これがまとめると仏教徒が苦しみから解放されて、
悟りに至るための具体的な指針を提供していると。
思想体は苦しみの原因とその解決方法を示していて、
八性道はその解決方法を実践するための具体的な道筋を示していると。
この先に慈悲っていう概念が出てくるんですけど、
慈悲ができるようになるためには思想体と八性道ができるようになる必要があるってことなんですよね。
慈悲についてはちょっとまた明日話そうかなと思ってて。
これ読んだときに思ったのが、瞑想とかマインドフルネス。
ここで書かれてるのはマインドフルネスなんですよね。
最後の象徴ってまさにマインドフルネスね。瞑想のことなんで。
僕らが聞くのは最後の瞑想だけだと思うんですよね。
入ってきた経緯ってGoogle社員も実践するふんにゃらかんにゃらのマインドフルネスみたいな本がバカ売れしたじゃないですか。
結構前に何年も前に。
あれで日本人にも瞑想が、もともと僕ら文化的に持ってるもののはずなんだけど、
すっかり忘れ去ってて逆輸入されてきたみたいな感じだったんですね。
マインドフルネスっていう名前で、なんかかっこいい、なんかイケてるみたいな雰囲気をまとって、
瞑想が再び僕らの前にやってきたわけですよ。
だけど、もともと僕らの文化的背景の中にはこの概念って存在したわけですよ。
その瞑想っていうのはね。その瞑想っていうのは発祥堂の最後の一つでしかないんですよ。
発祥堂に至るためには四聖体という、四つの聖なる真理というのが存在するんですよ。
で、その四聖体の前には演技っていう概念、すべてのものは独立した存在ではなく、
お互いに強い影響を与え合っているものであるという実態がないんだっていうこと。
っていう教えがあったわけなんだけど、それは全部忘れ去られて、棄置さられて、
最後のマインドフルネスだけ僕らの生活になんかじわりと入ってきたなっていう感じなんですよ。
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そういうふうに感じてて、これ何でなんだろうと思ったんですけど、
例えばね、その馬鹿売れしたGoogle社員がほんにらかんならのマインドフルネスっていう本が
仏教徒が実践する瞑想技術とかみたいなタイトルだったら、絶対売れないじゃないですか。
当たり前じゃんと思いますよね。
いや、仏教徒が瞑想するのは当たり前じゃんって。何の役に立つのって思うと思うんですよ。
関係ないじゃんって思うと思う。
とりあえずGoogle社員が実践するマインドフルネスみたいなふうに書かれると、
あの世界のGoogleがこの地球を牛耳ってるあのGoogle様が行ってるのって何みたいな、
そんな資本主義の頂点にいるような存在が精神世界の頂点にいるような瞑想なんてやってるの?
どういうこと?ってなんか知りたくなりますよね。
興味引かせるようにもできてるし。
僕は思ったのは、経済力というのが現代人の僕らにとっては大きな権威性になってるんだなって思ったんですよ。
Googleっていうのをイメージしたときに出てくるそのイメージって、
すごいめっちゃ稼いでるっていうのが結構あると思うんですよ。
めっちゃ稼いでて、その企業がめっちゃ稼いでて、そこで働く人がめっちゃ稼いでると。
そんなすごい人たちがやってることって何?みたいな知りたいっていう、
っていう権威性がめちゃくちゃあるなって思ったんですよね。
それを利用したのはこの本のタイトルなんだと思うんだけど、
本を売るときに権威性がめっちゃ大事だってよくいろんな本に書かれてて、
それを考えると、今この現代を生きる僕らにとって権威性というのは、
仏教などの宗教的な権威性よりも経済力の権威性のほうがめっちゃ強いなっていうことだと思うんですよ。
大昔だったらこれ多分逆転してたんじゃないかなと思うんですよね。
例えば室町時代とか戦国時代とかって、生きること自体が大変だったわけですよね。
生まれた子どもがバタバタ死んでいくし、生き残る子どもが少ないし、
たくさんの世の中になって、自分の父親とか兄弟親戚がバンバン死んでいく。
この世は苦しみの連続であると。そこから救われるための道が仏教だったわけなんですよね。
僕が住んでる町に、板碑っていうのがめっちゃよく建ってるんですよ。
板に石碑の碑って書いて板碑って読むんですけど、
戦国時代にすごいたくさん作られてて、江戸時代になると消えていくんですけど、
板碑っていうのは自分の墓なんですよ。だけど死ぬ前に作る墓なんですよ。
自分が生きてる間にあの世で幸せになれるようにというふうに、死後の自分たちを弔うための石碑なんですよ。
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生きてるうちに自分の墓を作っちゃってるんですよ。戦国時代、室町時代もあったかな。
たぶん室町か戦国にかけての武士たちっていうのは、生きてるうちに自分の墓を作って、死ぬ覚悟を持って生に臨んでたんですよね。
彼らにとっての生きるための指針というのが仏教だったんですよね。
っていうところから何百年も経った現代は、資本主義が世界を窃監して、それが悪いってわけじゃなくて窃監していて、
経済力こそ正義、経済力こそ権威性っていう世の中になってる。
それこそが生きるための指標みたいになってるんじゃないのかなって、飛躍しすぎって思うかもしれないけど、
僕はちょっとそんなことを感じたんですよね。
それを考えると、モテ本ってあるじゃないですか。モテるようになる本。
あとパートナーシップ本ってありますよね。夫婦関係改善するための本。
どっちが市場でかいと思います?
圧倒的にモテ本のほうがでかいんですよ。
モテ本の本ってすっごいたくさん売ってるんだけど、パートナーシップの本なんて全然ないんですよ。全然売ってないんですよ。
こないだカディシア研究会のミッキーさんが新しく出されたチームカジの本。
内容はパートナーシップの要素がめっちゃ強いんですよ。
この本売るときもすごい苦労されたそうで、そんな市場がないって言われまくったらしいんですよね。
なんで市場がないのかっていうと、今の世の中で求めてるはずじゃないですか。
夫婦関係悩んでる人たくさんいるんだから。
僕ね、思うんだけど、あんまり権威性がないんじゃないかなと思ったんですよ。
パートナーシップ事業っていうものに対して、アテンションを集めるための方法がわかんないなって僕も思ってて。
モテ本だったらモテますよ。あなたの性欲を満たせますよっていう、めっちゃ欲望にバーンって刺さってますよね。
パートナーシップ事業って、まさに仏教における考え方の実践でもあるんですよ。
正しい気遣いとか、これケアの気持ちですよね。
正しい努力とか、正当な手段で生計を立てること、正しい行い。
不倫するなよとか、婚外恋愛するなよとか、パートナーとちゃんと向き合いよっていう話じゃないですか。
まさにこの発祥土っていうのって、そのまんま夫婦関係に応用できる考えなんですよ。
っていうことは、これってモテ本で使われている性欲に刺さんないんですよね。
煩悩じゃないですか。もう性欲ってもうそのまんま。
煩悩から解放されて、パートナーとより良い環境を作っていこうっていうのは、
権威性によく使われる全ての煩悩に当てはまんないんですよ。
性欲、食欲、金銭欲、どれにも当てはまんないんですよ。
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難しいなと思って、ヨガとかそういうのに近いんだろうなと思ったんです。
自分たちの生活を生活というか、人生をより良くするための思想というか、
思進化というか、そういうアテンションの集め方をしないと注目を集まらないし、
市場ができないんじゃないのかなって思ったんですよね。
だから占いとかスピリチュアとかにもより安くなってくるんだろうなって思ったんですよね。
そっちの方がアテンション集めやすいですからね、占いとかスピリチュアの方が。
だけどここで仏教でいわゆる発祥度、正しい道徳的な行いとかっていうのは
アテンションはどうしても集めにくい。
だから市場というかその市場自体が存在しないんじゃないのかなって思ったんですよね。
そういうことをちょっと悩んでました。考えてました。
よかったらこれを聞いてるあなたに教えてもらいたいんですけど、
パートナーシップに関する注意を多くの人から集めるためには、
どういった方法がいいのかっていうのを僕もずっと悩んでて、
よかったら意見をお聞かせいただきたいんですよ。
コメント欄でも結構ですし、Googleフォームにあるご感想フォームからもお送りください。
こっちはね、僕しか読めないようになってるんで、
誰にも知られたくないという場合はこっちから送ってほしいんですよ。
よかったらぜひ教えてください。
ということで、今回も最後までありがとうございました。
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今なら自分の柔らかな気持ちを掘り起こす
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さようなら。