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2023-01-23 30:12

#450 幸せな結婚生活を送るために、独身時代にやっておくべき3つのこと

夫婦の一生は7つのステージに分けることができ、それぞれでクリアすべき発達課題があります。


夫婦生活の中で揉め事が起こった場合、このいずれかの課題をクリアできていないことが原因であることもあります。


今回は独身時代にクリアすべき3つの課題についてお話しします。


すでに結婚していて、子どもがいても、今からその課題をクリアすることは可能です。

少しでも参考になれば幸いです。


参考図書は「夫婦・カップルのためのアサーション」です。


【参考文献「夫婦・カップルのためのアサーション」】https://amzn.to/3CxxRt8

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あつの夫婦関係学ラジオ。このラジオでは、夫婦関係をより良くしたい、そんな方向けに、夫婦関係改善のヒントをお送りしています。
幸せな結婚生活を送るために、独身時代にやっておくべき3つのこと、ということについて、今日は話をしようと思います。
これ何なのかというと、今、結婚生活、今の夫婦関係がこじれている原因が、実は独身時代にやっておくべきことをやっていなかった、
クリアすべき課題をクリアしていなかったことが原因なんじゃないか、ということなんですね。
そして、その時に立ち返って、その時にクリアすべきだった課題を今クリアすることで、今の夫婦生活、今の結婚生活はより良いものになるんじゃないか、ということを話をしようと思います。
参考文献は、夫婦カップルのためのアサーションですね。野杖武義さんという、明治学院大学の心理学部の教授の方になります。
はい、そうですね。
で、今日の話なんですけど、本書の中に書かれているのが、すごい良い本なので、僕、おすすめなんですけど、概要欄にリンクも貼っておきますね。
本書の中に書かれているのは、夫婦の一生っていうのは7つのステージに分けることができるってことが書いてあるんですね。
7つのステージごとに、それぞれクリアすべき発達課題っていうものがあるんですよ。
発達課題って言うと難しく思っちゃうかもしれないんですけど、簡単な話で、それぞれの時期に夫婦がやっておくべきことというものがあるんですよ。
で、それをやっておくと心理的に心が発達することができると、それぞれの段階において心理的に発達することによって、次のステージが進みやすくなるってことなんですよね。
で、その7つのステージ何があるかというと、結婚前の独身の時期がまず1つ目。
2つ目は新婚夫婦の時期。
3つ目は乳幼児を育てる時期。子供が生まれたばっかりの時期ですね。
4つ目は学童期の子供を育てる時期。小中高の子供を育てる時期。
あ、小学校の時かな。
5番目が思春期、青年期の子供を育てる時期。なので中学校、高校とか大学とかですかね、ぐらいの時期の子供を育てる時期。10代の子供を育てる時期ですね。
6番目は小離れの時期です。
7番目は老年期の夫婦ということで、
こういうふうに7つのステージごとに分けられているんですね。
これは本書の中で言う家族ライフサイクルにおける夫婦の発達課題という風になってまして、
今日はこの中の独身の段階の発達課題について話をしようと思います。
今したら独身の時期のこと言われてもどうにもなんねえよって思う人もいると思うんですけど、
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この独身の時期にやっておくべき発達の課題って3つあるんですけど、
この3つが結構できてないなってこと多いんですよ。
僕自身も思い当たるところあるし、いろんな方のお話を聞いていても、
これってできてないんじゃないかなって思ったりするんですよね。
本書はすごいそう思ったんですよ。
なので今回の話は、もうとっくに結婚してるし子供もいるんだけどっていう方にとっても、
今の夫婦生活を見直してより良いものにできるヒントが見つかるんじゃないかなって思ってます。
はい、じゃあ早速入っていこうと思うんですけど、
この独身の時期の発達課題、クリアすべき発達課題が3つあります。
まず1つ目がですね、職業を選択してコミットし経済的に自立するってことが書いてあるんですね。
これ僕個人的にちょっと思うところもあるんでちょっと話していきたいんですけど、
まず職業を選択するのが何でいいのっていうことなんですが、
これは自分のアイデンティティの確立につながるというふうに本書が説明されてるんですね。
アイデンティティって何?と思うじゃないですか。分かりづらいですよね。
アイデンティティって何なのかっていうと、自分が自分であること、
自分が他者や社会から認められているという感覚を持つことをアイデンティティと呼ぶそうなんですね。
このアイデンティティの確立は職業を選んでそこにコミットして働くことによって持ちやすくなると言われてますと。
なんだけど僕5、6回ぐらい転職してて一つの会社にコミットしたことあんまりないんですよね。
なので職業の選択とコミットというよりかはアイデンティティの確立っていうことの方が大事なのかなと思ったんですよ。
自分のアイデンティティを持つこと、独身時代に自分のアイデンティティを持つこと。
アイデンティティって何?って言うと、自分が自分であるという感覚と、
自分が他の人とか社会から俺認められてるなーって、私認められてるなーっていう感覚を持てることなんですよね。
この感覚を持てること、この感覚を独身時代に持っておくといいよっていうことが書かれてるんです。
僕自分のことを振り返ってみると、結婚したの29歳ぐらいの時だったんですけど、
そのぐらいの時にやっと仕事で成果が出始めてきて、
俺ちょっと認められてきたかなっていうふうに確かに必要とされてるなとか、
社会から認められてるかなって自分がやってることってこの社会にとって価値があることかもしれない。
そこにちょっとだけでも小さな石を積んでいくことが、もしかしたら今できてるのかもしれないなっていう感覚を抱けたのが、
ちょうど結婚する直前だったんですよね。
でもまだまだ、もっとこうなりたい、ああなりたいっていうふうな願望がすごいたくさんあったので、
アイデンティティの確立ができていたかっていうと、そうとも言い切れないなって思ったにもするんですよ。
06:03
まだまだ自分に自信がそこまで大きく持てなかったなって。
でも誰かから必要とされてる、社会から必要とされて認められてるっていう感覚をうっすらと感じることができたのも、
この結婚前の時期だったのかなって思ったにもするんですね。
これって多分人によってそれぞれだと思うんだけど、
だけど結婚する前に自分が、俺は俺であると、私は私であると、
私は他者や社会から認められてるんだ、イエーイっていう感覚を持ってる人ってそんなにいないんじゃないかなって思うんですよね。
だからこれって多分多くの人がここ課題をクリアできないまま次に進んでいるんじゃないかなと思うんですよ。
僕はそれはそれでいいと思うんですよ。
何も独身の時期にやるべき、絶対やらなきゃダメだっていうわけじゃなくて、
これを今の段階でもいいからクリアしておくことの方が大事だと思うので、
こういう課題があるんだっていうことを知っておくことが大事だと思うんですよね。
職業を選択してコミットし、経済的に自立することというふうに本書が書かれてるんですね。
経済的に自立することがなぜ大事かというと、
心理的な自立につながるからなんですね。
自分で働いて、自分で稼いで、そのお金で自分が生活をしていく。
この繰り返しが自分にとって心理的な自立につながっていくんですよね。
これはすごい納得感があって、確かになって思うんですよ。
親元を離れて自分で一人暮らしを始めて、そして就職して働き出して稼ぎ始めたら、
俺って生きてるなっていうか、俺は一人で生活できてる、生活するってこういうことなんだっていう感覚を感じられるようになったなって僕も思ってて、
これは確かにあってるなと思うんですよね。
経済的に自立すること、親の援助が届かない場所で暮らすこと、
そういった体験をすることってきっと心理的な自立に大きくつながってるんだと思うんですよね。
結婚直前まで親元で暮らしていた場合っていうのは、これが結構難しいのかなと思うんですよね。
経済的に自立できてないので、どうしても周りの、自分の身の前に座って親にやってもらったりすると思うんですが、一緒に暮らしていると。
自分が親の面倒を見れるのは別ですけど、親から面倒を見られていて一緒に暮らしている場合っていうのは経済的にも依存している部分が少なからずあるわけで、
心理的な自立というのがちょっと時間がかかるケースがあるのかなって思ったりもします。
これが一つ目なんですよね。ここで大事なのはアイデンティティの確立を早期に実現するってことが夫婦関係においては大事なんだなってことなんですよね。
自分が自分であること、自分が他者から認められているという感覚を持つことっていうのが、他者との関わりの中ではとても重要になってくるじゃないですか。
09:02
自分のことを自分で認められていないと、何か言われた時に、あ、俺ダメなんだ、あ、私ダメなんだとかって自信を失ったりとか、
あとは他者に自分の意見とかを強く押し付けすぎたりとかするわけですよ。それが距離が近い夫婦だと余計そうなりやすくなるんですよね。
なのでアイデンティティの確立っていうのはすごく大事なことなんだなって僕もすごく思いました。
2つ目は独身時代にやっておくべき3つの発達課題のうちの2つ目。これは友人と恋人と親密な関係を築くことって書かれてるんですね。
当たり前じゃんって思うじゃないですか。簡単だよって思いますよね。
友達普通にいるし、恋人いたし、普通にできてたよ、普通に仲良かったよ、普通に長くワイワイやってたよって思うと思うんですよ。
だけど親密な関係って何なのか。親密な関係の定義って何なのかっていうのって結構難しい話だと思うんですよ。
ただ単に仲良くやっているっていうことが親密な関係ではないんですよね。
ここの理解って結構難しくて僕も完璧に理解しきれてないんですけど。
本書を読んだ上での僕の感想と、毎日の夫婦生活の中とか、他の方からのお悩みを聞いている中で感じたことから元にお話をしていきますね。
この親密な関係は気づけていない人が多いんですよ。僕ほとんどの人がそうじゃないかなって思います。
夫婦関係を悩んでいる方はほとんどの方が親密な関係を気づけていないケースが多いなと思うんですね。
これが夫婦関係の小尻につながっていくんだと思うんですよ。
それは友人との関係とか、昔の恋人との関係とかにおいて気づけていなかったことが多いんじゃないかなと思うんです。
親密な関係の定義って何なの?親密な関係って何なのっていうとそれは
自分なしさを失うことなく、自分とは異なる個性を持った相手に心理的に近づくことに定義付けされています。
難しいですよね。ちょっと分かりづらいなと思うと思うんですよ。
しかも矛盾してるんですよ。自分なしさを失うことなく、自分が自分である自分の意見とか自分なしさと
私ってこういう風な考えなんだよねーとか、私こう思うんだよねーとかっていう風な
自分なしさを失わずに相手に近づいていくんですよ。相手を受け入れるんですよ。
受け入れるんだけど自分なしさを失わないんですよ。えーって思うじゃないですか。
これって二つ成り立つんですか?って思うじゃないですか。
これが結構この親密な関係に関する理解を難しくさせてるし、多くの人ができない原因なんじゃないかなと思うんですよ。
これはダメな例から話すと多分分かりやすいんですよ。
12:05
ダメな例、親密な関係ができてない、親密な関係じゃないっていうのはこういうことだよっていう例が二つあって
一つは融合的な関係と呼ばれるものなんですね。これ何?って思うと思うんですけど
いつも一緒にいないと安心できないとか、ずっと一緒にいたよーって思っちゃったりとか
お互いの共通点ばっかり目を向けて、私たち一緒だよねーって、私たち一緒だよねーって
もうニコイチよねーみたいな感じになってて、自分たちの本当は存在する違いを受け入れられない関係を
融合的な関係と呼ぶんですね。二人がビジュアルでくっついちゃって一緒になっちゃってる状態
これが融合的な関係。もう一つは孤立的な関係ですね。距離をとって付き合うことしかできない関係。
相手に近づけないんですよ。相手に近づけなくて、ある一定の距離を取らないとうまく付き合っていけない。
こっち来ないんでね。私はあなたのとこ入らないから。人ってそういうもんでしょ?
パーソナルスペースあるでしょ?心理的なパーソナルスペースあるのよ誰も。
ここに来ないで?入ってこないで?私も入らないからさ。入んないの当たり前じゃん?っていう風な関係。
もう距離とって付き合っていくのが人間関係じゃん?
こっち来ないで?っていう風なね。そういう風に距離をとって付き合ってことしかない人とか、距離をとって付き合うことしかできない関係を孤立的な関係と呼ぶんですが、これは親密な関係じゃないんですよ。
なんでこれダメなのかというと、相手に心理的に近づいたり、いろんな感情を共有することができないんですよね。こういう風な関係性だと。
一緒に二人でバチコーンとくっついちゃってて、一緒よねって思ってる。思いすぎてるとちょっとした違いとかが受け入れられない。見なかったことにしたりするわけですよ。
それが後々のコジレに繋がっていくんですけど、距離をとって付き合うことしかできない。こっち来ないでくださいね。私も入りませんからね。ってなっちゃう。
すると寂しいなーとか辛いなーとか嬉しいなーとかっていう風ないろんな感情あるじゃないですか。
このいろんな感情をパートナーと共有しないから夫婦関係がこじれるんですけど、これを共有することが難しくなっちゃうんですよ。相手に近づけないんですよ。
心理的に近づけないんです。相手の心に近づくことができなくなっちゃうんですね。こういう関係だと。
じゃあどうすればいいのかというと、私はこう思うんだよねっていうような感情は大事に一つ、相手に対してもあなたはそう思うんだねっていう風に受け入れることが大事なんですよ。
受け入れた上で夫婦って2人の人間じゃないですか。別々な人間が一緒に共同生活を送っていって自分たちの家族を作っていくので、
15:00
その上で私はこう思うんだよね、こう感じるんだよねっていうような相手の違い、自分と相手の違いを受け入れて自分たちとも大事にした上で、
じゃあ自分たちはどうしよう、私たちはどうしようという風に考えていくのが夫婦関係だと思うんですね。
なので親密な関係を作るというのはすごく大事なことなんですよ。
本書の中で融合的な人と孤立的な人がどういう風になるのかどういう風な傾向があるのかってもうちょっと詳しく書いてあるんですよね。
融合的な人というのは生活の中での感情のすれ違いに耐えられず孤独感を感じると書いてあるんですね。
これ思い当たる人いると思うんですよ。今の夫婦関係の中とかでも夫と意見が合わない、妻と意見が合わない。
なんでわかってくれないの?こうじゃんってなる時あると思うんですよね。
僕も今でもあるし、今でもあるんですよこういうのって。
そういったすれ違いがあった時にそれについて話し合えればいいんだけど耐えられない。
もう嫌だ、そういうすれ違いがあることすら嫌、話したくない。
なんであんたそうなの?ってなっちゃう。すると孤独感を感じてくるんですよね。
寂しいな、わかってくれないというのを思っちゃうんですよ。
話せないからわからないのは当たり前なんだけど、だけど融合的な関係になりすぎてしまうと、
そのすれ違いに耐えられなくなって孤独感をどんどんどんどん募らせていくんですね。
じゃあ孤立的な人って何なのかというと、共同生活に息苦しさを感じて、
家族のことに対する意見交換や感情の交換が難しいという風に書かれています。
これも思い当たる人多いと思うんですよ。
なんかちょっと一緒にいるとなんか息苦しいんだよねって、別居してくれないかなみたいになったりとかね。
なんか顔を合わせたくないなとか、なんか挨拶したくないなみたいな風になっちゃってる人って結構いると思うんですよ。
そうなっちゃうと自分の家族のこと、例えば育児のこととか子どもに関することとかに関して、
こうした方がいいんじゃないかなとか、ああした方がいいんじゃないかなって思うこと結構あると思うんですよ。
学校のことについてとかね、小学校のこととか保育園のこととかについて思うことあると思うんですよ。
でもそれを妻に言った時に妻が、いやいや、私はこうするから。
いやいやいや、ちょっと、ないないないないないないないない、私はこうするから。
もうこうだから、いやあんた間違ってるから、みたいな風に言われたりとか。
逆に妻が夫に何か言った時に、いやいやいや、ないでしょ。
いやいや、ダメダメ、こうだから、こうするよって、やっとくからってなったりとかね。
意見交換でもなんでもないですよね。
こういう風になっちゃうと、なんかちょっと寂しいなとか辛いなとかっていう風な感情の共有ができなくなるんですよね。
これ嬉しいとかって喜びの感情の共有もできなくなってくるんです、こうなってくると。
18:02
これが孤立的な人。
これが親密な関係ではないってことなんですよね。
ここの理解が結構難しいんだけど、だけど、自分らしさを失うことなく、
自分とは異なる個性を持った相手に心理的に近づくことっていう親密な関係を築くことができると、
意識することができると、ちょっとずつ変わってくると思うんですよね。
次は3つ目ですね。最後の3つ目は、
親や実家から心理的に自立することっていう風に抱えてます。
分かりやすいと思うんですよね。
経済的に自立すれば、徐々に徐々に心理的な自立もできてくるようになるんですよね。
親からの援助が届かない場所で、たった一人で暮らすっていう経験が一番いいと思うんですよね。
自分の社会をそこで作っていくっていうのが。
本書の中ではこの心理的自立の定義について書かれていて、
親は親、私は私であり、自分の人生をどう生きるかは自分に責任があると引き受けること
っていう風に書かれてます。
これができないと何が起こるかというと、これも2つあって、
パートナーへの過度な依存がまず起こります。
これ何かというと、これ結構ある人いると思うんですよ。
なかなか親から自立ができなくて、
お前子供か?っていう風なことを結婚してからやっちゃうっていうこと。
僕の知り合いでも、服を脱ぎ散らかす人がいるんですよ。男なんですけど。
お風呂に入る時に、リビングでTシャツ脱いで、
廊下でズボン脱いで、洗面所の前でパンツ脱いで、
お風呂入るみたいな。
すると抜け殻のようにその人の洋服がてんてんと起こってるんですよ。
これどうすんの?って思うじゃないですか。
これ誰が片付けるの?って親がやってたんでしょうね、きっとね。
自分の実家で親がやってくれてたんでしょうね。
こういう風な幼児的な依存を引きずってしまうんですよ。
心理的な自立ができていないと。
パートナーに対して、まるで親のような役割を求めて、
子供みたいに過度に依存しちゃうんですよね。
服を脱ぎ散らかすとか、何をしても許されると思っているとか、
パートナーの話を聞かないとかね。
こうやって男だけの話じゃないと思うんですよね。
男も女も両方あると思うんですよ。
家の中で何をしてもずっと親が許してきたとかっていう家庭だと、
パートナーに対して何を言ってもいいとか、
どんな暴言吐いてもいいとかっていう風に思っちゃってる。
それって依存じゃないですか。
相手に甘いすぎてますよね。
パートナーと心理的に近づくことはもちろん大事なんだけど、
何をしても許されるわけじゃないじゃないですか。
21:00
罵倒したいとか、ひどい言葉を言ったりとか、
無視をしたいとか、そんなことしていいわけないじゃないですか。
相手が傷つくことなんだから。
でも自分の親に対しては、親は子供を甘やかすから
許されてきたのかもしれないんですよね。
その人はその実家の中で許されてきたのかもしれない。
だけど結婚したからにはそうはいかない。
こういった心理的な自立を早くやることが大事だということなんですね。
もう一個は、親や実家から心理的な自立ができていないと何が起こるか。
もう一個はパートナーとの孤立なんですね。孤立ですね。
親とパートナーで意見が異なってしまった場合って結構経験ある人多いと思うんですよ。
俺の母親がこう言ってるからさ、こうしようと思うんだよって言って、
自分の妻がちょっと私それやだな、こうしたいなって。
いやでもおふくろが言ってるからさ、とりあえずこうしとこうよみたいな。
っていう風なこととかね。結構耳にすることあると思うんですよ。
もしかしたら自分も経験があるかもしれないですけど。
こういう風になんかちょっと意見異なっちゃったなって。
自分の親とパートナーって意見異なっちゃったなって時に、
簡単に親の方に味方についちゃって、パートナーに寂しい思いをさせるっていうことなんですね。
これって結構あると思うんですよ。
自分の親じゃないですか。自分の親なので大事にしたいという気持ちがやっぱあるんですよね。
大切にしたいと思ってる。
でも自分のパートナーはどうすんだって転移にかけられる時があるんですよ。
どっちを取るんだみたいな時がね。
どっちも取れないんですけど、どっちを取るんだみたいな時があったりするわけですよ。
そういう時に簡単に親の方の味方になっちゃう。
もちろん親の言ってることの方が正しいケースもあると思うんですよ。
それはちゃんと計りにかけた上でどうすべきかっていうのをちゃんと考えた上で選んだ方がいいと思うんだけど。
親が言ってるからっていう風に選んでしまうっていうのは親から自立できてないっていうことなんですよ。
親は親あくまで他者なんですよね。他者でしかないんですよ。
今は自分の家族があるわけですよね。自分のパートナーが横にいるわけですよ。
どっちが大事なのかっていうのはいろんな話あると思いますけど、
今自分にとっての一番の家族は自分のパートナーじゃないですか。
どっちかって言ったらそっちのことを優先にして物事を考えていった方がいいんじゃないかなって。
それが家族なんじゃないかなって僕は思ったりもしてます。
もちろん親のことも大事ですよ。大事だけどそっちを簡単に、何も考えずにそっちを簡単にポンとっちゃダメだよっていうことなんですよね。
これが3つ目の親や実家から私立的に自立をすることということです。
ということで全部で3つあったんですけど、2つ目の親密な関係を築くことっていうのがすごく大事だなと思うんですよ。
24:01
自分らしさを失うことなく自分とは異なる個性を持った相手に心理的に近づくこと。
自分も大事にしながら相手の意見も大事にする。相手の感情も大事にする。
その上で自分たちにとっての答えを作り上げていく。それが夫婦関係なんじゃないかなって僕は思ってます。
こないだ読んだ本で漫画でわかる愛着障害って本があるんです。本っていうかコミックなんですけど。
これが僕読んだの結構前なんですけど、また再読したんですよ。
愛着についてある程度学んだ後だったんですごい頭の中に入ってきたんですよね。
愛着障害っていう言葉あるじゃないですか。
障害って思うかもしれないんだけど、普通の人が抱えているものなんですよね。
大人の3分の1は愛着に障害があると言われていて、
夫婦カップルの場合は50%の確率でどちらかが愛着障害を抱えてるって言われてるんですって。
世の中の夫婦の2組に1組は愛着の障害を抱えてるんですよ。
それを思うと夫婦関係がこじれるっていうのは当たり前なのかなって思ったりもしたんですよね。
デフォルトというかそうなるべきそうなるのかなって思ったりもしたんですよ。
この話はまた別の機会で詳しく話をしたいなと思うんですけど、
漫画でわかる愛着障害っていう本がすごく良かったのでおすすめしたいなと思って今こうやってお話してるんですね。
ピンクの表紙ですっごい手に取りづらいんですよ。
男はすごい手に取りづらくて、めっちゃピンクの本なんですよ。
薄いピンクなんだけど、
これ持って本屋の受付に行ってデスクであそこでレジで買うのちょっと嫌だなって思っちゃうようなデザインなんだけど、
すごい良いんですよ。すごいわかりやすくて。
愛着障害って難しいんですよ。理解がすごく難しくて。
普通に新書とかで本で出てるんだけど、読みきれる人あんまりいないかもしれないなと思ってて、
漫画だったらすごいわかりやすいんですよ。
ハチクロみたいなタッチの漫画で描かれてて、絵も可愛らしいし、読みやすいし、頭に入ってきて。
これね、2組の夫婦のうち1組はこういった障害を抱えていて、夫婦関係がこじ出てるっていうことなんで、
世界中の夫婦に読んでもらいたいというくらいすごく良い本なんですよ。
27:01
ぜひ読んでみてください。ご興味ある方は。
夫婦で読むと一番いいと思うんですよ。
こういった本って夫婦で読むことによってお互いの価値観を共有し合うことが自分で口から言わずともできるんですよね。
自分で自分の感情をパートナーに共有したいとかするのって結構ハードル高いじゃないですか。
だけど私こう思ってるんだよね。
私が言いたいことこの本に書いてあるから読んでとか、
俺が言いたいことこの本に書いてあったんだって読んでくれるかなっていう風に言うと、
自分で自分の感情をそこまで言わずとも共有することができるんですよね。
なので、これ私のこと書いてるなとか、これ俺のこと書いてるなとかって思うものがあったら、
本でもいいし、ポッドキャスターでもいいし、ボイシーでもいいし、ブログの記事でもいいし、
夫婦でそれを共有し合うことによって、もうちょっとより良い関係になれるんじゃないかなって思ったりもしてます。
はい、という感じで、今回も、この本のリンクも概要欄に貼っておきますね。
はい、今回も最後までありがとうございました。
あつの夫婦関係学ラジオは毎週月曜木曜朝5時配信です。
あとですね、前回の放送かな、最後にお話したんですけど、
ノートの記事で、ギブミータグってハッシュタグをつけた記事を僕に書いたんですね。
同じようなことを、ご興味ある方はぜひ書いてほしいなと思ってて、
何かというと、僕ら男性って、自分が抱いている弱みとか、
弱い部分、ここの中の弱い部分、柔らかな部分って、なかなか外に出せないと思うんですよね。
さっき言ったみたいに、自分の気持ちを外に出すことって難しいじゃないですか。
僕ってこう思ってたんだよね、寂しかったんだよね、辛かったんだよねっていう感情って、より出しづらいと思うんですよね。
そういった感情を書くことによって、自分の中で整理ができるんですよね。
書いていくうちに自分の気持ちが整理できて、
俺こう思ってたのか、じゃあこうすればいいのかな、ということがだんだん見えてきたりするんですよ。
そのためのツールとして、ギブミータグってハッシュタグを使ってもらえればなって思ってます。
このハッシュタグ使ってもらえれば、僕がすぐに見に行きますので、
いいね押したいとか、コメント書いたいとかさせていただきます。
記事を通してあなたの心に触れることができればいいなって思ってます。
あとですね、番組のご感想など募集してまして、ご感想いただけるとすごい参考になるんですよ。
すごい番組作りの参考になるし、僕も続ける原動力にもなるんですよね。
すごく嬉しいんですよ。
なので、Botcastのリンクを貼られたノートの記事のコメント欄でも結構ですし、
Twitterでも結構ですし、このBotcastの概要欄にリンクを貼ってある質問箱とか、
お問い合わせフォームでも結構なので、ご感想いただけるとすごく嬉しいです。
30:00
ということで、今回も最後までありがとうございました。
また次回お会いしましょう。さようなら。
30:12

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