1. アツの夫婦関係学ラジオ
  2. #308 恋愛工学の元ネタ「PUA」..
2022-01-19 19:28

#308 恋愛工学の元ネタ「PUA」とは?ナンパ術はどのように生まれ、どのように広まったのか?

日本で有名なナンパメソッド「恋愛工学」 

これはアメリカで生まれたナンパメソッド「PUA」が元ネタになっています。 

今回のシリーズでは「PUA(Pick Up Artist )」の知られざる歴史やメリットとデメリット 

そして夫婦関係との関係性についてお話ししていきます。 


【note】https://note.com/atsuatsu 

【noteサークル夫婦関係アドバイジング】 https://note.com/atsuatsu/circle 

【質問箱】 https://peing.net/5a2fc6bdc1d35b 

【Twitter】https://twitter.com/atsuatsu

00:04
アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係の悩みを男性向けに夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
あなたは恋愛工学、ピックアップアーティスト、PUAと呼ばれるものを聞いたことがあるでしょうか?
これらはナンパのテクニックと言われていますが、
恋愛工学やピックアップアーティスト、PUAが夫婦関係においてはどのように役立つのか、なぜ役立たないのかについて話していきたいと思います。
たぶん聞いたことある方いらっしゃると思うんですよね。古沢和樹さんという方が、メルーマカで恋愛工学、金融工学という名前だったと思うんですけど、中身は恋愛工学なんですよ。
ナンパ術に関する内容をまとめたメルーマカというのを何年もやられていて、日本では恋愛工学という名前ですごい有名なんですけど、
その元ネタはアメリカに生まれたPUA、ピックアップアーティストと呼ばれるものなんですね。
こういったテクニックが女性とのコミュニケーションにおいて役立つというふうな情報が結構あったりするんですね。
僕も一部役立つところがあるなと思っていて、記事に書いたりしてはいるんですけど、
ただこれらのテクニックというのが本当に男女関係において有効なのかだとか、夫婦関係においてはどうなのかというところについて、
今日から新しくシリーズとして何回かに分けて話していきたいなと思っています。
多分YouTubeとか本とかTwitterとかでも恋愛工学という名前で結構情報が出ていると思うんですけど、
これが男女間におけるコミュニケーションの教科書だと思うとちょっと違うなというところを僕は感じているんですね。
特に長期的な関係を築こうとした場合に大きな関係の破綻にもつながっていく懸念があるなと思っているので、
その辺も含めて何回かに分けて話をしていきたいなと思います。
今日は第一回は日本で言う恋愛工学の元ネタとなったPUAですね、ピックアップアーティストと呼ばれるナンパ術ですね。
このPUAの歴史について話をしていきたいなと思います。
つまりはナンパ術の歴史ですね、について話をしたいなと思います。
元ネタというか、僕が元にしているのは立部の明さんで書かれた本の
裏道を行け、ディストピア世界をハックするって本がですね、最近多分これ出たんですよ。
最近出た本で、この間本屋で見つけてこれは面白いなと思ってすごい読んだんですけど、
ここの中から抜け出しながら話をしていきたいなと思います。
03:02
なのでこの放送を聞いてもっと知りたいなと思った方はこの裏道を行けっていう本がおすすめなので、
ぜひ併せて読んでいただければいいなと思います。
まずそのPUAの歴史なんですが、なんでこの世の中にナンパ術なんてものが生まれたのかってことなんですね。
そもそもなんでナンパ術が生まれたのかってことなんですけど、
これはですね、1960年代にアメリカで始まったと言われています。
それ以前のアメリカというのは第二次世界大戦が終わったばっかりなんですね、50年代。
1945年に戦争が終わったんですけども、
45年から50年にかけてアメリカはすごい豊かな社会になっていくんですね。
それと同時に社会構造が大きく変化していきます。
今まではアメリカってでっかい田舎なので地域間でのコミュニティがすごく強かったんですよね。
地域、自分が住んでいる町、東部、西部、中央部とかね、
いろんなすごいでっかい田舎もいっぱいあるんですけど、
その田舎の中からほとんど人が移動しなかったんですよね。
自分が住んでいる田舎の町に生まれて、その田舎の町で結婚して子供を産んで死んでいくっていうのが普通の人の人生だったんですけど、
1960年代に入って未曾有の後継期を経て、多くのアメリカ人が田舎から都会に出るようになります。
大学の進学とか就職というので都会で一人暮らしをする男女が増えていったんですね。
50年代終わりから60年代にかけて。
60年代というのはピルが普及した時代でもあったんですよね。
女性用の皮肉のピルですね。
生理不順とかを制御を抑えることができるので、生理時の不快な思いを軽減させるという効果もあります。
もちろんその否認効果も高い。
このピルが普及したこと、そしてカウンターカルチャーとかヒッピームーブメント、
60年代に生まれフリーセックスという言葉を聞いたこともある方いると思うんですけど、
このようにして多くの男女が都会に出るようになって、カジュアルなセックスというのが当たり前になっていったんですね。
それまでは教会、毎週末教会に通ってそこで出会った女性とは結婚するというのが当たり前の社会だったんですけど、
どんどん都会に出るようになっていて、男女が都会で出会うようになったと。
自由恋愛がやってきたってことなんですよね。
50年代までは存在しなかった自由恋愛がアメリカでついに訪れたと。
こうやって一見すごく良いことのように思いますよね。
好きな男性、好きな女性と出会って結婚できる恋愛の果てに結婚できる素晴らしい社会だと思うんですけど、
でもそれって出会うことができる男女に限るってやつなんですよね。
つまりその日も手にはこれが関係なかったってことなんです。
出会いの場は教会からバーとかパーティーってところに変わっていきます。
06:04
こういったバーとかパーティー、もしくは学校とかこういったところだと、
限られた異性の中から結婚相手を選ぶということができなくなるんですよね。
選択肢がめっちゃ広くなるわけですよ。
今までは自分の町の教会にいつも来ている女性、例えば3人くらいだとしたら、
その中から好きな子を選んで、くどいて結婚するとかっていうのができたんだけど、
無数にいる異性の中から選んだり選ばれたりとかしなければいけないということで競争率がめっちゃ上がったんですよね。
その結果何が起きてかというと、会話をして恋愛関係を作らなければいけないということになったわけですね。
だけど今まで50年代とかは教会で出会った幼なじみと結婚したりとかしていたので、
誰も初めて出会う女性をくどいて恋愛関係を作るという方法を誰も教えてくれなかったんですよね。
これが60年代のアメリカです。自由恋愛がやってきたその時代。
ということはですね、この時代にはどうやったら女性をくどけるのかとか、
どうやったら素敵な異性と出会えるのかというニーズがめちゃくちゃ高まっていたんですよね。
だけどそのニーズに応えるような供給がなされていなかったという状況でした。
ここの中で1970年代にこのニーズに応える形でピックアップアーティストと呼ばれるインフルエンサー的な人たちが生まれてくるんですね。
ナンパ術のインフルエンサーみたいな人たちが70年代に生まれてきます。
まず最初なんですけど、最初のナンパ術のインフルエンサーはエリック・ウェバーという人で、
How to pick up girlsという本を出したんですね。
この本によって初めてアメリカではピックアップという言葉が定着します。
ナンパって意味なんですけど、ここで初めてナンパという言葉が定着する。
このHow to pick up girlsで抱えていたのはですね、都会の中で男女がどうやって出会ったらいいのか。
この作者がいろんな女性にインタビューしたんですって。
どういうふうな男を求めてるの?どういう男だったら付き合ってくれるの?みたいなことをインタビューしまくってまとめた本なんですけど、
そこで多くの女性が言っていたのは、私たちも出会い待ってるのよ、声かけられるの待ってるのっていう。
そういう声がすごく多かったんですって。
これ60年代のアメリカではさっき言った通りそうだったんですよね。
都会に出てきて、昔だったら簡単に男性と出会えたのに、今じゃなかなか出会えない。
09:00
出会いの場がどこかもわからなかったり、出会いの場に行ったとしても、どうやってくどいたらいいのか、くどかわいたらいいのかってことはわからない。
なぜなら男もくどいてこないからなんですね。どうやってくどいたらいいのかわからなくて戸惑ってる。
2人の男女が戸惑ってる状態っていうのが60年代だったんですけど。
このエリック・ウェーバーは、女性もそうなんだと。声かけられるのは待ってるんだと。
だったら女性が望むような男になればいいんだってことで、まとめた本がHow to pick up girlsってこれがすごいヒットしました。
その後、1980年代に入って、ここから現代のナンパテクノロジーがスタートしたと言われています。
今日はこの80年代の話をしたいなと思うんですけど、1980年代のナンパ術というのは、
ノス・ジェフリーズという人が最初に広めたと言われています。
この人はスピードナンパ術というものを作り上げて、それを広く広めてきました。
このスピードナンパ術って何なの?っていうことなんですけど、
これは神経言語プログラミング、NLPというものを聞いたことがある方もいらっしゃると思うんですけど、
今の時代でもよく聞きますよね、NLPって。なんかセミナーとかよくやってますよね。
あれ何なんだろうと思ってたんですけど、このNLPを使用したナンパ術なんですね。
そもそもNLPって何なの?ってことなんですけど、
認知心理学者、言語学者であるジョン・グリンダーという人と、心理学部の学生だったリチャード・バンドラーというこの2人が、
当時有名だった心理療法家のミルトン・エリクソンのアルファサイミンという、
サイミン鉄ですね、これをめっちゃ分析してマニュアル化したものなんですよ。
要は簡単に言っちゃうとサイミン鉄みたいなものなんですよね。
何気ない日常会話の中で相手を思い通りにコントロールしていくってことなんですけど、
これをマニュアル化したんですね。
ノース・ジェフリーズという人はですね、5年間かけてこのNLPを自分のものにして、
何気ない日常会話を通じて女性の潜在意識に働きかけて、
自在に操るスピードナンパ術を完成させたというふうに言われています。
これを聞くとなんかすごいなと思いますよね。
だけどなんかすごいモテモテのかっこいい人だったのかなと思うんだけど、
全然そんなことなくて、背が高くてガリガリで、
誰の目にも分かるような日モテだったと、オタクで日モテだったと言われています。
彼が5年間かけて完成させたこのNLPを使ったスピードナンパ術なんですけど、
このスピードナンパ術のテクニックというのは、
フレームというのがキーワードの一つになっているんですよね。
フレームというのは何なのかというと、
12:00
僕ら人間って脳の認知能力って限られているじゃないですか。
全ての情報を処理することってできないですよね。
世界ってあまりにも複雑なので。
自分のフレームの内側、自分が認識できる、処理できる枠組みをフレームだとすると、
そのフレームの内側は大事なことだと脳が認識するんですけど、
その外側に関しては処理しきれないので、どうでもいいと無視するんですよね。
このフレームの考え方を利用して、
ナンパ術が自分自身を相手のフレームに入れていくというのが、
このフレームというものの考え方なんですけど、
このノス・ジェフリーズが実際に行ったナンパのテクニックというのが、
裏道を行け!の本の中にも書かれていて、
レストランのウェイトレスと会話をしていて、
たった数分の会話の中で電話番号をゲットするということをやってのけるんですよね。
その時にウェイトレスの子が、
初めは全然その男性に興味がなかったのに、
話をしていくうちにどんどん興味を持っていくというのが、
まるで手品のように書かれているんですよね。
これが80年代に生まれたスピードナンパ術というところになるんですけど、
このノス・ジェフリーズは90年代に入ってから、
このスピードナンパ術をプレイボーイして、
マガジンの広告でセミナーを広めていったりとか、
当時広げ始めたインターネットでも売り込みを始めていきます。
このインターネットによって、
次の世代のピックアップアーティスト、ナンパ師というのがどんどん生まれていくわけなんですが、
それが現代の恋愛工学にもどんどんつながっていくという風になります。
一旦ちょっと長くなっちゃうので、今日はここまでにするんですけど、
次回以降は90年代、2000年代のピックアップアーティスト、ナンパ師たちの歴史、
当時のインフルエンサーたちの歴史、
そして、これはちょっと後になると思うんですけど、
こういった一流のナンパ師と呼ばれたピックアップアーティストたちが、
どういった最後を迎えるのかということについても話をしていきたいなと思います。
始めに言ってしまうと、すごいハッピーエンドじゃないんですよね。
ピックアップアーティストたちの末路というのは全然ハッピーエンドじゃない。
本当の愛とは一体何なんだろうということを考えさせられるような最後を迎えることになっていきます。
はい、ということで、一旦今日はここで切らせていただきます。
今日話したPUAの歴史の第一部なんですけど、
15:01
この中で冒頭にちょっと話した恋愛工学ってあるじゃないですか。
アリスター・アカディキさんが作った恋愛工学。
PUAが元の値段になっているんですけど、
これを理解するのに一番分かりやすい本があって、
恋愛工学の教科書という本があるんですよね。
これはGOHOさんという方が書かれていて、
これはナンパ師の方なんですけど、
ボイシーありますよね。
ラジオアプリのボイシーでもパーソナリティとして発信されているんですけど、
恋愛工学が何なのかということを理解するたびに、
この本が一番分かりやすかったんですよね。
恋愛工学の教科書というのが。
なので、恋愛工学って何?という方はこの本を読まないといいかもしれないです。
ただこれが男女関係のすべてではないし、
長く続くリレーションシップの参考にはあまりならない、
一部になるんですけど、
その一部がどこなのかってまた次回以降話していくんですけど、
一部はなるけど、これが夫婦関係においては教科書とはならないので、
あくまでもそういった世界があるんだなということの把握と、
これはちょっとそのコミュニケーションに役立つかなっていう、
一部ちょっと参考にするみたいな使い方をしたらいいんじゃないかなって思っています。
はい。
あとちょっと最近あったことなんですけど、
僕最近土日にまたデイキャンプに行くのって、
近くの公園がめちゃくちゃ広いんですよ。
めちゃくちゃ広くて、
デイキャンプができて、たきびげとかも自由にできるのでよく行くんですけど、
やっぱりね、家の中で子供たちとかいるとね、
子供たちもストレス溜めるし、僕もストレス溜めるしで、
怒ったりとか、子供たちもストレス抱えたりするんで、
めちゃくちゃだたっぴろい公園に行って、
デイキャンプするっていうのをまた始めたんですけど、
これが結構よかったんですよね、また。
今1月の終わりだけど、まだ行ける。
寒いけどまだ行ける。
たぶん2月の中旬以降はちょっと寒いかもしれないけど、
それまで行けると思うんで、
デイキャンプを楽しめるような料理とか、
ソーセージを炭火で焼くだけでもめっちゃおいしいんですけど、
だんだん飽きてくるんで、他の料理とかね、
じゃがバター作ったりとか、他の料理もいろいろ試しながら、
楽しみを作っていければいいなって思ってます。
はい、じゃあそんな感じで、また次回以降から
PUAの歴史について話をしていきたいなと思います。
最後にご案内です。
ノートのサークル機能を使って、
初の夫婦関係改善アドバイゼングタイマスという名前で、
妻との関係の悩みながら、せめっきにアドバイスをさせていただいています。
これはカウンセリングではありません。
心理療法などのカウンセリングではないです。
何なのかっていうと、
妻との関係に悩んだときって、
相談できる相手がほとんどいないと思うんですよね。
友人にも話しづらいし、会社の同僚にも話しづらいし、
家族にも話しづらい。
なんで話しづらいかって言ったら、
18:01
話しかもねるんじゃないかとかね、
他の人に伝わっちゃうんじゃないかっていう不安感があるわけです。
すごいプライベートな悩みなんで、
できれば他の人には知られたくない。
知られたくないけど、誰かに言わずにはいられない。
誰かに相談せずにはいられないっていう状況があると思うんですよ。
僕自身もあったし。
そんなときに、まず最初に相談できる相手として、
僕の価値はあるなというふうに思ってるんですね。
カウンセラーとかに、
相談しようかなと思ったときに、
誰に聞いたらいいのってあると思うんですよ。
それもね、前回放送したみたいな、
心理カウンセラー、認証心理師、公認心理師っていう、
3つの違うカウンセラーがいたりとかするので、
どこに聞くべきなのかってアドバイスは僕の方でできるし、
あとその人がカウンセラーに行くことじゃなくて、
僕とのやり取りの中で関係性を改善できるっていうパターンもあるので、
まず最初に相談できる、
何気なく相談できる存在として使ってもらえればいいなと思っています。
そして夫婦関係が改善できるまでに、
一緒に伴奏していくパートナーとして、
僕も寄り添っていきたいなと思っています。
こちらのノートサークルのリンクは概要欄に貼っておきますので、
ご興味のある方はぜひご利用ください。
はい、ということで、今回最後までありがとうございました。
また明日お会いしましょう。さようなら。
19:28

コメント

スクロール