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【第15回】手放した先に、本当の自分がいた──ジュエリーデザイナー・ドキュメンタリー作家・内海ナオさん
2026-07-15 45:22

【第15回】手放した先に、本当の自分がいた──ジュエリーデザイナー・ドキュメンタリー作家・内海ナオさん

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ロンドンを拠点に活動するジュエリーデザイナー・ドキュメンタリー作家、内海ナオさん。
成功を手にした先で感じた違和感。
離婚をきっかけに気づいた「自分を証明する人生」との別れ。
ジュエリー、写真、ドキュメンタリー
表現は何のためにあるのか。
真っ暗闇の中で見つけた光と、人の内側に眠る可能性を信じ続ける理由を伺いました。
【ゲスト紹介】

◎内海ナオ

1980年宮城県生まれ。
1998年、18歳の時にロンドンへ移住し、独学でジュエリーデザイナーとして活動。
パリでコレクションを発表しながら、2006年に東京神宮前に直営店をオープン。
2010年イギリス人の妻と結婚。第一子の誕生とともに家族で英国南部のワイト島へ移住し、ロンドンとの二拠点生活を開始。
2019年の離婚をきっかけに自宅を売却し、船で暮らしながら、オランダのアムステルダムに映像制作の会社を設立。
2022年、友人と東アフリカのタンザニアに土地を購入し、自給自足で暮らすエコビレッジづくりのドキュメンタリー製作を開始。
以来、ロンドン、ワイト島、アムステルダム、東京、宮城、カンヌの多拠点をベースに、ジュエリーとドキュメンタリーを製作。

《内海直仁さんインタビュー:LIFE UPDATE │ YOHEI HAYAKAWA》

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■鈴木ひろみ プロフィール
atelier Fuwari デザイナー。バンコク在住 ふわりは色にこだわったリネンを中心に天然素材を使った洋服を見に纏うことで心地よさ、心を整えることを感じてもらい着る人が幸せになるお手伝いをするブランドです。
https://atelier-fuwari.com/

Instagram (@atelier_fuwari

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00:05
Voice Voyage
おはようございます。atelier Fuwari 鈴木ひろみです。
プロインタビュアーの早川洋平です。
この番組は、atelier Fuwari デザイナーの鈴木ひろみが、今会いたいと思う人の持つ力を伺い、声を尋ねていくラジオです。
しかりは、サステナブルといった言葉を超えて、心と体、そして世界が優しく循環する生き方を探ります。
それでは、本日のVoice Voyage スタートです。
ということで、ひろみさん、今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
さあ、12月、去年始めた番組も、もう7ヶ月目?8ヶ月目かな?
8ヶ月目。
第15回を迎えましたが、7月ということでね、少し僕らは時間差ありますけど、ひろみさん、この7月の3週目あたりっていう時期、これバンコクだとどんな感じなんですか?
バンコクはもう梅雨が始まって。
そうか。
そう、梅雨というか雨が、もう結構雨が増えてくる時期ですね。
この、今、梅雨ってね、先に言っちゃいましたけど、日本の梅雨とはどう違うんですか?
日本の梅雨は1ヶ月半ぐらいですけど、タイはだいたい雨期宣言をしてから、半年近く雨の季節が。
半年?
長い、でもずっと降ってるわけじゃないので、ザーッと降って晴れる時もあれば、もう本当に大洪水になるっていう、そういう季節でもあります。
だから、履く、靴とか服とかはやっぱり気を使ったりします。
なるほど、ちょうど、そう、そんな話もしたいと思ったんですけど、私事ですけど、ちょっと靴がですね、新しいんです、僕。
ちょっと自分のニュースレターでも書いたんですけど、最近あの、結構有名らしいんですけど、気づかなかった。
すごい有名です。
オンのね、クラウドシックス、ウォータープルーフっていうのを、やっぱりなんかもう欲張りなんで、デザイン性も良くて、軽くて、走れて、歩けて、さらに梅雨の季節にもみたいな、探してたらこれに行き渡って。
雨の季節も大丈夫なんですか?
そう、これウォータープルーフなんで、そう、なので最近気に入ってずっと履いてるんですけど、そういう意味で、ひろみさんのこのウキのなんかお気に入りのアイテム、別に靴じゃなくてもいいんですけど、あります?
ただ残念なのは、バンコクは本当に、あの、すごい雨降ったらもう、川みたいになるんですよ。
いわゆるスコールみたいなザーみたいな。
で、川みたいになっちゃったりするので、そのシューズじゃもうすぐ真っ黒になっちゃう。
こんなちょっとオシャレという程度のウォータープルーフじゃ。
ダメダメダメです。
03:00
だから全然そういう靴じゃなくてもいいですよ。
傘とかも持ったんですけど、傘は、傘も跡も飛んでっちゃったりっていうか、折れちゃったりとかするので、もう雨の日ですね。
なんか別に、なんていうんだろう、アイテムとかじゃなくても、雨の時にこういうものがお供で嬉しい。
つまりそれは物理的なものでもいいし、何かカフェで本読むでもいいし、過ごし方でもいいんだけど。
ちょっとの雨だったら歩いているのは外国人だけです。
自分も含めてバンコクで。
なんでですか?
みんなだいぶ人、浜宿りしてます。
そうなんだ。
そう、あれ本当に、この間雨の中すごい降って、ちょっと川みたい、ちょっとその日早く帰りたかったので、川みたいになっちゃうのが嫌で、私と友人は歩いて行ったんですけど。
で、ぱーって見てたら、みんなタイの方、浜宿りしてて、歩いて傘さして歩いてんの、全部外国人。
面白いですね。ちょっと逆なような気もしないでもないですけど、そうなんだ。
だから、雨降ったらもうしょうがないっていう考え方が多分、タイの方達にはあるんだなって。
なるほどね。
はい、ということでちょっと浮きトークでしたけどもね。
雨といえばね、ひょっとしたら今日のゲストにも関係あるかなと。
ちょっと無理くりですけど、ロンドンからゲストを招きして、ロンドン、イギリスといえばね、やっぱり雨が降るっていう感じの場所ですけども。
今回のゲストはですね、ロンドンからお迎えしています。
ジュエリーデザイナーの宇住直人さんということで。
実はですね、私がもう13年前にロンドンで取材させてもらって、そこから親友のように付き合わせてもらって、そのご縁もあってね。
彼もね、本当にもう13年の中でね、ジュエリーデザイナーというところは変わらないですけども、生活スタイルも内面も含めて変わらない部分、変わる部分、本当にいろいろある中で。
今回ね、ひろみさんもね、お会いしたいということで、今回帰国の時間を縫ってですね、来ていただいています。
前編後編をお届けしていますので、今回は前編をお届けしたいと思います。
ということで、インタビューの前編をお聞きください。どうぞ。
さあ、VOICE VOYAGE、今日のゲストはロンドンからお客様を招きしています。
ジュエリーデザイナーの宇住直人さんです。宇住さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということでね、日本にお越しの中で時間を作っていただきましたが、
今日ね、ゲストということで、ひろみさんもね、緊張していると思いますが、まずね、お二人トークに入っていただく前に、正確なんで、ひろみさん、そもそもの今回のきっかけというのはどういう経緯なんでしょう?
06:04
2025年の1月の早川さんと直さんのインタビューを聞きまして、
もうあらゆる意味、本当にすごい自分のことと、やっぱりブランド作ってきてやってきたっていうのもあるし、海外で暮らすっていうこともあったので、
すごい自分のこととリンクしていたので、すごい先輩としてお話を聞いてみたいなって思ったのと、
直さんが私、今本当に作ることから手放すことっていうのをすごいされてきたので、
その辺を交えながらいろいろお聞きしていきたいなと思って、会えるのをお会いしたかったので、会うのを待ったこの回です。
はい、ということで、待ち遠しかった今回の場だとは思うんですけど、
直さんもせっかく来ていただいてますので、インタビューって話ですけど、本当に今、飲み物なんかもありまして、おしゃべりしながら、
逆に直さんも聞き上手ですね。直さんから逆の質問なんかもしていただいても全然構いませんので、みんなで楽しい時間を過ごせたらと思います。
じゃあ早速ですけど、ひろみさん、いろいろ聞きたいこともあるそうなので。
早川さん、2025年から今日まで、大体1年半ぐらい経ったと思うんですけど、直さんの中で何が変化があったのか教えていただけたらと思うんですけど。
この1年半での変化ですね。
今すごく痛感しているのは、やっぱり次に進むにあたって、新しいドアを開けるんですけども、
過去のドアを閉める作業っていうのがこんなに大変だったんだなっていうのをずっと痛感し続けているこの1年半ですね。
それは、ジュエリーとかをやめていくっていうことですか?
ジュエリーだけに限らず、ジュエリーはこれからも続けていくので、そのドアはずっと開けていくつもりなんですけれども、
例えば住む場所とか、持ってるものとか、人との繋がりとか、特に今はソーシャルメディアで繋がりやすいからそういう人間関係が増えても特に問題はないんですけれども、
やはりその場所に住むにあたって、思ってた以上に結びつきが強かった関係とか、離れてみてこんなに寂しいんだなとか、そういった意味も含めて、
ドアを開けるのは簡単なんですけど、閉めるのが本当に難しいなっていう例えなんですけれど。
09:05
でも私すごい思ったのは、ヨーロッパという場所、ロンドンという場所や、
ナオさんが異国で自分の場所を作ってくる力っていうのが、すごい終わりだなと思ってきて、
そして今までの部屋川さんのお話、特に25年の話を聞くと、手放してきたっていうものがすごい多いのに、
人との繋がりっていうのは広がり続けてるんじゃないかなってすごい私感じたんですけど、
どこの国に行ってもその居場所を作れるように思えるんですけど、そういう力とかそういう能力って、
私たちにもすごい必要だと、これからも必要だと思うんですけど、どうやったら作ってこれたのかなって。
それはまさしく今この場がそうなんですけども、傭兵さんと繋がらせてもらってもう十何年ですよね。
中で、やはりこう枝分かれしてこうしてひどみさんとお会いできてっていうのがまさしくその典型例で、
もちろん全ての人と並列には繋がれないんですけども、
幹となる繋がりを、やはり日本に帰って来て誰と会いたいかなって言ったら、まずやはり傭兵さん時間ないかなってメッセージしてみたりとか、
なんかそういう関係っていうのが、その都市に例えばアメリカ、ロンドンでもワイト島でも実家のあるミアリンでもいるので、
その方たちとの繋がりが結構残っていて、そこから枝分かれして広がっていくっていうパターンが結構多いので、
まさに今がその典型的な例だと思います。
人間関係は特に意図して締めようと思ってないんですけども、その木の身体の中にあるものが、
幹となる繋がりはやはり大事にして、例えば水をあげるとか光が当たるようにみたいな形でケアすると、そこで育つ枝もあれば落ちる葉もあって、
それはそれで自然の摂理だから、それはそれでいいと思うので、やはり植物、僕も移動生活が長いんで、やはり植物を維持するのがどんなに難しいかってすごく分かるんで、
12:08
水をあげてとか光が来るようにとか、そこまでやろうっていう労力とかが注げるのって限られると思うんですね。
逆にいろんなところに家があっていろんなところに庭があったら、その全部の庭を維持するのはまず不可能なので、
そういった意味では、まず幹を大事にして、そこからの枝が育ってくれれば嬉しいし、そうでなかったらそれで別に、それは自然の摂理かなと思ってます。
今、なおさんの居住地っていうのはどこですか?
今はですね、一番過ごす時間が多いのは実はフランスだったりします。
ここ半年ぐらいですかね。
フランスの南の方で過ごす時間が結構多く、で、あとは日本でも、そうですね、で、もちろんロンドン。
で、ワイトトンには子供が2人いるので、そこには2週間に1回戻るっていう形で、
意外と多いのは、そうですね、フランスですね。
あとアムステルダムにも実は居住権があるんで、そこも定期的に、はい。
一番長くいるのはどこが一番長いですか?
直近の3ヶ月だと4割ぐらいフランスにいて、
あとはロンドン。
今だと、今日本に3週間、2月にも帰ってくるので日本で、
ワイトトン、アムステルダムっていう順ですかね。
あとはジュエリーの受注会を定期的に開催しているので、
それでマンチェスターだったり、エジンバラー、グラスゴーっていう形で、
点々と移動することは多いです。
その、今、ラスト、ジュエリーと同時に、
あのドキュメンタリーも撮られているんでしょうか。
はい、その通りです。
インタビュー聞いてない方も過去の僕といると思うので、
その辺も含めてちょっとだけ調布するかもしれませんが、
そのドキュメンタリーについて少しお話いただけると嬉しいなと思います。
そうですね、以前は友人とタンザニアで土地を買って、
そこで自給自足の村を作るっていうプロジェクトもあって、
そこのドキュメンタリーを撮って、
かつその友人がすごく面白い活動をしているので、
15:01
彼を追っていろんなドキュメンタリーを撮っていて、
本当はそこできっかけで何らかの形にしたいなと思ってたんですけれども、
ちょっとこの1年、2年はまた少しずつ変化があり、
そのドキュメンタリー1本で次をというよりは、
それってどちらかというと、
ストックとフローという意味ではフローだったりするんで、
もう少しこうコミュニティという意味で、
ストックという部分をちょっと作りたいなっていうのがありまして、
ドキュメンタリーを撮ってそれでどうするっていうよりも、
そのドキュメンタリー、人の生き方をお伝えして、
それを見てくれた人たちがどう変わりたいかとか、
どう思うかっていうところに寄り添いたいなっていうのが今の希望なので、
そのコミュニティの構築があって、
そこで人生を変えたいっていう人がいたら、
そこで寄り添って何かをお手伝いできるような形のコミュニティを作りたいなって、
そういう意味でストックっていう意味でしょうか、
そういった取り組みに少しずつシフトしてるというところですね。
それはどこの国で作ってるんですか?
移動しながらです。
移動しながら?
本当に点と点というよりは線の上で作りながら移動してるっていう感じなので、
僕にとっての理想というのは、
受注会で都市を回って、そこでお客様とお会いして、
かつそこで素晴らしい取り組みをしている人のインタビューを、
ドキュメンタリーっていうんですか、撮ることができたらいいなと。
で、もう一つ欲を言うと、
モデルを探して10位の世界観を作るモデリングのシュートもやって、
その3つが揃ったらもういいなっていう、ちょっと欲張りな話ですけれども、
その服も着せて撮って欲しい。
すごいな。
じゃあ、そのエコビリッジをみたいなものを作っていくっていうのではなくて、
その場その場でなおさんができるコミュニティみたいなものを増やしていくという。
そうですね。そのエコビリッジを作るプロジェクトっていうのが、
その数あるインタビューする人の中の一人という位置づけで、
他に人生を何らかの形で、
それが自分からなのか嫌なのか問わないんですけれども、
人生を途中で変えたっていう人たちを今インタビューしてて、
イギリスだけで今4人終わってるんですけど、
日本で今エコビリッジを作った友人で一人とか、
国籍を問わずこれまで人生を変えてきた。
それが例えば病気だったらかもしれないですし、
履別だったりかもしれないですし、
何らかの要素があって変わったという方々のインタビューをして、
そこに私もそうかも、僕もそうかもっていう人たちがいたら、
18:05
その人たちがつながれるようなコミュニティを作りたいなと思ってまして。
そうか、すごい。
なんかちょっとジュエリーとは違う、見てるような感じですかね。
そうですね。ジュエリーもう25年作ってて、すごくやりがいを感じてはいるので、
今後も続けていくんですけれども、
例えばビビアン・オフィスティオットみたく、死ぬまでファッションデザイナーをできる人って、
それは素晴らしいと思うんですね。
そこまで情熱とか、経済的な様子とか、いろんな様子ができれば素晴らしいと思います。
けどそれは非常に稀なパターンで、
実際ファッションっていう移り変わりの激しい世界で、
70代、80代までやれる方っていうのは、ほんの0.何パーセントですし、
そもそも自分にそこまでの情熱というのかが、
僕が70代、80代になってまで、そういう中で生きていけるのかっていうのは大きなクエスチョンマークで、
考えてみたら、結構20代、22歳ぐらいの時に初めてパリの展示会、パリコレクションに行ったんですけれども、
その時からやっぱりどうしても違和感っていうのがずっとあって、
この世界からもう出たくて出たくてしょうがなかったんですね。
パリの展示会行って、デパートのバイヤーが来て、
じゃあアメリカのバニューズさんでしたりとか、フランスのこんな有名なセレクトショップがありますって、
注文いただけるのはいいんですけれども、
それを言って、ここに入ったあのブランドのあの方ですね、みたいな感じですごく広がったんですけど、
あの中でワイワイやってる世界にどうしても馴染めなくて、もう出たくて出たくてしょうがなかったんですね。
それでそういった受注をまとまった金額がいただいたので、
それを使って東京に26歳の時に神宮前のエリアに直営店をオープンしたんですよ。
それはどうしてもあのデパートのバイヤーの中で、
かけ率がどうもどうもとか、あそこの雑誌に載ったとか、
ああいう世界が本当に嫌でしょうがなくて、
自分で自分のやりたいようにお客様と直接つながれる場が欲しいっていうのがあったので、
2025、26年当時なんてまだインターネットショッピングっていうのがなかなか始まってなかった。
あそこにネットで売るっていうことが怪しいっていうような時代だったと思うんで、
やはり直営店っていう形、そういうバイヤーとかシーズンとかにとらわれず、
定番は定番でずっと作り続けていく。
お客様と直接つながりたいっていうのがきっかけで、
21:02
そういう場を作りたくて直営店をオープンしたんですね。
そこから今は幸運にもインターネットで売ったりとか受注会でポップアップしたりとかっていうのができる時代、
すごく良い時代になったと思うんで、
その直営店っていう仕組みもちょっと陳腐化しつつあるんで、
コロナで日本のお店もイギリスのお店も閉店する形になったんですけれども、
最初はやっぱり残念でしたけど、
今となっては受注会っていう形で日本にも何回も帰ってこれるし、
アムステルダム、パリ、グラスゴ、エジンバラ、マンチェスター、
自分の行きたいところに行って、
お客様に会えるっていうのが本当に楽しくて、
そこで得たインスピレーションまたイギリスに持ち帰って、
新しいデザインに活かす。
例えばオリーブの葉っぱとかあって、
ヨーロッパでのお客様って、
やはり庭にオリーブの木があってっていう方が結構多いので、
ノスタレジックな感じで結婚イベはやっぱりオリーブの葉の掘り込みを
ゆべおって方もいらっしゃるので、
ああいう発想って多分イギリスだけ一遍倒だったら多分出てこなかったと思うんで、
今すごくポジティブな解釈なんですけれども、
ああいう場所にとらわれた直営店というやり方ではなくて、
受注会という形で、
自分が行きたいところに会いたい人に行くっていうのを前提で移動できるので、
すごく気に入ってます今は。
それがすごいですよね。
やっぱ物を売る時代が厳しい時代になってきている中で、
なおさんがやっぱりそうやっていろんな場所にいて待っててくださるお客様がいるっていうこと自体も
すごいなあって今聞きながら。
いなくても行っちゃうことも多いんですけれど、それはそれで。
今のところちょうどツッコミたかったんですけど、
まさに受注会ということはお客様が基本的に考えるとあってこそというところかなと思うんですよ。
だから受注会の場所を決める基準っていうのは、
自分にとって柱になるような人、幹になるような人がいるところだったり、
ただ当然、行ったら既存のお客様がいるようなところなのかとか、
ケースバイケースだと思うんですけど、
そこもややもすると、また最初のパリの展示会とかの時のように、
ニーズがあるからやるみたいな波に飲み込まれちゃうと、
本来のnaoさんの一番やりたいこととちょっとずれちゃうと思うんですけど、
その辺ってコントロールできる部分、できない部分、
あとそもそもコントロールすべきなんかもありますけど、
どういう感じで場所って決まってるんですか?
例えばこの後だとバンコクにもしかするといいかもしれないですし、
ひのみさんとお会いできたことで。
24:01
お待ちしてます。
そういうやり方になりますね。
いなくても行っちゃうこともありますし、
例えばストックホルムとかベルリンとか、
ベルリンはもう27年前に一度きり行ったことないんですけど、
なんかそういうここに行けばなんかあるんじゃないかなっていうのを、
チキフギを見ながら、
一緒だわ。
ここかなっていう、
例えばソウルとかバンコクとか台湾とか、
なんかそういうのもありだと思いますし、
ほんととらわれてはないですよね。
そうするとまずもう本当にある意味その直感とか、
そういうものの深い人ありき、場所ありきだったりして、
それが数字につながるかとかっていうのは基本的に一切。
また別ですね。
だからそこまでキャッシュフローがいいわけではないんですけども、
今金価格とかもすごい上がってますし、
ただジュエリーのいいところは、
持ち運びが比較的楽なのと、
傘が貼らないのと、
かつてのユダヤ人じゃないですけども、
やはり移動するのにすごく適してるっていうのがまず幸運。
たぶん洋服ともしかするとスーツケース、
何個も持つ必要がないのと、
あと結婚指輪っていうのは、
すごく作っててやりがいがあるのと、
ニーズがまだ結婚っていう仕組み自体がなくならない限りは、
ゼロにはならないので、
僕たちも、
もちろん大いにこうしたことはないんですけども、
そんなに20人も30人も会う必要がないので、
本当に5人とか4人とかお会いできて、
そこで受注につながれば、
ここに行くために、
例えば数百万の予算を達成しなくてはいけないとは思ってないので、
ひとまずそういう、
次につながればいいっていつも思ってやってるんで、
それは個人経営の一番の強みですよね。
そこに例えば投資家とかも行っててきて、
この目標を達成するためにってなったらもう失格になっちゃうんで、
ただそういう動き方だけだとちょっと面白くないですよね。
普通になっちゃうんで。
でも前回の早川さんのインタビューの中で、
そのドキュメンタリーの話で、
なおさんが世界は変えられないけど、
一人の人のスイッチは押せるみたいな話をされてたと思うんですけど、
その一人の人の内側の変化とかを信じて大事にしてきてるっていうのは、
やっぱりそれはドキュメンタリーでもジュエリーでも同じなんですね。
そうですね、どちらも基本的には手段の一つではあって、
ドキュメンタリーを撮ること、ジュエリーを作ることが目的ではないので、
27:02
目的に一つはあるんですけど、最終的な大きな視点で見ると、
一つの手段がジュエリーで一人ドキュメンタリーであったり、
それだけ撮って終わりってわけではないので、
大きな話なんだけど、本当に一人の人っていうか、
一人一人の内側に眠っているものをスイッチをオンさせるっていう、
なんかそういうふうに世界を見てるのかなって感じ。
気づきですよね。
気づかずに人生終わったほうが、もしかすると幸せな場合もあると思いますし、
いろいろなく気づくことってあると思うんですね。
それが例えば先ほど言ったように健康だったり、お金だったり、人間関係だったり、
何らかの困難があって、そこであれってどうしようって思うことって結構あると思うんで、
それは僕自身そうなんですけれども。
今話しながら逆にひろみさんに聞きたいというかね、
やっぱり二人とも大きくクリエイティブものづくり、そしてウルっていうものをやってますけど、
そういう視点からもひろみさんから聞きたいこともいっぱいあったと思うんですけど、
その辺はどうですか?
あんまりやっぱり直さん、ウルこととかに執着してきてないし、
ジョエリーの人ってちょっとギラギラしてるっていうか、そういう世界でもあるけど、
ラストジョエリーっていう世界観もそういう感じではないかし、
直さんがここ初めてお目にかかって、本当にジュエラーというよりもナチュラリストみたいな感じなので、
今不思議な気持ちで、でも本当にパリで成功して、表参道でお店もされてっていう、
でもそれを手に入れながらちょっと違和感を感じたら、なんか手放しってきてますよね。
なんか私、直さんの言い方の中で、何を消していくのかっていう話を、
30:03
早川さんとされてたのがすごい印象的で、真っ暗な時になった時に何が光るんだろうっていうのを直さん話されてたと思うんですけど、
答えを何が光って見えるんだろうって探しているより、
そこに光があるっていうことを信じてる人の言葉なんだなっていうのは感じてきたんですけれども、
もし直さんが真っ暗闇を経験していたら何が光って見えましたか?
これまで経験した真っ暗闇っていうことですか?
どうでしょう?
一番のきっかけはやっぱり離婚だったと思うんですけれども、そこでどれだけ自分を消してたんだなっていうのに気づいたんで、
やはりそれこそ25、6歳くらいまでは、もう自分はこれが作れます、あれができます、こんなことできますっていう、
自分の第一の才能っていうのを、こじとまではいかないですけど、それを自分の証明のために使ってたと思うんですけどね。
そこから結婚した相手、イギリス人なんですけれども、彼女の眠ってた才能を引き出すことがすごく生き甲斐になって、
そこでまた大きな結果が出て、それがすごく嬉しかったんですよね。
そこで一人になった時に、じゃあまた自分のその才能を証明することをしたいのか、同じことをもう一回やるのかってなった時に、
それは多分なかったんですよね、そういう欲が。また自分の力を証明しようとかっていう欲があんまりなかったんで、
やっぱり人のその才能を見つけて、そこをサポートするっていうのがすごく好きだったんだなっていうのに気づいたんですよね。
なので一瞬暗闇にも見えましたけど、なんか自分の何をやって嬉しいと思うのかっていうことに気づけたんで、
それはそれで今となっては良かったのかなっていう。でなければずっとあのまま、それすらに気づくことなく、もうそういうもんだと思って生きて、
そこで例えばワイト島の一つの村で人生終わってた可能性は高いんで、表現よくないんですけど、良かったなって思います。
33:08
別れてくれて、なんか僕の選択ではなかったですけど、なんか捨ててくれてありがとうって今あったら思います。
でもその部下さんとのインタビューの中で、ステイフロートとかステイプリペアでこう浮き続けるっていう考えをしていたと思うんですけど、
変化の中で沈まない、自分が沈みそうになった時に、なおさんはどうやって浮かび上がってきた、なんかそういう沈まないように浮かび続けてきた何か秘訣とか何か知恵みたいなものってあったんですか?
それは僕にとって多分写真だったと思いますね。
なんかもうどこに行くにも常にカメラを持って出かけて、ロンドンの街なんか暗い思いしながら、
すごく夏とか天気も良いのに何かこう気分が沈んだまま歩くこととかも結構あったんですけども、
常にカメラを持って、カメラ持ってると自然とポジティブなところを切り取ろうとするんですよね。
こんなに雑多で何の変哲もない日常の風景なんですけど、ここを切り取ったらこんな風に見れるんじゃないかなっていうのを常に頭のどっかで意識はしないんですけども見てるんです。
例えば今日もこのハンガーがあって、あの影の写りが綺麗だなとかって勝手に頭が考えちゃってるんですよね。
今このシーンを写真で撮ろうと思ったらどういったカットでっていうのを勝手に常に探し続けてるんで、
僕は正直カメラって全部オートで撮ってるんですね。
そういうマニュアルの設定とか、いろんな友達がいつも教えてくれるんですけども、
もう右から左で全然F値とかISOがどうこうとかって全然わかんなくって、
もうダイヤルも全部オートで撮りっぱなしなんですけども、
唯一何もこうあれこれ考えずに直感的にパッパッパって撮れるっていうのが僕の特見なんです。今でもそうですけども。
そういう意味ではカメラが一つの浮き玉だったっていうのはありますよね。
沈まないように捕まっておける、あるじゃないですか、海に浮いてる玉みたいな。
何でもいいんですけど浮き輪でも流木でも、僕にとってはそれがカメラだったんですね。
それでもう常に風景とか光、明るいところでは影を、暗い中では光をみたいなのを常に探す癖がもう染み付いちゃってるんですよね。
36:10
それが発表していくんじゃないかと今ソーシャルメディアで載せていくと、
いろんな人が反応してくれて、これ綺麗、ここいいね、あれいいねって。
けど実際はそんなにいいとこじゃなくて、ただレールにハンガーがかかってるだけを切り取っただけだったりとかするんですけど、
それがすごく嬉しくて、最初は僕の次の人生はそういう写真を使って生きていくのかなって思った時もあったんですよ。
5,6年くらい前に。
それであればこんな装備持ってって言って、装備までいろんな靴とか防水のやつとかリックサックとかいろんなのカメラマン仕様に変えた時があったんですけども、
それをやっていったら、発表会で写真を見せて人が来て、これいいですね、すごいですね、
それがまたパリでの受注会にかぶっちゃって、それはまたつまんないなって思って、
そこから動画っていうんでしょうか、ビデオを撮れる、このカメラって実は動画も撮れるんだってことに気づいて、
そこから動画を撮り始めていったら、そういうドキュメンタリーに着いてっていう感じなんで、
そこを何かって聞かれたらカメラだと思います。
そこからカメラから始まって、今のそのドキュメンタリー作家っていうものにつながっていってる。
そこでまたドキュメンタリーよってなると、またその展示会に来て、例えば映画館でこのドキュメンタリー発表しますってなったら、
映画館に来て人が来て、良かったとかっていう部分で、またなんか全員の展示会とそんなに変わらないなっていう気がしてきてるので、
そこでいらしていただいた方とが、もし何かこうしたい、変えたい、私もそうだったっていうところがいたら、
そのドキュメンタリーを撮った対象の人とそれを見て何かを変えたいっていう人が、ゆるくでもいいからつながれるような場があったら、
お互いにすごく素晴らしい場になるんじゃないかなというのが今思っているところですね。
今話を聞いていて、誤解を恐れずに言えば、ステイフローとステイプリペアとも関係あるかもしれないんですけど、
なおさんと知り合わせて僕がいただいた2013年、その時は今よりいわゆるジュエリーデザイナーとしてたと思うんですけど、
やっぱりちょっと付き合い長いんでね、今日は言葉丁寧ですけど、親友でもあるので、結構ちょっとあえて突っ込みますけど、
なんかやっぱりいい意味で、ドキュメンタリー作家も含めて、自分探しをずっと続けているような、
特にこの10年とか、もちろんいろんなことがあったと思うんですけど、でもそれをややもすると、
39:03
例えば日本とかで僕らもアラフィルムを見えてきた感じで、普通だと正直危うい人もいると思うんですよ。
僕なんかちょっと危ういかもしれませんけど、でもそれをさっきの話じゃないけど、
あえて高次元で言うとちょっとボキャブラリー貧困ですけど、世界中でさっきみたいにひろみさんが紹介したように、
いろんなところでジュエリー売りながら、その場所で人で選んでっていう、
だから生活もすごいしっかりしてるし、この世界を流れるように自分探ししてるみたいな感じにできてる人っていうのは、
なんかなかなかちょっといないと思うんですけど、
っていうふうに思うんですけど、それを自分で解説するとしたら、そこは何ができてるんだろうっていう。
そうですね、いろんな場所に来て、
例えば歩いただけで、今その展示会の、昨日までポップ、おとときかポップアップやってたんですけども、
そこでエビスっていうエリアで、すごくいい場所を使わせていただいて、すごくいいエリアで、
渋谷からすごく人行きなのに、こんなになんか全然違うなってすごく気に入ったんですけども、
で、ちょっと入るとすごく素敵な家に、なんかすごい素敵な車が停めてあったりとかして、
なんか、どんな暮らししてるんだろうって思う時があるんですね。
多分40代なのかな、50代なのかな、もしかすると60代なのかなってなって、
やっぱり、いいな、素晴らしいな、素敵だなって思うんですけど、
じゃあって言って、ここで、この家で、この車に乗って暮らそうっていう生活に、正直あんまり憧れないっていうか、
そういう暮らしはもう30代の時に、家買って、車クラシックカー、なんか4台くらい持ってたと思うんですけど、
なんか、むなしさしかなかったんですよね。
で、なんかそういう、例えばタワーマンとか、そういう高級車っていうんじゃ全くなくって、
普通のイギリスの田舎に普通の家があって、で、クラシックカーって言っても、昔の大衆車ですよね。
例えば、モージスマイナーとかフィアット、チンケチェントとか、
ワーゲンのワースとか、なんかそんな感じで、昔の庶民の車をクラシックカーとして持ってたんですけれども、
とにかく維持費がかかったりとか、やっぱり庭も、家の庭とか、
で、僕はちょっとその、庭仕事っていうのにもうトラウマになってしまってて、
理想像としては、大きな家に大きな庭がっていうのが素敵じゃないですか。
で、僕にとってもそれがトラウマでしかなくって、
もうただの自分の時間、人生を芝刈りっていうのか、芝を刈ったりとか、
42:01
部屋の掃除とかに、これ以上自分の人生を使いたくないなって思ったんですよね。
なので、そういう一瞬ちらっと、こういう家、大きい家、素敵だなとか、この車いいなって、
美しさは認めますけども、それを自分で所有して持って維持したいかっていうのはまた別の話で、
それを見た途端に、こういう人生からもうおさらばしたんだった、
また古い動画を引っ張り出してきて開ける必要はないなって思うので、
だったら写真でとりあえず撮っておいて、美しさだけはリスペクトして、
それをシェアだけすれば、別に自分でその家とか車を持つ必要はない。
似顔もすごい素敵ですけど、自分で草刈りしてもあれは維持したいって思わないんで、
写真撮って、例えば新宿御苑でもどこでもいいんですけども、
写真で所有するっていうふうに切り替えたら、
別に自分でそういうフィジカルに持つ必要はないんだなっていうのが結構大きな転換点だったので、
それさえできれば、どこの街に移動してても、
全部所有できるんだなっていう感覚っていうか、
イメージとして、写真として、動画として、
撮る分にはただだし維持費もかかんないんで、
そういう所有の仕方の方が僕には向いてるなって思ったんですよね。
さあエンディングのお時間ですが、宇都宮の人さんのインタビュー前編後編いかがでしょうか。
今回前編だったわけですけれども、
いろいろ振り返りもしたいところですが、まだ前編ですので、
振り返りは次回のエンディングでと思いますが、
インタビューの中でも、やはりひろみさんは私と直さんのインタビュー聞いてくださって、
結構それを前提に聞いてるところもあったので、
まだ皆さんもちょっと分かんないところもあったのかなと思うので、
その辺はひろみさんがまたひょっとしたら告知時に補足もされるかもしれませんし、
インタビューの方も私のインタビューなんですけど、
それも概要欄に貼っておくので、そちらも2025年のインタビュー聞いていただくと、
またいろいろ深いところに入っていけるのかなと思っています。
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