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ちょっと遠めのお向かいさんが、今日もいない。
今日もいないじゃない、今日はいない。
ということで、一人でもわちゃわちゃとやっていきたいと思います。
よろしくお願いします。
はい、カナダに住んでいる方のFusaminでございます。
4月は5週目がございますので、今回またソウルプレイの方をやらせてもらってます。
で、今日はね、何し話をしようかなと思ったんですけども、
実はですね、つい先日、私の母校が主催となっている、主催となっているというわけじゃないな、母校の先生が中心になって作っている学会があるんですよ。
ほんで、その学会の記念大会があるんで、来ませんかという話を同期のね、卒業して、
そこで博士本まで取ったね、優秀な同級生から誘われたので、それでね、参加したんですよね。
たまたまね、時間点も良かったんですよ。
日本時間の朝10時からだったんで、こっちも夕方の6時から。
で、深夜になる前に終わるっていう感じだったんでね、参加させてもらいました。
ほんとね、最初はね、やっぱ学術論文ですね。
いわゆる研究修士課程とかね、博士課程を研究している学生さんの論文の発表だったんですけど、
まあ正直ね、学術論文ってこんなかだったな、そういえばって思いながら聞いてました。
まあ、要はつまらなかったんですよね。
まあまあ、それはそれで仕方ないですよね。
学術論文って、他の学会とかの学術論文ってあんまり参加をしたことがないので、
楽しい学会の学術論文とかもあるのかなとか思いながらね、
やっぱり肩にはまっているプレゼンテーションの仕方しかできないのであれって思いながら見てました。
まあいいんですけどね。
そして質問も出ないっていうね、お決まりのパターンでございまして、
まあそんなもんかと思いながら見てました。
で、メインはね、その後、
うちの大学って今年、たぶんそろそろ30周年までいかないか、
何周年だ、20何周年って記念になるんですけれども、
その一期生、二期生、三期生の、私は三期生だったんですけど、各代表みたいな人たちが喋ってました。
一期生と私の同期にあたる三期生は、当時委員長という、まあ要は学年代表ですよね。
学年代表をしてた人が喋ってて、二年生は学年代表の方ではなく、
違う方なんですけど、ちょっと経路が変わっているんですよね。
一期生の方は大学卒業後、臨床に入ったんだけど、その後大学院に戻られて学ばれた方で、
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二期生の方は、大学院はうちの大学の大学院ではなく、広島大学かな、広島大学の方に行かれて、
その後、医療機器メーカーの方に就職された方でした。
三期生、私の同期ですね。彼は大学院とかにはいかず、ずっと臨床一筋にやっている人なんですけども、
実は何年前かな、結構前なんですけども、24時間テレビに出たことがある、そんな人です。
彼らはね、話は面白かったですね。学術論文じゃなかったっていうのがでかいですよね。
大学生活における今の自分の在り方と今後みたいな、理学療法士の過去と未来みたいな、そんなような話だったんですよね。
その学会のテーマみたいなのがあったんで、そんな話をして、懐かしい写真とかも出てきました。
懐かしい写真いっぱい出てきて、ちょっとそれもいい思い出になりました。
その後、3つ基調講演というか、特別講演があったんです。
私もお世話になった大学の先生3人の基調講演でしたね。
最初に学科長だった、当時学科長で、今は違う大学の学長さんをやってる先生がお話をされたんですが、
相も変わらずの話し方をされてて、相も変わらずの見た目でした。
この先生多分ずっと変わんねえんだろうなと思いながら見てましたね。
もう多分、今年も70代後半だと思うのですが、元気そうで何よりだわと思いながら見てました。
ただね、この先生ね、やってることすごい本当にいいこといっぱいしてるんですけども、プレゼンは大して上手くはないです。
というのが私の感想です。
大学の授業もね、そんな感じでした。
つまらないっていうわけじゃなくて、授業そのものは結構面白いんですけど、
プレゼンテーションとしてはそんなにスキルのある方ではないなっていう感じはしました。
研究の内容とかね、統計とかね、そういうのはね、やっぱりデータをきちんと取ることをされる方なので、
結果として数字も素晴らしいと思って、数字から見た考察とかも鋭いんですけども、
いい感じのプレゼンは、そういえば大学の時もこんなだったなとか思いながら聞いてました。
で、2人目の先生はですね、ちょっと体調が悪かったっていう子どもあり、
まあまあ仕方ないかなと思いました。
もともとそんなに授業が上手だった記憶もないのですが、
なんで印象があんまりないんだろう。
あのね、実技がすごい上手な先生だったんですよ、その先生って。
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なんで、なんかね、しゃべっていると、しゃべって淡々としゃべっている授業は、
あまり得意じゃないんだろうなっていう感じの先生でしたね。
でもね、まあまあいいこと言っていらっしゃいましたよ、いろんな意味でね。
学長だった先生は、要はデータから見た理学療法士が今後どうなるのかっていうような話でしたね。
大学の数が増えているとか、国家試験の合格率がどうかとかと、
そういうような、そういう教育畑に関する話でした。
で、2人目の先生がやっていたことは、その理学療法士の、専門理学療法士って言うんですけど、
まあ理学療法ってね、リハビリの専門家ではあるんですけども、
まあいろんなことをやるんですよ。幅広く、幅広く、いろんなことを学びました。
それ覚えていないし、私は今も臨床からも研究からも遠ざかっているので、あれなんですけど。
で、その、そういうね、その専門理学療法士とか、その理学療法士の治療法に関しての、
そのこれからどうある姿が理想かみたいな、そんなような話を2人目の先生はされていました。
で、3人目の先生、3人目の先生はね、私たちの学年の学年担任だった先生です。
で、この3月で退官されましたね、ということでした。
で、知れませんでしたけど私ね、離れてるからね、現役からね、だからね、全然知らなかったんですけど。
で、退官されて、何気にもしてないっていう話でしたね。
で、まあその先生らしいなと思ったんですけど、その先生がお話されてた話が面白かったんですよ。
えー、まあね、ミーハーとオタクの違いっていうのを語ってました。
で、研究者と関わるべきであるっていうような話だったんですよ。
まあさっきも言ったんですけども、この学会そのもののテーマっていうのが、理学療法士の今と未来、過去と未来みたいな、そんな過去今未来みたいな、過去現在未来か、みたいなようなテーマだったんですよ。
で、その理学療法士ってリハビリの専門家でもあるんですけども、
臨床もするんですけど、研究もするっていうことが望まれてるんですよね。
で、実際は、実際はそんなこともできないんですよ。
以前なんかね、橋子さんが多分、学校の先生とかもね、同じことをしてると思うんですよね。
その授業をしたりとか、学校行事をしたりとかしながら、研究もするっていうような話なんですよ。
で、実際問題その臨床でいっぱいいっぱいになってる状況で、研究もするってかなりきついんですよ。
で、まあね、そのために、それでも一生懸命研究されて、条文発表してる理学療法士の人たちってすごいなと思うんですけども。
で、あのね、その時にその先生がおっしゃってたのが、
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研究者っていうのは、ちょっと前まではオタクであればよかったと。
自分の専門分野をどんどんどんどん掘っていけばいい。
深く深く掘っていけばいいっていうような、そういうのがあったんですけども。
皆さん、オタクと民派の違いってわかります?
あのね、最近それがね、その本当に間をとっていい言葉だなと思ってるのが、推し活ってやつです。
で、推し活っていうのは何なのかっていうところをね、私は最近ちょっとね、
しらきなつこさんのセルフブランドブックの講座の時にも、
その私のセルフブランドブックは推し活でできてるんですけども。
っていうのでちょっと考えてみました。
で、その先生がおっしゃってたのが、民派っていうのは浅く広くっていうところもあるんですよ。
要はなんか流行りに乗っかる人とかも民派ですよね。
で、一方オタクの人っていうのはとにかく自分の好きなものを深く深く振っていく。
で、この2つの大きな大きな違いっていうのが、
オタクは自己満足の世界であり、民派な人っていうのはアウトプットをして共感を求めるっていうものだったんです。
面白いでしょ。
で、最近私はやっぱりビジネスの話とか、
インフルエンサーさんとか、そういう人たちのこういう発信とかも追いかけるようになったじゃないですか。
これだけSNSが発展してきたので。
ってなった時に思ったのが、その推し活っていうのはちょうど本当その間に当たるんだろうなって思いました。
その推し活っていう人たちは本当にその推しの人たちに対して深く深く掘っていくんだけど、
それを共感してほしいというふうに周りに押し出していきますよね。
これは多分SNSのおかげでもあると思うんですよ。
で、これがこうオタクの人たちっていうのは自分でこう集めて、自分で満足してそこで収まるので、それを外に出そうとはしないんですよね。
なんだけど、これがこう民派な人たちっていうのはもう本当にもうこれいいよね。
どう?一緒にやらない?っていうふうに巻き込んでいくっていうそういう巻き込み力が、巻き込みでいこうとする力っていうのをすごく持ってる人たちだと思っています。
で、推し活っていうのはそのちょうど合間、合間になっていて、そのこれいいと思わない?って誘いはする。
でも無理時はしないっていう、なんかちょうどいい塩梅なんじゃないかなっていうふうに私は思っています。
で、その先生がね最後の方に言ってたのが、なんかね、あのその先生が学位を取られた頃っていうのは、
今ね、もう私が住んでるカナダの今、ブリティッシュコロンビア州では、
就職、就職を取らないとマスターですね、マスターコースに行かないと理学業方針にはなれないようになってます。
で、それぐらいやっぱりちょっと学位、学位というかそれぐらい勉強しないとやっちゃいけない仕事っていう感覚なんですよね、カナダでは。
イギリスとかアメリカも似た感じだと思います。
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で、日本の場合は今でもまだ短大とか専門学校3年生で卒業して国家資格は受けられるはずですね。
かなり数は減ったっていう話を、あの学長だった先生がされてましたけど、まだでもそれができるんですよね。
で、そこの差っていうのもあるなっていうのを話はされていましたが、
研究をするときに、その最後にミーハーとオタクの話をした先生はですね、私が学生だったときに学長だった先生と同じ職場で働いていらっしゃったんですよね。
で、その先生がその理学療法士になった頃っていうのは、まだ理学療法士じゃない、理学療法学っていうので学位が取れるっていうところはありませんでした。
大学っていうものができたのが私が高校生だった頃なんで、当時なかったんですよね。で、学位が取れないと。
で、でもその研究者として何かをしていくっていうことになると、その臨床経験も必要なんだけど、大学卒という卒業の資格とその後の修士課程、博士課程っていうものを出なくちゃいけないっていうのがありました。
で、その先生はだから、理学療法士の顔を取り臨床をやりながら、大学卒業の資格も取って、で、修士、博士と取っていかれたんですけど、その時に、理学療法学っていうところで学位が取れないもんだから、工学に行ってみたり心理学に行ってみたりっていう風な感じで、いろんなところで学位を取られたんですよね。
で、その時に言われたのが、見方が違うっていうのと、あとその時に出てきてるのがパラダイムシフトっていう話が出てたんですけど、要はその型が違うんですよね。
で、その研究の内容もそこの型にはめていかないと、そこの学会ではわかってもらえないっていう、そんな話をされてたんですよね。
で、これが、だから今は本当に余計に複雑に世界が絡み合っているんですけれども、過去は、過去の、過去20年ぐらい前の研究者っていうのは、その世界で、なんだっけ、その世界で通じる型にはめた研究をしていればよかったんだけど、今はその世界で当てはまる型で研究をしていても、あまり、なんて言うのかなって思うんですよね。
役に立たないというのも変なんですけど、その世界で役に立っても、で、他の世界に応用が効かない研究っていうのは、どうなって、あまりこうなんか、廃れていくと言ってしまうとちょっと変なんだけど、その研究としての形としては、将来性がないのではないのかっていうような話をされてたんですよね。
で、その先生はいろんな、いわゆるいろんなセクションで、セクションじゃないわ、いろんな学科で学位を取っていたからこそ出てくる視点っていうのがあって、で、その先生自身も結構オタクだと思うんですよ。
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まあ、なんかすんごいマニアックな本を持っていたりだとかですね。若い頃からバンドをやってらっしゃって、ずっと今もバンド活動されていたりとかですね。
なんかいろんなことをやっている先生だったんですけど、他趣味なんだけど、浅く広く、浅く広くっていうよりは、そこそこ全部深く掘っていって、その範囲を広げていってっていうような感じなんですよね。
何だろう、なんかね、説明が難しいな。その先生が使ってたっていうのが、逆パイ理論っていう話をされてたんですけど、それこそすり鉢状に穴を掘っていくっていう感じですかね。
パイルドライバーで深い穴を掘るのではなく、シャベルで子供が穴を掘るようにどんどんどんどん掘っていって、幅広く掘っていってっていうような感じで、でも気づいたら結構深かったねみたいな、そんな感じで研究をしている先生だなと思いました。
だから、そうしておくことによって、形がいろんな形のものをはめていくことができるのではないのかなって思いました。そのパイルドライバーみたいにこうまっすぐガンって穴を掘ってしまったら、そこの細いストローみたいなところに形をはめていかないと、その研究っていうのは認めてもらえない世界っていう風になっちゃうわけですよね。
ひとつのものにしがみついてしまうというのがあって、それを他の学問とかも巻き込んで、周りを巻き込んでって考えていった時には、やっぱすり鉢状というか、少し広めに穴を掘っておいてあげないと、きっとそこの形にはめていくことはできないんだろうなっていう話をされていました。
この私のしゃべりの熱量でわかると思うんですけど、その最後の先生の話が一番面白かったです。
その先生の授業は確かに毎回毎回面白かったです。興味の引き方も上手かったし、やっぱりそうやって幅広い知識があるからこそ、例えの持ってき方もすごい面白いんですよね。
和術って、やっぱりいろんなところから知識を引っ張ってくることってすごく大事なんだなっていうのを、今回まさにまざまざと感じました。
私は臨床からも研究からも遠く離れ、今は何にもしないし、医療の世界からも離れてしまっていたんですけども、それでも学術大会を聞いていて、それなりに分かったんですよね。
これがこういう研究してて、こういうふうなんだなっていうところで、そういうことの小さな発見の積み重ねで、学位とか研究とかっていう研究者としてのその道っていうのはできていくんだなっていうのも一つ分かったっていうのもあるのと、
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もう一つ逆に言ってしまえば、この私でも分かってしまうような、分かってしまうようなっていう言い方もいいんだな、この今の状態の私でも分かるってことが研究として成り立つのであれば、私は結構いろんな、私のような人間でも研究論文を読んでみる価値はあるのかもしれないなって思いました。
それこそその最後の先生がおっしゃってたように、私もやっぱり浅く低くいろんなものを知りたい人間でもあるので、そうやって興味の範疇の論文とかも紐解いてみてもいいのかもしれないなってちょっと思った、そんな学術大会でした。
来年の5月に実は世界理学療法人学会がまた日本で行われるっていう話があるので、その時期に合わせて日本に帰ってみてもいいのかなとかちょっと思い出したり見なかったりしてます。
ただ私も多分理学療法協会員じゃないから入れないのかな?入れないかもしれないな。でも先生たちに会いに行くのも楽しそうだなとはちょっと思ってますね。まあね、行かないと思うけど。
行くのかな?5月にやらなくてもいいじゃんって思いました。もうちょっと違う時期にやれよとか思いましたね。やっぱね、学校ある時期に帰るのもちょっと悩みどころではございますが、いいかんせん。まあまあいいや。
ただね、学会に久しぶりに参加してみて思ったことは、やっぱ研究って楽しそうだなって思いました。私研究職進みたかったんですよね、実は。昔そんなこと考えてたなっていうのも思い出し。
でも今からまた大学戻るのはちょっと大変そうかな、どうだろう。そこまで触手が動くようなテーマが今のところはないので、見つかったらちょっと考えるかもしれないなって思った、そんな学会体験でございました。
またそのうち、これは文章にもまとめたいっていうのと、その推し活に関してはね、私セルフブランドブックでも取り上げたぐらいなんで、もうちょっと深掘っていろんな発信ができたらいいなと思ってます。
どうもちょっと長くなってしまいました。取り留めのなく私のアウトプットにお付き合いくださってありがとうございます。では、来週はあしこさんと一緒にお届けします。じゃ、またね。ごきげんよう。