1. ちょっと遠めなお向かいさん
  2. #36 夏休み明け
2023-09-05 16:34

#36 夏休み明け

は〜い!今週のお向かいさんは? ・9月は登校しぶり、不登校が増える時期 ・親としてどうしたらいい? の2本でお送りしてます♪


00:07
ちょっと遠めのお向かいさん、本日も日本とカナダに暮らす、ゆるくてやかましい2人がお届けしております。
子育て・家事・単純作業のおともに、ながら劇推奨。
ということで、9月のAshikoさん、よろしくお願いいたします。
おはようございます。
おはようございます。
喋れてない。
喋れてない、舌回ってませんが、夏休みで疲れ切っておられるようですね、Ashikoさん。
ベロが夏バテかな。
そんなですけれども、9月といえば新学期でございますね。
カナダはまさに入学進学でございますが、日本もね、9月は夏休み明け。
一番1年で長い休みから明けた子どもたちが戻ってくるということで、
元先生のAshiko的には9月で心得なきゃいけないこととか、何かお母さんとお父さんとかにお願いしたいこととかあれば聞きたいなと思って。
そうだよね。先生あるあるっていうかね、学校あるあるなんだけど、5月と9月がね、めっちゃ不登校増えるんだよね。
休み明け。
休み明け。
5月は連休明けってことか。
そうそうそう、連休明け。
5月は夏休み。
そうそう、この2つ、不登校が増えるっていう事実は変わらないんだけど、やっぱりなんかね、選出が違うんだよね。
5月と9月だと。
そうそうそう、5月で休みがちな子っていうのが、新学期始まってすごい緊張してるよね。
うんうん、4月。
緊張が溶けた時に不安が出てくる子とか、もう嫌だってなる子が休むんだけど、9月はなんかね、そういう子もおるんやけど、原因不明とか結構多いよね。
なんかあったわけじゃないんだけど、足が進まないとか、そういう子がね、結構いたりしたなーっていう思ってて、だから初中未満とか出してたよ。
子供にね、先生からね。
なるほど。
年賀状とかさ、初中未満って先生から来たりすると思うんだけど、あれって手紙を出すって、もらうって嬉しいっていうだけじゃなくて、
学校っていう存在を思い出してもらいたいっていうか、私の先生の存在を思い出してほしいみたいな。
で、だんだんと学校モードにしていくっていうことをしてたりしてたんだよね。
03:02
なるほど。
夏休み前にさ、生活リズムが崩れてたりするから、戻してあげるっていうのをしてあげたらいいんだけど、それでもやっぱり行きたくないっていう子はおるんよ。
そうだろうね。
だっけ、行きたくないって言わせたくないじゃん、親としては。
そりゃそうだ。
それまでにさ、楽しみだね、学校楽しみだねとかって言っちゃうんよ。
そうね。楽しみじゃない。
嬉しそうになるよ。
そりゃそうだ。
いや、だってお父さんお母さん学校行かんじゃん、行くの僕だしみたいな。
そうそう。
あんまり楽しみだねとか、何頑張るとかっていうのは言わないほうが良くって、いつも通り過ごしてあげるっていうのが一番の薬っていうか。
なるほどね。
だっけ先々ね、手立てをしないほうがいいと思う。
楽しみだねとか不安とか聞くんじゃなくて、とりあえず放置。
そう、放置放置。あれよ、戦略的放置よ。
戦略的放置ね、なるほどね。
あんまり当たらず触らずみたいな感じかな。
それがね、私ベストだと思う。
そうね、プレッシャーを与えてもいけないし。
そうだよね、確かに楽しみだねって言ったら楽しんでいくことを期待してます、お母さんはになっちゃうもんね。
そうそうそうそう、だしね、そりゃ家のほうがいいに決まっとるじゃん。
まあね、そりゃそうだよね。時間縛られないしね、自由だしね。
日本なら重たいランドする人って行かなきゃいけないとかそういうのもないしね。
そうそうそうそうそうないよ。
だからなんかね、ちょっといろいろね、夏休み開けて、登校しぶりがある子とかの親御さんたちに相談されるけどね、夏休み何したらいいですかとか、いつも通り過ごしてくださいって。
そうだよね、そりゃそうだね。
そうした方がいいなって思うんだよね。
だから結論、何もしない。
ただね、行きたくないとか言った時にどうするかっていう話なんだけど、
行きたくないって言うじゃん、子供。言うとするじゃん。
で、一番最初に共感してあげてほしいんだよね。
どう共感してあげたらいいの?私いつもその共感で迷うんだよね。
行きたくないんだねって。
06:05
行きたくないんだねだけでいいと思うけどね。
行きたくないだけでいいのか。
悲しいのとか、つらいのとかって聞く。
まず気持ちに寄り添うっていうのが大事なんよね。
なんかついさ、あ、来た。また始まったって親って思うけどさ。
確かにね、思うわ。
大丈夫よ、大丈夫よとかって。
言ったわ。
わかった、言わない。心がける、心する。
でもね、大丈夫よって言ってもいいんだけど、先に共感してから言うっていう。
行きたくないんやねって。でも大丈夫よって。
なるほど。
先に共感。皆さん聞きました?先に共感がポイントだとそういうことなんです。
そうそうそうそう。
あの、初っ端から大丈夫よって言ってしまうと、あ、僕の気持ち無視されたって感じるわけよ。
まずは、そうね。
誰も僕のことわかってくれないとか、私のことわかってくれないっていう気持ちになるよ、子供ってね。
だからまずね、行きたくないって言えただけでもすごいって私は思うよね。
なるほど。
言えない子もいっぱいいるからさ。
そりゃそうだ。
むしろね、言えた子の方が後々、立ち直りが早いよね、私は思う。今までの経験則でね。
そっか。じゃあ行ってくれた場合は教えてくれてありがとうだね。
あ、そうそうそうそう。なんか言わずに我慢して我慢して我慢してね、爆発した方がすごい時間がかかる立ち直すのに。
なるほど。
傷ついた状態からスタートじゃけえ、まずその傷を癒さないといけんじゃん。
うんうん、そりゃそうだ。
だってもう学校に行くとかそういう段階じゃないけえ、その前段階に時間がすごいかかるけえ、やっぱり立ち直しにすごい手がかかったり時間がかかったりするね。
そうそうそうそう。
じゃあやっぱりお家は安全基地として認識してもらうっていうのが、お家というかお家の人ね、味方であるっていうことを認識してもらうことがすごく大事ってことね。
そうそうそうそう。子供ってさ、わーって感触を起こしたときとかさ、嫌だーって言ったときね、もう完全に心シャットアウトしてるけえね。
何言っても効かないよね。
ドアをパタンってしてるわけよ。で、どんなに大人がいいことを言っても、もうその状態では入らんわけよ。
なるほど。
これ私の感覚だけど、頭に言っても人って動かんのよ。
そりゃあ、その頭で言って理屈がわかるようになるのはずいぶん年立ってからよね。
そうそうそう。だから心に届かんと、結局人って動かんけえ。でも子供の心がパタンって飛んできてる状態で大丈夫よとか、そんなことしなくても大丈夫よとか、そんなことしようったらダメな大人になるよとかね。
09:12
全然理解できんよね。大人になった自分がまず想像できてないからね。
そうそうそうそう。まずパカーンって扉を開けなきゃいけないから、その開けるために共感をしましょうっていう話だよね。
なるほどね。その共感は皆さん踊るのではなく、共感することだそうです。アマテラス大神とはちょっと違うらしいですね。
そうそう。なんかイメージとしてね、お母さんたち、お父さんたちの胸からコンセントが出てる感じ。
コンセントね。
コンセントを繋ぎたいわけよ、子供に。
子供にコネクトしたいわけね。
コネクトしたいのに閉じてるでしょ。閉じてるから開けろ開けろってやったら無知になるわけよ。
ピシピシピシって。
痛いね。
そうそうそう。開けてくれる?みたいなパカーンってして、開いたねってシュッって入れるみたいなね。
うまいこと言うね。あれね、クルクルクルって開ける金庫の鍵みたいなのあるじゃん。あれの番号を合わせていくみたいな感じね。
そうそうそうそう。で、そのために必要なのがそうだねって嫌だったねって言ってくれてありがとうねっていう言葉がね。
なるほどね、チューニングを合わせていく感じかな。
メイデーメイデーとかやってるのをキャッチするためにこうやって一生懸命ダイヤル回して無線機で電波の波長を合わせるみたいな。
そうそうそう。最初難しいんだけど、まず共感するっていうのをやり寄ったらだんだんできるようになってくる。やっぱ大人もね。
そうね、まず思い返していいからね。言われたことがその通り、言い返して。で、自分の言った言葉がどうなんとか、他人の口から聞くとどうなのかっていうのをね、
頭の中で聞いてもらうっていうのが大事かなっていうのは分かるな。
まずはね、共感できてなくても共感する言葉を出すのよ。
そうそう、言葉だけね。
そうそう。
上っ面でいいから。
でもそうするとね、だんだん分かってくる。今こういう気持ちなんだなーとか、今こういうところに寄り添ってほしいんじゃなーっていうところが見えてくる。
でも自分の中で消化する時間が必要だからね、相手のこと。お互い、人間関係なのでそこはね、お互い様ということで。
そうですね。母ちゃんもあなたのことを理解したいのよというところを見せないといけないね。
そうそう。そうなんよ、そうなんよ。それめっちゃ大事。
うん。
もうなんか、私だけまずさ、私あのね、この間、この間じゃないわ、ずいぶん昔だけど、ある男の子がさ、目の前におった男の子を殴ったよ。
12:02
ほう。
顔面殴ったよ。
そりゃびっくりするね。顔面はビビるな。
なぜと思ったんだけど、駆けつけるんじゃん。
そりゃそうだ。
ついていくじゃん。
うん。
ほんで、殴られた方の子に何があったんって聞いたら、そこ歩き寄っただけなんだけど、殴られたんよねって言っとって。
うん。
マジかーって。
うーん。
まあ、とりあえず保健室に行きたいって言って保健室に貸したんだけど、殴った方の子はもうすっごい興奮してるわけよ。殴っとるけん。
何か起こってるんだね。
うん。
でも、机は投げるわ、椅子は投げるわって、わーって教室で暴れようって。
あら。
あーどうしよっかなーって。
どうしよっかなーって。
うん。
まずこの子に今これやめなさいって言っても、火に油を注ぐなって思ったけん。
うん。冷静な足子先生。
そうそうそう。うん。これはダメだ。今もうパッタン状態だみたいな。
うん。
閉じている、完全に。鍵がガチガチにかかって。
一匹だ、一匹だ。
26がかかっておりますみたいな。
そうそうそうそう。だから、この子に今こう言ってもダメだなって思ったから、
あのー、あれ、何言ったかっていうと、その時間、理科の時間だったんだけど、
ちょっと気持ち落ちてくれるためにさ、隣の教室行ってからさ、休憩しよっかって言ったわけよ。
そう。で、その子もさ、暴れてさ、もうなんか引くに引けんくなっとったよね。
あー、でもあるよね。小さい子とか特にそうだけどさ、なんか泣き始めたんだけど、
なんかずっと泣いてたら、その泣き始めた理由が分かんなくなっちゃってるとかね。
そうそうそうそう。もう引くに引けんくなっちゃってるから、
あ、これはそこに寄り添った方がいいなと思ったけん。
あー、もう大丈夫だけん。で、理科の先生に言っとってあげるけん。
行こうやーって言って、隣の教室に連れて行って、
もうちょっと理科の先生にすいません、ちょっとだけごめんなさいって言って、
別室連れて行ってから、さあどうやってこの鍵をこじ開けようかなって私は思ったわけよ。
そりゃそうだ。
なんで殴ったのって言ったらまた興奮するなとか思ったよ。
それはそうだよね。
うん。だし、なんか多分本人も分かってないなって思ったよ。
そうだよね。殴られた人も歩いてたら殴られたんだもんね。
あいつが悪いって言うだろうなって思ってたけん、
これはこの子にそれはベストじゃないなって思ったから、
落ち着くのちょっと待って、手痛かったって聞いたわ。
そうそうそう、痛いじゃん。
痛いよ、殴った方もね。
そうそうそう、手痛かったって怪我してないって聞いたよね。
もうそこでね、カチャって一つあるわけよ。
そうね、26のうちの一つ目が開けました。
ほぼ開いたなって思ったよ、それでカチャっとね。
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殴ったことを責めたいわけじゃない、私は。
ただ何があったかっていうことを聞きたいし、
それで変えていけるところとか、直していけるところがあったら直していけばいいと思うんだよね、私はって言って。
で、何があったん?って聞いたよ。
なるほどね。
そうそうそう、もうしたらパカーンよ。
この人怒るつもりないんだ、パカーンって。
怒られると思うとね、心閉じるよね。
そうそうそう、私は怒るつもりないよっていうのを先に言ってあげるとね、
ここに興奮してる子にはね、
そうね、なるほど。
そういうこともあったんで、最初に共感するのが大事。
という、元先生の足子先生からのアドバイスでございました。
もし9月息しぶりが見られるお子さんがお持ちの皆様、
ぜひこの手法で心の鍵を開けてあげてください。
足子先生、百戦錬磨やけ。
足子先生、百戦錬磨だそうです。
口を割らなかった子供はいないから。
口を割らなかった子供はいない、さすがでございます。
はい、そういう感じでございました。
では9月、いろんなことを考える、悩める時期ですね、
お互いにね、親子どもどもそういうこともあるかと思うので、
参考にしていただけたら嬉しいです。
ということで、今週はこんな感じでごきげんよう。
バイバイ。
16:34

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