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令和だよ、アシカガキャスト。
町田市立の小中学校のホームページが、共通のフォーマットに全部統一されてリニューアルされたんですね。
で、それが結構残念な感じになってまして、
とにかくいろいろと古い見た目だったり設計思想だったりが今時ではない。
あと、コンテンツの移行が進んでない学校がほとんどで、ほとんどの学校のサイトが器だけあって中身がないみたいな状態で公開されてるんですね。
子供が学校からもらってきたプリントに、5月の連休でホームページが切り替わって、町田市立の小中学校のホームページがCMSという方式に変わりますって書いてあったんですね。
それで妻からCMSって知ってる?みたいな感じで言われて、いや知ってるどころか、今の私の仕事の結構中心になってるようなところだよみたいな話をしたんですけども、
CMSっていうのはコンテンツマネジメントシステムの略で、ウェブサイトを作る知識がない人でも内容をコンテンツを更新していけるための仕組み、ブログの更新の仕組みと同じようなものです。
CMSにもいろんなツールとかサービスがあるんですが、この町田市立の小中学校で使われているものが何かはよくわからないんですが、器はできて各学校で更新できますよという状態になっているんでしょうけども、
中身のコンテンツの移行あるいは追加が全然進んでない状態で一斉公開されている状態なので、ひどいところだとメインのビジュアルの部分が米印米印学校ホームページへようこそって書いてあって、
ここ本当は打ち替えてなんとか小学校ホームページへようこそみたいになるべき部分の書き換えがされてなくて、米米学校ホームページへようこそになっていて、その下に任意の文章を表示できますというこれも打ち替えないといけないところがそのままで横に流れてくる。
そして最新の記事表示項目はありません。最近のお便り学校からのお知らせ配布文書はありません。お便り配布文書はありませんみたいな状態で公開されていて非常に残念な感じです。
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最初に言ったとにかく古いというところですけども、見た目のデザインとかが古めかしいのは、まあいいとしてもスマートフォン用のページが別サイトになっていてスマホからは全てのコンテンツが見られない。
PC用のサイトがメインで、機能を限定してスマホ用で見られるみたいな作りになっていて、ここが一番納得がいかないところですね。今時のサイトとしては。
今時のサイトは画面のウィンドウのサイズに合わせてスマホだったりタブレットだったりパソコンだったりで同じデータを元に表示を調整していく。レスポンシブみたいな言い方をするんですけども、そういう作りが主流になっている中でちょっとこの作りは古いなと。
極端な話、スマホ用に最適化して作ってそれをパソコンでも見られればいいぐらいだと思うんですけども、学校のホームページを見る父兄のニーズにも合ってないんじゃないかなと感じます。
その他の古いポイントとしてはもう懐かしいサイトあるあるみたいな感じなんですが、メインのイメージ部分がフラッシュで作られてる。あとアクセスカウンターがあって文字が自動で左から右にスクロールしていってるという懐かしさを感じさせる作りになっています。
今までそれぞれの小中学校で独自に作っていたホームページがあって、それらは全部アドレスとかもバラバラだったんですが、今回のリニューアルで全部同じドメインの下に入ってるような形になってるんですね。
古いサイトにアクセスした場合には、今のサイトにリダイレクトされる、自動で転送されるようになっています。
じゃあ古いページは見られなくなったのかというと、そうではなくて、過去の記事はこちらっていうメニューがあって、そこの中に過去のページはこちらというリンクがあって、そこを押すと古い各学校が作っていた昔のホームページに行けるようになっています。
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昔のホームページのトップページに来た場合は、新しいページに自動で移動するんですけど、トップページ以外のこれまでのページは全部リンクのアドレスが変わってしまっているので、
例えば検索エンジンでトップページじゃなくてその中のコンテンツがヒットした場合に、古い学校のページの中のコンテンツが検索エンジンで見つかって、そこをクリックした時にはページがないよみたいな表示になってしまうので、ちょっと不親切だなと。
サーバー側の設定で古いページの該当するページに自動で移動させるか、あるいは全てのアクセスを新しいホームページのトップに飛ばすか、みたいなことができるので、何かしらの対策をした方が良かったんじゃないかなと思います。
小中学校のサイトでそれぞれの学校が個性を出して作り込んでみたいなことはいらないと思うので、共通フォーマット化するというのは良いことだとは思うんですが、結果としてちょっと残念な感じになってしまっているなと思ったので、僭越ながら苦言を呈してみました。
