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2022-08-23 10:34

Zoomの「次」について考える(第567回)

Zoomでのリモート会議、オンラインセミナーが普及しましたが、その「次」のステップが盛り上がってないなという印象を持っています。そんな中、注目しているoViceというバーチャルオフィス、オンランイベント向けツールについても話しています。

=== 目次 ===
Zoomの「次」はまだ盛り上がっていない
最近oViceに注目している
oViceは競合ツールよりリーズナブル
オンラインイベントでの立ち話のニーズに
ビデオ会議では身長、体格が伝わりにくい
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アシカルゲスト
Zoomでの会議、オンラインセミナーが普及しましたが
ちょっとマンネリ化しつつあるんじゃないかなと感じています
でも新しいことにチャレンジすることなく
みんなこんなもんだと思って使い続けているような印象を個人的には持っています
ビデオ会議で言えば、Zoomに限らず Google Meet、Microsoft Teamsあたりが定番だと思います
シェアで言うと、SyscoのWebXも高いらしいですね
ただまあどれも基本Zoomと同じようなもので
その延長線上でもっと良いもの、もっと新しいコンセプトのものとして盛り上がっているものはあまりないように感じます
Aroundというビデオ会議のツールが一時期ちょっと盛り上がったんですが、少なくとも日本ではあまり使われてないんじゃないかなと思います
Zoomなどでのビデオ会議を拡張するツールも日本ではそんなに注目されてないように感じます
自動で文字起こしして議事録を作成するツールなどですね
ちゃんと誰が話した言葉かを認識して文字起こししてくれるんですね
多分大企業では使われてたりするんだと思いますが
ツールを使うコスト的なものなのか、そもそもそこまで考えてないのか、あまりそういう話も聞かないように感じます
Zoom会議の動画をもとに自動で短く編集したダイジェストの動画を作るサービスとか
ホワイトボードや投票の仕組みなどビデオ会議を支援するツールがいろいろあるんですが
日本語化されているものや日本製のものが少ないのであまり盛り上がってないということもあると思います
VRゴーグルをつけてのVR会議
メタが提供するHorizon Workroomsもリモート会議の未来として可能性があると思いますし
実際に使っている人の評価は高いんですが
VRゴーグルの普及がまだまだそんなに進んでないでしょうし
MetaQuest 2が円安の影響もあって大幅値上げしたということで
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VR会議もまだまだ先かなという印象です
同じ時間にみんなが集まってのビデオ会議自体を減らして
非同期でリアルタイムではなく撮影した動画を送ることでコミュニケーションをとろうという動きは海外では多いようで
そういうツールもたくさん出てきています
特に拠点が世界各国に散らばっているようなチームの場合
非同期でのコミュニケーションの方が効率がいいという面もあるようです
この動きも日本ではあまり盛り上がってないように感じます
そんな中私が最近注目しているのはOVISというバーチャルオフィスバーチャルイベント用のツールです
O-V-I-C-EでOVISです
日本製のサービスです
2Dの平面の空間上で自分のアイコンを移動させて
自分の近くにいる人たちの音が聞こえて近くにいる人たちとだけ会話ができるというサービスです
オフィスみたいにテーブルが並んでいる空間を画像で作っておいてバーチャルオフィスとして使うとか
ステージがあって客席があって
ステージが何か所かあって交流できるスペースもあって
という空間でカンファレンス的なことを行うとかそういうことができるツールなんですね
Zoomをみんなが使い始めた頃にも
REMOというR-E-M-Oで
REMOという似たようなツールがあってオンラインイベントをやるんだったら
ZoomよりもREMOの方がいいよと話題になっていました
アシカガキャストでも2020年の5月に取り上げました
その時にスペーシャルチャットというツールも取り上げています
これも似たような空間の概念を持っていて近くにいる人とだけ喋れるというツールです
REMOもスペーシャルチャットも今でも開発は続いていて提供されています
REMOはいつの間にか日本語化もされていたんですが利用料金がずいぶん上がっています
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小規模イベント用の一番安いプランでもベースが400ドルで+参加者1人当たり4ドルと結構お高めの設定になっています
REMOのバーチャルオフィスの方のプランは安いプランで年額8160ドル
一月当たり680ドルと結構なお値段になっています
リアルなオフィスの値段よりは安いよねということですかね
オフィスはイベントなどでの単発での利用の場合一番安いプランで1週間2750円で50人まで参加できると
かなりリーズナブルな価格設定です
バーチャルオフィスとしての継続利用の場合も一番安いプランで月額5500円
推奨人数10人ですが最大接続50人まで行けると
一番安いプランでということです
バーチャルオフィスというものはビデオ会議の延長線上にあるものではなくて
併用されていくものだと思いますが ビデオ会議だけだとチームでの気軽なコミュニケーションができにくい
リアルなオフィスではできていた 自然なコミュニケーションが生まれにくいと
いったビデオ会議だけでは埋められない部分を 保管してくれるツールとして今後うまく普及していくといいなと思っています
なんでいいなと思ってるかというと コロナ禍が集結したとしてじゃあ元のように100%
みんな出社しましょうとならない選択肢がいっぱいあった方が多様な働き方としていいなと思うからです
そしてオンラインイベントで考えるとやはり zoom よりもオフィスのようなツールの方が来場者同士でのコミュニケーション
立場なし的なものを生むという意味で良さそうだなと感じています zoom でのオンラインイベントで登壇者とお客さんで別れているケースでお客さんが
顔出しする意味もあんまりないですし かといって登壇者としてはお客さんが誰も見えないお客さんの反応も聞こえない状態でカメラに向かって
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しゃべり続けるのも寂しいだろうなと思うので それだったら事前に収録した動画を流せばいいんじゃないかと
同じ時間にみんなで集まるメリットがあんまり生まれないですよね 最後の質疑応答でチャットで寄せられた質問にリアルタイムで答えてもらえるくらいですよね
最後にちょっと余談ですがオビスのユーザー事例を読んでいて コロナ禍になって入社してずっと在宅で仕事をしてきた人が
出社してリアルに同僚たちと会って 実際に会ってみると意外に身長が高いんだなど
いろんな驚きがありますというエピソードがありました 私以前アシカがキャストで
ズームの画面越しだと身長とか体格が伝わりにくいという話をしましたが まさに同じことを言ってるなと思いました
リアルじゃないと伝わらないことも多いですが デジタルの得意なところを生かしつつ変容していけるような未来になるといいなと思います
今回は以上です
10:34

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