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2023-04-10 11:15

モリサワ&写研が再タッグのニュース&記者解説を見た(第645回)

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写研の書体をモリサワがフォント化することについて、取材&記者解説で掘り下げたニュース動画を発見。その感想と、写研&モリサワの再タッグまでの流れをDTP黎明期から知る者として話しました。
=== 目次 ===
モリサワ&写研再タッグのニュース&解説
モリサワと写研のヒストリー
写研の書体をモリサワがフォント化
100年じゃなく70年ぶりらしい
似たような別の話
■【フォント】絶滅危機の書体を救え!ライバル"モリサワ&写研"が再タッグ|社会部 西井紘輝記者 - YouTube
https://youtu.be/WF_pDzj63O4
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アシカガゲスト。
写研の初体が森沢によりデジタルのフォント化されるというニュースの動画をYouTubeで見ました。
アベマニュースのアーカイブ版でした。
デザイン、印刷、DTPに関わってきた人には、おお!というニュースなんですが、
このことについてここまで詳しく紹介しているものをネットの記事なども含めて初めて見ました。
とても興味深い内容でした。
ニュースとしての紹介は意外とあっさり終わるんですが、
その後、記者解説。
テレビ朝日の社会部の記者の西井さんという男性が
テレビ朝日のホンマアナウンサーという女性とのやり取りで色々解説してくれるんですね。
そこがかなりたっぷり時間もあって、初体フォントに興味がない人にも分かりやすいように
知ってる人にとっても楽しめるような内容で良かったですね。
色々解説してくれた記者の男性の方が初体好きなちょっとマニアっぽい人だったんですね。
そこが面白かったんですが、アナウンサーの女性の人も昔自分でホームページを作っていて、
いろんなフリーフォントとかを探してホームページに使っていたと言ってたのも印象に残りました。
当時本文のテキストにはそんなにいろんなフォントは使えないので、
画像にして使っていたみたいな話もちゃんとしていて、本当に自分で作ってたんだなと分かるエピソードでしたね。
なお動画のタイトルは本当とカッコ好きで書いてあって最初に
絶滅危機の初体を救えライバル森沢&車検が再タックというものです。
で、これどういう話かを説明したいと思います。
その動画では説明されていない部分も含めての紹介をしたいと考えています。
まず車検と森沢という2つの初体を扱っている会社があるんですが、
その創業者の2人はもともとは一緒に協力して日本で最初に写食機、写真食事機を作りました。
でもその後動画の中では方向性の違いと言っていましたが、
2人はたもとを分かつんですね。
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で、車検と森沢と別々な会社で写食を扱うわけですが、
その後印刷物の7割から8割は車検の初体が使われていたと言われているので、
車検と森沢をライバル企業と考えると、第一ラウンドは車検の勝ちみたいなことになると思います。
しかしその後デジタルで印刷物を作るDTP、デスクトップパブリッシングの時代になって、
日本では日本語のフォントでは森沢のフォントが事実上のスタンダードになりました。
DTPの本当に始まりの頃は森沢のフォントしか日本語のフォントは印刷できるクオリティーでは使えなかったので、シェア100%ですね。
私のイメージでは今でも印刷物の7、8割くらいは森沢のフォントじゃないかと思うんですが、
最近日本語フォントもいろいろ増えているので、もうちょっとシェアは低いかもしれません。
1987年にアドビと森沢が日本語ポストスクリプトフォントの共同開発を始めたんですね。
そして翌年の89年に日本語ポストスクリプトフォントが2所体、民調系とゴシック系ですね。
リューミンLKLと中ゴシックBBBがアップルのポストスクリプトプリンタのレーザーライターNTXJに搭載されるんですね。
ちなみにこのポストスクリプトプリンタはプリンター側にもフォントを入れる必要があるんですね。
その後いろんなポストスクリプト書体を森沢は作っていくんですが、
Macにインストールしないといけないし、プリンターにもインストールしなきゃいけないと。
当時は出力センターというのがあって、紙焼きとかフィルムに出力するにはそういうところで出力してもらわないといけなかったんですが、
出力センターはお客さんが持ってくるいろんなデータで使われているフォントが入ってないと出力できないので、
非常にお高いイメージセッターとかの出力機にお高いフォントをたくさんインストールしないといけなかったんですね。
当時はフォントのサブスクみたいなものもなかったですし、かなり森沢儲かってたんじゃないかなと思います。
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デジタルにいち早く対応したことで森沢が第二ラウンドというか、デジタルのフォントとしてはスタンダードな存在になったんですね。
一方社権は違う方向性を進んでデジタル化フォント化はしてこなかったんですね。
ところが2021年に森沢が社権との協業を発表します。社権の所在をオープンタイプフォントとして共同開発すると発表したんですね。
動画で記者の人が話していたことによると、きっかけは2019年に東京で初体関係のイベントがあったときに森沢が社権に社食機の古い資料を貸してもらえないかと相談したというのが始まりらしいです。
そして2024年、来年ですねに石民町石ゴシックという2つの社権の所在のオープンタイプフォントをリリースする予定になっています。
動画では開発している様子を画面でいろいろ見ることができました。
この社権の所在がフォント化されるデジタル化される2024年が社食機発明から100周年となかなか胸厚な展開になっています。
100年ぶりのタッグとニュース動画では見出しになってたんですが森沢のホームページの歴史を見ていると
終戦後にまた社権の創業者の石井さんと一緒に共同事業をやっているので、その協業を辞めたのが1954年となっているので70年ぶりのタッグということですね。
ただ70にしてもちょうどキリの良い数字になるというのが面白いですね。
なお社権の石井民調石井ゴシックは森沢のクラウド型のフォントサービス森沢フォンツのスタンダードプランで提供される予定ということです。
これは森沢としては森沢フォンツのサブスクのユーザーを増やすきっかけになるインパクトのあるフォントになると思います。
ちなみにDTPの黎明期の頃私は会社員としてDTPに関わるハードウェアソフトウェアを売る側の立場にいたんですが、
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展示会などでデザイナーの人にマックではDTPでは社権の書体が使えないんですよと説明するとみんながっかりしていました。
最後に似たような別な話をします。スクリーントーンの話なんですが、アナログで漫画を書く人が編み点とか模様とかを印刷されたノリの付いたシートを原稿に貼ってカッターで切り取ってということをやるんですが、
このトーンの今トップのブランドはICというところです。で別なトーンのメーカーのJトーンというところが倒産したときにJトーンのトーンの権利をICが買って復刻させたということが2020年にありました。
なお最初にスクリーントーンと言ってその後トーンと呼んでいたんですが、スクリーントーンというのはレトラセットの商標なんですね。ただ今はレトラセットという会社はなくなってしまっていてスクリーントーンという呼び方がトーンを指す一般名称みたいになっているようです。
確かNHKでもスクリーントーンと言っていたような気がします。ただこの商標の話を知っているとすべてのトーンをスクリーントーンと呼ぶことがちょっと違和感があるんですね。
ちなみにICのトーンはICスクリーンと呼びます。ICは今は会社名ではなくてブランド名で取り扱っている会社はG2と言います。G2はCOPICでおなじみの株式会社2の関連会社です。
ということで今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
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