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2020-06-29 05:53

CMYKとRGB(第287回)

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カラー印刷はCMYKのインクで刷られていることがよくわかる動画がツイッターでバズってたので、CMYKとRGBの話をしました。DTPの昔話要素が入っちゃってます。

■動画はこの@tatsumi93さんのツイートで見てください
https://twitter.com/kinshi93/status/1274344746928898048
※ちなみに元動画は海外の@Unexplainedアカウントのもので、@tatsumi93も@Unexplainedも動画ばかりアップしているアカウントでした。
なので、おそらくこの動画はもともと誰か別の人の撮影したものと思われます。

=== 目次 ===
オープニング by ムスメ
CMYKのインクでカラー印刷されることがよくわかる動画
色の三原色CMYとBlackでCMYK
光の三原色RGB
パソコンの画面はRGB、印刷はCMYK
DTPで印刷物を作るには最終的にCMYKの版を作る
しめの言葉
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00:00
紫陽花が咲く季節になりましたね。 アシカガキャスト。
ちょっと前にTwitterですごくバズっていた動画があって、シルク印刷を使ってインクを一色ずつ吸っていくと、最終的にカラーの綺麗な女の人が出てくるという動画がありました。
銀行で最初に担当した市ヶ谷の大手印刷企業で、こういうのいろいろ教えてもらったのが懐かしいという本文のツイートで、市ヶ谷の大手印刷企業でTwitterで検索すると多分見つかると思います。
10万回とか再生されてるみたいですね。 20万いいねとかついてますね。すごいですね。
この動画がまさに印刷物がCMYKのインクで印刷されている。 カラーの印刷物がその4つのインクだけで表現されるということがわかるすごくいい教材だと思いました。
CMYKというのはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの頭文字を取っていて、最後のKだけブラックの最後のKだとよく言われるんですが、実際は元々はキープレートのKらしいですね。
このKの話は深掘りしません。 シアンがちょっと水色っぽい青で、マゼンタがちょっとピンクっぽい赤で、イエローが黄色で、ブラックは黒でCMYKなんですが、シアン、マゼンタ、イエローが色の3原色で、この3つの色を掛け合わせることでほとんどの色が作れるんですね。
シアン、マゼンタ、イエローをそれぞれ1対1対1で掛け合わせると黒になるんですが、この掛け合わせた黒よりも黒インクの方がはっきりしていて画面が締まるということで、黒のインクも使うことになっています。
ちなみに蛍光色とか金色銀色などはCMYKでは作り出せないので、その場合は別途その色のインクを使って特色という扱いですることがあります。当然その分コストがかかるということですね。
CMYKの他に色の3原色としてRGBというのを知っている人は多いと思います。これはレッド、グリーン、ブルーの3色で光の3原色と呼ばれていますね。テレビとかパソコンの画面、スマホの画面とかすべてRGBで色を表現しています。
03:14
RGBはすべてが100%の明るさだった場合に白色になります。逆にすべてが0%のときは黒色です。なので電源が切れている状態のテレビとかパソコンとかスマホの画面は黒色ということですね。
でパソコンの画面はRGBで色を表現しているけど印刷物はCMYKで色を作るのでパソコン上の画面上の色と印刷物の色を合わせるというのがすごく難しいんですね。
DTPの世界においてはそこをいかに近づけていくかが永遠のテーマでしょうね。印刷物として出版されているもののほとんどはカラープリンターのようなものでカラーでビョーンと出てきているわけではなくてCMYKのインクで刷られていて
パソコンを使ったDTPで印刷物を作るというのは最終的にそのCMYKのそれぞれの版を作ることなんですね。版というのは出版のパンの版ですね。アルミなどで作られたプレートである意味版画の版みたいなものですね。
昔はパソコンからイメージセッターという機械を使ってCMYKそれぞれの版をフィルムで出力していました。そのフィルムをもとに焼き付け作業みたいなことをやって印刷用の版を作っていたらしいです。
ちなみに会社員時代イメージセッターの担当をしていた私の同期の人はカラオケでヤングマンの替え歌でYMCAの部分をCMYKに変えて歌って滑っていました。
今はコンピュータートゥープレイトと言ってコンピューターから直接印刷用の版を作ることができるようになっているらしいです。この印刷用の版を作ることをサッパンと言います。印刷の札に版画の版でサッパンですね。
ということでツイッターで見かけた動画からCMYKとRGBの話をしました。
05:53

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