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2022-04-04 10:20

Zoomのアバター機能とxpression camera(第521回)

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Zoomのアバター機能と、写真の人物をアバターのように動かせるxpression cameraを紹介しました。どちらもWebカメラで顔の動きを読み取り3Dの動物や写真の人物に反映させます。

=== 目次 ===
Zoomにアバター機能が付いた
ビデオオフよりアバターの方がいいかも
xpression cameraで写真を元にアバター
xpression cameraは基本有料
フェイク動画対策?
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Zoomにアバター機能が追加されました。
あらかじめ用意された3Dの動物の姿でビデオ会議に参加できます。
結構かわいい感じのシンプルな動物で、アメリカっぽい癖のある感じもなく、
日本人でも受け入れられるビジュアルだと思います。
自分の映像の顔の部分が動物と置き換わるとかではありません。
3Dの動物のアバターが自分の顔の動きに合わせて動くと。
VTuberのような完全に作られた、ある意味仮想空間の映像ということになります。
なのでカメラで映した後ろの背景とかも表示できませんし、手に持って何か見せるとかもできません。
表示されるのは動物の顔と首から下ちょっとくらいで、
一つの動物に対してTシャツバージョンとトレーナーバージョン、服装の違いで2種類ずつあります。
Webカメラ、インカメラでのこちら側の動きに合わせて口をパクパクさせたり瞬きしたりします。
瞬きはすごく忠実にしていました。
VTuber用のアバターだと、こちらが手を上げるとアバターも手を上げてくれたり、手の動きも連動したりするんですが、
このズームの動物アバターは手は出てきませんでした。
あくまでも顔の動きだけですね。反映するのは。
背景はバーチャル背景機能で好きな背景画像あるいは動画にできます。
ズームにはフィルター機能もあって顔を認識して眼鏡や帽子を合成したりもできます。
ただフィルター機能だと動きについてこれなくて、その顔がそのまま出てしまう可能性もあります。
バーチャル背景にしても人物の動きとかものを見せたりした時にバーチャル背景が外れて一瞬背景が映ったりすることもありますよね。
なので絶対顔出ししたくない背景も見せたくないという時にはアバター機能を使うのが確実ですね。
私はよくビデオはオフでズームでつないで画面共有しながらレクチャーをすることがあります。
03:03
メールやチャットでやりとりするよりも直接画面共有してしゃべりながら説明した方が早く確実だろうというケースですね。
そういう時にこちらとしても髭を剃ったり服を着替えたりしなくていいですし、相手も女性の場合特に常に顔出し ok という状況じゃないかもしれないので
ビデオオフで画面共有だけというのが楽なんですね。
ただそういうケースでも今後はアバターでお互い参加するというのはよりコミュニケーションが取りやすいような予感がしますね。
今後アバターの種類が増えたりある程度カスタマイズ性があったりするとよりいいなと思います。
そしてちょっと違ったアプローチでアバター的なものでビデオ会議に参加できるエクスプレッションカメラというツールも紹介したいと思います。
エクスプレッションカメラは1枚の顔写真の静止画を元にその写真に写ってる人物が喋ってるみたいに顔を動かせるそういうツールです。
ウェブカメラで写っている人の顔の動きを真似して動いてくれるんですね。
そしてエクスプレッションカメラの映像はズームなどからカメラとして認識されます。
なので静止画1枚から作ったアバターでビデオ会議に参加できるということですね。
きちっとした格好をして髪型もきちっとした自分の写真を1枚登録しておけば実際の自分はパジャマ姿で髪の毛ボサボサでもエクスプレッションカメラが生成してくれるちゃんとした格好の自分の映像でビデオ会議に参加できるというのが1つの使い方の例として紹介されていました。
このエクスプレッションカメラはかなり以前から話題にはなっていましたがやっとで正式版がリリースされました。
実際に使ってみたんですがあまり期待しすぎない方がいいという感想です。
うまく動くかどうかは写真にもよると思うんですが生成される画像がそこまで精度が高くないというか解像度的にそこまで高くないそこまでクリアじゃない映像になっている印象です。
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ただ使用用途がビデオ会議なのでそこまでクリアな映像は必要ないのかなとそこはちょっと割り切ってるのかなとも感じました。
あとあらかじめ用意されている写真がいくつかあってそこからも選べるんですがその中にはモナリザの絵とか犬とかいてそれらをこちら側の顔の動きに合わせて動かすことができました。
でも自分の手持ちの画像を追加して動かすときには人物の写真じゃないとダメだそうです。
多分リアルに描かれているイラストだと認識したりすることもあると思うんですが基本的にユーザーが追加して使えるのは顔写真のみということでした。
このエクスプレッションカメラを紹介しているニュース記事では無料で使えると書いているものもありましたが実質有料です。
お試し期間が7日間あってその間は全部の機能が使えます。
でもその後は無料版ではあらかじめ用意してある写真しか使えないということのようです。
なので自分の手持ちの写真を読み込ませてそれを動かして使うには有料版が必要なので実質有料と考えたほうが良さそうです。
月額8ドルまたは年払いで84ドルといった金額設定になっています。
紹介してなかった機能としてはまずバーチャル背景機能があって読み込んだ写真の人物部分だけを認識して背景は別な画像で差し替えることもできます。
録画機能もあってエクスプレッションカメラ単体で映像を録画することができます。
個人的にはイラストや動物を喋らせられたら面白いなと思ったんですが人物の写真だけとなるとあまり用途が思い浮かばないかなと感じています。
芸能人の顔を使って喋らせて遊ぶというのは思いつきますがそれは大っぴらにおすすめできないというかディープフェイクとかにつながる問題ですよね。
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フェイク動画が作れちゃいますね。なのでそこまで精度が高くないということかもしれません。
必ず映像にエクスプレッションカメラのロゴが映ってるんですがこれもフェイク動画の対策なんでしょうね。
多分有料版にしてもロゴが消えないんじゃないかと思います。
それなら寝巻き姿で頭ボサボサでも写真を元にしたきちっとした姿でビデオ会議に参加できると言ってもエクスプレッションカメラのロゴが入ってるからバレちゃうよねということかなと思います。
エクスプレッションカメラはバーチャルカメラとして使えるのでzoom以外でもいろんなビデオ会議で使えるところがいいですね。
zoom以外のビデオ会議にzoomのアバター機能で参加できるといいなとそういう無理なお願いを実現できないかなと考えたりもしています。
今回は以上です。
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