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2019-04-17 10:03

第35回「Procreateのテキストツールでマンガの文字を入れました」

Procreateのテキスト機能を、日々描いている2コママンガの文字入れに使いました。縦書きが使えて日本語フォントをあとから追加もできて、問題なく使うことができました。従来は1回Macで文字部分を作って画像にしたものをProcreateに読み込んで使っていました。たぶんスピード的には従来の方がはやいんですが、文字があとから変更できたり、あとから自由に文字を追加できるメリットは大きいです。
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第35回、アシカガキャストです。
iPadのお絵かきツール、Procreateにテキスト機能がつきました。
私はProcreateを使って毎日2コマの漫画を書いているので、早速テキスト機能を使ってみました。
私の漫画は文字は縦書きで入れてるんですが、Procreateのテキスト機能は縦書きがOKという情報を先に仕入れていたのでやってみました。
使ってみて、MacのDTPツールとかまでの機能はないですが、
iPadとかiOSで使うアプリのテキストツールとしてはかなり高いレベルにある、非常に使えるものだと思いました。
バージョンアップしてProcreateを立ち上げると、最初にムービーで新しい機能を紹介してくれて、
それがすごくかっこいい感じで、見せ方がすごい上手いですし、映像の撮り方とかがすごいかっこいいんですね。
テキストツールはこうやって使うんだみたいなことがだいたいわかるので、すんなり入っていけて気が利いてるなと思いました。
上に並んでいるアイコンのレンチみたいな形をしたアクションメニューのところからテキストを挿入するんですが、
挿入したらいきなりテキストが入る、ダミーのテキストが入って、それに対して文字を打ち替えたりとかサイズを変えていくみたいなやり方です。
これはAppleのマークアップもそういう感じの操作法なんで、わかりやすいんだと思います。
最初テキストを縦書きにする方法がわかりにくかったんですが、文字をダブルタップして選択すると、
そこに出てくるメニューで、コピーとかペーストとかのメニューの中に横方向とか縦方向というのがあるので、それで切り替えるようになっています。
文字のところにいくらタップしてカーソルを入れても何も出てこないので、もしかしてコピーペーストとかもできないのかなとか最初思ったんですが、
2回トントンと押すと選ばれて、考えてみたらこれがiOSの文字の選び方だよなというふうに思った次第です。
フォントは標準でひらぎの3図が2つの太さが入っているんですが、W3とW6なんですが、これが意外と中途半端で、
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細い方はちょっと細すぎるし、太い方はガーンと大きく使うにはちょっと細いという、中途半端な太さの2つの書体が入っています。
フォントはファイルを用意すれば読み込ませることができるので、太さの種類がいっぱいあるフォントを入れておくと便利だろうと思ったので、
弦の角ゴシックという7つの太さがあるフォントを入れました。これはnot sansというフォントと基本的には同じものです。
ネットでダウンロードして無料で使うことができます。
これフォントメニューだとソース半というSで始まるところに出てくるんですが、今回私の漫画ではこれのミディアムという太さを使っています。
あと漫画用のフォントでF910シンコミックタイというこちらも無料でダウンロードして使えるフォントがあるんですが、これもインストールして使えるかどうかは確認して使いました。
これは漫画ならではのひらがなカタカナはミンチョウタイで漢字がゴシックというフォントです。
肝心のテキストツールの機能なんですが、フォントのサイズを変えたりとかできるのは当然で、行間も変更できるので普通に使う分にはそれだけでも十分なんですが、文字のカーニング文字詰めとかも変更ができます。
大きく使う文字とかの場合は、例えば句頭点の後の文字をもうちょっと詰めたいとか、手動で文字を詰めていくという作業をDTP的にはやるんですが、そういう作業がこのProcreateのテキストツールでもできます。
カーソルを入れた位置で前の文字との間隔をどんどんカーニングで詰めるということができるようになっていて便利です。
文字を打った後、テキストのブロック自体を2本指で広げて拡大とか縮小みたいな操作はできません。
テキストを斜めにしたりもできません。
斜めにしたかったらラスタライズする、もう文字として扱えないビットマップに変換する必要があります。
テキストは必ずテキストレイヤーになっているんですが、選択ツールで選択してしまうとその時点でラスタライズされるような仕様になっていて、
ラスタライズした後で変形とかはできるんですが、ビットマップになってしまうので当然拡大とかすると荒れてしまうとちょっと汚くなってしまうということですね。
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レイヤーを結合してもすぐにビットマップになってしまいます。
テキストとして扱い続けたい場合はテキストレイヤーを選んでメニューからテキストを編集という風にして編集すれば位置を動かしたりとかフォントサイズとして大きさを変更したりみたいなことができます。
なので後でテキストを打ち替えられる後でフォントサイズを大きくしたりしても綺麗に扱えるという状態で扱いたければテキストレイヤーのまま打ったテキストの一塊の分ずつテキストレイヤーがいっぱいできるのでそのテキストレイヤーのまま扱い続けないといけないということで
ちょっと気を配りながら作業をする必要はありますが他で作ったテキストを画像にしたものを取り込んで使うみたいなことをやらなくて良くなるので嬉しいですし予想以上に完成された機能として出てきたので良かったなと思っています。
縦書きで使っている時ですけども全角で打たなくても半角の英語とか数字も全部縦になります。2桁の数字を縦にするみたいな縦中横みたいな機能はさすがにないです。
プロクリエイトで書いた私の漫画はインスタグラムで機能のハイライト機能が漢字でハイライトがカタカナで検索していただくと出てくると思います。
アシカガキャストのツイッターとかスペクトラムにもリンクか何かを載せておきます。
すみません間違えたことを言っていたので補足です。
文字の回転ができないと言いましたができました。
テキスト編集状態で上の矢印のアイコンのボタンを押すとプロクリエイトのおなじみの拡大したり縮小したり回転させたりするツールの状態になるので
その状態で回転させたり拡大縮小したりしてもちゃんとテキストとして後で打ち替えたりできる状態のままです。
縦横比を保ってない状態で縮めたりできるので文字に頂帯を書けたり平帯を書けたりしたような状態にもできます。
左右反転とか上下反転してもなんとテキストの状態のままです。
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調子に乗ってワープ機能の高度なメッシュで文字をグニャグニャとしたら流石にラスタライズされてしまいました。
というわけで私はテキストを打った後、選択範囲のツールを使って囲んでしまったことによってラスタライズされてしまうので
ラスタライズしないと図形みたいに扱って回転とか拡大縮小できないと思っていたんですが
矢印のアイコンを押せば回転できますし、通常のプロクリエイトの使い方で変形をかけたりみたいなことができるということでした。
最初に話した情報が間違えていて失礼いたしました。
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