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アシカガキャスト!
日本放送のオールナイトニッポンの過去の放送をサブスクで聞き放題という、
オールナイトニッポンジャムというアプリが登場しています。
今のところ、スマホのアプリだけでパソコンで聞いたりはできないみたいですね。
どんな番組が入っているのか見てみたくて、とりあえずアプリをインストールしたんですが、
サブスクの購入をしないと全く中を見ることができなかったので、
1ヶ月無料トライアルということもあり、サブスクリプションの登録をしました。
月額500円なんですが、無料トライアルだけで解約してもOKということです。
無料で聞けるものもあるということなんですが、サブスクリプションの登録をしないと何もできない状態でした。
これはいずれ改善されるかもしれません。
で、登録して早速中を見てみたんですが、
まず思ったのは番組数もエピソード数も少ないということですね。
寝落ちした夜を取り戻せというキャッチフレーズなんですが、
エピソード数があまりに少なくて取り戻せる人は今の段階では少ないんじゃないかと思います。
なおこのアプリでの用語がわからないんですが、
オードリーのオールナイトニッポンとか、
駆動カンクローのオールナイトニッポンとかの区別を番組と呼んで、
それぞれの何月何日放送、何月何日放送という一個一個の回のことをエピソードとここではそう呼びます。
エピソードという言い方がポッドキャストでは一般的なのでわかりやすいかと思います。
番組数に関しては2000年代以降のものなので、
その中ではそれなりに網羅しているのかもしれませんが、
おっさんとしてはもっと昔のも聞きたいなという意味を込めての番組数が少ないという印象ですね。
ただエピソード数も少なくて、だいたい一個の番組に対し7エピソードくらいしかないんですね。
私が見た限り、乃木坂46のオールナイトニッポンも、須田まさきも、久保光朗の大町美音子も、7エピソードしかありませんでした。
オードリーのオールナイトニッポンは数が多いんですが、それでも18本でした。
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エピソードにチャプターがついているものもほとんどなくて、私が見た限りオードリーのオールナイトニッポンの一部のエピソードについているだけでした。
チャプターは目次のようなもので頭出しできるんですね。
今の段階では一つの番組に絞って考えると、どれを聞こうかと膨大なアーカイブの前で呆然とするということはないんですね。
ただ番組の数はそれなりにありますし、今後エピソード数も増えていくと考えると、どうやって聞きたいエピソードを探していくかというのはポイントになってくると思います。
検索機能があって、それぞれのエピソードの紹介文のテキストが検索に引っかかっているみたいなので、そこは便利だと思います。
欲を言えば、すべての音声ファイルを文字起こしして、これは機械的にできると思うんですが、しゃべっている内容から検索できると便利だと思います。
あとはユーザーのレビューとか、いいねの数のランキングとかあるといいんじゃないでしょうか。
エピソードをシェアする機能があって、そのリンクを使ってツイートしている人がそこそこいました。そういう口コミも聞くエピソードを探すのに役立つでしょうね。
シェアするときにリンクがあるんですが、スマホだとそのリンクからアプリのそのエピソードを開くことができます。
パソコンの場合はブラウザで一応そのエピソードが表示されるんですが、聞くことはできません。
でもブラウザ上でエピソードと説明文を見る手段が一応あるんだなと。
じゃあこれでオールナイトニッポンジャムのアプリを入れてない人でもどんなエピソードが収録されているか見ることができるかもと思いました。
でもそのエピソードと直近の4件のエピソードしか表示されないので、この番組に今どれだけエピソードが聞けるようになっているのかはわからないですね。
エピソードではなくて番組そのものをシェアすることもできたんですが、そのリンクを使っても直近4件のエピソードのリストしか見られませんでした。
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あと音声系のアプリの場合、再生しながらいかに他のことができるかというのもポイントだと私は思います。
オールナイトニッポンジャムではエピソードの再生中でも一覧を見たり検索したりして他のエピソードを探したり他の番組を探したりできるのでそこはちゃんとしていると思いました。
ただエピソードを1個選んじゃうと即そのエピソードが再生されるのでそこは好みの分かれるところかなと思いました。
一覧では説明文が途中までしか表示されてないので説明文全部読みたいと思ってタップするとそのエピソードの再生が始まっちゃうんですね。
再生速度は等倍の他に1.2倍、1.5倍、2倍、0.5倍が選べます。再生倍率のところをタップするごとに1倍、1.2、1.5、2、0.5と切り替わっていくので一発で1.5とか選べないんですね。
これも好みの分かれるところかなと思います。この辺は他のアプリもスライダーだったりプルダウンぽかったりと様々ですね。15秒飛ばし15秒戻しもあります。
ポッドキャストをやってる人間としては音声サービス音声アプリというものが注目を集めるのはポッドキャスト界にも多少はメリットあるかと思うんですがあまりポッドキャストには良くも悪くも影響はないでしょうね。
一方でほぼ日刊糸井新聞が聞くほぼ日というのをやっていてこれはポッドキャスト界に多少影響はありそうです。というのも聞くほぼ日は有料コンテンツと無料コンテンツがあって無料のものはポッドキャストでも配信されてるんですね。
アップルポッドキャストグーグルポッドキャストスポティファイで聞けますと書いていたんですが別に限定公開というわけではなくて他のポッドキャストのプラットフォームでも聞けると思います。
私はオーバーキャストで検索したらちゃんと出てきました。ちなみにその時検索してるとほぼ日刊糸井新聞ポッドキャストというのも見つけました。2006年に配信していて三浦潤が喋っていました。
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聞くほぼ日はyoutube版もあって映像は静止画のみで音声が聞けるというスタイルのものでした。
アシカガキャストも同じようにyoutubeで静止画1枚と音声で聞けるようになっているので仲間だと思いました。
聞くほぼ日の有料のものはaudiobookjpeaudibleで配信していてそれぞれのプラットフォームの聞き放題のプランに対応しています。
ポッドキャストにaudiobook2と既存のプラットフォームを利用しているところに個人的には好感を持ちました。
特にポッドキャストを聞く習慣のない人にポッドキャストを聞いてもらいたいという時には自分の番組以外にこういうのもあるよと。
ラジオ番組のポッドキャスト以外でメジャーなコンテンツがあると進めやすいと思うので聞くほぼ日がポッドキャストで聞けるというのはありがたいと思います。
今回は以上です。
