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2022-07-12 09:40

通販ページにフォームビルダーJotformを使う(第554回)

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カートの機能は欲しいけど決済までは不要というオンライン通信販売のニーズがあります。フォームビルダーのJotformで商品リスト&カートの仕組みが使えるようになったので、使ってみてのレポートです。

=== 目次 ===
カートだけで決済はいらない通販のニーズ
Jotformに商品リスト&カートの仕組み
アプリ的な挙動のECページも作れる
Jotform Store Builderの惜しいところ
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アシカガキャスト。
ネット通販、ECの話です。
ECサイトを作りたいという時に、
ベース、ストアーズ、JPなど無料で始められる便利なサービスが増えていて、
ショッピファイという海外のサービスも評判いいみたいですし、
簡単ウェブサイトビルダーのWixでも通販サイトは作れるなど、
いろんな選択肢があっていい時代になっています。
とはいえ、私がお付き合いしているような小規模な事業者の場合、
決済の仕組みは必要ないんだよねと、カートの仕組みだけが欲しいというニーズが結構あります。
その理由の一つは、クレジットカードなどの決済を導入すると、
手数料とかそれなりに取られちゃうというのがまずあります。
手続とかもあってちょっと面倒ですね。
さらに送料の計算も難しいので、
その辺も最近はいろいろ細かく計算できるようになったりしてるんだとは思いますが、
1回注文を受けた上で送料を含んだ正確な数字を出して、
その金額を銀行振り込みしてもらえばいいと、
そういうレベルの話が私に来る相談としては結構多いです。
で、そうなると結局フォームでいいよねと。
ウェブでよく見かけるウェブフォーム。
それに何を注文するかという情報と名前とか住所とか入れてもらって、
一旦買いたい人からアクションを起こしてもらえば、
あとは個別にやり取りすればいいわけですね。
とはいえ複数商品を頼んだ時に合計金額が出たり、
複数個頼んだ時に金額がちゃんと計算されるとより嬉しいですよね。
そこで私が使っているJotFormというフォームのサービスの紹介になります。
JotFormに商品リストを作る機能が追加されて、
簡単ながらカート的な仕組みも使えるようになっています。
カスタマイズ性はあまり高くないんですが、
商品名と値段、説明文、商品写真を登録すると、
通販サイトっぽい見た目でタイル状に商品を並べることができて、
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横に2個か3個商品が並ぶレイアウトにできます。
スマホで見た場合は全部縦並びですね。
商品写真は複数登録することができて、
商品写真をクリックするとスライドショーみたいに写真を切り替えて表示することができます。
商品に対して、例えば色違いとかサイズ違いとか、
そういうオプションを設定することもできます。
そしてユーザーは各商品の欲しい個数をフルダウンで選ぶとか、
数値で入力するとか、その辺も選べるんですが、
指定していくと合計金額が下に表示されるという仕組みです。
その下に名前とか住所とかメールアドレスとかを入れるフィールドも用意した縦に長めになってしまいますが、
一個のフォームとしてフォームを送信して注文ということになるんですね。
ジョットフォームではフォームを複数ページに分割もできるので、
商品を選び終わったら次のページに進んで、
次のページで名前とか住所とかの情報を入力してもらうというふうにもできます。
送料の設定もできるんですが、単純なことしかできなくて、
商品それぞれの基本の送料と複数個頼んだ時に1個あたりいくら追加するかの設定しかできません。
なので複数個注文した時に1個あたりの送料がどんどん加算されていくことになってしまいます。
あと決済の仕組みとの連携もできるようには設定されています。
PayPal、Stripe、Square、Apple Pay、Google Payなどが使えます。
ただ決済の仕組みを使うんだったらどの道手数料はかかってきますね。
ただやっぱりBaseとかStores.jpのようなECのプラットフォームを利用しての手数料よりは安く済ませることができるはずです。
ここまではJotFormのフォームの機能でECページというか通販用のフォームを作る話でした。
それとは別にJotFormでアプリを作るという機能があるんですね。
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これもそこそこ最近できるようになった機能なんですが、アプリとしてECアプリ的なものを作ることもできるんですね。
お店向けにJotForm Store Builderという名前をつけて紹介ページもあります。
商品リストを作る機能は基本的にはさっき紹介したフォームの方とできることはだいたい同じです。
ただ出来上がったサイトとしてはアプリと言ってるだけのことはあってこっちの方が操作性がいいです。
ユーザーが商品リストを横2つ並びか3つ並びか1列だけの縦並びかに切り替えることができたり、商品検索機能をつけられたりします。
常に画面の右上にカートのアイコンがあって何個カートに入っているか数字で出ていたり、画面の下に合計金額の書かれたボタンがあってそこを押すとすぐに注文の画面に行けるというところもアプリっぽいですね。
あとアプリ版はログインの機能もあります。リピーターが多い通販サイトにはいいでしょうね。欲しい商品を一旦保存しておくお気に入りの機能もあります。
ただこのジョットフォームストアビルダーで作る通販アプリは最後のお客様情報を入れるフォームが日本語化されてないんですね。
結構頑張って日本語化されていて、最後のフォームのところの項目を選ぶところはお名前とか住所とか日本語化されているのに、実際に表示されるフォームは全部英語なんですね。
住所入力のフォームも全くカスタマイズができなくて、国を選ぶプルダウンとかあってちょっと私のお客さんがターゲットにしているようなごくごく一般的なデジタルリテラシー低め英語も苦手な層には厳しいなと思いました。
そこさえクリアされればすごくいいんですけどね。なので最終的に合計金額やここに振り込んでくださいというやりとりはメールでやるんだったら、住所や電話番号などを聞くのもメールでやるというのも一つの手かなとも思いました。
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そのアプリでは注文する人の情報としては名前とメールアドレスぐらいにしておいて、あとのやりとりはメールでやるという発想もありますよね。それくらいだったらフォームの説明のテキストが全部英語でもなんとかなるかなと思います。
ということでフォームのサービスのJotFormを使った通販用ページ、通販用ウェブアプリがいい感じという話でした。
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